気になる?SaaS営業の年収を解説

SaaS

Saas営業への転職を考えていらっしゃるみなさま。

転職先の年収、気になりますよね?

現職より環境を良くしたい、今と違うものを扱ってスキルアップしたいなど、転職する理由は様々ですが、年収も当然重要な要素だと思います。

SaaS営業の平均年収は350万~800万で、マネージャークラス、上級職になると1,000万円、2,000万円を超えるところもあります。

この記事では

  1. SaaSとは?
  2. 一般営業とSaaS営業は何が違うの?
  3. SaaS営業の年収は?

について解説します。

後半には外資系SaaS企業の年収についても触れていますのでぜひ、最後まで読んで頂けますと幸いです。

SaaSとは?

SaaSとは?

インターネットを通じてアプリやサービスを利用する形態のことで、正式には「Software as a service」と言います。

数多くあるクラウドサービスの1つで、クラウド上で使用できるソフトウェアの総称です。

従来のソフトウェアは、PCやスマホなどのデバイスにインストールして使用していました。

しかし、SaaSはクラウドにアクセスしてソフトウェアを利用するため、特定のデバイスがなくてもソフトウェアを扱えます。

例えばGoogle社のGmail。

近年、キャリアメール(~docomo.ne.jpのようなメールアドレス)使えない料金プランを出している携帯通信会社が増えてます。

その対応策としてGmailを利用している人も多いのではないでしょうか?このGmailはGoogle社がクラウド上に構築したメール用のアプリを利用しています。

他にも地図アプリやスマホゲーム等もSaasの一種です。最近、良く耳にする「サブスクリプション」というのはSaaSを利用する料金形態の1つです。

一般の営業とSaaS営業の違いとは?

SaaS企業の営業は、従来のIT系営業のようにパッケージ形式でシステムを企業の端末にインストールさせるやり方とは違い、クラウドサービスを使ってサブスクリプション形式でサービスを提供します。

サブスクリプション形式とは、利用期間に応じて費用を支払う形式のことを指し、月額制を導入しているところが多いです。

毎月の利用料金が積み重なっていくことで利益を得る仕組みになっています。

その為、サービスを解約されてしまうと利益が減ってしまうので、サービスを売って終わりではなく、より長く継続して利用してもらえるかが重要になります。

顧客がどんな課題を抱えているのかを素早く正確に理解し、それを自社製品をどう活用して解決できるのかを的確に提案できなければ継続利用を促すことは難しいでしょう。

SaaS営業は一般的な営業以上に、長期的な目線で営業を考える必要があります。

企業によって違いはありますが、多くのSaaS企業が営業を下記の3つの部門に分けています。

  • インサイドセールス
  • フィールドセールス
  • カスタマーサクセス

SaaS営業の職種別に年収を解説

SaaS営業の職種別に年収を解説

ここからは、

  • インサイドセールス
  • フィールドセールス
  • カスタマーサクセス

この3つの職種別にそれぞれの年収を解説していきます。

インサイドセールス

「内勤営業」のことを指し、電話やメール、オンライン会議などを利用して、顧客と直接対面せずに、社内から営業をかける仕事です。

成約につなげられるよう、電話の段階で顧客のニーズを正確に把握したり、商材のメリットを分かり安く伝えて、フィールドセールスに業務を引き継ぎます。

リーマンショック後のアメリカが発祥です。

アメリカでは急激に成長して、現在では訪問営業職の数を上回るレベルに達しています。

時間や場所にとらわれない自由な働き方が提唱されている日本の働き方改革との親和性が高いと言われており、将来性が期待できる職種でしょう。

また、社内で一番最初に顧客と接点をもち、かつ一番多くの顧客と接点を持つのが、インサイドセールスです。

たくさんの顧客と接点を持つことで、マーケットの理解を深め、顧客規模やニーズ毎にセグメント分けをし、顧客の声をプロダクト組織にフィードバックすることもあります。

さらに、プロダクトの追加機能開発や新商品開発に携わる役割まで担うこともあります。

年収は?

企業によっても違いがありますが、約300~700万円程度が相場です。

インセンティブ制度が採用されている求人もあり、業績が良ければさらに年収を上げることも可能です。

前職で営業を経験していたり、中でも自社製品を利用して顧客の課題を解決する「ソリューション営業」の経験があると、即戦力を期待されて、他より高い年収からスタートできる可能性が高いです。

さらに年収UPする為にはどうしたらいいのか?

代表的なのは現場で経験やスキルを磨いた後に、チームのマネジメントに携わることで年収UPさせる流れです。

また、より良い条件の企業のインサイドセールスに転職することや、インサイドセールスのコンサルタントに転じることで年収UPを図る方法があります。

他にも、営業プロセスの前後の工程に当たる、「フィールドセールス」や「カスタマーサクセス」に移動して年収UPを図るケースもあります。

フィールドセールス

顧客へ訪問し、直接対面して営業を行う職種です。

一見、従来の古典的な営業スタイルと思われるかもしれません。

しかし、SaaS企業ではインサイドセールスで契約の見込みが高そうな顧客を選定しています。

その選定された顧客のみフィールドセールスが訪問・商談するので、従来の営業と比べて効率が良いです。

顧客とのコミュニケーションが大事なのはもちろんですが、インサイドセールスとの連携も重要なので、社内的なコミュニケーションも疎かにしてはいけません。

年収は?

下限が400万~500万、上限は800万~1000万円程度が相場と言われています。

年収に大きく幅があるのは、経験やスキルにより初年度から年収が異なる為です。

フィールドセールスは法人営業経験者やインサイドセールス経験者が多く、企業によっては無形商材の営業経験やSaas事業の法人営業経験を必須にしているところも多く見られます。

さらに年収UPする為にはどうしたらいいのか?

最も多いパターンは、セールスマネージャーや営業部長などのマネジメント・管理職となることでしょう。

1つの組織で出世していく一般的なキャリアアップを踏んで年収アップをさせます。

また、クライアントの経営者に近い立場で、顧客企業の営業活動や経営にアドバイスをする営業コンサルタント(プロフェッショナル)になり年収を上げる方法も考えられます。

営業コンサル(プロフェッショナル)は、フィールドセールスとして実績を上げ、管理職まで経験し外部からの信頼も厚い人材になる必要があります。

他にも、営業を離れて別のポジションで年収UPを狙う方法もあります。

この場合、多いのがマーケティング・企画のポジションです。

顧客と直接接触し、商談を重ねた経験を、新商品の開発に活かせることが多いので、プロダクトの企画に携わっている方は、フィールドセールス経験者が多いです。

以上のようにフィールドセールスはつぶしが効くと言いますか、様々な方法、キャリアパスから年収UPを狙うことができる職種です。

実力次第で大きく稼げる職種と言えますが、その一方で結果を残せなければ解雇されることも考えられうる、シビアな世界だということも忘れてはいけません。

カスタマーサクセス

SaaSの特徴的な職種で、重要視されている職種です。

主な仕事内容は、顧客を支援して、自社製品を継続して利用してもらえるようにすることです。

SaaSビジネスにとって、継続顧客が多ければ多いほど利益を上げられるので、それを担うのがカスタマーサクセスであることが重要視される理由になります。

また、一定期間中に、会社との取引を中止した顧客の割合を「チャーンレート」と呼びます。一般的には「解約率」です。

SaaS企業の中には、毎日モニタリングしている企業もあります。

SaaS企業の中で最重要指標です。

カスタマーサクセスは、チャーンレート=解約率の低下を防ぎ、顧客満足度、リピート率にコミットする役割を担っています。

よく、カスタマーサービスと混同されますが、正確には違います。

カスタマーサクセスとカスタマーサービス。

両社とも顧客の課題を解決する為に動くという点は共通していますが、そのタイミングに大きな差があります。

簡単にはなりますが、カスタマーサクセス とカスタマーサービスの違いです。

  • カスタマーサクセス

顧客が期待する成果を実現できるよう、定期的にヒアリングして、こちらから課題を予測し先回りして解決する。

  • カスタマーサービス

顧客が課題を感じ、問い合わせを受けたタイミングで解決に動き出す。

年収は?

平均的な年収は300~800万円といったところです。

求人によっては残業代や実績に応じてインセンティブがあります。

まだ新しい職種ということで年収のばらつきがあるようです。

その分チャンスがあるとも言えるでしょう。

さらに年収UPする為にはどうしたらいいのか?

どの職種でも同じですが、現場で成果を出し、マネージャーや管理職に昇進して年収UPをさせることが1つの方法です。

カスタマーサクセスはSaaSでは重要な役割だと捉えられています。

そのため現在はCCO(最高顧客責任者)というカスタマーサクセスの最終形態に位置づけられる役職もあります。

また、近年ではカスタマーサクセスのニーズが増えています。

より条件が良い企業が求人を出すことも考えられるので、実務経験があるという強みを活かして転職することで年収UPを図る方法もあるでしょう。

外資系のSaaS企業の年収は?

外資系のSaaS企業の年収は?

アメリカや中国では日本よりも技術スピードが圧倒的に早く「アメリカのシリコンバレーなどは日本の2年先に進んでいる」とも言われています。

これまで紹介したSaaSの職種が全てカタカナの名称だったことから分かるように、日本でのSaaSに関わるトレンドは海外から流れてきたものです。

外資系のSaaS企業でセールスとして働くことはSaaS業界の最先端に身を置くことなります。

外資系SaaSに転職して、年収1,000万円に達成し、その後に別の外資系SaaS企業に転職し、30代で年収2,000万円を超えた、という例もあります。

ここまでの高額年収を実現できる理由は、外資系SaaS企業はインセンティブ制度が日本よりも待遇が良いとことにあります。

日本の場合「たくさん売れたら昇給や昇格できる可能性がある」という程度でしょう。

しかし、外資系の場合は「販売額の5%を年に1回支給する」といった明確に還元される仕組みがあり、売れるセールスほど稼げるようになっています。

代表的な外資系SaaS企業

日本でも耳にすることがある外資系SaaS企業を3つ紹介します。

Google

言わずもがな、日本でも知らない人はいない企業です。

検索エンジン、デジタルアナリティクス、ドキュメント作成、オンライン広告など、インターネット関連サービスを軸とする100以上の製品を所有しています。

Adobe

画像編集や動画編集などの多くのツールを抱えています。

SNSやYouTubeなどに気軽に投稿できるようになった近年の動向とマッチして、今後も需要が伸びると予想されます。

Zoom

ビデオ会議、オンライン会議、チャット、モバイルコーポレーションを組み合わせたweb上でのコミュニケーションソフトウェアを提供しています。

コロナウイルス感染症対策により、多くの教育機関や企業がZoomを使ったオンライン授業や会議に切り替えたことによって、爆発的にユーザー数が増えました。

外資系SaaS企業の注意点

年収面で高待遇が期待できる外資系SaaS企業ですが、注意すべきこともあります。

日本の企業と基本的な考え方が違う部分もありますので、そこも踏まえて転職先として候補に入れるかどうか検討したほうがいいでしょう。

成果を出し続けなければならない

高給なイメージですが、それはインセンティブによるものですので、成果がでなければ収入は下がります。

そもそも、日系企業と比較して、外資系企業は社員をじっくり育成していこうという考えが強くないケースが多く、実力を考慮して採用することがほとんどです。即戦力採用です。

常に知識をアップデートし続けなければならない

SaaS業界は移り変わりが激しい業界。最先端を走る外資系SaaSは特に変化が激しいです。

顧客から信頼を得る、顧客に価値を提供し続けるためにも、常に最新の知識のアップデートが重要です。向上心や成長意欲、キャッチアップ力の低い方は、生き残るのが難しいと言わざるをえません。

英語が必要

当然ですが、特にマネージャー、ディレクタークラスになると、一定の英語力が求められます。

会社規模が大きくなった外資系企業はそこまで関係ないところもありますが、海外本社とのやりとりや、上司が外国人の場合もあるので英語が話せないと、一部の外資系企業では採用されるのは厳しくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまで下記のことを解説しました。

  • SaaSとはインターネットを通じてアプリやサービスを利用する形態のこと
  • 一般営業とSaaS営業の違い、SaaSは売った後も価値を届け続けることが重要
  • SaaS営業・カスタマーサクセス 、3つの職種別の年収について
  • 外資系SaaS企業の年収について

本記事が、みなさまの転職活動のお役に立つことが出来たら嬉しく思います。

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