サイバーエージェントのアカウントプランナーについて転職難易度と併せて解説!

SaaS転職

国内トップシェアを誇るインターネット広告代理事業をはじめ、新しい未来のテレビ「ABEMA」などのメディア事業・ゲーム事業など多岐に渡る事業を展開している株式会社サイバーエージェント(以下、サイバーエージェント)。


今回はそんなサイバーエージェントのアカウントプランナー職について、仕事内容や内定が出やすい人の特徴、未経験でも転職できるのかなどを解説していきます。


SaaS業界に特化した転職エージェント『キャリア・エックス』ではサイバーエージェントの求人も取り扱っておりますので、サイバーエージェントへの転職をご検討されている方はお気軽にお問合せくださいませ。

サイバーエージェントについて

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェント(CyberAgent, Inc.)は、1998年に創業、東京都渋谷区に本社を置く、国内を代表するインターネットメディアカンパニーです。


創業から2年で東証マザーズへ上場し、現在は東証プライムに上場しています。

21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げ、インターネット広告・ゲーム・メディアの3つを主力事業として展開し、近年ではAI・DXを強化分野に掲げ、スタートアップ企業への投資も積極的に行われています。


国内No. 1のインターネット広告事業を中心に、メディア事業では、新しい未来のテレビ「ABEMA」やブログサービス「Ameba」・マッチングサービス「tapple」、ゲーム事業では「ウマ娘」「グランブルーファンタジー」「プリンセスコネクト」などを運営しています。

新規投資家向け資料より


アカウントプランナーは、主に広告代理事業に所属する職種となるため、サイバーエージェント本体、またはサイバーエージェントグループである、CyberZ社・CyberACE社に所属する形となります。

サイバーエージェントグループのアカウントプランナーについて

それではここからは、サイバーエージェントグループのアカウントプランナーについて、アカウントプランナーの仕事内容やサイバーエージェントのアカウントプランナーの特徴などをご紹介いたします。

アカウントプランナーとは

サイバーエージェントグループのアカウントプランナーについて解説する前に、まずは一般的なアカウントプランナーについて見ていきましょう。


アカウントプランナーとは、広告出稿を希望する企業(クライアント)に対して、テレビやネット・新聞・ラジオ・雑誌など様々な広告を提案する職種となっており、一般的には「広告代理店の企画営業」を指すことが多いです。


意味合いは企業によって異なるため一概にはいえませんが、メディア営業や広告営業とは異なり、単なる広告枠の販売を行うだけではなく、「どのような広告枠にどのような広告を掲載するのが適切か」や「限られた予算の中で目標を達成するために、どのような予算配分にするか、どういった方針で広告を出すべきか」などをクライアントと共に考える仕事です。


一般的な広告業界の営業といえば「広告主(クライアント)を探す」ことが主軸に置かれています。しかし、アカウントプランナーは広告を出してもらうだけではなく「広告についての企画や提案」まで担当することが大きなポイントです。


アカウントプランナーについてはこちらの記事でも解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。


サイバーエージェントのアカウントプランナーの特徴


サイバーエージェントのアカウントプランナーは、予算規模が年間10億円〜100億円程の大手クライアントのデジタルプロモーション戦略の立案、プランニングに携われる点が大きな特徴です。

この予算感は中小や準大手のインターネット広告代理店ではなかなか経験できない規模感であり、トップシェアを誇るサイバーエージェントならではといえるでしょう。


広告効果を最大化するための運用力だけでなく、テクノロジーを活用した技術力の高さも競合優位性となっています。AI研究開発組織「AI Lab」を設立し、AIを活用したプロダクトを多数リリース。クライアントへ導入することで効率的で高品質な広告運用の実現に繋げています。

新規投資家向け資料より

サイバーエージェントの転職難易度


サイバーエージェントは、業界内では一目を置かれている企業なので、転職難易度は高いです。

しかし、サイバーエージェントに入社して活躍すること、さらにMVPなどを受賞できれば自身の市場価値を大きく高めることができます。

それではサイバーエージェントのアカウントプランナーに応募するための応募条件やサイバーエージェントが求める人物像を見ていきましょう。

サイバーエージェントの応募条件

そんな転職難易度の高いサイバーエージェント社のアカウントプランナーの求人を見ると、中途採用の必須条件は、
「営業・折衝経験のある方で、表彰歴や圧倒的な達成率など高い実績をお持ちの方」
との記載があります。(※個人/法人/業界経験不問)


歓迎条件としては、
・ToBビジネスにおける営業経験
・インターネット業界や広告業界での営業経験
とのことで、単なる営業職よりも他社でアカウントプランナーとして働いていた方やToBの営業、無形商材の法人営業経験など、実践に近しい営業経験がある方が優遇される傾向にあるようです。


クライアントには金融・不動産・人材・消費財等、様々な業界の大手企業がいるためある特定の業界経験が必要というよりは、様々な業界出身者がサイバーエージェントへ転職し、前職での業界経験を活かして活躍している傾向があるようです。

サイバーエージェントが求める人物像

応募条件とは別にサイバーエージェントが求める人物像としては、
・素直な方
・顧客のために、チームのために動ける方
・サイバーエージェントで長く働いてくれそうな志向がある方
が挙げられます。

面接では上記のような姿勢を伝えられるといいでしょう。


年収は400万円〜1,000万円と幅広く、経験・能力などを考慮のうえ決定されます。※平均年収は約800万円


まったくの営業未経験者での転職は厳しいですが、他業界でも、営業職として圧倒的な実績があられる方であればインターネット広告業界出身者以外でも内定を獲得できる可能性はあるでしょう。


CyberZ・CyberACEのアカウントプランナーの特徴

次にサイバーエージェントグループで、広告代理事業を展開する子会社のCyberZ・CyberACEの特徴について解説していきます。

まず両者の違いについては、以下の通りです。


CyberZ
スマホ特化の広告代理事業/アドテク事業/メディア事業を展開


CyberACE
成長性のある国内中堅企業・スタートアップ向けの広告代理事業を展開


サイバーエージェント本体では、予算規模が数億円以上の大手企業に絞って取引をしていますが、上記2社ではより対象範囲や予算規模を広げていたり、特定の分野に特化して広告代理事業を展開している点が特徴です。


サイバーエージェント社と比べると、中途採用における募集条件も多少緩和されており、比較的内定を獲得しやすい傾向にあります。

別会社とはいえ、サイバーエージェント社100%出資の子会社であり、サイバーエージェント本体で活躍してきた方が社長に抜擢され事業を立ち上げているため、そのカルチャーは受け継がれていますし、本体の社員と一緒に連携して仕事を進めていく場面もあります。


例えば、株式会社サイバーエースで代表取締役社長を務める西島 大氏は、2009年にサイバーエージェント新卒入社、インターネット広告事業部配属され、大阪支社で営業を経験し、福岡支社へ。2013年に営業MGR、2014年から営業局長を務めた後、2018年5月に同社の代表取締役に就任されました。


CyberZ・CyberACEなどの子会社は、サイバーエージェント社に比べると組織や売上規模は小さいですが、その分経営層との距離が近いです。そういった点に魅力を感じる方やこれからインターネット広告業界でキャリアを積んでいきたい方にはおすすめです。


未経験でもサイバーエージェントのアカウントプランナーになれるか?

転職難易度が高いとお伝えしてきましたが、未経験でもサイバーエージェントのアカウントプランナーに転職できるのでしょうか。

結論からお伝えすると、まったくの営業未経験の場合中途採用では内定を獲得することは難しいです。

ただ、営業経験が数年あり、他者に比べて優れた実績をお持ちの方であれば可能性はあるかと思います。


営業未経験の方であれば、まずはサイバーエージェントの募集要項を満たすような経験を積むために別の企業への転職を目指しましょう。営業を経験を積む会社としては遠回りをせずにインターネット広告代理店を選ぶのがベターです。

中小や準大手のインターネット広告代理店であれば、未経験でもポテンシャルで内定をもらえる可能性はあります。(詳しくは弊社コンサルタントへご相談ください。)

その上でインターネット広告の基礎を学び、経験を積み、実績を作った上でチャレンジしてみると良いでしょう。


もしくはサイバーエージェント社に比べて、比較的入社難易度の低い子会社での内定を狙うパターンも考えられます。とはいえ、子会社だからといって簡単に内定が出るわけではありませんので、十分に対策や業界研究をして臨む必要があります。


また、サイバーエージェントはカルチャーフィットを重視する企業ですので、ご自身が合わないと感じた場合は、無理をせずに別の広告代理店を目指すという選択も考えられます。転職では、企業のブランドのみに囚われず、本質的に自分自身のキャリアアップができる道を探すことが大切です。


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サイバーエージェント|アカウントプランナー

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事では、サイバーエージェント社および、CyberZ社・CyberACE社のアカウントプランナーについて解説させていただきました。


弊社では、サイバーエージェントグループの転職支援以外にも、様々なインターネット広告代理店への転職をサポートしています。


またサイバーエージェント出身者もいるので、社内事業を理解した上での面接対策から内定後のアクション・転職後の中長期的なキャリア設計まで幅広くご支援させていただいております。

インターネット広告業界で転職をお考えの方やお悩みを抱えている方は、以下よりお気軽にご相談ください。

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