パーソルキャリアの年収は540万円!年齢別・職種別の平均年収も

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東海林 浩樹
前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。 様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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パーソルキャリア株式会社(以下、パーソルキャリア)は総合人材サービスを提供する業界最大手の企業です。パーソルホールディングスの中核を担う企業として知名度も高いため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


国内だけでなく海外にも拠点を置き、個人のキャリア形成から企業向けの人材活躍支援など幅広く事業を展開しています。


とくに個人の転職を支援するマッチングサービス「doda」やハイクラス向けの「dodaX」は最大級の求人情報・エージェントサービスとして、利用者数も圧倒的なシェアを誇っています。


こちらの記事では、パーソルキャリアの職種別・年齢別の年収や、転職難易度についてご紹介いたします。

  • 自己分析から内定獲得まで徹底的にサポート
  • 一次面接通過率約50%(選考企業ごとの面接対策実施)
  • 入社半年以内の離職率1%以下

パーソルキャリアの平均年収は540万円

会社の口コミが分かるエンゲージによると、2025年1月時点でのパーソルキャリアの平均年収は540万円でした。


dodaが公開している「平均年収ランキング(業種別)」によると、パーソルキャリアが属するサービス業の平均年収は388万円ですので、業界の平均的な水準を上回っていることが分かります。


パーソルキャリアは実力主義の風土が強く、成果を残せば賞与に還元されるケースが多いようです。


親会社パーソルキャリアホールディングスの平均年収は812万円


2024年3月の有価証券報告書によると、親会社であるパーソルホールディングスの平均年収は812万円でした。


人材紹介・人材派遣を行うスタッフィング事業や、海外事業の急成長により業績を右肩上がりで伸ばしています。そのため平均年収も好調に推移しており、前回の2023年度の報告から平均年収が約80万円増加しています。


パーソルホールディングスの平均年収の推移は以下の通りです。

年次平均年収平均年齢
2020年650万円38.5歳
2021年665万円38.5歳
2022年730万円39.5歳
2023年727万円39.8歳
2024年812万円40.4歳


パーソルキャリアと競合他社を比較した際の年収の特徴

パーソルキャリアと競合である人材大手企業との平均年収の比較は以下の通りです。

企業名平均年収平均年齢出典元
リクルート1,138万円33歳2024年3月有価証券報告書
パソナグループ627万円36歳2024年5月有価証券報告書
ビズリーチ580万円32歳自社調べ
パーソルキャリア540万円31歳エンゲージ
エン・ジャパン538万円30歳2024年3月有価証券報告書
マイナビ505万円31歳自社調べ


人材サービス業界の競合5社との平均年収を比較した場合、パーソルキャリアの平均年収は4番目という結果になりました。

【カテゴリ別】パーソルキャリアの平均年収

この見出しでは、パーソルキャリアの平均年収を職種別、年齢別に解説します。

《職種別》パーソルキャリアの平均年収

会社の口コミが分かるopenworkによると、2025年1月時点でのパーソルキャリアの職業別の平均年収は以下の通りです。

職種平均年収
営業系508万円
企画系628万円
キャリアアドバイザー535万円
エンジニア系632万円


実力主義であるパーソルキャリアは、成果次第で賞与やボーナスに還元されやすい傾向です。


口コミによると、業績面では賞与に、行動面では基本給に、業績+行動の結果により等級が変動するそうです。

《年齢別》パーソルキャリアの平均年収

エンゲージによると、パーソルキャリアの年齢別の平均年収は以下の通りです。

年齢平均年収
25~29歳491万円
30~34歳534万円
35~39歳656万円
40~44歳673万円


口コミによると、パーソルキャリアでは等級制度を採用しており、メンバークラスでは3段階に分かれているようです。


1段階目の給与レンジは400~550万円、2段階目が450~650万円、3段階目が650~800万円と給与レンジが分かれています。


成果次第のため一概には言えないものの、入社3年目前後で2段階目の等級に上がる人が大半だそうです。

パーソルキャリアの事業内容

パーソルキャリアは個人のキャリア構築や企業の人材活用支援を行うサービスを複数展開しています。


個人向けでは、国内最大級の求人情報・エージェントサービスで知られている「doda」やハイクラス人材向け転職サービス「dodaX」などを運営しています。


法人向けでは、採用後の個人の定着や活躍、企業の人的資本活躍を支援するサービス「HRSpanner」や社員のエンゲージメント向上を目的とした1on1支援サービスなどがあります。


近年では、正社員だけでなく副業やフリーランスなどの多様な働き方へ挑戦する個人を支援するサービスや、業務委託を効率的に管理する企業向けサービスなども注目されています。

パーソルキャリアの人事制度について

パーソルキャリアでは、キャリアアップを支援する人事制度や研修プログラムが充実しています。例えば、海外のグループ会社へ自ら異動希望を出せるグローバルチャレンジ制度や、労働時間の一部を活用しグループ内の他部署の仕事体験ができるジョブトライアル制度などがあります。


また、自社やグループ内の異動だけではなく、複業(副業)制度など、多様な選択肢のもと、社員一人ひとりが納得感のあるキャリア選択ができるように支援しています。

パーソルキャリアの残業時間や働き方について

新卒採用向けのHPによると、パーソルキャリアの平均残業時間はメンバークラスで19.9時間、管理職で24.5時間です。


dodaが実施した平均残業時間の調査によると、人材サービス業界の平均残業時間は30時間なので、パーソルキャリアの残業時間は業界平均値よりも短いことがわかります。


パーソルキャリアでは、リモートワーク及びフレックスタイム制度を導入しており、業務効率化や残業時間削減へと積極的に取り組んでいます。働き方は3パターンあり、オフィス出社メイン、リモート勤務メイン、フルリモート勤務です。


部署や社員のはたらく状況に合わせて適切なワークスタイルを選択できるような制度です。

パーソルキャリアの福利厚生について

公式HPによると、パーソルキャリアの福利厚生は以下の通りです。

パーソルキャリア健康保険組合社員が加入することができ、「はたらく」を健康面からサポートする組合です。病気やけがへのサポートはもちろん、健康づくり、心身のリフレッシュにつなげる保険事業を利用できます。
リロクラブ映画館やホテル、レジャー、家事代行など、様々な領域で充実したサービスを特別優待価格で利用することができます。
次世代育成・介護休暇未就学児のこども、もしくは要介護状態のご家族がいて就業が難しい日がある場合は、年次有給とは別に有給休暇を取得することができます。
産休・復帰ガイダンス産休前のメンバー向けガイダンスや、復職に向けたガイダンスを実施し、スムーズな産休や復職をサポートする制度です。女性では産休・育休取得率100%、復職率も97.2%と高い実績を残しています。(2023年度実績)


上記以外にもパーソルキャリア独自の福利厚生として、「FLASH」という制度があります。様々なライフイベントによって、「辞めたくないのに、辞めざるを得ない」状態にならないようにサポートする制度です。


この制度は育児や介護はもちろんのこと留学・通学などのスキルアップ期間、地域活動・社会活動への参加に向けて時短勤務や休業が可能です。

パーソルキャリアの転職難易度は?

パーソルキャリアの転職難易度は高いと言えるでしょう。パーソルキャリアはリクルートに並び、人材業界の中でも最大手の企業のため、転職市場においても非常に人気があります。


転職市場における人気は高いものの、事業拡大とともに中途採用を活発に行っているため、パーソルキャリアへの転職可能性は十分にあります。


2024年3月の中途採用比率は74.6%と高い割合です。部署や職種によって、中途入社者が9割を占める組織もあるようです。

パーソルキャリアの求める人物像

パーソルキャリアが求める人物像は主体性のある人です。


「キャリアオーナシップを育む社会を創造する」というミッションを推進するために、主体的に人々の「はたらく」課題を解決することが求められます。


個人も企業も抱える課題は複雑で多種多様のため、前例や制約にとらわれずに自ら思考し、潜在的な課題解決へと導くスタンスが必要です。


また、求める人物像の2つ目として当事者意識を持つ人があげられます。


代表メッセージによると、5,000名規模になった今でもオープンでフラットな議論ができる組織でありたいという代表の想いが込められていました。


「自分ゴト化」とバリューに策定されているように、自分の意思を持ち「自分ならこうしたい」という想いを社内・社外ともに発信できる人物が求められます。

転職のことならキャリア・エックス

株式会社キャリア・エックスは20代、30代の若手ハイクラス向けのキャリアチェンジの支援を得意とする転職エージェントです。


近年注目されているSaaS企業やDX、人材など成長企業への支援実績も豊富です。専任のコンサルタントが伴走し、転職をゴールとするのではなく、その後の長期的なキャリア形成にも強みを持っています。


転職のことなら、キャリア・エックスへお気軽にご相談ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、パーソルキャリアの平均年収や人事制度、働き方について紹介しました。


国内最大手の総合人材企業として多岐にわたるサービスを展開しており、今後も既存事業の動向など、より一層の成長が期待できるでしょう。


パーソルキャリアへの転職を検討されている方は、ぜひキャリア・エックスへご相談ください。人材業界への転職のポイントを熟知した専任のコンサルタントが内定獲得まで伴走したご支援を行います。

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キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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