ノースサンドの評判とは?転職対策や年収、福利厚生、難易度を徹底解説

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東海林 浩樹
前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。 様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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急成長中のコンサルティングファームである、株式会社ノースサンド。コンサルタントに興味を持つ人であれば、名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。


この記事では、ノースサンドの評判や年収、福利厚生事情、そして転職難易度や転職実現のためのポイントなどについて解説します。

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ノースサンドはどんな会社?

株式会社ノースサンド(以下、ノースサンド)は、2015年7月設立のベンチャーコンサルティングファームです。2024年1月実績の売上高は91.4億円、社員数は1417名(2025年4月末)と、設立10年で急拡大を遂げています。


提供するサービスは、デジタルコンサルティング、ビジネスコンサルティング、IT コンサルティング、プロジェクトマネジメントの4つで、ITや製造業、金融業界など幅広い業界をクライアントとしています。


ノースサンドでは「人」にフォーカスし、コンサルタントのスキルだけでなく“人らしさ”を大切にすることで、人間力を強みとしたコンサルティングサービスを提供している点も特徴的です。


世界的な専門調査機関であるGPTWジャパンが発表した2025年版「働きがいのある会社」ランキングの大規模部門において10位にランクインしており、モチベーション高く働ける会社としても知られています。

ノースサンドの評判は?実際のところを解説

一方で、ノースサンドについて、次のようなややネガティブな評判も聞かれるようです。実際にはどうなのか、解説していきましょう。

ITに関する研修が少ない

ノースサンドにおいて、IT コンサルティングは主要事業の一つであり、ITに関する案件も多いのが特徴です。


中途採用では、IT未経験者にも門戸を開き歓迎していますが、実際には「IT業界未経験者にとっては研修が不十分と感じる」との声もあるようです。


社内で共有されている豊富なノウハウやナレッジを参考にしながら、ITについては独学で学んでいく姿勢も求められるようです。

上流案件が少ない

ノースサンドについては、上流工程が少ないとの声が聞かれます。実際、クチコミサイトでは「上流案件が少なく、PMO案件が多い傾向にある」「上流のコンサルティング業務の比率はあまり高くない」との投稿があります。


なおPMOとは、プロジェクトの後方支援やプロジェクトの品質管理や進捗管理を指します。


戦略立案や業務改革などといった上流工程に関わるチャンスが多いとは言えないため、上流工程の経験を積みたい場合は、面接の場などで希望を伝えるなどの工夫が必要でしょう。

激務なイメージがある

一般的にコンサルティングファームは、労働時間が長く激務であるとのイメージがあります。


ただ、転職・就職のためのクチコミサイト「OpenWork」によると、ノースサンドの月間残業時間は29.7時間であり、他のコンサルティングファームに比べても決して多いほうとは言えません。


例えばですが、デロイトトーマツコンサルティングは52.7時間、ボストン・コンサルティング・グループは66.5時間、野村総合研究所は45.5時間などとなっています。


ノースサンドでは、社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりに注力しており、ワークライフバランスを重視した働き方も可能です。


採用選考過程で、自分に合った働き方ができそうかどうかを十分に確認することが大切です。

ノースサンドでの働き方とワークライフバランス

ノースサンドではどのような働き方ができるのか、そしてワークライフバランスが整っているのかどうか、解説します。

企業の取り組み

ワークライフバランス推進に向けた取り組み

ノースサンドでは働き方改革に注力しており、テレワークや勤務時間免除制度、生理休暇などの柔軟な勤務制度を導入しています。


従業員それぞれが固定席を持たず、自由に好きな席で働くフリーアドレスオフィスにすることで業務効率の向上や従業員間のコミュニケーション促進を図っています。


また、仕事と育児の両立を支援するため、育児休暇相談窓口の設置をはじめ、出産一時金の支給、産前産後休暇や育児休暇の整備など、仕事と育児の両立を支援する制度を整えています。


従業員同士のコミュニケーション促進を目的に、社員旅行の実施や、スキルアップ・自己啓発を目的としたセミナー、立食形式の社内交流イベントなども定期的に開催されています。

社員の生活習慣改善に向けた取り組み

社員の生活習慣改善のため、「運動習慣の意識づけ」と「健康的な食生活を目指す取り組み」に注力しています。


前者は、例えば従業員5名以上が参加するスポーツ活動に係る費用の一部を補助する福利厚生制度を実施したり、関東ITソフトウェア健康保険組合主催のスポーツ大会にも積極的に参加したりしています。


後者は、ノンフライ&600キロカロリー以下の栄養バランスが整った仕出し弁当などを定期的に発注し、社員の健康的な食生活をサポートしています。

メンタルヘルスケア充実に向けた取り組み

職場環境の改善と従業員の安心感を高めるため、全従業員を対象に定期的なハラスメント防止研修を実施しているほか、ハラスメント相談窓口を設置しています。


また、定期的にストレスチェックを実施し、結果に基づいた職場環境の改善や個別のフォローアップを行うことで従業員が安心して働ける環境づくりを推進しています。


人的資本推進・フォローアップチームの設置にも取り組んでいます。

社員の声

残業に関する評判

前述のように、ノースサンドはコンサルティングファームの中では残業代が少なく、社員からも残業についての不満はほとんど聞かれないようです。


携わる案件にもよりますが、ワークライフバランスも取りやすく、「コンサルとは思えないくらいのホワイトさ」との声もあります。

女性の働きやすさに関する評判

ノースサンドの社員の男女比は、男性76% 女性24%です。そして仕事においては、男女の差は全くないとするクチコミが多く見られています。


産前産後休暇や育児休暇の整備など、仕事と育児の両立を支援する制度が整っているため、ワーキングマザーになっても腰を据えて働きやすいと感じている人は多いようです。

ノースサンドの年収

ノースサンドの年収や報酬体系などについて、解説します。

ノースサンドの平均年収

「openwork」によると、ノースサンドの平均年収は694万円となっています(正社員54人の回答平均)。


同じコンサルティングファームで転職人気の高いアクセンチュアは874万円、アビームコンサルティングが821万円などであることを考えると、少ないと感じる人が多いようで、クチコミでも「業界の中では低水準」「他のコンサルに比べると低めな印象」との声が見られます。


一方で、ノースサンドは設立10年のまだ若い会社であり、社員の平均年齢は33.1歳であることを考えると、妥当であるとの声もあるようです。


なお、ノースサンドの企業サイトに記載されている求人一覧を見ると、コンサルタントの年収は「400万円~2000万円」と表記されています。


同社でコンサルタントとして経験を積み、ステップアップできれば、外資系コンサル並みの給与が目指せる可能性もあるでしょう。

ノースサンドの役職別年収

コンサルティング業界に特化したメディア「コンサルキャリア」によると、役職別のおおよその年収イメージは次の通りです。

「openwork」のデータによると、35歳以降になるとマネージャーに昇格する人が出始め、年収1000万円乗せとなるケースがあるようです。

ノースサンドの評価制度について

ノースサンドの評価制度は、四半期ごとに顧客と上司によって評価がなされ、総合評価が決まります。


上司からの評価は、粗利や稼働率といった定量面と、現場貢献・会社貢献といった定性面で行われます。なお、昇給・昇格に関する評価期間は2月から翌1月末となっており、昇給・昇格のタイミングは年1回、4月に行われるようです。

ノースサンドの福利厚生・キャリア支援

ノースサンドの福利厚生とキャリア支援について解説します。

福利厚生

ノースサンドの求人ページに明記されている福利厚生は次の通りです。

 

福利厚生
・資格取得支援制度
・スポーツレクリエーション制度
・慶弔見舞金(結婚・弔慰・出産)
・出産育児一時金
・ランドセル贈呈
・住宅仲介手数料補助制度(賃貸・売買対象)
・持株会
・企業型確定拠出年金

 

 

各種休暇制度
・特別休暇(入社後すぐに付与される休暇):5日
・バースデー休暇:1日
・産前休暇:出産予定日6週間前から取得可能
・産後休暇:出産後8週間まで取得可能
・育児休暇:産後、1歳の誕生日まで取得可能
・介護休暇:法律に則り休暇取得が可能
・リフレッシュ休暇(勤続年数により付与される特別休暇)
・3年勤続:3日
・5年勤続:5日
・10年勤続:10日

 

また、スポレク制度や入社者歓迎会、全社員集会、ランドセル贈呈制度、住宅仲介手数料補助制度など、ユニークな制度も設けられており、人を大切にする社風が伺えます。

キャリア支援

ノースサンドでは、全てのコンサルタントに必ず営業部の担当者(キャリアパートナー)が付き、コンサルタントの中長期的なキャリア形成や、希望するプロジェクトへの割り当てをサポートします。


また、主に新卒入社者を対象に、何でも相談ができるメンターをアサインするメンター制度が設けられています。

ノースサンドの事業分野ごとの内容

ノースサンドの事業分野は、デジタルコンサルティング、ビジネスコンサルティング、IT コンサルティング、プロジェクトマネジメントの4つです。


それぞれの内容について解説します。

デジタルコンサルティング

デジタルマーケティングやデータプラットフォーム構築、機械学習を活用した新規サービスの構築検討など、最新のデジタルテクノロジーを活用しクライアントのイノベーションやCX向上に貢献しています。

ビジネスコンサルティング

マーケティング/セールス/人事等、Non-IT領域における業務改善や戦略策定を行います。Digital、IT領域のコンサルティングとのコラボレーションにより、単なる提言に留まらずより効果的なクライアント支援を行っています。

ITコンサルティング

ITコンサルティングは、ノースサンドが得意とする領域です。


クライアントのIT中期計画の策定や、M&Aに伴うシステム統合/PMI推進、ITコスト削減など、ITにおける戦略/企画領域からオペレーション/実装領域まで、企業の競争力を支えるITを幅広く支援しています。

プロジェクトマネジメント

プロジェクトの管理・運営・遂行をトータルでサポートし、プロジェクトを成功に導くPMO支援や、複数プロジェクトを横串で管理するプログラムマネジメントなど、ご要望に応じて様々な形態でクライアントのプロジェクトを支援しています。

ノースサンドへの転職対策について

ノースサンドへの転職を実現するための対策についてご紹介します。

キャリア採用における募集要項

ノースサンドでは現在、コンサルタント未経験者も歓迎しています。IT領域の経験は必須とされていましたが、最近ではIT業界未経験者にも門戸を開いているようです。


なお、コンサルタント以外では、人事、労務、営業などの職種も募集しています。

転職難易度はどれくらい?

ノースサンドは、大手コンサルティングファームに比べるとまだ知名度が低いことから、転職難易度は平均的と考えられます。


ただ、人を大切にする社風であり、「働きがいのある会社」でランクインするなど仕事のやりがい、醍醐味を感じやすい環境であることが注目され始めています。


ITやDX案件に強みを持つことから、将来性の高さも期待されています。


各種制度が充実しているうえ、風通しがよく意見が言いやすい風土もあり、今後転職人気が高まることが予想されます。

キャリア採用の選考フロー

ノースサンドの選考フローは、書類選考、一次面接、二次面接となっています。なお、平日時間が取りにくい人のために、1日で選考が終了する「1day選考会」をオンラインで実施しています。


この場合、選考状況に応じて後日三次面接を実施する可能性があります。


また、当日二次面接に進んだ場合は、「前年の源泉徴収票」「給与明細3か月分」が必用になるため、事前に用意しておきましょう。内定の場合は、後日オファー面談が実施されます。

キャリア採用の面接で実際にあった質問例

ノースサンドの面接では、「自社について知っていること」「気になっていること」「コンサルタントとして思い描いているキャリア」などを質問されたとの声があります。


面接に際しては、自己PRや志望動機、転職理由などといった一般的な質問に対する答えを用意するとともに、未経験の場合は、何故コンサルタントに転身したいのか、これまでの経験がコンサルタントにどう活かせるのか、入社後にコンサルタントとして何を実現したいのかなどを準備しておくと良いでしょう。


経験者の場合は、プロジェクトにおける実績や成功・失敗体験など、コンサルタントとして即戦力となり得るエピソードを伝えましょう。

キャリア採用における選考のポイント

ノースサンドは、「人」にフォーカスを当てた唯一のコンサルティング会社であると称しています。


したがって、キャリア採用においても、経験やスキルだけでなく人柄や個性、持ち味なども重視されると考えられます。


また、ノースサンドでは独自の行動指針である「8Rules」を大切にしており、これらを理解し共感できるかどうかも重視されるポイントと言えるでしょう。

 

●8Rules
・スピードで圧倒しよう
・情熱がなければ意味が無い
・想像力と思いやりを持つ
・迷わずチャレンジしよう
・感謝・尊敬・謙遜
・圧倒的な努力で驚かす
・論理・感情で人を動かす
・絆を深めよう

 

なお、ノースサンドでは、デジタル領域(AI、IoT、Fintech、BigData、RPA等)案件をコンサルティング事業の柱の一つにしたいとの戦略を明らかにしています。


その分野のスペシャリストとして活躍したいとの思いを伝えることも効果的だと考えられます。

ノースサンドへの転職を実現するには転職エージェントの活用がオススメ

ここまでノースサンドの評判や年収、福利厚生、転職難易度や転職対策のポイントなどについてご説明してきました。


設立10年のベンチャーコンサルティングファームであるノースサンドは、現時点ではそこまで転職難易度が高いとは言えませんが、人を大切にする会社、働きがいのある会社、残業が少なくワークライフバランスが取りやすい会社との認識が広まりつつあり、今後は転職難易度が高まることも予想されます。


転職を実現するためには、転職エージェントを活用すると効果的です。


キャリア・エックスでは、求職者一人ひとりの経験を共に棚卸しし、コンサルタントとして評価される経験やスキル、強みを効果的にアピールできるようサポートします。


ノースサンドやコンサルティング業界への転職に興味を持ったら、ぜひキャリア・エックスにご相談ください。

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キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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