2度の産休育休/ブランクがありながらも最大手広告企業の「広報職」にキャリアチェンジ!

チェンジインタビュー

Change Interview


キャリア・エックスは、「人の可能性は無限大」と考えています。だからこそ、今どんな仕事をしていても、やりたい仕事があるなら、そこへ向かって一緒にチャレンジしていきたい。このChange Interviewでは、キャリアチェンジを成し遂げた方へ担当コンサルタントがインタビューを行っています。なぜ、変わろうと思ったのか、なぜ変われたのか? 転職者の方の本音をお伝えします。

今回は、弊社キャリア・エックスを利用し、2度の産休・育休によりブランクがありながらも、大手広告企業の広報職に転職を成功させた吉山さんにインタビューを行いました!

成長できる環境や挑戦できる環境に飛び込みたい方はぜひ最後までご覧くださいませ。

ー前職に戻る選択肢もある中で転職を決意

本日はお時間いただきありがとうございます!


まずは簡単な自己紹介をお願いできますか?

新卒で大手メーカーに入社し、最初の3年間はIR業務を、その後社内広報に異動となり、広報業務を行っていました。


10年以上勤めていたのですが、その間に2回ほど産休育休を取得させていただいています。


2回目の育休時に夫の転勤の関係でシンガポールに行くことになりまして、それがきっかけで1社目を退職し、日本のエネルギー会社のシンガポール支社に転職。そこでは船のオペレーション業務を行っていました。


その後、夫が転勤で日本に戻ることになりましたので、それに合わせて私も日本で転職活動を行い、現在大手広告企業のコーポレートを担う会社にて、広報業務を行っています。

ありがとうございます。


今回転職のきっかけは旦那様の日本への転勤だと思いますが、どのような軸で転職先企業を探していましたか?

特に軸は細かく決めていませんでした。


1社目と2社目もそれぞれ全く違う業種だったので、自分の専門性だったり経験値にはあまり自信がなかったんですね。


なので、この業界が良い、この仕事が良い、と言う風には絞り込み過ぎず、私の経歴に興味を持ってもらえる会社があればまずはそこを受けてみようかなというスタンスで望んでいました。


その結果、1社目で行っていたような広報関係やIR関係、あとは一部コンサルティング関係の企業様からもお声をかけていただけたので、幅広く選考を進めさせていただきました。

あとは前職に戻るという選択肢もありましたよね?

はい。これは特殊な例かもしれませんが、1社目が再入社制度というのがあって、それに登録していたので1社目に戻るという選択肢もありましたし、前職の日本本社で働きませんか?ともお声がけをいただいていましたので、一応この2つの選択肢もありました。


なので、転職先が見つからないことはないという安心感がある中で、もう少し柔軟な働き方ができたり、事業内容が面白そうだなと思う企業があれば、そこで働きたいなと思い転職活動をしていました。

シンガポールにいながら日本の転職先を探すのは結構大変なこともあったと思いますが、他に転職活動でこれは大変だったなと感じた点はありましたか?

そうですね。専門性だとか自分の強みっていうものに自信がなかったので、面接でアピールするポイントを探すのは大変でした。


一応経歴としては広報IR関係の仕事を一番長くやっていたんです。


ただ、途中何年かは産休育休で休職してしまっていましたし、直近では全く別の仕事をしていたので、アピールしていいのかと悩みました。


じゃあ前職でやっていた船のオペレーションはというと、これは1年半ほどしか働いていないのでアピールできるほど長く働いていないなとまた悩みました。

悩みながらも、やっぱり書類上だったり面接において強みやアピールポイントは聞かれると思いますが、それはどんな風に伝えていきましたか?

特定の分野に強いというアピールは難しいなと思い、IR広報にしても船のオペレーションにしても、関係者の方々やチームメンバーを巻き込んで仕事をすることが多かったので「人を巻き込む力」。


もう一つは、夫の転勤がきっかけではありましたが、海外で働いたり、元々幼少期をオーストラリアで過ごし、1社目でも英語を使う機会もあったおかげでTOEIC満点など英語力には自信があったので、この2点をアピールしました。


強みの部分は東海林さんに色々と過去の話をしながら整理をしていただいて見つけることができました。

巻き込む力」と「語学力」。


汎用性の高い強みだと思いますので、幅広い企業を受けていらっしゃった吉山さんにはピッタリの強みだったかなと思います。

ー自分が希望していた”柔軟な働き方”ができる会社に転職できた

今回、1社目への再入社や前職の日本本社などへの選択肢があった中で、なぜ現職に転職しようと決められたのか、その理由を教えてもらえますか?

広報職として再度キャリアを積んで行けることと、働く環境や条件が決め手だったかなと思います。


子供がいるので学校など子供の環境を重視していて、その結果都内から少し離れた場所に引っ越すことになったので、毎日出勤となると難しいよねとか考えて、柔軟な働き方ができる会社を希望していたんです。


当初日系の最大手広告企業ということで働き方に不安はありましたが、現職はかなり柔軟に働くことができる環境だったので、良いなと思いました。


また、1社目に再入社することも視野に入れていたんですけど、退職した時の待遇を最低限保証しますよという制度なので、退職後にスキルアップなり自己研鑽なりしていても考慮はしてもらえないんですね。


でも現職は4年前の私をベースに見るのではなくて、シンガポールでどんなことをやっていたかなど1社目から現在までの経験を全部見た上で条件を提示してくれたり一緒に仕事をしたいと言ってくださったので、それが嬉しいなと思って現職に転職することにしました。

ありがとうございます!


入社して暫く経ちましたが、現在はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

現在はグループ広報部という部署におりまして、親会社が持つグループ全体の広報に関わる仕事をしています。


メイン業務としては、グループ全体を統括したバーチャル組織があるんですけど、そこが何かリリースを出す際に担当したり、グループ会社から、グループ全体としての情報発信をするさいや何かセンシティブなトピックについて情報を発信する際に、内容を相談されるのでその対応を行ったりしています。


思ったよりよく相談が来るな〜という印象ですね。

グループ会社も多いので大変そうですね。


実際に入社してみてどうですか?

働き方の柔軟性が非常に高くて、自分の裁量で在宅勤務なのかオフィス出社なのか選べますし、スーパーフレックスなのでざっくりとした働く時間のベースみたいなものはありつつも、自分が希望する時間に働くことができるのがすごくありがたいです。


業務としても、昔ながらのやり方があるから決まったやり方以外受け付けません。とかではなく、新しいことを取り入れることに寛容なので提案もしやすいですし、内容が納得感を持って説明できるものであればどんどん前に進めてくれるような文化があるのでやりがいもあります。

ーキャリア・エックスを使っていなければ現職に転職していなかった

今後のキャリアとしてはどのように考えられているのでしょうか?

社外広報は初めての仕事なので、まずはここで一定の経験を積んで行きたいなと思っています。


今回の転職で、専門的な知識や経験の部分が自分は弱いなと実感したので、広報として、きちんとアピールできるようなキャリアを積みたいんですよね。


自分の中で納得できるような成果を残せたら、ずっと今のこの業務をやるっていうよりは、また新しい経験を積んで行きたいなという風に考えています。


現職の中でも、いろいろなチャレンジができそうなので、どんどん自分の可能性の幅を広げていけたら嬉しいですね。


夫は転勤が定期的にあるのですが、今の職場であれば転勤になっても私は仕事を変えずに働くことができそうなので、そこらへんは現職に転職できて本当に良かったなと思います。

今回キャリア・エックスを使ってどうでしたか?

東海林さんにご提案いただき背中を押していただかなければ現職に転職していなかったと思うので、キャリア・エックスを使って本当に良かったです。


スカウトメディアを使って転職活動をしていたんですけど、東海林さんから現職の求人の連絡がきた時に、自分じゃここの企業に受かるのは無理だろうな、働き方もあわないだろうな…と思って初めは返信をしていなかったんですよね。


でも興味があったので、少し経ってから返信をして話を聞かせていただいたら、東海林さんが凄くリアルな情報を細かく教えてくださって、自分が思っていたイメージと良い意味でギャップもあり、受けてみたいなという風に考えが変わりました。


そもそも広報経験にあまり自信がなかったですし、現職は有能な方が多そうなイメージだったので私なんかが選考に進んで良いのか不安になっていたのですが、東海林さんが背中を押してくださったので応募まで至りました。


転職活動中は不安になることもありましたが、先方からのフィードバックをこまめに教えて下さったので、ネガティブになりすぎることもなく、前を向いて転職活動ができたかなと思います。


東海林さんがサポートしてくださって、本当に心強かったです。ありがとうございました。

そう言っていただけると、あのとき求人をご提案して良かったなと思います。


ちなみに、キャリア・エックス以外の転職エージェントも利用されていましたか?

いくつか利用していましたね。


自分に自信がなかったので、内定をもらえるか不安に思っており、連絡をくれた転職エージェントさんとは結構お話させていただきました。


多分転職エージェントの方との初回の面談だけだったら10社以上はしたと思います。

結構お話されましたね!

はい。ただ、他の転職エージェントは、数打てば当たるだろうみたいな感じで取り敢えずたくさんの求人票を送ってきて、「どれに応募しますか?」みたいに聞いてこられることが多かったんですけど、東海林さんは私の経歴や希望を見た上で、ピンポイントで会社を限定して送ってきてくださったなと思います。


あとは、とにかく求人数を送ってくださる転職エージェントの方は、どういう会社なのかとかどんな人を求めているのかとかは特に教えてくださるわけでもなく、面接の日程を決めたら面接が終わるまで連絡がなかったりすることもあるんですよ。


でも東海林さんの場合は、どんな会社なのかを細かく教えてくれましたし、面接でどんなことを聞かれるのかを踏まえて面接対策をしてくださったりしてフォローが手厚かったなと思います。


現職の内部事情にも精通されており、現職とのコネクションの強さもめちゃくちゃ感じましたね。

ありがとうございます。


最後に、今後転職を考えられている方に向けて何かメッセージをお願いできますでしょうか?

正直、最初の会社で今後何十年と働くんだろうなと思っていて、自分がこんなに転職する人生を歩むとは全然思っていませんでした。


同期が転職した時も、転職っていうものがハードルが高いイメージだったので、この安定したところから一歩飛び出してすごいなーくらいにしか思わず、もし辞めたらどうなるんだろうとかは頭の中で考えることはありつつも、実際にアクションを起こすってことは考えたこともなかったんですよね。


でも、私の場合は夫の海外転勤というきっかけがあって、アクションを起こさないとどうにもならないということで転職をすることになり、実際にアクションを起こしてみたら、世界が広がりました


同じ会社にずっといると、そこが基準になってしまうので、同じやり方や同じ視点でしか物事が見えなくなっていたんですけど、一歩会社という枠から外に出てみると、視野がぐんと広がりました


転職をするつもりがまだそんなになくても、履歴書・職務経歴書を出して他の会社はどういう感じなのか面接で話を聞き、それで良いなと思ったら行けばいいし、やっぱり今の会社の方がいいなと思えばそこに留まれば良いだけなので、まずは動いてみる、転職活動を行ってみるというのはやってみても良いかなと思います。

転職って1回やってみると、一気にハードルが下がるんですけど、初めの一歩が凄くハードルが高いんですよね。


実体験を元にメッセージをくださりありがとうございます!また、お忙しい中インタビューにもご協力くださりありがとうございました!


今後のご活躍、応援しております。


私たちキャリア・エックスでは、未経験の業界や職種への転職も積極的にサポートしております。ご紹介企業は大手企業からベンチャー企業、今話題のSaaS企業など幅広くございますので、転職をご検討されている方は一度キャリア・エックスにご相談くださいませ!


東海林 浩樹

前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。
様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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