外資系SaaS企業へ転職するならこの3社がおすすめ

SaaS転職

この記事では、近年国内でも急成長を遂げているSaaS業界で転職を検討している方へ向けて、今後成長が見込まれるおすすめの外資系企業とその理由についてご紹介いたします。

また、そもそも外資系SaaS企業へ転職するメリットやデメリットについてもわかりやすく解説していきます。

ぜひ最後までご一読いただければ幸いです。

SaaSとは

SaaS(サース)とは、「Software as a Service」の略称で、直訳すると「サービスとしてのソフトウェア」という意味で、インターネットを通じて利用できるソフトウェアのことです。

従来では、ソフトウェアが入っているCD-ROMを”1つの製品”としてライセンスを購入し、PCにインストールして利用することが主流でしたが、近年SaaSが普及したことで、インターネット経由でクラウドへアクセスし、ソフトウェアをより柔軟に利用できるようになりました。

SaaS業界レポート2021によると、CAGR(年平均成長率)約13%を維持し、2025年のSaaS市場規模は1.5兆円規模まで成長が見込まれています。
SaaSのより詳しい解説はこちらの記事を御覧ください。

外資系SaaS企業おすすめ 3選

ここではG2 CrowdやOkta・Statistaなどによって集計されたSaaS企業のデータを元にピックアップされた企業の中から、現在日本国内で求人掲載している企業を中心にご紹介いたします。

※参考:https://blog.hubspot.jp/top-saas-companies

Google

新しいGoogleのロゴが表現するもの | WIRED.jp

Google社は、検索エンジンやYouTubeなどのネットワーク広告事業の他にもGoogle Cloudなどの様々なサービスを展開する、アメリカに本社を置くグローバル企業です。

2015年より Alphabet Inc. の子会社となっています。

現在、Google Cloudのニュービジネス セールス スペシャリストのポジションにて求人が募集されています。※2022年12月現在

「Google Cloud」とは、Google社がクラウドで提供しているサービスの総称で、データセンター・サーバーなどインフラ基盤やデータ分析・機械学習の技術をクラウド上で従量課金制で提供しているSaaSとなります。

国内ではNTTドコモや三菱UFJ銀行・ヤフーなど様々な大手企業で導入されています。

このポジションでは、テクノロジー業界でSaaS、PaaS、またはIaaSプロダクトやプラットフォームに関連するセールスに8年以上携わった経験が求められ、Google Cloud チームの一員として、大手企業、学校、政府機関へGoogle Workspace、Google 検索、ChromeなどのGoogleツールを活用して業務を効率化できるように働きかけることが主な業務内容となります。

テクノロジー業界でSaaS製品の営業経験が8年以上あり、マーケティングへの理解やプロジェクト管理能力・分析力などを活かして、目標を達成・超過達成した経験がある方、が採用要件となります。

語学に関しては具体的な記載はありませんが、ビジネスレベルの英語やコミュニケーション能力は最低限必要になると考えておきましょう。

Salesforce

Salesforce社は、世界No.1の顧客管理(CRM)プラットフォーム「Customer 360」を提供する、アメリカに本社を置くグローバル企業です。

「Customer 360」とは、営業活動における重要なデータを蓄積・可視化し、一元管理するためのCRMツールで、日本でもパナソニックやSMBCグループ・任天堂など名だたる大手企業を中心に、様々な業界で導入されています。

現在、Global Account Manager, Enterprise Sales (Japan)のポジションにて求人が募集されています。※2022年12月現在

このポジションでは、特定業界のエンタープライズ(法人)顧客向けに同社サービスの販売活動をリードしていく役割を担います。

採用要件としては、グローバルにおける大手企業向けのソリューション販売の実績が求められ、英語と日本語による口頭および書面によるコミュニケーション能力に習熟している必要があります。

上限なしのインセンティブと従業員株式購入プランを備えた競争力のある報酬パッケージが用意されている点は、外資系企業ならではの魅力と言えるでしょう。

※直近2022年12月時点のアップデートです。
米国の利上げ高止まりの影響による、2023年以降の景気悪化懸念を見据え、Salesforce社も一部日本でリストラをしている、との情報もあります。

Slack

Slack社は、ビジネス向けのメッセージアプリ/チャットツールを展開する、アメリカに本社を置くグローバル企業です。

フリープランでは制限付きで無料でサービスを利用できますが、すべての機能を利用するには有料の月額年額プランの購入が必要なSaaS型のサービスとなっています。

現在、Account Executive, Enterprise- Slack (消費財、製薬、電力、ガス、各種サービス)のポジションにて求人が募集されています。※2022年12月現在

日本では非IT企業でも採用され、アクティブユーザーは100万人を突破、同社では世界2位の位置づけとなり、重要な市場として認識されています。

このポジションでは、Account Executiveとしてエンタープライズ(法人)顧客向けに営業を推進し、Slackの効果的な活用方法を提案・サポートしていくことが主な業務内容となります。日本では東京と大阪に拠点があります。

採用要件としては、新規の見込み顧客のリード対応からクロージングまで全ての営業サイクルを担当する能力が求められ、IT業界で5年以上の営業経験が歓迎要件となっています。SaaS企業での営業経験がある方はさらにプラスに働く内容となっています。

日本語の流暢さは必須で、英語の読み書きができれば尚可とのことなので、ビジネスレベルでの英語力は必須ということではなさそうです。

まとめ

本記事では、外資系SaaS企業について解説させていただきました。

上記でご紹介した3社は大手企業ですが、それ以外にもチャンスはあります。

例えば、日本に進出して間もない外資系企業で積極採用しているフェーズの企業などは比較的狙い目です。

外資系企業は、一般的に報酬が高い傾向にありますが、徹底した成果主義や本国の経営状況に左右される点などで安定して働きづらいというデメリットもあります。

そういった点が気になる方は、国内の優良SaaS企業へも目を向けてみると良いでしょう。

国内のSaaS高年収企業ランキング TOP5についてはこちらよりご覧いただけます。

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