電通の年収はなぜ高い?役職・職種別の目安や転職のコツを徹底解説

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東海林 浩樹
前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。 様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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電通は日本を代表する総合広告代理店です。とくにテレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4大マスメディアの広告事業では圧倒的なシェアを誇り、ナショナルクライアントのマーケティング課題を支援しています。


また、国内外に800社を超えるネットワークを保有しており、近年ではグローバル展開も加速中です。


本記事では電通に転職するコツ、向いている人の特徴、働く魅力についてご紹介します。電通への転職を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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電通はなんの会社?

電通は顧客のマーケティング全体の課題に対する様々なソリューションサービスを提供している企業です。4つの事業領域を展開し、広告やマーケティングを超えたより広い領域から統合的に企業の成長を支援しています。


この見出しでは電通の会社概要、パーパス、事業内容について紹介します。

会社概要

電通の会社概要は以下の通りです。

会社名株式会社電通
本社所在地東京都港区東新橋1-8-1
代表者佐野傑氏/永井聖士氏
創業1901年7月1日
資本金100億円
従業員数5,502人(2023年12月時点)
上場証券取引所東京証券取引所 プライム市場

パーパス

電通はグループ全社が目指すべき方向性として、以下のパーパスを掲げています。


an invitation to the never before


電通の取引先はナショナルクライアントや海外にもネットワークがあることから様々な人とつながりを持ちながら、多様な視点をもって欲しいというメッセージが込められています。


多様な視点を持ち、国内最大手の広告代理店として今までにないような斬新的なアイデアを生み出すことで、企業の持続的な成長を支援したいという想いが伺えるでしょう。

事業内容

電通が展開する、4つの事業領域は以下の通りです。

事業領域内容
AX(アドバタイジングトランスフォーメーション)AX事業とはデジタルデータとクリエイティブによって、広告のパフォーマンスを最大化させる施策を指します。テクノロジーの進歩でより広告の効果や反応が分かるようになったため、新しい指標をもとに効果の高い広告を、効率よく運用することを目指しています。
BX(ビジネストランスフォーメーション)BX事業は顧客の事業成長及び企業改革の実現をサポートするビジネス変革領域です。企業内部を変えて事業を生み出し、変革推進をサポートしています。具体的には経営戦略の立案から、人事戦略、営業・マーケティング戦略などを総合的に支援をしています。
CX(カスタマー・エクスペリエンストランスフォーメーション)CX事業はデータとクリエイティブを掛け合わせて、顧客体験への価値を最大化させる施策です。例えばECサイト支援のソリューションとして、ユーザーデータを活用した分析コンサルティングや、自社開発メソッドを活用した行動喚起型のクリエイティブ制作などがあります。
DX(デジタルトランスフォーメーション)DX事業は、マーケティングDXの観点で、企業の事業変革や成長に向けた基盤化をメインで支援しています。AIを導入による業務効率化や、新サービス開発など支援できるソリューションは幅広いです。

電通で働く魅力とは?

電通で働く魅力についてご紹介いたします。
・キャリア開発を全力でサポート
・社会にインパクトを与える仕事ができる
・柔軟な働き方を実現できる

キャリア開発を全力でサポート

電通で働く魅力の1つ目は、個人のキャリア開発を全力でサポートしてくれる点です。職務・等級の枠組み(キャリアフレームワーク)整備を進めており、電通グループ全体での主体的なキャリア開発支援やリソースマネジメントをすることが目的です。


グループ内にはどのような職種があるのか、どのようなスキルや経験が必要なのかを明らかにしています。そうすることでグループ内で協働し、社員がキャリアの選択肢を広げて能力と強みの最大化を目指しています。

社会にインパクトを与える仕事ができる

電通で働く魅力の2つ目は、社会にインパクトを与える仕事ができる点です。


日本を代表する総合広告代理店である電通は、ナショナルクライアントやその他大手企業のマーケティング施策を支援することができ、影響力が大きく非常にやりがいのある仕事を実現できると言えます。


とくにテレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4大マスメディアへ強みを持つ電通では、自身が関わったプロジェクトの成果が可視化されることも、大きなやりがいへとつながるでしょう。

柔軟な働き方を実現できる

電通で働く魅力の3つ目は、柔軟な働き方を実現できる点です。


働きやすい環境づくりのために2019年からはフレックスタイム制度の導入、時短にも注力しています。原則、22時~翌朝5時までの業務は禁止としています。


また効率的な働き方への実現のために、会社が定める4つの場所(会社、外出先、サテライトオフィス、自宅)を状況に応じて使い分けが可能です。


さらに承認・申請がされると、一時的に遠方の実家での勤務も認められ、プライベートとのバランスを十分に取りながら、仕事に打ち込むことができるでしょう。

電通で働くのに向いている人の特徴

電通で働くのに向いている人の特徴は
・アイデア×実行力のある人
・チャレンジ精神が旺盛な人
の2つです。


1つずつ見ていきましょう。

アイデア×実行力のある人

電通で働くのに向いている人の特徴は、アイデア×実行力のある人です。国内最大手の広告代理店である電通は、他社が思いつかないような飛びぬけたアイデアが必要です。あらゆることに好奇心を持ち、アイデアを考えるために関連知識のインプットは必須でしょう。


また広告代理店の仕事は、企画や戦略を立てて終わりでなく、顧客と伴走して実行まで支援することが重要です。


そのため、アイデア×実行力を備えた人が、顧客からの信頼も集めることができ、電通でも活躍できる人と言えるでしょう。

チャレンジ精神が旺盛な人

電通で働くのに向いている人の特徴2つ目は、チャレンジ精神が旺盛な人です。


新卒向けの採用サイトによると、「見たことのない景色を目指して」様々な社員が広告の領域を超えた新たな仕事に取り組んでいることが伺えます。例えば、スポーツを起点とした街づくりや、AI技術を活用した視覚障がい者向けのスポーツ実況などがその一例です。


事業領域を拡大している電通では、様々な分野へ好奇心を持ち、一からチャレンジする人が向いていると言えるでしょう。

電通の平均年収

2023年12月度の有価証券報告書によると、電通グループの平均年収は1,588万円でした。


dodaが公開する「平均年収ランキング(業種別)」によると、電通が属するインターネット・広告・メディアの業界の平均年収は436万円です。電通の平均年収は業界の平均値を1,000万円以上上回る結果となり、非常に高い給与水準であることが分かります


またダイヤモンド社による「年収が高い広告会社ランキング(2023年度版)」でも、電通グループは堂々の1位を記録しています。電通の競合としても名高い、2位の博報堂DYホールディングスとは、平均年収で約250万円の差をつける結果となりました。


電通グループの年収推移を見てみると、2021年の1295万円から2022年の1520万円と推移しており、1年で約220万円増額しています。コロナ渦以降での業績回復が年収アップへ大きく影響しているでしょう。

職種別の平均年収

会社の口コミがわかるopenworkによると、電通の職種別の平均年収は以下の通りです。

職種平均年収
営業系1,204万円
マーケティング1,145万円
メディア1,079万円
プロデューサー1,481万円
クリエイティブ1,286万円

口コミによると、一部の職種では年功序列での評価方針が残る部門もあるそうですが、全社的には実力主義の評価体制にシフトチェンジしていますので、成果を出せはその分給与に反映されるでしょう。

電通の平均手取り 

国税庁日本年金機構全国健康保険協会の情報を元に計算したところ、電通の平均年収である1,588万円の手取り額は約1,067万円です。また月収あたりの手取り額は約88万円になります。

控除される項目について、以下の表にまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。

項目年収月収
額面収入15,880,000円1,323,333円
手取り額10,671,122円889,260円
所得税2,299,200円191,600円
住民税1,182,200円98,516円
健康保険790,818円65,901円
厚生年金713,700円59,475円
雇用保険95,280円7,940円

上記は年収1,588万円を12分割した際の月収での額面収入及び手取り額です。実際に支給される手取り額は賞与の金額により変動する場合があるので、一例として参考にしてください。

競合との年収から見る電通の平均年収 

電通の競合である、大手の総合広告代理店との平均年収の比較は以下の通りです。

企業名平均年収平均年齢出典元
電通1,588万円44.9歳2023年12月期有価証券報告書
博報堂1,091万円41.4歳2025年3月期有価証券報告書
サイバーエージェント882万円33.7歳自社調べ
ADKホールディングス756万円36歳自社調べ
セプテーニ・ホールディングス664万円32.6歳2024年12月期有価証券報告書

競合と比較しても、電通の年収の高さが目立ちます。

有価証券報告書から見る電通の平均年収に関する注意点 

2020年以降の有価証券報告書は、電通の親会社で東証プライム市場へ上場している電通グループとして平均年収が記載されているので注意が必要です。


2020年1月1日より純粋持株会社体制に移行したため、株式会社電通グループがグループ全体のガバナンスを強化する役割を担っています。純粋持株会社体制へ移行するための組織再編の関係で、2019年12月期までは株式会社電通の平均年収で、2020年12月期以降は株式会社電通グループの平均年収が記載されています。


組織再編前後の平均年収の推移は以下の通りです。

年度会社名平均年収従業員数
2024年12月期電通グループ1,508万円131人
2023年12月期電通グループ1,589万円165人
2022年12月期電通グループ1,520万円129人
2021年12月期電通グループ1,295万円181人
2020年12月期電通グループ1,342万円164人
2019年12月期電通1,169万円7,071人
2018年12月期電通1,180万円6,921人


純粋持株会社は、少数精鋭且つグループ全体での戦略立案やガバナンスなどの専門性が高い業務を行っているため給与水準が高くなる傾向です。また若手が少なく、管理職や役員クラスの割合が多いため、2019年以前の電通単体時の平均年収よりも高くなっていると考えられます。

電通デジタルの年収体系は電通と異なる? 

電通と電通でデジタルでは給与体系が異なります。電通デジタルは非上場会社であるため正確な平均年収は公開されていません。会社の口コミが分かるopenworkによると、電通デジタルの平均年収は661万円でした。


電通デジタルは電通グループの一員として、デジタルマーケティング事業に特化している企業です。親会社である電通での採用として電通デジタルに出向する場合は、電通の給与体系が適用されます。

電通は給料が激減している? 

直近の年収推移を確認すると、電通の給与が激減した事実はありません。


確かに新型コロナウイルス流行により広告業界全体に多少影響があった可能性はありますが、電通はコロナ渦以降の業績も好調で、平均年収も高い水準で推移しています。

電通の年収はなぜ高い? 

電通の年収が高い理由は、トップクラスの総合広告代理店として国内の広告市場において圧倒的なシェアを獲得しているためです。


電通は知名度が高いナショナルクライアントとも取引が多数あり、社員一人あたりが担当する案件の規模も非常に大きいです。そのため、成果や業績に応じた報酬として、社員へ還元される金額が大きいことも考えられるでしょう。

電通の役職一役職別の年収 

電通の役職別の年収は以下の通りです。

グレード年次年収帯
MC(アソシエイト)1~5年目500~1,000万円
PC(プロフェッショナルクラス/係長クラス)6年目以降1,000~1,500万円
SP(シニアプロフェッショナル/課長クラス)11年目以降1,500~1,800万円
GM(部長クラス)15年目以降(評価による)1,800~2,000万円
MD(局長クラス)評価による2,000万円~

昇給の年次や支給される金額は、評価次第で変動する可能性が高いので、平均値として参考にしてください。


係長クラスまでは、基本給は毎年一律で上がっていく傾向があり、多くの社員が30歳(入社7年目程度)で年収が1,000万円に到達するようです。6年目以降になると、基本給+ミッショングレードに応じたプラスαの給料が支給されるため、高い給与水準が期待できます。


直近の人事制度変更や給与改定のため、若手から中堅層(5年~10年目)の給与待遇が良くなっているとの口コミもありました。

電通の役職改定について 

電通では2024年の人事制度変更に伴い役職の改定も実施されました。若手社員の成長支援を目的として、昇格の大幅な早期化を目標としています。


電通における旧役職区分は以下の通りです。

  • MC/アソシエイト (1~5年目)
  • AP/アソシエイトプロフェッショナル (6~11年目)
  • PC/プロフェッショナルクラス (11年目~)
  • SP/シニアプロフェッショナル 


現行の制度では、APとPCの役職区分が統合されています。以前は、新卒入社後10年かけてプロフェッショナルクラスの人財(いわゆる一人前のレベル)となる制度でしたが、人事制度の見直しにより最短6年で、旧PCと同じクラスへ昇格できる機会が得られるようになりました。


また若手社員だけでなく全社員の成長のために、個々のスキル分析に加えて成長と経験の関係性を分析し、経験の機会を提供しているとのことです。SPIによって社員がどのようなモチベーションで仕事に向き合っているか蓄積し、社員の定着率の向上へ役立てています。

電通の残業代の仕組み 

電通では非管理職の社員であれば残業代が全額支給されます。非管理職の年収の内訳を見てみると、基本給50~60%、残業代が約20%、賞与20~30%、その他10%程です。


数年前までは「過酷な長時間労働」や「残業代の未払い」など劣悪な労働環境との噂もありましたが、現在では働き方改革に伴い労働環境においてもかなり改善されています。「労働環境改革基本計画」を策定するなど、全社的に残業時間削減へ積極的に取り組んでいます。


東洋経済オンラインが公開する「10年間で残業が大きく減った100社ランキング」によると、電通グループは1位として月間37.5時間の削減に成功したとの記事もありました。残業時間削減に伴い、以前より残業代も大幅に減少しています。


実際に社員の口コミを見ても、以前と比べて残業時間の管理はきっちりしておりワークライフバランスがとりやすくなったとの声が多い印象です。またフレックス制度やリモートワークの導入、月に1度有給奨励日を設けるなど、案件にもよりますが自由な働き方が叶いやすいと言われています。

電通の賞与・ボーナス・評価制度 

電通グループの賞与額の平均値は216万円と非常に高い水準です。


電通の賞与は、基本支給賞与と業績連動賞与の2種類あります。基本支給賞与は3月と9月の年2回で、業績連動賞与は4月と10月に支給されます。4月と9月の賞与額はさほど大きくなく、3月と9月の賞与が総支給額の大半を占めるそうです。


また、電通ではミッショングレード制を採用しており、期初に期待値も込めてミッションが設定されます。グレードによってベースの給与が決定し、設定した目標への達成度合いが高ければ賞与へ反映されるそうです。


口コミをいくつか紹介します。


■給与制度への電通社員の口コミ(新卒入社、在籍5~10年)

毎年グレードが与えられ、それに見合った仕事をすると、グレードが上がっていく仕組みです。基本的には年次を重ねる度に給与は上がっていきます。育休、産休の人はグレードを下げないというルールもあるので、安心して取ることができます。
毎年、自分の仕事をまとめたシートを作り、評価してもらいます。一人ひとりの活躍を真剣に考えてくれるので、とてもありがたいです。


■評価制度への電通社員の口コミ(新卒入社、在籍5~10年)

ミッショングレード制を取っており、年初に期待値をこめたミッションが設定され、それで年収が決定する。期末にはそのミッションに対する達成度を上長が評価し、賞与が決定する。高いミッションが与えられれば、達成すべき水準も高くなるが、それだけ年収も上がるので、やりがいを感じる。

※openworkより抜粋

中途で電通に転職した場合の年収目安 

電通への転職に興味があるけど「中途で入社した場合の年収がどれくらいか気になる」と感じられる方は多いのではないでしょうか。


実際は新卒で入社した場合と、中途で転職した場合の年収帯は大きく異なるわけではありませんが、中途入社の場合は前職での年収がベースとして考慮される可能性はあります。


中途入社した場合の年収が気になる方は、転職サイトに掲載された募集中の求人票を確認するとよいでしょう。口コミサイトなどには一部古い情報が掲載されている場合もあるので、転職サイトもしくは企業の中途採用ページなどから最新の情報を入手することをおすすめします。

電通の年齢別年収推移 

新卒で電通に入社した場合、年齢別での年収推移は以下の通りです。

年齢年収帯
25歳600~700万円
30歳900~1,000万円
35歳1,2000~1,300万円
40歳1,500~1,800万円
45歳評価次第で2,000万円以上
50歳評価次第で2,000万円以上

実際に支給される金額は、評価や残業時間によって異なるため標準額として参考にしてください。

電通の初任給・新卒1年目の年収目安 

新卒向け採用サイトによると、2024年4月入社者の初任給は355,300円でした。(大卒の総合職入社の場合)


初任給の内訳は以下の通りです。


初任給総額 355,300円
基本給:275,600円
リモートワーク手当:5,600円(2024年基準)
割増見合手当(固定時間外手当30時間分):74,100円


近年、電通は新卒の初任給においても高い水準で給与改定を行っています。過去5年間の初任給額の推移は以下の通りです。

入社年度初任給額(大卒の総合職)
2020年240,000円
2021年260,000円
2022年260,000円
2023年355,300円
2024年355,300円

電通は女性であるからと言って年収が下がるわけではない 

電通では性別による年収の差はありません。


2024年度のデータによると、無期社員の中で占める女性従業員の割合は27.8%と比較的低めの値ですが、昇給昇格への評価基準は同じであるため、女性だからと言って年収が下がる心配は不要です。


一方で管理職に占める女性の割合は10.4%と低い点や、男女間で平均勤続年収の差が5. 5年ある点など、女性従業員の活躍・定着には少々課題がありそうです。


近年では産休育休の制度も整ってきており、女性活躍推進法の観点から家庭と両立した働き方など様々な取り組みがされているため、今後の女性従業員の活躍には一層の期待ができるでしょう。

電通への転職難易度は?

電通への転職難易度は高いと言えます。国内最大手の広告代理店である電通は、転職市場においても非常に人気が高く選考倍率は高くなる傾向です。


以前は、新卒採用を主とした採用形式を取っていましたが、最近では中途採用の募集枠も増やしているため、電通へ転職できるチャンスはあるでしょう。

中途採用における選考フローは?

電通の中途採用(正社員)における選考フローは以下の通りです。

  1. 書類選考
  2. 一次面接
  3. 適性検査
  4. 二次面接
  5. 最終面接
  6. 内定


面接回数は増減する可能性がありますので、上記は一般的なフローとして参考にしてください。


書類選考から内定までの期間はおおよそ2~3か月程度かかるそうです。面接官は人事採用担当や、現場社員、役職者など3名前後で面接を担当するケースが多く、どんな質問にも答えられるように十分な面接対策を行うとよいでしょう。

電通へ転職するコツは?

電通へ転職するコツとして、電通でのキャリアビジョンを明確にする、論理的思考をアピールする点について紹介します。

電通でのキャリアビジョンを明確にする

電通へ転職するコツの1つ目は、キャリアビジョンを明確にすることです。


電通の事業は基本的に縦割りですが、近年ではメインの広告以外での事業にもかなり力を入れています。そのため入社後の具体的なキャリアプランを回答し、自身がどのように会社へ貢献できるのかアピールしましょう。


中途採用ではこれまでの経験との親和性や、スキル感を細かくチェックされます。ご自身のキャリアの棚卸しは重要なポイントとなり客観的な視点も大事になりますので、ぜひキャリア・エックスまでお気軽にご相談ください。

論理的思考をアピールする

電通へ転職するコツの2つ目は、論理的思考をアピールすることです。


電通の面接では回答に対してかなり深堀される傾向があります。そのため、自身の回答への意図や根拠まで伝えられるように準備するとよいでしょう。また面接内でとくに意識していただくポイントとしては、端的に回答することです。


まずは結論ファーストを意識して、その後に理由や具体的なエピソード、最後に結論の流れだとスムーズでしょう。

転職のことなら、株式会社キャリア・エックス 

株式会社キャリア・エックスは20代、30代の若手ハイクラス向けのキャリアチェンジの支援を得意とする転職エージェントです。


電通への転職サポート実績もあり、面接企業に合わせた面接対策やキャリアの棚卸しを一緒に行います。

広告代理店や、寄り添った転職サポートをお求めの方は、ぜひキャリア・エックスにご相談ください。

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まとめ 

いかがでしたでしょうか。本記事では、電通へ転職するコツ、向いている人の特徴、働く魅力について紹介しました。 


日本を代表する広告代理店である電通は、広告の枠を超えた新たな事業にも注力し、今後の成長にも期待できるでしょう。


そんな電通への転職を検討されている方は、ぜひキャリア・エックスへお気軽にご相談ください。広告業界に精通したコンサルタントが、転職成功へ導く支援をさせて頂きます。

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キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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