【2023年版】今注目すべきSaaS企業一覧(前編)

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近年、SaaSの普及率は年々高まっています。


SaaS市場の拡大に伴い、1社あたりで利用されているSaaSの数は拡大し続けており、日本国内においてSaaSの市場規模は2025年には2020年度比で約2倍になるとも言われ、年平均伸び率は130%に及びます。

もはや、SaaSは企業にとって切り離せないものになり、今後もその拡大は続くものでしょう。


この記事では、SaaS業界の近年の動向から今後の展開、そして2023年に注目すべきSaaS企業を10社ご紹介します。ぜひ最後まで読み進めて頂けたら幸いです。

※最新の2024年版も作成しておりますので、併せてご覧ください。


近年のSaaS業界について

2021年12月に「BOXIL SaaS」を運営するスマートキャンプ株式会社は、SaaS業界の市場規模やビジネスモデル、最新トレンドをまとめた「SaaS業界レポート2021」を発表しました。

成長し続ける市場規模

「SaaS業界レポート2021」によると、国内のSaaS市場は年平均成長率130%の成長を維持しており、2025年には約1兆4,607億円と、2020年度比が約2倍に成長する見通しになっています。


またSaaS比率は63%まで上昇する見込みです。

SaaS業界の今後の成長性に関しては、こちらの記事をご覧ください。

SaaS業界は今後も伸び続ける?特徴や年収、転職難易度など

SaaS業界の最新トレンド


コミュニケーション新時代

リモートワークが一般化した一方で、オフィス回帰の動きも根強く残っており、オンラインとオフラインを掛け合わせた労働環境づくりが求められています。

そのような背景から、オンラインのプラットフォーム上へアバターなどを介して出社するバーチャルオフィスツールの利用が拡大しました。


バーチャルオフィスツールの利用企業は増加傾向にあり、2020年度の売上は3億2,000万円でしたが、2025年度の市場規模は60倍以上の180億円に達すると見込まれています。

SaaS時代のセキュリティ

テレワークによるアクセス地点の分散、SaaS利用の増加から、新たな脅威が表面化しました。


全てのアクセスを信頼せずに常に確認する「ゼロトラストセキュリティ」という概念が生まれ、サイバー攻撃が高度化し続ける中で世界的に導入が進んでいますが、日本は遅れをとっており、セキュリティリスクが懸念されています。

クラウド活用を前提としたセキュリティ対策が求められており、セキュリティーベンダー各社が機能強化を進めています。

ビッグデータの活用

ビッグデータやAIの活用が本格的な普及段階に入りました。

2020年はリモートワーク対応のためのIT投資が先行される傾向にありましたが、デジタルシフトの進展でデータ活用需要が増し、今後はデータベース管理や分析用ツールの市場拡大が見込まれるでしょう。


【2023年版】今注目すべきSaaS企業10選

それではここからは、2023年に注目すべきSaaS企業をご紹介致します。

近年SaaSの利用拡大により、企業も宣伝に力を入れていることもあって一度は耳にしたことがあるサービスも多くあるでしょう。

株式会社マネーフォワード

https://moneyforward.com/

  • 家計簿アプリ利用率No.1!
  • 全国で8ヶ所の拠点。
  • 福利厚生は一般のベンチャー企業と比べて充実しているとの声が多数。
  • 新しい事に挑戦しやすく、自己成長を実感できる社風。

株式会社マネーフォワードは2012年に設立された、従業員数1,266名のSaaS企業です。



個人向けお金の見える化アプリ「マネーフォワードME」と法人向け「マネーフォワードクラウドシリーズ(経理、確定申告、人事労務)」の2つが収益の柱になっており、売上高は毎年右肩上がりで成長しています。

参考:マネーフォワード公式HPより



2018年にベトナムに現地法人を新設しており、海外事業にも視野を広げていますが、現状は国内事業がメインです。


マネーフォワード は、ベンチャー企業の中では福利厚生が充実しているとの評価ですが、2〜3年前は平均残業時間が月40時間程度と同業社に比べると多めとの声が多い状態でした。

しかし、これは企業が成長フェーズにあるため仕事量が多い点と、やる気と実力次第で新しいことに挑戦しやすい風土から結果的に残業時間が増えており、一概にマイナスの評価だとは言えないでしょう。


実際にマネーフォワードで働く社員の方々からお話をお伺うと、

「直近はリモートワークも進んでおり、休暇もとりやすく、最近は以前に比べて残業もそんなに多くない。自分である程度コントロールできる!」

という声があがっています。


成長意欲・モチベーションの高い人、優秀な人が多く、全体の士気も高いので、成長を実感できる、仕事のやりがいと重視している人に合っているSaaS企業だと言えるでしょう。


株式会社マネーフォワードにご興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
株式会社マネーフォワードの平均年収は647万円!利用者数1,400万人以上のサービスを手がける成長企業

株式会社ユーザベース



https://www.uzabase.com/jp/

  • 「スーパーフレックス制度」という働く場所も時間も選べる制度有り。
  • 上場企業の中で、数少ないフルリモート可な企業。
  • 近年、海外事業を積極的に推進中なので、海外志向の方にもおすすめ。
  • 実力主義な社風で評価に満足している人が大多数。
  • 育児などとも両立しやすく、女性も活躍できるという声が多数。


株式会社ユーザベースは、経済分野で膨大なビジネスデータを利用可能な「SPEEDA」、SNS型ニュースのソーシャル経済メディア「NewsPicks」を運営しているSaaS企業です。


ユーザベースの主要SaaSプロダクトは、3つあります。


①SPEEDA


「SPEEDA」は、ビジネスパーソンの情報収集・分析における課題を解決する最先端のプラットフォームであり、世界中の企業情報、業界レポート、市場データ、ニュース、統計、M&Aなどのあらゆるビジネス情報をカバーしています。

中期経営計画策定、M&A戦略策定、海外戦略策定、マーケティングなど様々なビジネスシーンで活用されており、現在は、事業会社、金融機関、コンサルティングファームなど1,500社を超える導入実績があります。


②INITIAL

「INITIAL」は、日本最大のスタートアップ情報プラットフォームとして、データとストーリーからスタートアップの現在と未来をひも解く独自のコンテンツを作成しました。

多数のメディアで引用される資金調達レポートやスタートアップ成長モデルなどを公表しています。


法人版「INITIAL Enterprise」は、収録数190万社を超えるスタートアップの情報プラットフォームとして、事業会社、VC、CVC、金融機関、行政機関など500以上の企業・団体で導入されています。


③FORCAS

さらに3つ目の柱として最近注力しているのが、B2B事業向け顧客戦略プラットフォーム「FORCAS」です。


「FORCAS」は、データ分析に基づいて成約確立の高いアカウントを予測し、マーケティングと営業のリソースをそのターゲットアカウントに集約する最新マーケティング手法「ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)」の実践をサポートするマーケティングプラットフォームです。


「経済情報で、世界を変える」という企業ミッションのもと、国内事業だけではなく海外事業も非常に勢いがあります。高学歴者が多く、海外大学出身者の人材もおり、優秀な社員が多いとの評判です。


しかし学歴で採用や評価を決めているわけではなく、実力が正当に評価される社風との意見が多く見られ、圧倒的にカルチャー(バリュー)フィットを重視しています。


ユーザベース には組織の指針となるバリューとして有名な「7つのルール」があります。その7つのルールとは以下になります。

「自由主義で行こう」

「創造性がなければ意味がない」

「ユーザーの理想から始める」

「スピードで驚かす」

「迷ったら挑戦する道を選ぶ」

「渦中の友を助ける」

「異能は才能」

面接の選考時には、これらの7つのルールを体現してきた人なのか、体現できそうな人なのかが一つの判断軸になりますので、ユーザベースにご興味のある方はこれらは覚えておくといいでしょう。


また、ユーザベース の選考は面接の回数やお会いする社員の数が多いことで有名で、中には10名以上の社員と会った上で内定・入社された方もいます。


弊社キャリアエックス経由でもユーザベースへの転職サポート実績がありますが、弊社経由で入社した方の中には、入社した当日に面接官としてアサインされた方もいます。

それは選考時において、何よりも「7つのルール」、バリューフィットをすり合わせるプロセスを重視されていることの現れではないでしょうか。


近年は、事業拡大に伴い、キャリア採用(中途採用)に積極的です。

日本経済新聞が選ぶ「新興の中堅200社成長力ランキング」にランクインしているほど、注目を集めている企業であるため、転職での競争率はかなり高いものになると予想されるでしょう。

株式会社ユーザベースにご興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
株式会社ユーザベースの平均年収は759万円!働き方はフルリモートでフルフレックス?!


株式会社SmartHR

https://smarthr.jp/

  • 労務関係クラウド三年連続シェアNo.1
  • 現在は人事向けSaaSを中心に展開。
  • オープンな社風別チームのチャットにも参加できるなど、会社全体が一致団結。
  • 独自の福利厚生プログラム。

株式会社SmartHRは、クラウド型党務管理ソフト「SmartHR」の企画・開発・販売・運営を主に行っているSaaS企業です。

国内のクラウド労務管理市場ではシェア率トップを誇っており、twilioやbox、shopifyなどの海外ユニコーンSaaSと比較しても遜色ないスピードで現在も成長していると言われています。


ただ、「SmartHR」はクラウド労務管理シェアNo.1とはいえ、労務管理を手書きで行う企業は全体の99%と言われており、拡大の余地がある市場です。

そのため、現在の人事向けSaaSで蓄積した顧客基盤や人事DBを活用し、今後はそれらのデータやノウハウを活用したアップルセルプロダクトの作成や、サービスのプラットフォーム化を行いさらなる事業拡大を目指しています。


2018年から2022年にかけて社員数は650名ほど増加しており、事業拡大に伴い採用を強化しています。福利厚生は部活制度やワーケーション制度などユニークなものも多く、仕事とプライベートを両立できる環境が整っています。


株式会社SmartHRにご興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
株式会社SmartHRの平均年収は647万円!フルフレックス制やリモートワーク制度も

株式会社ビズリーチ

https://www.bizreach.co.jp/

  • 「BIZREACH」をはじめ、人材領域をメインにインターネットサービスを展開。
  • 育休や産休などの休みも取りやすく、復帰もスムーズにできて、女性も働きやすいとの声が多数。
  • 2021年にマザーズに上場。近年はテレビCMを放映。


「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」 をミッションとして、2009年から人材領域をメインとしたインターネットサービスを展開しているベンチャー企業です。


即戦力となる人材と企業をつなぐ「BIZREACH」や、人財活用プラットフォームの「HRMOS(ハーモス)」などの事業に取り組んでおり、近年広告宣伝にも力を入れていることからユーザー数も増加しており注目されています。


東京の本社を皮切りに、大阪、名古屋、福岡と全国に8ヶ所のオフィスを構えており、従業員数は1,500名にまで及びます。

急成長しながら、事業多角化や分社化、そして上場を進めてきた為、まだ昇給制度や人材育成の仕組みにまで手が回っていないところがあると言われている側面もあるようです。


「社会にインパクトを与えたい!」「社員1人1人に向き合いつつ仲間を大事にする」という気持ちが強い企業であり、成長途中の企業で楽しみながら自身も成長していきたいと考えている人に向いているSaaS企業の1つでしょう。

株式会社ネオキャリア


https://www.neo-career.co.jp/

  • 国内に70支店以上あり、アジア圏を中心に5ヵ国にも展開。
  • 人事向けSaaS型プラットフォームサービス「jinjer(ジンジャー)」の「jinjer勤怠」が2021年上半期で最もユーザーに評価されたサービスとして表彰。
  • 社内表彰を積極的に行っており、最優秀者には海外視察ツアーが贈呈。
  • 男性社員が育休を取得した実績もあり、男女問わず長期的に働ける環境。


株式会社ネオキャリアは、就職及び転職支援・新卒や中途採用に始まり、派遣・紹介予定派遣など、リクルーティングサービスを中核に事業を展開しているSaaS企業です。


求職者と企業をつなぐ様々なサービスを通して、中小企業から大手企業、ベンチャー企業まであらゆる業界において、1万社近くの採用をサポートしてきた実績があります。

新卒の人材紹介分野、介護領域の転職支援においては業界トップクラスの実績を誇っており、新しく保育分野の転職支援サービスも展開するなどこれまでの実績を強みに、新たなマーケットの開拓を推進しています。


社員のモチベーションを上げる為に様々な試みがされており、各部門ごとに表彰者が選ばれ、受賞者とお客様とのエピソードムービーの作成が行われる「コミットメントグランプリ」などが評判です。


また、年に1度行われる新規事業プランコンテスト「ネオつく」は内定者も含めた全社員参加型のイベントで、世の中の課題に対して価値提供できるサービスを会社に提案していきます。アイディアが認められると、賞金の贈呈や実際に提案したアイディアが事業化されます。

「ネオつく」を通して実際に事業化されたアイディアも数多くありますので、会社としても社員としても注力しているイベントです。


2021年11月に、株式会社ネオキャリア は下記のサービスをJinjer株式会社(ネオキャリア 子会社)に事業譲渡しています。

・バックオフィス向けクラウドサービス事業「jinjer」

・Web会議システムサービス事業「jinjerミーティング」(旧サービス名称「Calling」)

・電子契約サービス事業「jinjerサイン」(旧サービス名称「Signing」)

これらの事業譲渡には意味があり、「ネオキャリア社は、採用メディア事業や採用コンサルティング事業、人材紹介・人材派遣事業等、人材領域にアセットを集中し、人材総合カンパニーとしてトップを目指す!という意思表示とのことです。


一方、jinjer株式会社は、日本、世界における労働生産性を上げ、1人1人の「人生」における「働く価値」をよりポジティブなものにし、「世界で最も顧客を大切にする会社」であることを宣言しています。

ネオキャリア から分社化することで、投資配分を最適化し、HR×SaaSベンチャー、HRテックカンパニーとして圧倒的な急成長することにコミットした、と言えるのではないでしょうか。

エムスリー株式会社


https://corporate.m3.com/

  • 医療・ヘルスケア分野で様々な事業領域を展開。
  • 創業から18年連続で業績拡大中。
  • 企業の時価総額国内トップ10入りも目前。
  • 経営ボードメンバーをはじめ、マッキンゼー、BCG、アクセンチュア等、外資戦略コンサルティングファーム出身の方も多い。
  • リクルート、ヤフー、DeNA、三菱商事、電通等、メガベンチャーや大企業出身者も多い。


投資家やハイキャリアビジネスパーソンの間では有名なSaaS企業で、ハイキャリア層の転職においては隠れた人気企業なのがエムスリー株式会社です。


事業内容は公式HPでは「インターネットを利用した医療関連サービスの提供」とありますが、その内容は医療業界全体に渡り様々なサービスを展開しています。

医療従事者の情報ニーズに応える会員制サイト「m3.com」、製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティングを総合的に支援する「MR君」、また薬剤師の為の求人サイト「薬キャリ」など、医療業界内だけといえ多岐にわたります。


2020年のコロナ禍で時価総額が大幅に伸び、時価総額国内トップ10入りも見えている、近年最も成長した企業と言えるでしょう。


M&Aや新規サービス開発にも非常に積極的で、自分次第で多様な成長機会とキャリアパスがあります。

事業タイプの拡大と海外展開を掛け合わせて、展開事業を急激に増やしていくことがエムスリーの成長に起因していると考えられます。


社風はロジックや効率性を求める企業文化がはっきりしている他、仕事の進め方は個人ベースの傾向が強いため、合う合わないが分かれるとの声が多いです。

フラットな組織(メンバー・マネージャー・プレジデントと、3レイヤーのみ)、経営陣との距離も近く、圧倒的な主体性とプロフェッショナルスキルの高い方であれば、エムスリーが持つ豊富なデータアセットや顧客接点を使いながら、様々な事業開発にチャレンジできると思います。

株式会社エムスリーにご興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
株式会社エムスリーの平均年収は948万円!医療業界で挑戦を続ける企業


BASE株式会社

BASE株式会社


https://binc.jp/

  • 「ネットでお店を開くならBASE」がキャッチフレーズのCMでお馴染み。
  • 3つの項目を埋めるだけですぐにショップを開設可能。
  • ショッピングアプリは1,000万ユーザーが利用。
  • 年収は国内の平均と比べると高水準。

2012年に設立された比較的新しい企業で、「Payment to the People, Power to the People」をミッションに掲げており、世界中の人が自由に経済活動ができる世の中を目指しているSaaS企業です。


事業内容は個人や中小企業の事業者に向けての、EC・決済・金融サービスを展開しています。特に『誰でも簡単に』ECサイトの作成・運営ができるサービスはこれまでの常識を覆すものとなっており、2022年12月にはネットショップ開設数が190万社を突破しています。(BASE株式会社公式HPより)


0→1の立ち上げ部分や事業のグロース部分の両方を経験できますので、成長意欲の高い方やスピード感あるフェーズを経験したい方はやりがいを感じながら働くことができるでしょう。

株式会社UPSIDER



https://up-sider.com/

  • 導入社数15,000社を突破!
  • 1年間で累計200億円以上の資金調達を実施。
  • サービス提供時から3年で、決済額の年間成長が約10倍。
  • 過去2年で100万円〜200万円の基本給UPの実績あり。

2018年に設立、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに掲げ、新しく生まれるサービスや技術をお金の面からサポートする「新しい金融サービス」を提供しています。


設立から年数があまり経っていないスタートアップ企業や成長企業の法人カードでは、利用限度額が低く成長投資ができない、審査に時間がかかって中々発行されないなどの課題がありましたが、UPSIDERが提供する法人カードはそれらの課題を解決できることから、サービスの提供から3年ほどで導入社数は15,000社を突破しています。


UPSIDERは学歴や経歴重視ではなく、価値観を重視した採用を行なっています。また、チームワークを大切にしている会社でもありますので、クライアント様・社内メンバー問わず仲間と共に成長をできる人を募集しています。

サービスの提供から3年ほどとなりますので、柔軟に、かつスピード感を持ってチームワークを大切にしながら働ける方は活躍できる環境です。

株式会社メドレー



https://www.medley.jp/

  • 医療・介護業界を主軸に事業を展開
  • 社員同士の交流を目的として、月に一度ピザパーティを開催
  • 実務経験が求められるため、転職難易度は高め


株式会社メドレーは、医療・介護業界を主軸に医療ヘルスケア分野の人材採用システムの運用と、オンライン診療システムのプラットフォームを提供しているSaaS企業です。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンライン診療を導入する医療機関が増えており、新型コロナウイルスが落ち着いてきた後も、その有用性が認知されていくでしょう。


また、日本が抱える医療・介護業界の人材不足の問題を解決しようとする事業は社会的に大きな意義があると考えられ、多くの賛同者を集め成長していく可能性が高いと言われています。


社風は、職種にもよりますが残業は少ないとの声が多いです。

また、成長機会が多く、積極的に動ける人はその分チャンスを貰える環境で、新しい事業ができればその分、ポジションも増えていくのでやる気さえあれば裁量が与えられていくとの声も聞きます。

株式会社タイミー



https://timee.co.jp/

  • サービスリリース4年で累計約273億円の資金調達を実施。
  • 累計ワーカー数400万人超え。ワーカー数は1年間で約2倍!
  • 設立から約6年で全国8拠点、従業員数は700名以上。


「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」をミッションに掲げ、「働く」を通じて自分の可能性を広げられるサービスを提供しているタイミーは、2017年に設立し、設立から約6年で売上高・従業員数・ユーザー数ともに急成長しています。


特にユーザ数は、履歴書や面接不要で「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービスがこれまでの仕事を始めるまでの工程と比較すると革命的で、人手不足の企業と固定ではなく空いた時間に少し働きたいというワーカーの需要と供給がマッチしたことにより400万人を突破しています。


現在タイミーでは、事業拡大により積極的に採用活動を行なっています。タイミーで働くことにより、営業スキルやPDCAを高速で回すスキルを身につけられますし、代表の小川社長とは距離が近く話す機会も多いため、経営に関しても学ぶことが可能です。


急成長中のベンチャー企業で自身も成長していきたいという方におすすめしたい企業です。


株式会社タイミーにご興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
株式会社タイミーの平均年収は450万円!累計調達額約273億円の急成長企業!

その他のSaaS企業を知りたい方へ

今回は10のSaaS企業をご紹介して参りましたが、SaaS企業はどんどん増えていますし、SaaSの提供を始めた上場企業もあります。

そのため、すべてのSaaS企業を知ることは難しいでしょう。


SaaS業界に転職したいと考えている方は、当社のようなSaaS業界に強い転職エージェントに相談し、希望条件などを伝えた上で、自分にあったSaaS企業をピックアップしてもらうといいでしょう。

急成長中のSaaS業界に転職しよう!

いかがでしたでしょうか。

SaaS業界の解説から始まり、2023年に注目すべきSaaS企業を10社紹介してきました。ただ、今回ご紹介した、注目されている企業だからといってどの企業に転職しても自分に合うわけではありません。

社員の雰囲気や働き方、提供するサービスは全く違いますので、自分に合ったSaaS企業を選ぶことが重要です。


自分に合ったSaaS企業を知るためには、企業について調べることと合わせて、自分は「何がしたいのか」「何をしたくないのか」自己分析をすることも重要です。

しかし働きながら企業調べと合わせて自己分析を行うのは大変です。そんな時はぜひ転職エージェントをご活用ください。


SaaS業界に強い転職エージェント『キャリア・エックス』では、皆さんのお話をお伺いし、何がしたくて何をしたくないのか、どんな環境ならイキイキと働くことができるのかを一緒に考え、約3,000求人の中から一人ひとりに合った求人をご紹介いたします。

今回ご紹介した注目のSaaS企業への転職サポート実績もございますので、SaaS業界への転職をご検討中の方はお気軽にご相談くださいませ!


また後編では、ここで紹介しきれなかったSaaS企業も紹介しているのでそちらもお見逃しなく!


採用強化中の企業多数!SaaS営業 求人特集はこちら
キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

SaaS企業転職者へのインタビュー

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