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Change Interview
キャリア・エックスは、「人の可能性は無限大」と考えています。
だからこそ、今どんな仕事をしていても、やりたい仕事があるなら、そこへ向かって一緒にチャレンジしていきたい。この連載では、キャリアチェンジを成し遂げた方へ担当コンサルタントがインタビュー。なぜ、変わろうと思ったのか、なぜ変われたのか? 転職者の方の生の声をお伝えします。
Make Changer
1992年生まれ。小学1年生から高校3年生まで剣道に勤しみ、腕前は2段。2018年3月、3留年を経て香川大学工学部中退し、飲食店の立ち上げに携わる。
2018年6月、大手エンタメ企業の新会社A社へ営業職で入社。その業績が認められ、7月には社員に昇格。9月より人事として勤務している。
~ これは違う、東京だ! ~
国立大学の理系を中退して、2018年4月に上京されました。
はい。大学時代は両親に仕送りをしなければならない状況で、アルバイトと勉強の両立が難しく、大学7年目に突入!たとえ大学を卒業して就職出来たとしても、周りの友達はすでに社会人3年目。もう追いつけない、このままではいけないと思い、大学を辞める決意をしました。アルバイト先は選択肢を沢山用意してくれましたが、僕の勝手なイメージなのですけれども、東京には沢山人がいて、それはつまり競争相手が沢山いるということ。刺激があって、成長スピードが速い。なので、「これは違う、東京だ!」と思いました。
上京してすぐ、僕と会ったんですよね。
はい、鞄一つで上京して、金なし、家なし、仕事なし! おまけに彼女なし!(笑)。友達に相談したら、人材紹介会社におすすめのコンサルタントがいらっしゃるということで、板野さんを紹介いただきました。
~ 採用イベントでの内定、そして辞退 ~
キャリア・エックスと出会う前に登録した採用イベントで内定が出て、その後、辞退されました。
はい、全部で10社弱ぐらいの選考を進めていました。板野さんからはベンチャーを何社かご紹介いただいていたのですが、その選考が進んでいる間に、他ベンチャー3社から内定が先に出てしまった。聞いたことがない企業だったけど、給料が良かったのでそのうちのどこかにしようと思いました。
「中長期でキャリアを考える」という軸よりは、内定せっかく出たし、期限決まってるし、早く返事しなきゃ、という状況だったよね?
そうですね。あと、稼げるし(笑)。
でも私は、一度立ち止まって考えてみるようにお伝えしました。改めて、天野君は将来どういう人間になりたいのかという話をして、「カッコいい大人になりたい」と。「カッコいい大人ってなんだ」「自分に足りてないものなんだっけ?」と問いかけました。
自分の頑張る動機が、社会人経験0年、高校生、大学生の同級生はもう結婚していて、子どもがいる人もいて、これはまずいぞ、スピード感持って成長して、早く追いつかないと!という気持ちだったことを思い出しました。板野さんが僕のことを信頼してくれている気持ちが伝わってきて、最終的に3社辞退しました。
~ これはもう、A社に行くしかない! ~
3社辞退するのはリスキーだったと思いますが、その決断できたのはなぜ?
今のこのA社の選考の中で営業本部長が面接担当者だったのですが、「そもそも10年後どうなりたい?」と聞かれました。3年後、5年後、10年後のなりたい姿を語っていくうちに、「何言ってんだよ! そもそも10年前スマホなかったよな?」と。「10年後なんて、誰も分かんないんだよ。だったら今天野君が言ったこと、1年でやろうぜ」と。僕が考えている10年後って、その人からすれば1年なんだなと。じゃあ、この人の元で働けば絶対成長できる!と確信して、決断が出来たのだと思います。
他の企業にはない、インパクトのある面接だったんですね。A社の人事とは事前に話をしていて、天野君への評価が高いということは分かっていました。A社はスタートアップでありながら超大手有名企業としてのバックボーン・ブランドがあり、グループ全体でみると大きいし、アセットもあるし、スピード感も早いし、土台作りとして学べるものが多い。僕の意見と天野君が面接で感じていたこととも合致していたので、「これはもう、A社に行くしかない!」と伝えました。
~入社5カ月で月間MVPに!!~
無事内定が出て、2018年6月1日入社で初社会人デビュー! 最初はアルバイトとしての入社でしたね。
営業の仕事で、ひたすら新規獲得のテレアポ。1日160~170件は電話していました。取ったアポに対して商談していくことの繰り返し。「絶対成長してやるぞ!」と思い、むちゃくちゃ行動していました。
そういう姿勢や実績が評価されて、2か月後社員になる予定だったのに、1か月で社員になりました。
A社では月のうち一番電話した人、とか、一番売上げた人とかの表彰が社内であります。毎月、行動量の部門で1位を取って、その後、売り上げで1位に。売り上げが上がるということは商談数がすごく増えて、その翌月にはMVPを取りました。