成長できる環境を求めて転職活動を決意。未経験の業界への挑戦

チェンジインタビュー

Change Interview

キャリア・エックスは、「人の可能性は無限大」と考えています。だからこそ、今どんな仕事をしていても、やりたい仕事があるなら、そこへ向かって一緒にチャレンジしていきたい。このChange Interviewでは、キャリアチェンジを成し遂げた方へ担当コンサルタントがインタビューを行っています。なぜ、変わろうと思ったのか、なぜ変われたのか? 転職者の方の本音をお伝えします。

今回は、弊社キャリア・エックスを利用し、電子機器メーカーの法人営業から大手人材紹介会社のリクルーティングアドバイザー(法人営業)へキャリアチェンジをした阿部さんにインタビューを行いました!

転職までは考えていないけど現状に対して不満がある方、転職をしようか迷っている方はぜひ最後までご覧くださいませ。

ー成長できる環境を求めて転職を決意

簡単な自己紹介をお願いいたします!

ペルーとのクオーターで、群馬出身です。


新卒で大手電気機器メーカーに就職し、運輸会社向けにシステム営業を行っていました。

約3年ほど働き、現在は大手人材紹介会社でリクルーティングアドバイザーを行っています。

今回、なぜ転職しようと思われたのでしょうか?

前職はめちゃくちゃ良い会社だったんですね。


ただ、2〜3年ほど働いて、ある程度の仕事をこなせるようになってきたときに、自分ができることの幅が狭く、成長している感じがなくなってきてしまったんです。

製品に対してなにか自分の意見があっても、SEや製品側の判断で意見が全く反映されない状態で返ってきて、自分ができることは日程調整とお金に関する提案くらいだというのがもどかしくて。


あと、段々と「こうやれば上手くいく」というのが見えてきて、自分のやることが型化されてきてしまったんですね。


そういうモヤモヤが溜まっていき、もっと裁量を持って働けて、かつ成長できる環境に身を置きたいと思って転職を決めました。

確かに、こうした方が良いという考えがあるのに、それが発言できない、実現されないというのにはもどかしさがあります。

では今回は転職の軸として「成長したい」という思いが強かったんですね。

ー誰かにキャリアのことを相談したかった

私と同じサッカーチームに所属していたのもありますが、なぜ私に転職について相談してくれたのでしょうか?

前職のことでモヤモヤしていて、ガッツリではないのですが転職についても考えていたので、誰かにキャリアのことを相談したいなと思っていたんです。


その時に同じサッカーチームに岡さんがいて、岡さんが転職サポートのお仕事をしているのも知っていたので相談させてもらいました。


「転職したいのでサポートしてください」というよりは、本当に相談ベースからでしたね。

そうでしたね!幼少期まで遡って、とにかく阿部さんが思っていることを一気に話してもらったのを覚えています(笑)

そのあと、そのままキャリア・エックスを利用して転職すると決めていましたね。

そうです!あの時は、自分が思っていることを岡さんにぶつけて発散したので、すごくスッキリしました!


ただ、話を聞いてもらってスッキリしただけではなく、岡さんが話を聞きながら私の考えていることをまとめていってくださったんですよね。


そのおかげで、自分の中でモヤモヤしていたものがなんなのかが明確になって、転職しようという決断ができました。

転職しようと決めた後、他の転職エージェントの方にも相談しましたか?

いえ、してないです。他の転職エージェントに相談する必要がなかったですもん(笑)


私の目線に立ってくれて寄り添いながら、優しい言葉だけじゃなく厳しい言葉もくれて、すごく頼りになりましたし、信頼できました。


なので他の転職エージェントについては全く考えなかったですね。

嬉しい言葉をありがとうございます(笑)


色々とお話を伺った後、いくつか求人を提案させていただきましたが、エントリーする企業はどのように絞っていったんですか?

自己分析や業界分析を行っていく中で、私自身がものに縛られているなと思いました。なので、無形商材を取り扱う、人材系やコンサル系の会社に絞り込んでいきました。


そのあと、転職のきっかけでもある「成長できる環境」という目線で、自分で企業について調べたり、岡さんに色々と教えてもらいながらエントリーする企業を決めていきました。


自分について知ることから始めないと数ある求人の中から絞り込むのは難しかったかもしれません。

自己分析は転職活動において重要ですからね。

よければ阿部さんがどのように自己分析をされたのか教えてください!

まず過去に遡って、当時の出来事やその時の感情、どんな時に嫌だと感じたのかを振り返りました。仕事やプライベート問わずです。

そして過去の振り返りが終わったら、就活の時にどんな軸で就職活動を行っていたのか、なぜ前職を選んだか、なぜ辞めたいと感じているのかなど、現在についても振り返りました。


それぞれの体験を深ぼっていくと、共通点が見えてきたんですね。


最後に、私から見た私についてと、岡さんから見える私についてを照らし合わせていくことで、自分についてしっかりと知ることができたかなと思います。

自分について自分で分析するというのもですが、外から見える私に関しての率直な意見はとても重要でした。

ー希望していた職種”ではない”職種に挑戦

自己分析をしてみて、結果的にどういうことが分かりましたか?

承認欲求が強いことが分かりました(笑)


私にとっての成長とは、私自身が人に与えられる影響を大きくしていくことだったんですね。それも承認欲求が強いという部分に繋がるなと思いました。


自己分析が終わった後、自分が求めていることが叶えられる業界・職種ってなんだろうという目線で考えた時に、人材業界のキャリアコンサルタントという職種に行きつきました。


転職について相談する前は、全く考えていなかった職種です。

これまでの様々な行動が承認欲求に繋がっていましたね!


キャリアコンサルティングの職種に転職しようと進めていましたが、現在はリクルーティングアドバイザーのお仕事をされていると思います。

業界は変わらずとも、希望の職種を変えたのにはなにか理由があるのでしょうか?

そうですね。最初はキャリアコンサルタントを目指していたのでキャリアコンサルタントの求人に応募して、面接も何社か受けていました。


ただ、ある面接官の方に、「キャリアコンサルタントになるには経験やマインド面でまだ早い」というフィードバックをいただいたんですね。


確かに人材業界は未経験でしたし、無形商材の営業も未経験、それ以外にも調べていくと「私にキャリアコンサルタントはまだ早いかもしれない」と思ったんです。


それで、人材業界の中でも、経験したことのある法人営業ができる、リクルーティングアドバイザーという職種を紹介してもらったんです。


まずはその職種で経験を積もうと考え、最終的に別の企業ではキャリアコンサルタントとリクルーティングアドバイザーの両方で内定をいただきましたが、リクルーティングアドバイザーを選びました。

企業からもらったフィードバックを受け止めて、自分でしっかりと調べた上で違う職種にチャレンジする姿勢は素敵ですね。

2社から内定をいただいたと思いますが、どちらの会社にするかはどのように決めたのでしょうか?

2社とも会社規模は大きく、事業内容や経営理念が似ていたので、かなり迷いました。

ただ社風が違い、1社目はみんなで頑張ろう!であったり、チームワークをとても大切にする会社。2社目は成長しよう!自分をアップデートしていこうという想いが強い活気のある会社。


私はチームで動くことが好きなので、1社目の方が合っていると思ったのですが、今回の転職の軸は「成長できる環境に行く」ことだったのと、自分自身甘い部分があることが分かっていたので、より厳しい環境を選ぼうと思って2社目を選びました。


あと、2社目の会社は、社会全体で見た時の私の市場価値や性格面に対してズバズバと言ってくれたのも印象に残っていて、成長したい私としてはそういう部分も良かったなと思います。

自己分析を通して自分についてしっかりと知ることができていた点や、成長したいという転職の軸がしっかりと定まっていたからこそできた選択かもしれませんね。

ー転職活動を通して成長することができた

転職活動期間を振り返ってみて、ずばりどうでしたか?

転職活動のおかげでメンタル面やマインド面において成長できたなと思います。


元々私は他責思考だったんですね。ただ、自分では分かりつつも目を背けてしまっていました。


でも、自己分析や面接対策を通して岡さんからも他責思考について指摘され、その考えを治すために自分の弱さに向き合うことができました。


人のせいにしてしまう度に指摘してくれたので、段々と転職活動期間に客観的に自分を見れる様に変わったかなと思います。


それ以外にも、今の職場で素直謙虚と褒められるのですが、転職前の自分では一度も言われたことがなかったので、色々な面で転職を通して変わったかなと思います。

転職活動を通して成長できるなんて素晴らしいですね!

転職してみて、今感じていることなどあれば教えてください。

もうめちゃくちゃ楽しいです!この間とかは上司に「なんでにやついてるの?」と聞かれて、気づかないうちににやけてたみたいです(笑)


毎日新しいことが学べますし、個人プレーだと思っていましたが、実は助け合いの文化がすごく、私が好きなチームで協力してゴールに向かう雰囲気があります。

また、自分がやったことがそのまま成果や数字に出てきてくれるのも楽しいですね。会社もその成果をしっかり評価してくれるのでモチベーションにも繋がります。


マインド面、仕事のやり方の面ともに成長できる環境も整えられているので、転職の目的だった成長できる環境というのも達成できていて、転職して本当によかったです。

そういうお話を聞けると本当に嬉しいです!

今後の目標とかはなにかありますか?

これまで今後の目標とかは全くなかったんですね。ただ、今の会社は起業思考の方が多くて、その人たちと一緒に働いているからか段々と自分も何かしたいなと思い始めましたね。


もちろん、5年くらいは実力をつけることが目標です。それ以降に、今は地元に還元できる何かをしたいな〜と。私の地元の群馬は今外国の方が増えているので、今の会社で力をつけて、人材×外国人労働者のためになるようなことができないかなと考えています。


本当にまだ「地元を助けるなにかができないかな〜」くらいですけどね!

ー転職を決めたら、まずは自分を知ること

それでは最後に、転職を考えている方に一言お願いします!

転職を経験してみて、転職はかなりエネルギーが必要なものだと思いました。ただ、転職するという決断はしなくても良いと思うので、現状の話を聞いてもらうことが重要だと思います。


話を聞いてもらった上で転職活動をすると決めたなら、まずは自分を知ることから始めてみてください。

自分を知らずに転職活動をしてしまうと、転職をするという選択しても、転職をしないという選択をしても失敗してしまう可能性が高くなるかなと。


あとはもう、

・転職活動は1人でやらない
・納得できるための材料を揃える
・自責思考。何をするのも、選んだのも全部自分


これらを踏まえて転職活動を行えば、後悔しない転職活動ができると思います。

自己分析を終えたあとに自分が本当は何を求めているのかが見えてきましたもんね。

阿部さん、この度はインタビューにご協力くださりありがとうございました!


私たちキャリア・エックスでは、未経験の業界や職種への転職も積極的にサポートしております。ご紹介企業は大手企業からベンチャー企業、今話題のSaaS企業など幅広くございますので、転職をご検討されている方は一度キャリア・エックスにご相談くださいませ!


岡直樹

法政大学を卒業後、新卒で不動産業界を経験。
長いサッカー人生を経ているため、プロ選手のセカンドキャリアを支援したく人材業界を志望していたものの、不動産業界の知識しか備わっていなかったため、様々な業界の商流を理解してから人材業界に行きたいと思い、ITメガベンチャーのSansan株式会社に転職。
フィールドセールスとして様々な業界の経営者に対してソリューションセールスを行う。新規事業担当やプレイングマネージャーとしてチームを牽引。

その後、自身のスキルアップができたと判断し人材業界へ。
RA/CA両面コンサルタントとして様々な方の支援を行っております。

【サッカー歴】
横浜Fマリノス primary
横浜Fマリノス junior youth
横浜Fマリノス youth
(U-16・U-17・U-18日本代表)
法政大学 体育会サッカー部

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