TOKIUMの年収はいくら?年齢・職種別給与や福利厚生、転職難易度を解説

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東海林 浩樹
前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。 様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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TOKIUMは経理業務のDX化を実現する支出管理プラットフォーム「TOKIUM」を展開するスタートアップ企業です。2012年に創業して以来、あらゆる業界や業種の顧客に導入実績が増加しており急成長中を遂げています。将来的にIPOも目指しており、今後の成長性には期待できるでしょう。


本記事ではTOKIUMの年収や年齢・職種別給与、福利厚生について紹介します。また、転職難易度についても解説しますので、TOKIUMへの転職に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

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TOKIUMとはどんな会社? 

TOKIUMの会社概要は以下の通りです。

会社名株式会社TOKIUM(英字:TOKIUM Inc.)
所在地東京本社東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル12階
設立2012年6月26日
代表者黒﨑 賢一
資本金1億円
事業内容経理業務の効率化を支援するクラウドサービスの提供
グループ会社株式会社TOKIUMスタッフィング株式会社BareTail

TOKIUMは「働く人の時間を生み出すインフラになる」というミッションを掲げ、企業の支出領域の課題解決を行う支出管理のプラットフォームを展開しています。


支出傾向が明確に分かるため、単なるデジタル化や効率化ではなく、支出の最低化を実現して企業の利益向上に貢献することを目指しています。

TOKIUMの事業内容 

TOKIUMは経理業務のDX化を実現する支出管理のプラットフォーム「TOKIUM」を展開しています。


ITと人力を組み合わせた独自の技術を活用し、複雑性の高いサービスを提供している点が特徴的です。そのため、経理部門から現場担当者まであらゆる担当者の支出管理にまつわる業務効率をサポートしています。


TOKIUMが提供するサービスの一覧は以下の通りです。

  • TOKIUM経費精算:完全ペーパーレスを実現する経費精算クラウド
  • TOKIUMインボイス:完全ペーパーレスを実現する請求書受領クラウド
  • TOKIUM電子帳簿保存法:保存・一元管理ができる文書管理クラウド
  • TOKIUM契約管理:紙と電子の契約書が一元管理できる契約管理クラウド
  • TOKIUM請求書発行:請求書をオンライン上で作成できる請求書発行クラウド


幅広い業界・業種の企業への導入実績も年々増加し、2024年7月末には累計2500社まで拡大しました。今後はIPOを目指して更なる事業拡大にも期待できるでしょう。

TOKIUMの平均年収は490万円 

会社の口コミが分かるopenworkによると、2025年9月時点でのTOKIUMの平均年収は490万円でした。


dodaが公開している「平均年収ランキング(業種別)」によると、TOKIUMが属するIT業界の平均年収は460万円であるため、概ね業界の平均値と言えるでしょう。


現在急成長中の企業であり、規模の拡大や業績によってさらに年収が上がっていく可能性もあるでしょう。

TOKIUMの賞与(ボーナス) 

TOKIUMでは業績賞与として7月と1月の年2回支給されます。


具体的な賞与金額は業績や評価により変動し実際の支給額と異なる可能性もあるので、気になる方は転職時にご相談ください。

TOKIUMの平均手取り 

国税庁日本年金機構全国健康保険協会の情報を元に計算したところ、TOKIUMの平均年収である490万円の手取り額は約381万円です。また月収あたりの手取り額は約32万円になります。


控除される項目について以下の表にまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。

項目年収月収
額面収入4,900,000円408,333円
手取り額3,818,934円318,244円
所得税120,100円10,008円
住民税237,600円19,800円
健康保険243,786円20,315円
雇用保険29,400円2,450円
厚生年金450,180円37,515円


上記は年収490万円を12分割した際の月収での額面収入及び手取り額です。実際に支給される手取り額は賞与の金額により変動する場合があるので、一例として参考にしてください。

TOKIUMと競合他社を比較した際の年収の特徴 

TOKIUMと競合他社を比較した際の年収の特徴は以下の通りです。

企業名平均年収平均年齢出典
TOKIUM490万円30.7歳openwork
freee716万円32.7歳有価証券報告書
マネーフォワード711万円33.7歳有価証券報告書
ラクス641万円32.5歳有価証券報告書
Donuts452万円30.o歳openwork


競合他社と比較した場合、TOKIUMの平均年収は4番目という結果となりました。大手のホリゾンタルSaaS企業と比較するとTOKIUMの平均年収は少々控えめと言えるでしょう。


急成長フェーズであるため、今後の事業拡大に応じて給与体系が整備されたり、賞与金額が増加する可能性があるかもしれません。実際に支給される金額は、職種や評価により変動があるため、平均値として参考にしてください。

TOKIUMの評価制度・キャリアパス 

TOKIUMでは、一人ひとりがバリューを理解し、体現する組織を目指していることから、評価制度にはバリュー体現指針に基づいた評価レポートを使用しています。


そのため、成果を出したという結果だけで評価をするのではなく、会社のバリューを体現できているかも重要な評価対象になっているようです。


また、TOKIUMは様々な部署を経験し、キャリアの幅を広げてほしいという想いから、部署異動するメンバーが多くいます。入社後のキャリアパスとしては、異動せずに特定部署のプロフェッショナルとして活躍する選択もできますし、新しい部署にチャレンジすることもできるため、幅広いキャリア選択が可能です。

【カテゴリ別】TOKIUMの平均年収 

TOKIUMの平均年収について、職種別、役職別、年齢別で紹介します。一つずつ見ていきましょう。

《職種別》TOKIUMの平均年収 

TOKIUMの職種別の平均年収は以下の通りです。

職種平均年収
営業系450~800万円
マーケティング400~700万円
エンジニア系500~1200万円
コーポレート系500~900万円

職種別で見てみるとエンジニアの年収帯が高い傾向にあります。TOKIUMのサービスは機能性が高いことから、技術力のあるエンジニアを確保するために、他職種と比較して高めの年収帯になっているのでしょう。


上記の年収はTOKIUMの過去に掲載されていた求人や、現在掲載中の求人をベースにモデル年収として算出しています。実際に支給される年収は、スキルや前職の年収が考慮されるケースが多いため、一例として参考にしてください。

《役職別》TOKIUMの平均年収 

TOKIUMの役職別の平均年収は以下の通りです。

役職年収
メンバー400~700万円
リーダー500~800万円
マネージャー600~900万円

上記の年収はTOKIUMで募集中の求人票を元に算出しています。急成長中のTOKIUMでは様々なポジションへ挑戦できる機会があるため、手を挙げれば自身のやりたいことを実現できる可能性も十分あります。


目安の年次などは記載がないものの、成果次第では入社後の早い段階でマネジメントの経験も積むことができるかもしれません。

《年齢別》TOKIUMの平均年収 

TOKIUMの年齢別の平均年収は以下の通りです。

年齢年収
25~29歳430万円
30~34歳550万円

年齢ごとの年収帯目安の記載はなかったので、口コミや募集中の求人票をベースに算出しています。


dodaが公開する「平均年収ランキング(年齢別)」によると、20代の平均年収は360万円ですので、TOKIUMの平均年収は比較的高いことが伺えます。

TOKIUMの新卒の年収・初任給は? 

2027年度の新卒採用の募集要項によると、TOKIUMの初任給は以下の通りです。


■初任給

給与:300,000円~
内訳:固定残業代相当の月間40時間分を含む(超過分は別途支給)


TOKIUMでは年俸制の給与体系となっており、12分割として給与が支払われます。厚生労働省が公開する初任給調査「新規学卒者の学歴別にみた賃金」によると、2023年度の新卒初任給は237,300円ですので、TOKIUMの給与水準は高いことが伺えるでしょう。

TOKIUMの採用大学の傾向は? 

TOKIUMで採用実績のある大学は以下の通りです。

横浜国立大学、明治大学、立教大学、中央大学、お茶の水女子大学、早稲田大学、一橋大学、学習院大学、京都大学、慶応義塾大学、東京外語大学、青山学院大学、奈良女子大学など


TOKIUMでは採用実績のある大学について正式に公開していないため、複数の口コミサイトより集計しています。TOKIUMはスタートアップ企業ということもあり、新卒の採用の人数は多くありません。


2024年度には9名の新卒社員が入社していますが、今後の企業規模拡大とともに、新卒採用の人数も増加していくでしょう。

TOKIUMの福利厚生について 

TOKIUMの福利厚生は以下の通りです。

部署交流費部署内での結束を目的とし一定金額を支給して、カルチャー形成につなげています。特に新入社員の歓迎会などに用いられることが多いです。
書籍購入補助社員のスキルアップを目的に書籍購入を補助しています。自己成長を後押しするため、費用に上限を設けていない点が特徴的です。
借上げ社宅制度借上げ社宅制度を利用することで、所得税・住民税などの税負担を軽減することができます。
福利厚生倶楽部特定の飲食店の会計10%割引や映画チケット割引など様々なクーポンを利用することが可能です。
勉強会カンファレンス参加費補助資格取得・セミナー参加によるインプット取得を補助する制度で、セミナー参加費用や資格取得に対する奨励金を支給します。
従業員持株会社員がTOKIUMの株式を一定の条件に基づき購入できる制度です。少額から継続的に積み立てることができます。

その他にも社員の生産性向上を目的としたTOKIUMの独自の福利厚生を用意しています。


例えば、3ヶ月に1度全員参加型で開催されるバリューワークショップでは、ケーススタディを通じてバリューと照らし合わせて本来取るべき行動や改善点の議論を行います。組織全体が価値観を再確認し、社員同士の理解を促進させる機会として浸透しているようです。

TOKIUMは激務で大変?

急成長中の企業であるTOKIUMでの働き方は激務で大変なのでしょうか。


TOKIUMでは週1日ほど在宅勤務が可能です。また、フレックスタイム制度を導入しており、コアタイムは9時~15時、フレキシブルタイムは6時~9時、15時~18時になります。これらの制度を利用することで、自分に合った働き方ができるでしょう。


一方で、事業拡大フェーズであることから1人あたりの業務量は多く、若いうちから責任感のある業務が任されます。慣れるまでは時間がかかり、残業が続くこともあるでしょう。


そういった背景から、毎日定時に帰宅したい、ルーティンワークを希望しているという方などには、激務で大変と捉えられてしまうことがあるかもしれません。

TOKIUMの将来性 

TOKIUMの将来性は高いと考えられます。


テレワークの普及やインボイス制度など様々な制度変更に伴い、バックオフィス業務のDX化への需要の高まりを背景に、市場も拡大傾向です。ニーズの高まりからTOKIUMの事業も好調に推移しており、2024年7月末にはTOKIUMの導入社数も累計2500社を突破しました。


あらゆる業界・業種の企業へ導入されており、近年では業界を代表する大手企業への導入実績も増加傾向です。


またITと人を組み合わせた独自の技術を保有しており、TOKIUMにしかできない効率化を実現し、顧客への価値提供を行っています。サービス数の拡大とともに、今後更なる事業成長に期待できるでしょう。

TOKIUMの転職難易度は? 

TOKIUMへの転職難易度はあまり高くはなく、営業などの経験年数が少ない場合でも、成長意欲が高い方は内定を獲得することが可能です。


業界や職種未経験の方でも応募が可能で、例えば金融業界出身者やアパレル販売員出身の方の採用実績もあります。


TOKIUMに興味があるけど未経験だから応募するか迷っている、営業未経験だけどこれから挑戦していきたいと考えている方は、ぜひTOKIUMをご検討ください。



TOKIUMが求める人物像 

TOKIUMは、バリューを理解し体現できる人を求めています。そのため、TOKIUMのバリューである「Customer Success」「Move Fast」「Teamwork」を理解し、体現してきたエピソードを面接でアピールできるといいでしょう。


その他、ホスピタリティ精神をもって顧客や一緒に働く仲間を大事にできる人や、好奇心旺盛で学習意欲が高い人も求められています。

中途採用における募集職種・選考フロー 

TOKIUMの中途採用における選考フローは以下の通りです。

  • 書類選考
  • 面接(約3回)
  • 内定
  • オファー面談


上記の選考フローは、TOKIUMの中途採用における一般的なフローとして参考にしてください。職種や状況に応じて面接回数が変動する可能性があります。


またTOKIUMでは現在、ビジネス職やエンジニア、コーポレートなど様々な職種で中途採用を行っています。それぞれのポジションの求人票より、詳細な選考フローをチェックしてみてください。

TOKIUMの募集求人例


転職のことならキャリア・エックス 

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近年注目されているSaaS企業やDX、人材など成長企業への支援実績も豊富です。専任のコンサルタントが伴走し、転職をゴールとするのではなく、その後の長期的なキャリア形成にも強みを持っています。


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まとめ 

本記事ではTOKIUMの年収や年齢・役職別の給与、福利厚生、転職難易度について紹介しました。独自の技術を活用したプロダクトの導入社数も急拡大しており、今後一層の成長にも期待できるでしょう。


TOKIUMへの転職を検討されている方は、ぜひキャリア・エックスへお気軽にご相談ください。


急成長中のベンチャー企業への転職実績も多数ございますので、転職のポイントを熟知した専任のコンサルタントが内定獲得まで伴走したご支援を行います。

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キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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