マーケティング担当者の転職に必要なスキル7選!

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マーケティングに関する求人は数多くあり、求人サイトなどを見ると多くの人材が募集されています。マーケティング職は様々なポジションの求人があり、必要とされているスキルも様々です。

今回はそのようなマーケティング職で転職するために必要なスキルについて解説します。

マーケティング担当者とは

マーケティング担当者とは

マーケティングの転職に必要なスキルを説明する前に、まずはマーケティング担当者についてご説明します。マーチング担当者にも複数の職種があるため、どのような仕事があるのか理解しておきましょう。

マーケティング職の種類

マーケティング職とひとまとめにされるケースは多いですが、マーケティング職にも細かな種類があります。どのようなポジションに転職したいのかによって求められるスキルは異なるため、まずはマーケティング職の種類について理解しておきましょう。

CRM(顧客管理)

CRMはカスタマーリレーションシップマネジメントの頭文字を取ったもので、日本語では顧客管理と訳されます。マーケティングにおいては顧客を知ることが重要となるため、CRMの担当者は自社の顧客にどのような傾向があるのかなどを分析することが役割となります。

顧客管理にもいくつもの業務があり「顧客の分析」「顧客へのコンタクト」「顧客へのアプローチ検討」などに分類されます。単純に顧客について知るだけではなく、そのような顧客に対して、どのようなマーケティングをすれば効果が期待できるのかまでを検証する必要があります。

なお、CRMは専用のツールを利用するのが一般的であり、マーケティング職として転職する場合は特定のマーケティングツールについて理解を求められる可能性があります。理論だけではなく、実際に手を動かすところまでが求められる職種です。

デジタルマーケティング

日々進化するデジタル技術を利用したマーケティングを専門に取り扱う職種です。マーケティングの担当者ではありますが、デジタルに対応する必要があり、IT系やエンジニアとして求められる傾向にあります。

今まで、マーケティングといえば「お店に来てもらう」など対面の販売を基本としていました。しかし、生活様式の変化やITの発達によって「オンラインで商品を購入する」というのが当たり前になっています。結果、今までのマーケティング手法は通用しなくなり、デジタルマーケティングのような新しい職種が求められるようになったのです。

なお、デジタルマーケティングが担当する業務範囲は広く、ECサイトでの販促など直接的なものから、Web広告など間接的なものまで求められます。「デジタル」という今までなかった考え方に対応するための、新しいマーケティング職と理解しておきましょう。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは、顧客に対して有益な「コンテンツ」を提供するマーケティング手法を指します。商品の購入を勧める情報ではなく有益な情報を提供し、最終的には商品の購入やサービスの利用へとつなげる仕組みです。

一般的にマーケティングの「広告」はユーザに商品やサービスを販売するための行為です。そのため、購入や契約に直結する内容を軸として考えます。それに対して、コンテンツマーケティングは購入や契約に直結したものではありません。この点は他のマーケティング手法と大きく異なります。

なお、現在のコンテンツマーケティングはデジタルを利用してものが多く見られます。Web広告やメールなどがツールの例に挙げられるでしょう。デジタルマーケティングと業務内容が似ている部分があるため、転職を希望するならばその点は押さえておくべきです。

SNSマーケティング

時代の変化に伴ってSNSが多用されるようになっています。SNSは元々個人がプライベートな情報を発信するために利用されていましたが、現在では企業がオフィシャルな情報を発信するためにも活用されています。そのような背景から、マーケティング担当者はSNSを使いこなすことが求められています。

利用されるSNSの種類は多く、例えば「Twitter」「LINE」「Instagram」「Facebook」「YouTube」「TikTok」などが挙げられます。業種によって利用するSNSには多少の違いがありますが、複数のSNSを利用するのが一般的です。マーケティング担当者はそれぞれのSNSの特性や利用ユーザーの属性に応じて適切に使い分ける必要があります。

具体的な仕事には「訴求する文章や画像・動画の作成」「投稿内容の分析」「SNSを利用したキャンペーンの企画」などが考えられます。SNSの性質によって「文章中心」「画像中心」「動画中心」などトレンドが異なるため、それらを踏まえながら運用していきます。

インフルエンサーマーケティング

SNSで多くのフォロワーを持つ影響力のある人(インフルエンサー)を利用して、情報を発信するマーケティング手法です。

具体的には、企業が自らのSNSアカウントを利用してPRするのではなく、インフルエンサーに自社の商品やサービスを体験してもらったり、共同でキャンペーンを企画したりと様々な方法が考えられます。

ただし、これらのインフルエンサーを利用する際は「ステルスマーケティング(ステマ)」に該当しないよう注意が必要です。

万が一ステマで炎上してしまうと、企業価値を損なう結果に繋がりかねません。

インフルエンサーマーケティングでは、コンプライアンス意識や世間の物事の考え方と逸脱しないバランスの良い感覚が求められます。

マーケティングの転職で必要なスキル

マーケティングの転職で必要なスキル

マーケティング担当者に必要なスキルは、どのような職種でも転職したいかによって異なります。以下ではマーケティング担当者として転職したい場合に、どのようなスキルが必要かご説明します。ただし、すべてのスキルが必要とは限らないため、その点は考慮しておきましょう。

情報収集力/トレンドのキャッチアップ力

マーケティングを成功させるためには情報収集が重要です。顧客の情報や競合他社の情報などを集め、自社の戦略に取り入れていく必要があります。マーケティング担当者は効率よく効果的なマーケティングをするために、多くの情報を収集できなければなりません。

また、トレンドをキャッチアップしたり、これらのトレンドを読み取ったりするスキルも必要です。業界によってはトレンドが売上などを大きく左右するため、一歩先を見越す必要があります。いち早く新しいトレンドをキャッチアップすることで、売上に大きく貢献できる可能性もあります。

情報収集においては、身近なSNSから専門的なツールなども利用する可能性があります。マーケティングの担当者は情報収集のやり方だけではなく、そのような情報収集のツールに関するスキルも持っておくとよいでしょう。

各種数値の処理力

マーケティング担当者は数多くの数値を取り扱います。そのため、数値計算には慣れておくようにしましょう。手書きで計算できるスキルは必要ありませんが、表計算ソフトなどで立式したり計算に利用されている数式の意味は理解する必要があります。

適切な数値計算ができなければ、マーケティング業務で重要な分析作業などができません。マーケティングは数字に基づいて仮説を立てたり検証したりするため、数値の処理が重要です。

なお、数値を処理するスキルは実際の現場で習得する部分が多くあります。転職するにあたって実務経験を積み、業務に慣れることで苦手意識を払拭していきましょう。

コミュニケーション力

マーケティング担当者は様々なコミュニケーションを取らなければなりません。社内はもちろん顧客や取引先とやり取りする可能性があるため、コミュニケーションスキルを十分に高めておきましょう。

特にコミュニケーションスキルが不足していると、広告宣伝などマーケティングの鍵になる業務に就きにくくなります。顧客に対してメールなどのアクションを起こすため、コミュニケーションスキルが不足していると業務に影響しかねないのです。

コミュニケーションスキルには様々な観点があります。対面でのコミュニケーションだけではなく、文字でのコミュニケーションスキルなども高めておくことが重要です。

経営のフレームワーク(活用力)

フレームワークとは特定の分野における考え方の枠組みを指します。マーケティング業界に限った言葉ではなく、ビジネスの現場では多用されるキーワードです。マーケティング業界でも利用され、時代によって様々なフレームワークが採用されます。

フレームワークの知識と活用できるスキルがあれば、マーケティングにおいてデータ分析や企画の立案などに対応しやすくなります。フレームワークは王道の考え方であるため、思考を整理する役割を果たします。

例えば「4P」「7S」「3C」などのフレームワークを理解しておけば、マーケティング担当者として活かせるでしょう。

とはいえ、フレームワークは種類が多く、時代によってトレンドとなるものも変化します。フレームワークのすべてを理解しようとするのではなく、状況に応じて最適なフレームワークを使いこなせるくらいにはなっておくと良いでしょう。

データ分析力

収集したデータを分析してマーケティングに活かすケースがあります。そのため、数字の計算だけではなくデータ分析のスキルも習得しておきましょう。データ分析の手法には王道がいくつもあるため、それらを習得しておくと、転職時に役立てられます。

ただ、そこで重要となるのは「データ分析の手法について理解しておくこと」です。「データ分析の計算ができること」とは異なっているため注意しましょう。データ分析の計算は専用のツールなどで行うため、自分で計算方法などを理解しておく必要はないのです。

また、データ分析に利用するデータの取得についても理解しておきましょう。例えば、Webサイトの利用者についての情報を得たいならば「Googleアナリティクス」を利用するのが一般的です。また、どのようなワードが検索されているのかを知るためには「サーチコンソール」を利用します。

分析するデータがなければ、マーケティング担当者は数値に基づいたアクションを起こせません。分析についてのスキルだけではなく、分析対象を収集するスキルも持つべきです。

ただ、マーケティング担当者に最終的に求められるスキルは「どの手法で分析すればよいか判断できること」です。どのような情報を得たいかを踏まえ、スムーズに分析する手法が判別できなければなりません。

分析することがゴールではなく、分析の先にある目的を意識するようにしましょう。

仮説立案力や検証力

マーケティングにあたっては仮説の立案や検証が必要となります。マーケティングの世界は最初から正解が示されているわけではないため、まずは仮説を立ててマーケティング手法として適切か効果検証し、その結果を踏まえて改善するサイクル(PDCAサイクル)を回していく力が求められます。

仮説の立案や検証は簡単に習得できるスキルではありません。特に仮設立ては難易度が高いため、実際にマーケティングの現場で立案や検証に携わり、その過程で習得したり、普段から仮設思考を意識的に訓練しておくと良いでしょう。

プレゼンテーション力

マーケティング担当者は自分の意思だけで物事を決められるわけではありません。社内で上司などの決済者に対してプレゼンし、承認を得る必要があります。そのため、自分の考えをわかりやすく的確に伝えるためのプレゼンテーションスキルを身に着けておくとよいでしょう。

自分がどんなに良い分析を行い、アプローチ方法を考えたりしても、社内で許可がでなければ顧客のためにその施策を実行することができません。いいアイデアがあっても世に出せないことには意味をなさないため、マーケティング担当者はプレゼンテーションスキルも兼ね備えておく必要があります。

マーケティング職の市場価値

マーケティング職の市場価値

今や多くの企業がマーケティングに取り組んでいます。そのため、マーケティングを専門に扱うマーケティング職の市場価値は非常に高くなっています。十分なスキルを持っていれば引く手数多となり、転職を有利に進められるでしょう。

また、急激にマーケティング職が注目されるようになったため、スキルの高い方はまだまだ少ない状況です。需要に対して供給は少ない状況であり、マーケティング職の市場価値は高まっています。

他にも、マーケティング職を教育・育成する立場の人材も求められています。スキルの高い人を確保するのは難しいため、転職してきた人材を講師とし、社内で人材を育成するのです。過去にマーケティングだけではなく人材育成をした経験があれば、さらに市場価値は高まります。

マーケティング職の平均年収

マーケティング職の平均年収

マーケティング職の年収は賃金構造基本統計調査を参照すると621万円となっています。

マーケティングは企業が扱う商材などによって難易度が高まるため、「競合他社が多く、高いマーケティングスキルが必要」「製品数が多くマーケティング担当者に負担がかかる」「マネジメント」などの条件下で年収が高まるようです。

また、求人ボックスの統計データを見ると、マーケティング職の平均年収499万円に対して、デジタルマーケティング職の平均年収は589万円と、デジタルマーケティングの方がより平均年収が高い傾向にあります。※2022年6月5日現在

まとめ

マーケティング担当者の種類や業務内容、必要なスキルについてご説明しました。マーケティング関連で転職する場合は、どのような仕事を担当したいかを踏まえて必要なスキルを確認しましょう。「マーケティング担当者」とひとくくりで転職活動をしたりスキルを習得したりすると、思うように転職できないかもしれません。

転職に必要なスキルは座学で習得できるものと実務で習得できるものがあります。現場で経験を積むことも大事ですが、未経験でも独学でアフィリエイトブログを立ち上げてSEO対策をしたり、広告出稿を行うことで、会社勤めせずとも実務経験に近い経験を積むことができます。また最近ではマーケター養成スクールなどもありますので、以前に比べて学習しやすい環境が整っています。

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