「今すぐ転職したいわけではない」。3年ぶりの相談で見えた、現職で挑戦するという選択肢

こんにちは、「キャリア・エックス」佐野 諒治です。

今回は、約3年前にキャリア・エックスを通じて転職されたKさんに、現在のお仕事や今後のキャリアについてお話を伺いました。

Kさんは新卒で大手人材会社に入社し、営業として経験を積んだ後、キャリア・エックスの支援を通じて現在の会社へ転職されました。現在は2人のお子さんを育てながら、オンボーディングチームで働いています。

転職から3年が経ち、仕事や会社に大きな不満はない一方で、「このままでいいのか」という思いが少しずつ大きくなっていったそうです。

今回は、すぐに転職するのではなく、自分のキャリアの可能性を整理するために行った3年ぶりのキャリア相談についてお話しいただきました。
「今すぐ転職したいわけではない」。3年ぶりの相談で見えた、現職で挑戦するという選択肢

佐野 諒治

担当コンサルタント

佐野 諒治コンサルタント

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Q. まずは、これまでのご経歴について教えてください。

新卒で大手人材会社に入社し、営業職として働いていました。

その後、約3年前に佐野さんにご支援いただき、現在の会社へ転職しました。入社後は既存顧客の支援を担当していましたが、現在はオンボーディングチームで働いています。

この3年の間に2人目の子どもも生まれ、1年ほど育休も取得しました。現在は上の子が4歳、下の子が2歳です。

Q. 現在は、どのようなお仕事をされていますか。

現在は、オンボーディングチームに所属しています。

もともとは既存顧客の支援を担当していましたが、顧客との打ち合わせが夕方以降になることもあり、子育てとのバランスが難しいと感じる場面がありました。

長男が少し繊細なタイプということもあり、会社に相談したところ、育児と両立しやすいオンボーディングチームへ異動させてもらいました。

オンボーディングチームはママさんも多く、育児との調整もしやすい環境です。今の会社は人もすごく良く、仕事に大きなストレスや不満があるわけではありません。

年収も入社時から50万円ほど上がっていて、本当に恵まれた環境だと思っています。

Q. 今の環境に不満がない中で、なぜ改めてキャリアを考え始めたのでしょうか。

子どもが少しずつ手を離れてきて、自分のキャリアについて考える余裕が出てきたことが大きいです。

これまでは育児がメインで、仕事はサブという感覚がありました。ただ、上の子が4歳、下の子が2歳になり、保育園にも慣れてきたことで、「自分のキャリアをもう少し追求したい」という気持ちが出てきました。

すぐに転職したいというよりは、自分にはどんな可能性があるのかを知りたいという感覚でした。

Q. 具体的には、どのような悩みがありましたか。

今の会社には本当に不満がないんです。人も良いですし、育児との両立もできています。ちゃんと寝られていますし、ちゃんと食べられています。

ただ、ふと「私、このままでいいのかな」と思う瞬間がありました。

前職では、どうやって成果を出すかを毎日考えて、試行錯誤しながら売上を作り続けていました。その頃と比べると、今はそこまで必死に頑張らなくても一定の評価をいただけている感覚があります。

それがありがたい一方で、「自分はちゃんと成長できているのかな」と感じることがありました。

Q. 現職では、オンボーディング以外の業務にも関わっているのでしょうか。

はい。物足りなさを感じていたので、メイン業務以外にもいくつかプロジェクトに参加しています。

たとえば、追加営業や継続率向上に関するプロジェクトです。オンボーディングだけではなく、事業全体を俯瞰して、どのように売上や継続率に貢献できるかを考える機会もいただいています。

会社からも、単にクライアントワークをするだけではなく、会社全体の課題を見ながら貢献してほしいという期待をいただいています。

Q. ご自身の強みは、どのような点にあると感じていますか。

今回改めて考えて、自分は「人軸」ではなく「課題軸」で動くタイプなのだと気づきました。

周りのメンバーは、「このお客様を助けたい」「この人事の方の力になりたい」という気持ちが強い人が多いです。

一方で私は、「この会社の採用課題をどう解決するか」「そのために誰をどう動かすか」を考えていることが多いです。

お客様に寄り添っていないということではなく、入り口が少し違う感覚です。

Q. どのような課題に向き合うときに、やりがいを感じますか。

課題が大きければ大きいほど、影響範囲が広ければ広いほど、解決が難しければ難しいほどワクワクします。

「これはどうやったら解決できるんだろう」と考える時間が楽しいんです。逆に、すぐに解決策が見える課題だと、そこまで気持ちが動かないところがあります。

単に商品を売ることが好きというより、難しい課題を解決するために考えて動くことが好きなのだと思います。

Q. 今後のキャリアについて、どのような選択肢を考えていましたか。

大きくは3つあると思っていました。

1つ目は、今の会社でセールスやカスタマーサクセスに戻ることです。

2つ目は、事業全体を俯瞰する立場で、継続率向上や売上向上などの課題に向き合うこと。

3つ目は、別の会社も見てみることです。

本音では、もっと優秀な人たちが集まる環境に飛び込んで、自分が劣等感を感じるくらいの場所で頑張りたい気持ちもあります。エンタープライズ営業を経験して、市場価値を上げたいという思いもありました。

Q. 一方で、転職に対する不安もあったのでしょうか。

はい。もし独身だったら、もっとチャレンジングな環境に飛び込んでいたと思います。

ただ、今は子どももいますし、仕事に没頭しすぎると家庭とのバランスが崩れてしまう気もしています。

私は一度仕事モードに入ると、かなり没頭してしまうタイプです。だからこそ、今すぐ勢いだけで転職するのは違うのではないかとも感じていました。

何をしたいかが明確ではないまま動くのは、リスクがあると思っていました。

Q. 今回、改めてキャリア・エックスに相談しようと思った理由を教えてください。

ビズリーチに登録して、他のエージェントの方とも2名ほど話しました。

ただ、年収や希望職種を聞かれて、すぐに求人票が送られてくるような進め方で、少し違和感がありました。

私が整理したかったのは、条件や求人の話ではなく、「自分が何をしたいのか」「今後どういう方向に進むべきなのか」という部分だったんです。

3年前の転職活動でも、佐野さんには自分のキャリアや本音をかなり話していました。今回も、表面的な条件ではなく、自分の微妙な本音の部分をぶつけて相談した方が、思考が整理されると思いました。

Q. 実際に相談してみて、どのように感じましたか。

すごく整理されました。

「そう思っているんですよね」と言語化してもらえたことで、自分の中でモヤモヤしていたことが見えた感覚があります。

特に、「今の環境でもっとやれることがあるのではないか」という言葉は印象に残っています。

すぐに転職するかどうかではなく、まずは今の会社で何をやり切るかを考えてもいいのだと思えました。

Q. 現職で挑戦するという選択肢について、どのように受け止めましたか。

今の会社では、ある程度自由に動ける環境がありますし、社内からも期待してもらっています。

その環境を活かして、事業全体の課題に向き合い、実績を作ることも選択肢の一つだと感じました。

無理に外へ出る前に、今の環境でできることをやり切る。そのうえで、本当に転職したい方向性が固まったら、また相談したいと思っています。

年齢的なことを考えると、今後ずっと先延ばしにするわけにはいかないとも思っています。ただ、何をしたいかが明確ではないまま動くのはリスクもあるので、まずは現職で挑戦できることを探してみたいです。

Q. 今後転職活動を考えている方にメッセージをお願いします。

転職活動は、求人を見ることだけがスタートではないと思います。

私自身も、今すぐ転職したいわけではありませんでした。ただ、自分のキャリアにモヤモヤしていて、誰かに話すことで整理したいと思っていました。

実際に相談してみると、転職するかどうかだけではなく、今の会社でできることや、将来に向けて考えるべきことも見えてきました。

「今の環境に大きな不満はないけれど、このままでいいのかな」と感じている方は、一度キャリアについて話してみるだけでも良いと思います。

自分だけで考えていると堂々巡りになってしまうことも、佐野さんに相談することで整理されることがあると思います。

担当エージェント・佐野からのメッセージ

ライフステージの変化によって、一時的にキャリアの手綱を緩める時期は誰にでもあります。

しかし、Kさんのように本質的に「ストイックに成長し続けたい」という情熱を持つ方は、遅かれ早かれその物足りなさと向き合う時が来ます。

大切なのは、「すぐ転職」という安易な選択ではなく、現職での可能性を最大化しながら、未来の選択肢を広げることです。

今の環境で挑戦できることをやり切るのか、次の環境で新しい挑戦をするのか。どちらが正解かは、その方の状況やライフステージによって変わります。

キャリア・エックスでは、求人を紹介するだけではなく、その方にとって本当に納得できるキャリアの方向性を一緒に考える支援を大切にしています。

このままでいいのか迷っている方へ

成長できる環境に挑戦したい。
営業経験を活かして、キャリアの幅を広げたい。
そう感じている方は、まずは今後の方向性を整理してみませんか。

キャリア・エックスでは、あなたの経験や将来像をもとに、納得できるキャリア選択をサポートします。



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佐野 諒治

担当コンサルタント

佐野 諒治 コンサルタント

大学卒業後、シンガポールにて起業を経験。
帰国後、リクルートライフスタイル社にて広告営業業務に従事し表彰多数。
その後、Sansan社にてSMB領域のインサイド/フィールドセールス経験後、エンタープライズ領域のパートナーセールス部門立ち上げに従事。
ネクストビート社にてキャリアアドバイザー1位、イベント事業運営責任者を経験。その後、キャリア・エックスに参画。

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