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マネーフォワードへの転職は難しい?職種・ポジションによって難易度は異なる
マネーフォワードは、法人向けバックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」を中心に、会計・人事労務・請求書・経費など複数の業務領域でサービスを展開しています。
公開求人を見ると、専門的な経験を求めるポジションもあれば、比較的幅広い経験を応募要件としているポジションもあり、必要な経験・スキルは職種によって異なります。
そのため、マネーフォワードへの転職難易度を一律に「高い・低い」と判断するのは適切ではありません。重要なのは、自分の経験が応募する求人の必須条件・歓迎条件とどの程度重なっているかを確認することです。
職種や経験によって難易度は異なる
マネーフォワードへの転職難易度は、職種・ポジションによって異なります。
公開求人では、法人営業やSaaS、金融、経理・会計などの経験を求める、または歓迎するポジションがあります。
一方で、必要な経験年数や求められる専門性は求人によって異なるため、「会社全体の転職難易度」だけでは自分の応募可能性を判断できません。
応募前には、希望する求人の必須条件・歓迎条件を確認し、自分の経験とどこに接点があるかを整理しておきましょう。
実務経験に加えて、Value・Cultureとの接点も整理しておく
マネーフォワードは、Valueとして「User Focus」「Tech & Design」「Fairness」を掲げています。また、Cultureとして「Speed」「Professional」「Teamwork」「Respect」「Evolution」「Fun」を大切にしています。
応募前には、こうした価値観を理解したうえで、自身の経験や仕事で大切にしてきた姿勢との接点を整理しておくとよいでしょう。
たとえば、顧客の本質的な課題を捉えて提案した経験は「User Focus」、周囲と協力しながら成果を出した経験は「Teamwork」、環境の変化に合わせて新しい方法へ挑戦した経験は「Evolution」と結びつけて考えられます。
単に「共感しています」と伝えるのではなく、自身の具体的な経験と結びつけて説明できるよう準備しておくことがポイントです。
参考: Money Forward Cluture Deck|Money Forward
法人営業、SaaS、Fintech、経理・会計領域などの経験を活かせるポジションがある
マネーフォワードでは、法人営業やSaaS、Fintech、経理・会計領域などの経験を活かせる求人が公開されています。
たとえば、法人向けSaaSの営業経験や経理・会計の知識、金融機関への営業経験などを必須条件・歓迎条件として挙げているポジションがあります。
ただし、必要な実務経験や経験年数はポジションごとに異なります。「SaaS経験があるから転職できる」「経理経験がないから難しい」と一括りに判断するのではなく、自分の経験を活かせる求人があるかを個別に確認することが大切です。
法人営業または新規営業の経験3年以上を必須要件とし、 SaaS・ERP営業や経理/人事労務領域の知識を歓迎しています。 経理財務領域の複数プロダクトを組み合わせ、中堅企業以上の課題解決を行うポジションです。 このほかキャリア・エックスでは、 カスタマーサクセス、Webディレクター、デジタルマーケティング など、複数職種の求人を紹介しています。
マネーフォワードの求人を見る他のSaaS企業と比較したマネーフォワードの転職難易度
マネーフォワードへの転職を検討する際は、同じSaaS領域のfreee、SmartHR、Sansanなどと比較すると、自分の経験や志向に合う企業を判断しやすくなります。
ここでは「どの会社が難しいか」ではなく、各社の事業・募集職種と自分の経験がどの程度重なるかという視点で整理します。
| 観点 | マネーフォワード | freee | SmartHR | Sansan |
|---|---|---|---|---|
| 主な事業・営業領域 | バックオフィスSaaS、Fintechなど | クラウドERPを中心としたバックオフィス領域 | 人事・労務を中心としたクラウドサービス | 営業・経理・契約などのDX領域 |
| 経験を照らし合わせたいポイント | 法人営業、SaaS、経理・会計、金融領域など | 法人営業や顧客の経営課題に対する提案経験など | 法人営業や人事労務領域との接点など | 法人向けソリューション営業やデータ活用など |
| 応募時に確認したいポイント | 担当するプロダクト・顧客層 | 担当顧客・プロダクト・営業フェーズ | 担当顧客の規模や募集ポジションの役割 | 担当プロダクト・顧客・営業スタイル |
| 向いている人の考え方 | 複数の業務領域やサービスに関心がある人 | 企業のバックオフィス・経営課題解決に関心がある人 | 人事・労務や働き方の課題解決に関心がある人 | 営業・経理などの業務変革に関心がある人 |
※2026年8月時点の各社公式採用サイト・公開求人を参考に整理しています。募集内容・応募要件は職種やポジションによって異なるため、応募時には最新の求人情報を確認してください。
各社にはバックオフィス領域を支援するサービスがある一方、主に向き合う顧客や課題、展開するプロダクトには違いがあります。
応募先を判断する際は、「どの会社が有名か」ではなく、公開求人で確認できる経験・要件と自分の経験がどこまで重なるかを確認しましょう。
参考:Money Forward 採用サイト|株式会社マネーフォワード
参考:採用情報|freee株式会社 参考:採用サイト|株式会社SmartHR
参考:中途採用情報|Sansan株式会社
マネーフォワードが転職先として選ばれる理由
マネーフォワードの特徴の一つは、事業領域の広さです。
法人向けバックオフィスSaaSだけでなく、個人向けサービスや金融領域なども展開しており、複数の領域から「お金」に関する課題解決に取り組んでいます。
そのため、会計・人事労務といった特定の業務領域だけでなく、金融やバックオフィス全体の課題解決に関心がある人にとって、さまざまなキャリアの可能性を検討しやすい企業です。
一方で、応募する際は「マネーフォワードに入りたい」だけでなく、「どの事業・プロダクトで、どのような経験を積みたいのか」まで整理しておくことが大切です。
マネーフォワードで求められる人物像
マネーフォワードで働くうえでの相性を考える際は、同社が公式に掲げているCultureが一つの手がかりになります。
ここでは、「Speed」「Evolution」「Teamwork」の3つをもとに、どのような働き方と相性がよいかを整理します。
スピード感を持って意思決定・行動できる人
マネーフォワードは、Cultureの一つに「Speed」を掲げています。
意思決定のスピードを上げ、早く行動に移すことを重視しているため、すべての情報がそろうまで待つよりも、状況を判断しながら行動し、必要に応じて改善していく働き方と相性がよいと考えられます。
変化のある環境でも、自分で考えて行動に移せるかを振り返ってみましょう。
変化の多い環境でも学び続けられる人
マネーフォワードは「Evolution」もCultureの一つとして掲げています。
外部環境の変化を意識し、固定観念や過去の成功にとらわれず、自分たち自身も変化・進化し続けることを大切にしています。
そのため、SaaSやFintechなど変化の速い領域で、新しい知識や方法を取り入れながら働くことに抵抗がない人は、同社の環境と相性がよいでしょう。
チームで成果を生み出せる人
「Teamwork」も、マネーフォワードが掲げるCultureの一つです。
営業・マーケティング・開発・カスタマーサクセスなど、複数の職種と連携してサービスを提供する場面もあります。
個人だけで完結する仕事よりも、周囲と協力しながら目標達成に向かう働き方を好む人は、同社のCultureとの接点を見つけやすいでしょう。
マネーフォワードへの転職が向いている人・慎重に検討したい人
ここまで紹介したCultureや働き方を踏まえ、マネーフォワードへの転職が向いている人・慎重に検討したい人を整理します。
| 観点 | 向いている人 | 慎重に検討したい人 |
|---|---|---|
| キャリアの志向 | 複数の領域やサービスに関わりながら経験の幅を広げたい | 特定の領域・役割だけに長く集中したい |
| 環境への適応 | 変化に合わせて新しい知識や方法を取り入れられる | 確立された環境・やり方を長く維持したい |
| 仕事の進め方 | 周囲と連携しながらスピード感を持って進められる | 個人で完結する働き方を重視したい |
| 働き方 | 出社とリモートを組み合わせた働き方に対応できる | フルリモートを必須条件としている |
マネーフォワードでは、全メンバーがリモートワークできる環境を整えていますが、原則週2日、推奨週3日のオフィス出社としています。
そのため、リモートワークができるかだけでなく、「週2〜3日の出社を含む働き方が自分の生活や希望に合うか」まで確認しておきましょう。
年収・評価制度・働き方から見る、マネーフォワードへの転職後の環境
転職先を判断する際は、選考を通過できるかだけでなく、入社後にどのような環境で働くことになるかを確認することも重要です。
ここでは、年収・評価制度・働き方について、公式情報をもとに整理します。
年収水準
有価証券報告書によると、マネーフォワードの平均年間給与は723万円、平均年齢は34.3歳(2025年11月期)です。
ただし、平均年収は会社全体の数値であり、実際の給与は職種・ポジションによって異なります。
公開求人でもポジションごとに給与レンジが設定されているため、転職時には全社平均だけを見るのではなく、応募する求人に記載された年収レンジや条件を確認しましょう。
参考:有価証券報告書-第14期(2024/12/01-2025/11/30) 11ページ|株式会社マネーフォワード
評価制度の特徴
マネーフォワードでは職種別にグレードを設定し、年2回の評価を行う制度が設けられています。
グレードごとに期待される役割や、次のステージへ進むために必要な要素が整理されているため、自分の役割や成長段階を確認しながらキャリアを築きたい人にとっては確認しておきたい制度です。
一方で、具体的な評価基準や期待される役割は職種・グレードによって異なる可能性があります。選考時には、応募ポジションで期待される役割や評価の考え方を確認しておくと、入社後のギャップを減らしやすくなります。
参考:マネーフォワードの福利厚生|Money Forward 採用サイト
働き方の特徴
マネーフォワードでは全メンバーがリモートワークできる環境を整えていますが、オフラインでのコミュニケーションも重視しており、原則週2日、推奨週3日のオフィス出社としています。
完全フルリモートを前提とした働き方ではないため、遠方からの転職やフルリモート勤務を希望している場合は注意が必要です。
具体的な出社頻度や運用については、応募するポジションの求人票や選考の中で確認しておきましょう。
参考:マネーフォワードの福利厚生|Money Forward 採用サイト
福利厚生の特徴
福利厚生では、従業員持株会や企業型確定拠出年金などの資産形成制度のほか、社内公募制度「チャレンジシステム」などキャリア形成を支援する制度も用意されています。
福利厚生の詳細は変更される可能性もあるため、応募時には公式採用サイトで最新情報を確認してください。
参考:マネーフォワードの福利厚生|Money Forward 採用サイト
公開データから見る定着・働く環境
マネーフォワードの公式採用サイトによると、2025年11月時点の退職率は12.6%、新卒・中途比率は新卒23.4%・中途76.6%です。
また、有価証券報告書では、提出会社の平均勤続年数は2.9年とされています。
ただし、平均勤続年数だけを見て「離職しやすい会社」と判断することはできません。
退職率などの公開データに加えて、自分が応募する職種の業務内容や評価制度、配属先の働き方なども確認したうえで判断することが大切です。
参考:有価証券報告書-第14期(2024/12/01-2025/11/30) 11ページ|株式会社マネーフォワード
参考:数字で見るマネーフォワード|Money Forward 採用サイト
マネーフォワードの選考フローと転職成功のポイント
マネーフォワードへの転職を目指す場合は、選考の流れを把握したうえで、自分の経験と応募職種との接点を整理しておきましょう。
選考フロー
マネーフォワードの公開求人では、以下のような選考フローが案内されています。
| 選考ステップ | 内容 |
|---|---|
| カジュアル面談・書類選考 | ポジションによってカジュアル面談を実施 |
| 面接 | 複数回実施。回数はポジションによって異なる |
| リファレンスチェック | 最終面接の前後などに実施される場合がある |
| 内定・オファー面談 | 選考通過後、条件などを確認 |
具体的な選考回数や課題の有無は、職種・ポジションによって異なります。エンジニアなど一部の求人では、技術課題が設定される場合もあります。
応募時には、求人票に記載された最新の選考フローを確認しましょう。
書類選考に向けて整理したいポイント
職務経歴書では、「何を担当していたか」だけではなく、自身の経験や成果が具体的に伝わるよう整理しておくことが大切です。
営業職であれば、たとえば以下の情報を整理しておくと、これまでの経験を伝えやすくなります。
- 担当していた顧客の業種・規模
- 新規営業・既存営業などの営業スタイル
- 目標と実績、達成率
- 顧客が抱えていた課題
- 自分が行った提案・工夫
- その結果得られた成果
「法人営業を担当していた」とだけ書くのではなく、「どのような顧客に、どのような課題提案を行い、どのような成果につながったのか」まで具体化しましょう。
そのうえで、応募する求人の必須条件・歓迎条件を確認し、自分のどの経験を活かせそうかが伝わる職務経歴書にすることがポイントです。
想定質問と準備ポイント
実際の面接でどの質問が頻出するかについて、公式に網羅的な情報が公開されているわけではありません。
そのため、以下はマネーフォワードの事業内容やValue・Culture、公開求人を踏まえて、選考前に整理しておきたい想定質問です。
- なぜ他のSaaS企業ではなく、マネーフォワードなのか
- どの事業・プロダクトに関心があり、なぜそう思うのか
- Mission・Vision・Value・Cultureのどこに共感するのか
- 自分の過去の経験と、Value・Cultureをどう結びつけられるか
- 応募職種で、これまでの経験や成果をどう活かせるか
- 応募する事業領域や顧客が抱える課題をどの程度理解しているか
| 想定される質問例 | 準備のポイント |
|---|---|
| マネーフォワードへの志望理由 | 他のSaaS企業ではなく同社を選ぶ理由を、事業・プロダクト・自身の経験と結びつける |
| 関心のある事業・プロダクトとその理由 | 自分の経験や関心と、応募先の事業・顧客課題との接点を整理する |
| Value・Cultureのどこに共感するか | 共感する言葉だけでなく、自分が実際に取った行動や経験を具体例として用意する |
| これまで最も成果を出した経験 | 課題・行動・結果を整理し、自分がどのように成果へ貢献したのかを明確にする |
| 自分の経験を応募職種でどう活かせるか | 求人票の仕事内容や必須・歓迎条件と、自分の経験を具体的に結びつける |
| 入社後に取り組みたいこと | 関心のある事業・プロダクトと、自分が実現したいキャリアを整理する |
Money ForwardのValuesは「User Focus」「Tech & Design」「Fairness」、Cultureには「Speed」「Professional」「Teamwork」「Respect」「Evolution」「Fun」が掲げられています。
すべてを無理に志望動機へ盛り込む必要はありません。自分の経験と特に接点の深いものを選び、具体的なエピソードとセットで整理しておくとよいでしょう。
また、志望理由については「SaaS業界に興味がある」だけで終わらず、なぜマネーフォワードなのか、なぜその事業・ポジションなのかまで言語化しておくことが重要です。
まとめ|難易度ではなく、自分の経験とポジションの相性で判断しよう
マネーフォワードへの転職難易度は、職種・ポジションによって異なります。
公開求人では、法人営業やSaaS、Fintech、経理・会計などの経験を活かせるポジションがある一方、必要な経験年数や専門性は求人ごとに異なります。まずは希望する求人の必須条件・歓迎条件と、自分の経験がどこまで重なるかを確認しましょう。
また、マネーフォワードは「User Focus」「Tech & Design」「Fairness」といったValueや、「Speed」「Teamwork」「Evolution」などのCultureを掲げています。応募を検討する際は、仕事内容だけでなく、こうした価値観や働き方が自分に合うかも確認することが大切です。
選考に向けては、抽象的な意欲ではなく、これまでの経験と応募職種との接点、そして「なぜマネーフォワードなのか」を具体的に整理しておきましょう。
自分だけでは応募可能性を判断しづらい場合や、freee・SmartHR・Sansanなど他のSaaS企業も含めて比較したい場合は、転職エージェントに相談しながら、自分の経験や志向に合う求人を整理するのも一つの方法です。
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