ビズリーチに登録すると会社にばれる!?気づかれない方法やスムーズな転職活動のポイント

転職ノウハウ

ハイクラス向け転職サイトとして高い人気を誇る『ビズリーチ』。活用を検討している求職者の方も多いのではないでしょうか。


実際に筆者も、前職からの転職活動ではビズリーチを利用していました。


一方で、「ビズリーチに登録することで在籍している会社に転職活動がばれてしまうのでは!?」と心配する人もいるのではないかと思います。


そこでこの記事では、ビズリーチを使うにあたって在籍している会社にばれないようにする方法や、転職の意志を会社に伝える時期、ビズリーチを使ってスムーズに転職活動を進める方法などを解説します。


安心してビズリーチを使いたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください!

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ビズリーチとは

ビズリーチ株式会社が運営するハイクラス向け転職サイトです。


年収1,000万円以上の求人が全体の1/3を占め、優秀なヘッドハンター(ヘッドハンター:転職希望者に寄り添い、キャリアアップや年収アップに向けた転職サポートを行うキャリアのプロフェッショナルのこと)に相談することが可能です。(参考:ビズリーチ


他の転職サイトでは出会えない好条件の求人が豊富で、「スキルを活かしたい」、「年収アップを目指したい」、と考えている方にはうってつけのサービスと言えるでしょう。


実際に筆者も前職からの転職活動の際、ビズリーチを利用していましたが、他の転職サイトでは出会えなかったヘッドハンターの方々から声をかけてもらう機会が多い印象です。


ヘッドハンターの方々が紹介してくれる求人も高年収やマネージメントクラスの募集で、まさにハイクラスな求人が豊富な印象でした。

ビズリーチが注目される背景

IT業界を中心に、優秀な人材の獲得競争が激化している昨今、企業の人事部門は効率的な採用活動に頭を悩ませています。


そんな中、ビズリーチは専門性の高い人材と企業をダイレクトにマッチングできるサービスとして脚光を浴びています。


ビズリーチは登録者の詳細なスキルや経験、志向性をデータベース化することで、企業の求める人材像に合致する候補者を素早く見つけ出すことができます。


さらに、ヘッドハンターがアプローチすることで、通常の求人では見つけにくい優秀な人材にもリーチできる点が強みです。


また、転職者側にとっても、自分の市場価値を知ることができ、キャリアアップの機会を得られるメリットがあります。


特に、ハイクラス人材の転職ニーズに特化したサービスとして、ビズリーチは企業と転職者双方から高い支持を得ており、今後さらなる注目を集めていくことが予想されます。

ビズリーチの利用は会社にばれる?

「ビズリーチで転職したいけど、会社にばれるのでは?」と不安に感じるかもしれませんが、ご安心ください。


基本的には、「企業ブロック設定」を行えば、在籍している会社にビズリーチの利用がばれることはありません。


ですが、ビズリーチに限らずどの転職サイトでも、会社が採用活動のために利用している転職サイトやエージェントなどに自分が登録していて、適切な設定を行っていないと利用がばれてしまう可能性はあります。


また適切な設定を行っていても、会社の共用パソコンで転職サイトを利用したり、社内で転職活動の具体的な話を大っぴらにしていては、自分がどのような転職サイトを使って転職活動をしているか会社にばれてしまうかもしれません。


会社にばれずに転職活動をしたい場合は、利用している転職サイトの各種設定だけでなく自分の振る舞いにも気を付けることが重要です。

会社にばれずにビズリーチを利用する方法


上述した通り、ビズリーチには職務経歴書を公開したくない企業を設定できる「企業ブロック設定」機能があります。


設定方法は簡単で、

①ログインして画面右上にある「ユーザー名」の右横にあるプルダウンボタンから「設定」を選択

②設定画面を下にスクロールし、「企業ブロック設定」の「企業ブロック設定はこちら」をクリック

③「ブロックする企業を追加」ボタンをクリックし、企業選択でブロックしたい企業を検索。見つかったら、チェックボックスにチェックを入れ「非公開にする」ボタンを押す

これらの設定で完了です。


実際に筆者も前職からの転職の際にビズリーチで「企業ブロック設定」を設定しておきましたが、会社に利用がばれることはありませんでした

企業やヘッドハンターに開示する情報も設定できる


ビズリーチを利用していると、直接企業からヘッドハンティングの連絡がきたり、さまざまなヘッドハンターからの連絡が届いたりします。


その際、事前に設定しておけば自分の職務履歴書を非公開にすることも可能です。また、ヘッドハンター自体をブロックすることもできます。


自社のグループ会社と付き合いのあるヘッドハンターはブロックしてもよいかもしれません。


ただし、職務経歴書の公開範囲をあまりに狭めてしまうと、ビズリーチの特徴であるハイクラスなヘッドハンターや企業との接点が少なくなるデメリットも生じます。


職務経歴書を見ることができなければ、ヘッドハンターや企業が声をかけるきっかけがなくなってしまうためです。


そのため、基本的には「企業ブロック設定」を活用して特定の企業をブロックしたほうが賢明でしょう。

会社に転職の意志を伝える時期も重要


筆者の経験では、転職活動を行っていることが会社にばれて気まずいかどうかは、転職の意志を伝える時期にもよると思います。ここではその点について解説します。

自社の職務規定で退職を申し出る時期を確認する

まずは、自社の職務規定を確認して退職願を出す時期についての記載をチェックしましょう。


労働基準法では退職の意志は退職2週間前に申し出ればよいとされていますが、引き継ぎなどを考えると、それ以上の時間が必要となる場合もあります。


なお、転職の意志を伝える時期は人によってさまざまですが、「転職活動を始める時期に伝える」「転職活動が終わった時期に伝える」どちらの場合にせよ、在籍している会社での仕事はおろそかにしないこと、これまで多くの経験を積ませてもらった会社への感謝や敬意は忘れないようにしましょう。

転職活動を始める時期に伝える

仕事の引き継ぎに数ヶ月単位で時間がかかりそうな場合には、転職の意志を先に伝えて、退職までのおおよそのスケジュールを会社と共有することが重要な場合もあります。


いきなり「転職先が決まったので退職します」と伝えても、充分な引き継ぎができずにスムーズな転職ができなかったり、自身が担当している顧客等に迷惑をかけてしまうことがあるからです。


その際は、上司や人事担当者に明確な転職の意志としっかり引き継ぎを行う旨を伝え、転職活動をスタートすることも明確にしておきましょう。


そうすることで会社側も引き継ぎのスケジュールを余裕をもって考えることができますし、抜けてしまう分の人材の確保に動くこともできます。


このように転職活動を始める時期に転職の意向を伝えていれば、転職活動をしていることを会社も把握しているので、「この転職サイトを使っていることがばれてしまうのでは……」と心配する必要もないでしょう。


なお、筆者は前職からの転職ではこのパターンでしたが、転職活動をしていることを伝えたうえで引き継ぎの具体的な進行も共有することで、理解を得ることができました。


ただし職務履歴書には転職を考えた理由を書くことも多いため、無駄な摩擦を避けるためにも現在の在籍企業はブロックしておいたほうがよいと思います。

転職活動が終わった時期に伝える

ある程度内定の目処がついた時期で会社に転職の意志を申し出る場合は、転職活動をしていることはあまり大っぴらにしないほうがよいでしょう。


かつ、転職先が決まったあと、どの程度引き継ぎに時間がかかるかも想定しておいたほうがよいです。


申し出に対して引き止めがあるかもしれませんが、どのような意志で転職を決めたか、引き継ぎはどの程度の期間でどのように行うか、きちんと説明することで会社側も納得してくれることが多いでしょう。


このパターンの場合は、「企業ブロック設定」は必須です。


かつ、仕事の昼休みに転職サイトを見続けたり、ヘッドハンター等との電話などをするのもできるだけ避けたほうがよいでしょう。


その会社に在籍している限りは、あなたが優先すべきことは自分の手元の仕事です。


仕事をしっかりと進めながら、休日や仕事終わり、有給休暇などを使って転職活動を進めましょう。


ご自身の現在の状況によっても、転職の意志をどの段階で伝えるかが変わってきますので、もしいつ伝えるべきかお悩みの場合は、お気軽に転職エージェントにご相談ください。


これまで数多くのケースを見てきておりますので、現在のご状況を伺い、いつの段階で、どのように伝えるべきかを一緒に考えます。


それ以外にも、働きながら転職活動する場合に負担となる様々なことを、転職エージェントが代わりに行うことが可能ですので、働きながら転職活動を行う方は、ぜひ一度ご相談くださいませ!

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ビズリーチでスムーズに転職活動を進めるポイント


では、ばれないための設定をした上で、スムーズに転職活動を進めるにはどうしたらよいか、ここではそのポイントを解説します。

優秀なヘッドハンターと複数接点を持つ

最初に述べた通り、ビズリーチでは優秀なヘッドハンターと出会えるチャンスが豊富です。


連絡をもらったヘッドハンターに興味があれば積極的に話す機会を設け、具体的な面談をしましょう。


自分から企業の求人に応募するよりも、ヘッドハンターを介したほうが遥かに選考の進みは早くなりますし、自身に合った求人情報を多く紹介してくれます


また、ヘッドハンターには自分の状況を伝えることも重要です。


現在、会社に転職の意志を伝えているかどうか、伝えるならいつがよいか、内定が出てからどれくらいの期間で入社するのが理想的なのか、心配事を相談すれば多くのアドバイスをくれるでしょう。


ヘッドハンターは転職支援のプロなので、現在の仕事の状況を踏まえた無理のない転職スケジュールを組むことに長けています。


単なる好条件の求人を紹介してくれる人という以上に、自分の転職活動の伴走者としてヘッドハンターたちと付き合うことで、よりよい転職活動を実現できるはずです。

ヘッドハンターとの情報共有を密に行う

転職活動を成功させるためには複数のヘッドハンターと接点を持つことが重要ですが、彼らと転職活動の進捗を密に共有することも大切なポイントです。


実際に求人を紹介し始めてもらったら、他のヘッドハンターに紹介された案件も含めどのように転職活動が進んでいるかを各ヘッドハンターときちんと共有しましょう。


ビズリーチで出会うことができるヘッドハンターは優秀な方が多いです。


「他のヘッドハンターではこのような求人を紹介されていて、今選考がここまで進んでいる」などの情報を共有することで、紹介した求人も選考が遅れないように動いてくれたり、他のヘッドハンターが持っていない求人を紹介してくれることがあります。


筆者は前職からの転職の際、この進捗共有を怠り、スケジュール調整に苦労しました。


スムーズかつ迅速に内定を得るためにも、ヘッドハンターには随時進捗を共有しておきましょう。

ばれることなく、ビズリーチで理想の転職を!


ここまで、ビズリーチを使っていることを会社にばれないようにする方法や、ビズリーチを使って転職活動を成功させるためのポイントを紹介してきました。


転職活動をスムーズに進めるためにも、ビズリーチや他の転職サイトを利用する際は在籍している会社のことはシステム上でブロックして、不用意に利用情報が伝わらないようにしたほうがよいでしょう。


転職の意志をすでに伝えているか否かに関わらず、在籍している会社に失礼にならないようにブロックしておくことは重要です。


また、ばれないからといって目の前の業務を蔑ろにしてよいわけではありません。正式に引き継ぎを行い退職するまでは、業務外の時間で転職活動を進めましょう。


最終面接などの時間を要する予定が入った際は有給休暇を取るなどして対応するのがおすすめです。


とはいえ、転職活動の進め方への疑問や不安はどうしても頭に浮かんできてしまうもの。


その際は、ヘッドハンターに相談して的確な進め方をアドバイスしてもらったり、仕事とは関係ない友人と話して視野を拡げたりすることもおすすめです。


ビズリーチを利用することで大きなキャリアアップや年収アップも実現できるかもしれません。


ぜひこの記事を参考に、現在在籍している会社と気まずい関係にならずに、効率よく転職活動を進めていきましょう!

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東海林 浩樹

前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。
様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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