こんにちは、「キャリア・エックス」編集部です。
さらに、2026年に注目したいSaaS企業も取り上げ、成長性やキャリアの魅力を総合的に理解できる内容になっています。
目次
求人を見ても
自分に合う仕事"がわからない、
絞れない、迷っていませんか?
キャリア・エックスでは、キャリアコーチング5000人以上のノウハウをもとに、あなたの強みや将来像から最適な選択肢をご提案し、納得できる転職活動をサポートします。
まずはキャリア相談から、お気軽にご相談ください。
SaaSとは?クラウドで利用できるソフトウェアサービス
SaaSとは、正式には「Software as a service」といいます。これを略してSaaS(サーズまたはサース)と呼んでいます。これまでのソフトウェア配布モデルでは、ユーザーはソフトウェアを購入してインストールする必要がありました。
しかしSaaSでは、ユーザーはソフトウェアを所有するのではなく、必要な機能をインターネット経由で利用することができます。SaaSの代表的な特徴として、以下の2点が挙げられます。
SaaSの特徴①:インターネット環境があれば場所を選ばず利用できる
これまではソフトウェアを購入して特定のデバイスにインストールしていたため、そのデバイスがないと利用することができませんでした。
一方SaaSはインターネットがあれば、特定の情報を入力することでどのデバイスからでもどこからでも利用することができます。そのため、多様な働き方が出てきた現代に合ったサービスとなっています。
SaaSの特徴②:複数のメンバーで管理・編集・閲覧できるサービスが多い
サービスにもよりますが、SaaSでは複数のメンバーが同時に同じデータを閲覧できるだけでなく、編集内容がリアルタイムで他のメンバーにも反映される仕組みを採用しているものが多くあります。これにより、離れた場所にいるメンバー同士でも、同じ情報を見ながら同時に話し合いを進められます。
その他にも、これまで時間がかかっていた業務がDX化され、これまでの半分の時間で作業を終えることができるなどメリットがたくさんあり、バックオフィス向けSaaSなどいくつものSaaSプロダクトが急激に拡大してきました。
今後は、少子高齢化に伴う人手不足によって業務効率化の必要性が高まることに加え、リモートワークなどの新しい働き方が定着していることから、SaaSの利用はさらに拡大していく可能性があります。
身近なSaaSの例
身近なSaaSで言うとGmailが挙げられます。今や日本人の多くが利用しており、会社で利用しているメールはGmailだという方も多いのではないでしょうか。
このGmailはPCで見ているものをスマートフォンでも同じように見ることができ、1つメールを開けばそのメールはどのデバイスから見ても開封済みになります。
他にも同じGoogle社が提供しているGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなども同様にSaaSであり、普段利用している方は、インターネットがあればどこでもどのデバイスからでも見ることができ、閲覧・編集なども同時に行えることがわかるでしょう。
【売上高】国内SaaS企業ランキング
国内SaaS企業の売上高のランキングはこちらです。
※2026年3月時点
※売上高は各社の直近通期決算をもとに作成しています。決算期は企業によって異なります。
| 企業名 | 売上高(百万円) | 前年同期比 | |
| 1 | 株式会社エス・エム・エス | 60,952 | 12.9%増 |
| 2 | 株式会社マネーフォワード | 50,350 | 24.7%増 |
| 3 | 株式会社ラクス | 48,904 | 27.3%増 |
| 4 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント | 46,984 | 12.0%増 |
| 5 | Appier Group株式会社 | 43,737 | 28.4%増 |
| 6 | sansan株式会社 | 43,202 | 27.5%増 |
| 7 | サイボウズ株式会社 | 37,430 | 26.1%増 |
| 8 | freee株式会社 | 33,270 | 30.8%増 |
| 9 | SREホールディングス株式会社 | 26,691 | 10.2%増 |
| 10 | 株式会社EMシステムズ | 23,657 | 4.7%減 |
ここからは、売上高が高い企業の中から厳選した5社をご紹介いたします。
※本記事の売上高・平均年収は、各社の有価証券報告書、決算短信、IR資料などの公開情報をもとに作成しています。決算期は企業によって異なるため、同一期間の業績比較ではありません。また、平均年収は提出会社単体の従業員情報であり、職種・雇用形態・グループ会社によって実際の給与水準は異なる場合があります。
株式会社エス・エム・エス

株式会社エス・エム・エス(以下、エス・エム・エス)は、医療・介護・ヘルスケア分野に特化した情報サービスを提供する企業です。
「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」をミッションに掲げ、医療や看護、介護業界の課題解決を目的とした事業を展開しています。
2025年3月期の売上高は約609億円で、前年同期比より12.9%増加しています。 高齢化社会の進行に伴い、医療・介護業界の需要が高まっており、エス・エム・エスのサービス利用者数も増加傾向にあります。
株式会社エスエムエスが手掛けるSaaSサービス
エス・エム・エスは、医療・介護業界向けに多様なサービスを展開しています。
カイポケは、介護・看護・障害サービス対応をタブレットやスマホで記録できるようにするサービスです。予定実績データを入力するだけで、国保連請求や利用者請求を自動作成してくれます。人手不足で残業が続く看護・介護業界での業務効率化に繋がっています。
株式会社エス・エム・エスについては、こちらの記事もぜひご覧ください。
株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワード(以下、マネーフォワード)は、個人および法人向けのクラウド型金融サービスを提供する企業です。「お金を前へ、人生をもっと前へ」をミッションに掲げ、ユーザーの資産管理や経理業務の効率化を支援しています。
最新の財務データによると、売上高は503億円で、前年同期比で24.7%の成長を遂げています。 個人・法人ともに伸びておりますので、まだまだ拡大していける部分は多く、個人の資産管理ニーズや、中小企業のバックオフィス業務効率化の需要増加に伴い、今後もサービス利用者数も拡大しています。
株式会社マネーフォワードが手掛けるSaaSサービス
マネーフォワードが提供する主なサービスには、個人向けの資産管理・家計簿アプリ「マネーフォワード ME」や、法人向けのクラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計」などがあります。これらのサービスは、ユーザーの資産状況の可視化や、経理業務の効率化をサポートし、多くの支持を得ています。
株式会社マネーフォワードについては、こちらの記事でもご覧いただけます。
株式会社ラクス

株式会社ラクス(以下、ラクス)は、中小企業の業務効率化を支援するクラウドサービスを提供する企業です。「ITで企業の成長を加速させる」をミッションに掲げ、企業のバックオフィス業務における課題解決を目指しています。
2025年3月期決算によると、ラクスの売上高は489億で、前年同期比より27.3%増となっています。働き方の見直しや人手不足により、業務効率化のニーズが高まっていることから、IT投資をする企業が増えてきており、ラクスが提供するサービスの利用社数も増加傾向にあるようです。
株式会社ラクスが手掛けるSaaSサービス
ラクスは、クラウド型業務効率化ツールを提供する企業で、「楽楽精算」や「楽楽明細」、「メールディーラー」など、多岐にわたるサービスを展開しています。
これらのサービスは、経費精算、帳票発行、メール共有など、これまで中々DX化が進められてこなかった企業のバックオフィス業務を効率化し、生産性を向上させることを目的としており、中小企業から大企業まで幅広い業種・規模で活用されています。
「楽楽精算」は2023年9月時点で累計導入社数15,000社を突破、「楽楽明細」は同時点で8,000社を超えています。リモートワークを実施する企業も増えているため、今後も導入社数は伸びていくことが期待されるサービスです。
株式会社ラクスについては、こちらの記事にもまとめているのでぜひご覧ください。
Sansan株式会社

Sansan株式会社(以下、Sansan)は、法人向けクラウド名刺管理サービスを提供する企業です。
2025年5月期の決算によると売上高は約432億円で、前年同期比で見ても27.5%の増収となっています。Sansan/Bill One事業、Eight事業両方において増収となっており、解約率も下がっているため、今後も期待ができるでしょう。
Sansan株式会社が手掛けるSaaSサービス
Sansanが提供する主なサービスには、法人向け名刺管理サービス「Sansan」と、個人向け名刺アプリ「Eight」があります。
「Sansan」は、企業内の名刺情報を一元管理し、営業効率の向上や人脈の可視化を実現します。「Eight」は、個人の名刺管理とビジネスネットワーキングをサポートするアプリとして、多くのビジネスパーソンに利用されています。
sansan株式会社については、こちらの記事にもまとめておりますのでぜひご覧ください。
サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社(以下、サイボウズ)は、グループウェアの開発・提供を行う企業です。
ビジネスハイライトによると2025年12月期の売上高は約374億円を突破し、前年比26.1%増で、過去最高を記録しています。「kintone」は海外展開も進めており、多言語対応や海外拠点での販売を通じて、国内外での利用拡大を目指しています。
サイボウズ株式会社が手掛けるSaaSサービス
サイボウズが提供する主なサービスには、ノーコードで業務アプリが作成できるプラットフォーム「kintone」や、グループウェア「サイボウズ Office」などがあります。これらのサービスは、チーム内の情報共有や業務プロセスの効率化を促進し、多様な業種・規模の企業で活用されています。
【平均年収】国内SaaS企業ランキング
それではここからは、国内SaaS企業の平均年収を見ていきましょう。(2026年3月時点)
| 企業名 | 平均年収 | |
| 1 | AI inside株式会社 | 987万円 |
| 2 | 株式会社プレイド | 939万円 |
| 3 | トヨクモ株式会社 | 895万円 |
| 4 | HENNGE株式会社 | 848万円 |
| 5 | アステリア株式会社 | 833万円 |
| 6 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント | 814万円 |
| 7 | 株式会社サイバーセキュリティクラウド | 812万円 |
| 8 | Sansan株式会社 | 780万円 |
| 9 | 株式会社ユーザベース ※現在は非上場 | 759万円 |
| 10 | SREホールディングス株式会社 | 714万円 |
平均年収が高い企業の中から厳選した5社をご紹介いたします。
AI inside株式会社

AI inside株式会社(以下、AI inside)は独自のAI技術を用いてDX推進ツールを提供する企業です。2015年に設立され、「AIで、人類の進化と人々の幸福に貢献する」というパーパスのもと、誰もがAIを作り・使うことができるサービスを提供しています。中でも、AIによる手書き文字認識サービスでは、6万を超えるユーザーへの導入実績を誇っています。
AI insideの平均年齢は39.9歳、平均年収は987万円(参照:日経新聞 企業概要)と国内SaaS企業の平均年収の中でもトップクラスの水準です。
働き方も柔軟で、自身のライフスタイルに合わせた働き方の選択ができる「Work From Anywhere」という制度があり、オフィス出社とリモートワークの利点を活かして働くことができます。
AI inside株式会社が手掛けるSaaSサービス
AI insideでは社内データを知識化し業務に直結するAIエージェントを誰でも構築できるプラットフォーム「Leapnet」を主軸に展開しています。
独自開発の日本語に特化したLLM(大規模言語モデル)によって実務においても安心できる品質を保持しています。あらゆる業界、業種のデータ活用に対応できるため、民間企業だけでなく政府機関や地方公共団体にも普及している点が特徴的です。
株式会社プレイド

株式会社プレイド(以下、プレイド)は、「データによって人の価値を最大化する」をミッションとして掲げ、テクノロジーを活用して人々の行動や感情を正しく理解し、そこから生まれる新しい価値を世の中に増やし続けるためのサービスを提供しています。
プレイドの平均年齢は35.2歳、平均年収は939万円(参照:従業員データ)と、業界平均を大幅に上回る給与水準が特徴です。労働の時間や場所とパフォーマンスはリンクしないと考え、スーパーフレックス制度やリモートワーク可能な働き方となっています。
また、ルールも最小限に抑えるように意識しており、休暇の取得はカレンダー登録で完結したり、基準以下の支払い依頼は連絡ツールのみで完結するような仕組みを取り入れています。
株式会社プレイドが手掛けるSaaSサービス
プレイドが提供する主なサービスには、顧客体験プラットフォーム「KARTE」があります。「KARTE」は、Webサイトやアプリ内での顧客行動をリアルタイムで把握し、それぞれの顧客に合ったコミュニケーションや施策を提供するためのツールです。このサービスにより、企業は顧客満足度を向上させ、ビジネスの成長を加速させることが可能になります。
トヨクモ株式会社

トヨクモ株式会社(以下、トヨクモ)は、クラウドを活用した業務効率化ツールを提供する企業です。「すべての人を非効率な仕事から解放する」をミッションに掲げ、生産性を高めるためのサービスを提供しています。
トヨクモの平均年収は895万円です。2020年から2024年の5年間で平均年収が225万円アップしており、しっかりと会社の売上が社員の年収に還元される会社だと言えるでしょう。
2024年には、人事制度に新たにグレード制度を導入し、成果を正当に評価し合える社内体制で、社員がパフォーマンスを発揮できる環境となりました。
※参照:有価証券報告書
トヨクモ株式会社が手掛けるSaaSサービス
トヨクモが提供する主なサービスには、「安否確認サービス2」「kintone連携ツール」などがあります。「安否確認サービス2」は、災害時に従業員の安否を迅速に確認するためのクラウドサービスで、多くの企業のBCP(事業継続計画)を支えています。
また、kintoneとの連携ツールを提供することで、業務プロセスの効率化をさらに促進し、企業の競争力向上に寄与しています。
株式会社ユーザベース

株式会社ユーザベース(以下、ユーザベース)は、ビジネスパーソン向けに意思決定をサポートする情報プラットフォームを提供する企業です。
「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」をミッションとして掲げ、データとテクノロジーを活用して、迅速かつ的確な経済に関する情報を提供することで、多くのビジネスパーソンの支援をしています。ユーザベースの平均年収は、759万円です。
年収の決定に関しては勤続年数や年齢は関係なく、ユーザベースが掲げているミッションや7つのバリューを体現できているかや成果をどれくらい出せているかによって決められます。年功序列型ではなく成果主義型であることから、頑張った人がしっかりと評価される体制が整っています。
※出典:EDINET閲覧(提出)
※ユーザーベース社は現在、上場廃止しています。
株式会社ユーザベースが手がけるサービス
ユーザベースが提供する主なサービスには、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」、ビジネスニュースアプリ「NewsPicks」などがあります。
「SPEEDA」は、企業や業界情報を網羅し、効率的なリサーチを可能にするツールです。「NewsPicks」は、専門家や記者による深い洞察を得られるニュースアプリとして、幅広い支持を集めています。
その他にも様々なサービスを手がけていますので、ご興味がある方はぜひユーザベースのHPをご覧ください。
株式会社ユーザベースにご興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
HENNGE株式会社

HENNGE株式会社(以下、HENNGE)は、主に企業向けクラウドセキュリティサービスを開発・提供するSaaS企業です。
「テクノロジーの解放で世の中を変えていく」という理念のもと、クラウドサービスやSaaSの解放を通じた企業の生産性向上を支援する事業展開を行っています。HENNGEの平均年収は848万円、初任給も534万円と非常に高い給与水準です。
HENNGEは2013年頃から海外エンジニアの採用を強化しており、現在は社内の約20%が海外メンバーのため社内公用語が英語に設定されていたり、多様性に配慮した組織運営を実施しています。
※参照:IRバンク
HENNGE株式会社が手掛けるサービス
HENNGEが提供するサービスは、国内シェアNO1のクラウドセキュリティSaaS「HENNGE One」です。
自由で柔軟な働く環境を実現するために多くの企業では、様々なクラウドサービスが導入されています。HENNGE Oneは様々なサービスに対してID統合や不正アクセス対策、メールやクラウドストレージからの情報漏えいから企業を保護する機能などを展開し、多くの企業が効率的にクラウドサービスを活用し、理念でもある「テクノロジーの解放」を実現しています。
SaaS企業を選ぶときに見るべきポイント
ここまで、売上高や平均年収をもとに国内SaaS企業を紹介してきました。ただし、SaaS企業への転職を検討する際は、ランキングだけで判断するのではなく、自分の経験や希望条件に合っているかを確認することが重要です。
売上高だけでなく成長率や事業フェーズを見る
売上高が大きい企業は、事業基盤が安定している傾向があります。すでに導入企業や利用者が多いサービスを展開している場合、組織体制や営業プロセスが整っており、安心して働きやすい環境がある一方で、担当業務が細分化されていることもあります。
一方で、成長途中のスタートアップやベンチャー企業では、裁量を持って幅広い業務に関われる可能性があります。ただし、事業や組織の変化が早く、スピード感や柔軟な対応力が求められる場面も少なくありません。
そのため、SaaS企業を比較する際は、売上高の大きさだけでなく、成長率や事業フェーズもあわせて確認することが大切です。
平均年収だけでなく職種ごとの給与水準を見る
平均年収が高い企業であっても、すべての職種で同じ水準の年収が得られるわけではありません。平均年収はあくまで企業全体の目安であり、実際の給与は職種、年齢、経験、等級、評価制度によって異なります。
たとえば、同じSaaS企業でも、営業、カスタマーサクセス、マーケティング、エンジニア、コーポレートでは求められるスキルや報酬水準が異なる場合があります。また、インセンティブの有無や評価制度によって、入社後の年収の上がり方にも差が出ます。
そのため、平均年収を見る際は、企業全体の数字だけでなく、自分が希望する職種でどの程度の給与水準が見込めるのかを確認しましょう。
自分の経験が活かせる職種・領域を確認する
SaaS企業といっても、扱うサービス領域や顧客層はさまざまです。バックオフィス向け、営業支援、医療・介護、建設、製造、金融、リーガルテックなど、企業によって提供しているサービスは大きく異なります。
そのため、企業選びでは「有名だから」「年収が高いから」だけで判断するのではなく、自分のこれまでの経験がどの職種や領域で活かせるのかを確認することが重要です。
たとえば、法人営業の経験がある方は、SaaS企業のフィールドセールスやインサイドセールスで経験を活かせる可能性があります。既存顧客への提案や課題解決の経験がある方は、カスタマーサクセスとの相性も考えられます。
ランキングは企業を知るきっかけとして有効ですが、最終的には「自分の経験がどの企業・職種で評価されやすいか」を見極めることが大切です。
2026年注目のSaaS企業15選
ここからは、2026年注目の企業をご紹介いたします。
1.サイボウズ株式会社(Cybozu,Inc.) ×

サイボウズ株式会社は、ノーコードで業務のシステム化や効率化を実現するアプリがつくれるクラウドサービス「Kintone」や、中小企業向けのグループウェア「サイボウズOffice」などのサービスを提供しています。
これらのサービスは業種や企業規模に関係なく利用できることから、近年では民間企業のみならず、官公庁や自治体、病院、学校などでの導入も増加傾向です(サイボウズHPより)。
働き方はとても柔軟で、本人の希望する働き方とチームのニーズがマッチすれば、ライフスタイルにあわせて勤務時間や働く場所(リモートワーク勤務)を選択できます。
2.Sansan株式会社 ×

Sansan株式会社は、名刺をデータ化し、人脈管理を効率化するクラウド型サービス「Sansan」や、個人向け名刺管理アプリ「Eight」などを提供しています。
営業DXサービス「Sansan」やインボイス管理サービス「Bill One」、名刺アプリ「Eight」などを展開しており、名刺・請求書・契約データなど、企業活動で発生する接点情報をデータ化し、営業活動やバックオフィス業務の効率化を支援している点が特徴です。
社内の制度としてはユニークな社内制度が多く、異なる業務のメンバーが3人1組で飲み会やランチをすると飲食費が補助される「Know ME」、1日単位で利用できる在宅勤務制度の「イエーイ」、ベビーシッターや家事代行サービスにかかる費用を補助する「KISS」等の独自の制度で働く環境作りに力を入れています。
Sansan株式会社については、こちらの記事にまとめておりますのでご覧ください。
Sansan株式会社の平均年収は640万円!ユニークな福利厚生がたくさん
3.株式会社ラクス ×

株式会社ラクスは、クラウド型業務効率化ツールを提供する企業で、「楽楽精算」や「楽楽明細」、「メールディーラー」など、多岐にわたるサービスを展開しています。
これらのサービスは、経費精算、帳票発行、メール共有など、これまで中々DX化が進められてこなかった企業のバックオフィス業務を効率化し、生産性を向上させることを目的としており、中小企業から大企業まで幅広い業種・規模で活用されています。
導入社数は楽楽精算は2023年9月時点で15,000社、楽楽明細は2023年9月時点で8,000社を突破。リモートワークを実施する企業も増えているため、今後も導入社数は伸びていくことが期待されるサービスです。
短い時間でいかに成果を出すかを社内全体で考えており、残業を良しとしない社風や男性でも育児休暇をとることを推奨する等、職種・性別関係なく働きやすい仕事環境だと定評があります。
株式会社ラクスについては、こちらの記事にまとめておりますのでご覧ください。
株式会社ラクスの平均年収は619万円!残業20時間以内の東証プライム上場企業
4.freee株式会社 ×

freee株式会社は、中小企業や個人事業主向けにクラウド型バックオフィス支援ツールを提供する企業です。
主力製品には「freee会計」や「freee人事労務」などがあり、会計や給与計算、税務処理を効率化することで、経営者やスタッフが本業に集中できる環境を支援しています。
シンプルな操作性と自動化機能が特徴で、企業だけでなくフリーランスとして働く個人の方にも採用されています。
比較的若い会社でありフラットな社風なので、勤続年数や年齢ではなく、やる気があれば活躍できるチャンスがあります。提案した意見がよければ積極的に取り入れてくれる社風なので、やりがいを感じることが多いとの評価です。
freee株式会社については、こちらの記事にまとめておりますのでご覧ください。
freee株式会社の平均年収は716万円!売上高も従業員数も年々増加中
5.株式会社スマレジ

株式会社スマレジは、クラウド型POSレジシステム「スマレジ」を提供する企業です。
多機能かつ柔軟性の高いシステムで、小売店や飲食店などの業種に対応し、売上管理、在庫管理、顧客管理を一元化することで、店舗運営の効率化を支援しています。低価格で高品質なサービスとして評価が高く、2024年時点でアクティブ店舗数は54,992店を突破しています。
社風は自由で、朝8時から10時までの間であれば好きな時間に出勤しても良い制度や、国民の祝祭日と株式会社スマレジの夏季休暇・年末年始休暇の計22日を好きなときに使用していいマイホリデー制度があります。
また、社内のアンケートで将来独立したい?という質問に「YES」と答えた人が3割近くいたことから、上昇意識が高い雰囲気なのが窺えます。
6.株式会社UPSIDER

株式会社UPSIDERは、成長企業向けの法人カード「UPSIDER」や請求書カード払いサービス「支払い.com」などを展開する企業です。公式発表によると、同社サービスの利用社数は2025年3月末時点で80,000社を超え、法人カード「UPSIDER」は最大10億円以上の利用限度額やバーチャルカードの発行・管理機能などを特徴としています。
社員は20代と30代で約8割と若く、職種ではエンジニアが44%と最も高い割合を占めています。また、創業初期から働き方はフルリモート・フルフレックスの自律駆動型の体制を取っており、自由度が高く、かつ圧倒的な裁量権のもとで働くことが可能です。
7.Ubie株式会社

Ubie株式会社は、医療とテクノロジーを融合したサービスを展開する企業で、患者が症状を入力するだけで、AIが適切な診療科や症状に関する情報を提供し、医療機関での問診時間を短縮することができるAI問診システム「Ubie」を中心に事業を展開しています。
医療現場では、人手不足や長時間労働が課題となっており、問診や受診案内などの業務効率化に対するニーズが高まっています。
Ubie株式会社は、共同代表取締役である医師の目線を取り入れながら、そんな医療現場の問題を解決するサービスや、医療機関の受診の手がかりとなるサービスを開発しています。
最新の資金調達ラウンドにGoogleが参加(PRtimes)、累計資金調達額は109.8億円(公式HP)となり、月間利用者数も2024年の5月に1000万人を超えるなど、今後も目が離せないサービスです。
8.株式会社エクサウィザーズ

株式会社エクサウィザーズは、顧客の経営課題解決に向け、AIプラットフォーム「exaBase」を基軸に年間300件以上のAI/DXプロジェクトを行っている企業です。
手掛けているAI/DXプロジェクトの例としては、ダムの運転計画最適化であったり映像解析による有害鳥獣対策、フードロス削減AIなどが挙げられ、業種問わず様々なプロジェクトがあります。
社会課題に直結する介護・医療領域においては、介護スタッフの間接業務をAI × 音声入力でサポートするアプリ「CareWiz ハナスト」、家族介護のお悩み解決をサポートするアプリ「CareWiz 家族支援」などを提供しています。
学習支援や福利厚生が充実しており、コアタイムなしのフレックス制で働ける環境です。
9.株式会社LegalOn Technologies

株式会社LegalOn Technologiesは、AIを活用した契約管理・レビュー支援サービス「LegalForce」や「LegalForceキャビネ」を提供する企業です。
LegalForceは最先端の技術 × 弁護士の法務知見を組み合わせ、契約書に潜むリスクの洗い出しから、リサーチ・修正・案件管理までをワンストップでサポートしてくれるサービスです。
2019年4月に正式版を提供開始し、2023年12月時点で3,500社を超える企業・法律事務所に有償契約で利用されています。
10.株式会社Facilo
株式会社Facilo公式HP
株式会社Faciloは、建設業界向けに現場業務の効率化を支援するクラウドサービス「Facilo」を提供しています。
このサービスは、作業指示、報告書の作成、進捗管理などをデジタル化し、現場とオフィスの情報共有を円滑にすることで、業務効率の向上を実現。また、建設現場でのペーパーレス化や、リアルタイムでのコミュニケーションを促進しています。
GoogleやLINE、サイバーエージェントなど大手IT企業出身のエンジニア、リクルートを始めとしたとした不動産テック出身者など、少数精鋭で安定感の強いメンバーが集まっています。
11.株式会社kubell(Chatwork)

株式会社kubellは中小企業向けのビジネスチャット「Chatwork」を主軸に展開している企業です。「Chatwork」は高いITリテラシーがなくても誰でも使いやすいという特徴から約97万社、約806万IDのユーザーを獲得しており、日本最大級のビジネスチャットです。
近年ではBPaaS(Business Process as a Serviceの略)というソフトウェアの提供だけでなく、業務プロセスそのものを提供するサービスで、クラウド経由で業務のアウトソーシング(BPO)の事業にも注力しています。
働き方も非常に柔軟で、コアタイムなしのフレックスタイム制やハイブリッドワークを導入しています。
12.株式会社アンドパッド

ANDPADは、建設現場の効率化から経営改善までを一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービスです。公式サイトでは、利用社数26万社、ユーザー数69万人超とされています。
建設業界の中でも注文住宅や分譲住宅、リフォーム、設備工事、ゼネコン向けなど様々な領域に対応できる豊富な機能を揃えています。
新卒や中途ともに採用活動にも注力しており、2026年3月時点では約108職種で募集しています。総会(キックオフ)や、活躍しているメンバーのナレッジをシェアする場として「ランチパッド」など様々な社内イベントが用意されており、一緒に働く仲間や組織、経営について透明性が高い点もアンドパッドで働く魅力です。
株式会社アンドパッドについては、こちらの記事にもまとめているのでご覧ください。
13.キャディ株式会社

キャディ株式会社は、AI技術を用いて製造業のDX推進を支援するサービスを展開する企業です。「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というミッションを掲げ、図面データの解析ができるデータプラットフォーム「CADDi Drawer」やAIによる自動見積クラウド「CADDi Quote」の開発・提供をしています。
2017年の創業以降、累計エクイティ調達額は257.3億円に達しており、日本・アメリカ・ベトナム・タイを含む4カ国で事業を展開しています。全世界の従業員が参加するグローバル全社会議や、重要なアナウンスやドキュメントは日英での併用表記がされています。
急成長中の企業で語学力も活かしたい方には魅力的な環境でしょう。
キャディ株式会社については、こちらの記事にもまとめているのでご覧ください。
14.株式会社TOKIUM

株式会社TOKIUMは、経理業務のDX化を推進する支出管理プラットフォーム「TOKIUM」を展開するスタートアップ企業です。「未来へつながる時を生む」というミッションを掲げ、単なる業務効率化を促進するのではなく、支出を抑えて企業の利益向上に貢献することを目指しています。
請求書の受領・発行、経費精算、文書管理など経理部門から現場担当者までサポート範囲が広いことも特徴です。近年では、AIとプロスタッフが連携し経理業務の自動化を推進する「経理AIエージェント」も注目されています。この経理AIエージェントにより出張手配や事前申請などの定型的な経理業務からビジネスパーソンを解放することを目指しています。
10年以上にわたるAI×人の仕組みによって、業務処理の品質や安定性を実現している点もTOKIUMならではの強みと言えるでしょう。
15.弁護士ドットコム株式会社

弁護士ドットコム株式会社は、電子契約サービス「クラウドサイン」や法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を展開しています。クラウドサインは、導入250万社超、累計送信件数4,000万件超の電子契約サービスです。
シェアNO1の電子契約サービス「クラウドサイン」や国内最大級の弁護士相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営しています。その他にも弁護士・法務への専門サービスとして弁護士ドットコムCAREERというキャリア支援や法律事務所のDX推進を実現するサービスも提供しています。
これまで法律相談で蓄積されたデータとAIを活用したリーガルテックAIへの投資も拡大しており、今後の事業の成長性にも期待できるでしょう。
弁護士ドットコム株式会社については、こちらの記事にもまとめているのでご覧ください。
SaaS業界への転職を成功させるには
SaaS業界では、営業、カスタマーサクセス、マーケティング、エンジニア、事業開発など、さまざまな職種で採用が行われています。なかでも、法人営業や無形商材の提案経験、顧客課題を整理して改善提案を行った経験は、SaaS企業でも評価されやすい傾向があります。
一方で、同じSaaS企業でも、扱うサービスや顧客層、営業スタイル、組織フェーズによって求められるスキルは異なります。たとえば、大手企業向けのSaaSでは中長期的な提案力が求められやすく、中小企業向けのSaaSではスピード感のある営業活動や幅広い顧客対応力が重視されることもあります。
そのため、SaaS業界への転職では、「SaaS企業に入りたい」という希望だけでなく、自分の経験がどの職種・企業フェーズ・事業領域で活かせるのかを整理しておくことが重要です。
まとめ
SaaS業界は成長を続けており、未経験から挑戦できるポジションもあります。一方で、企業によって扱うサービス領域や事業フェーズ、求められるスキルは大きく異なります。
「年収が高い企業に行きたい」「成長しているSaaS企業に転職したい」と思っても、売上高や平均年収だけで判断すると、入社後にミスマッチが起きる可能性もあります。
だからこそ、SaaS業界への転職では、企業選びの前に「自分の経験がどの企業・職種で評価されやすいのか」を整理することが重要です。
キャリア・エックスでは、SaaS業界への転職を検討している方に向けて、これまでの経験や希望条件をもとに、相性のよい企業やポジションをご提案しています。
「自分の経験でSaaS業界に転職できるのか知りたい」
「どの企業なら年収アップを狙えるのか相談したい」
「営業・CS・マーケティングなど、自分に合う職種を整理したい」
このようにお考えの方は、ぜひ一度キャリア・エックスにご相談ください。
SaaS業界に強いキャリアアドバイザーが、あなたの経験を活かせる選択肢を一緒に整理します。
求人を見ても
自分に合う仕事"がわからない、
絞れない、迷っていませんか?
キャリア・エックスでは、キャリアコーチング5000人以上のノウハウをもとに、あなたの強みや将来像から最適な選択肢をご提案し、納得できる転職活動をサポートします。
まずはキャリア相談から、お気軽にご相談ください。
