「キャリアアドバイザーの仕事に興味があるけれど、未経験でもなれるのだろうか…」と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、キャリアアドバイザーの仕事内容や、向いてる人の特徴、そして未経験からキャリアアドバイザーになる方法などについてご紹介します。
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目次
- 1 未経験からキャリアアドバイザーに転職することはできる?
- 2 未経験からキャリアアドバイザーに転職するには?
- 3 【例文あり】キャリアアドバイザーへ転職する場合の志望動機の書き方
- 4 キャリアアドバイザーに転職するときの志望動機【NGな書き方例】
- 5 キャリアアドバイザーの仕事内容
- 6 キャリアアドバイザーの仕事のやりがい
- 7 キャリアアドバイザーの仕事の大変さ
- 8 キャリアアドバイザーに向いている人の特徴とは?
- 9 キャリアアドバイザーに向いてない人の特徴はある?
- 10 キャリアアドバイザーの年収目安はいくら?
- 11 キャリアアドバイザーへの転職に必須・活かせる資格はある?
- 12 キャリアアドバイザーへの転職で求められる・活かせる経験やスキル
- 13 キャリアアドバイザーのキャリアパスとは?
- 14 キャリアアドバイザーの将来性は?
- 15 キャリアアドバイザーへ転職するためのポイント
- 16 転職のことなら”キャリア・エックス”
- 17 まとめ
未経験からキャリアアドバイザーに転職することはできる?
結論、未経験からキャリアアドバイザーに転職することは可能です。
営業経験を求められることが多いですが、企業によっては、接客・販売経験など、対人コミュニケーション経験があれば転職できる職種です。
2人に1人が転職する時代となってきており、キャリアアドバイザーの需要は増えることが予想されるため、今後もキャリアアドバイザーに求められるスキルをアピールすれば、営業未経験でも転職できる可能性が高いです。
そのためにも、これまでのキャリアを振り返り、キャリアアドバイザーに活かせる経験などをエピソードとともに用意しておきましょう。
未経験からキャリアアドバイザーに転職するには?
未経験からキャリアアドバイザーに転職するためには、キャリアアドバイザーに求められる、コミュニケーション力や傾聴力、信頼関係構築力などのスキルがあることを、面接でアピールできるようキャリアの棚卸しをしましょう。
資格を取得することも有効です。資格が求められることは多くありませんが、キャリアコンサルタントの国家資格や、民間のキャリアアドバイザー資格を持っていることで、必要な知識が身についているというアピール材料になるからです。
また、転職エージェントを活用し、実際にキャリアアドバイザーと接することで、キャリアアドバイザーの仕事内容をより理解することができ、その上で書類の添削や面接対策などのサポートも受けることができるため、転職エージェントの活用もおすすめです。
【例文あり】キャリアアドバイザーへ転職する場合の志望動機の書き方
それではここからは、キャリアアドバイザーへ転職する場合の志望動機の書き方を例文とともにご紹介いたします。
キャリア・エックスにご相談いただければ、あなたの考えをもとに志望動機を一緒に考えます。キャリアアドバイザーへの転職をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
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1:キャリアアドバイザーとして働きたい理由を記載する
なぜキャリアアドバイザーになりたいのか、その動機を具体的に明記しましょう。
これまでのキャリア経験や転職活動での苦労・成功体験から、求職者の立場に寄り添い、最適なサポートを提供したいと感じた理由を伝えると説得力が増します。
他の職種ではなく、キャリアアドバイザーとしての道を選んだ背景や、これまでの経験がどのように活かされるかを具体的に記載することがポイントです。
2:その企業を志望する理由を記載する
数ある企業の中で、なぜその企業で働きたいのかを明確にしましょう。
条件面(休日数や福利厚生)ではなく、企業が掲げるミッションや独自の取り組み、業界内での強みなどに共感した点を具体的に記述することがポイントです。
また、自分の価値観やキャリアビジョンと企業の方向性が一致していることを示し、その環境でどのように貢献できるかを具体例を交えてアピールすることで、志望動機に説得力が生まれます。
3:キャリアアドバイザーに活かせる経験・スキルを記載する
志望動機には、自分がキャリアアドバイザーとして活躍できる根拠となる経験やスキルも盛り込みましょう。
これまでの営業経験、コミュニケーション力、課題解決能力など、求職者支援に直結する具体的なエピソードを簡潔に記述し、自分が即戦力であることを示すと効果的です。
ただし、志望動機の主旨を損なわないよう、必要な情報をバランスよく盛り込むことが重要です。
志望動機の例文
これらのポイントを盛り込んだ、キャリアアドバイザーの志望動機の例文を2つご紹介します。
転職活動中の苦労を実体験として持つ私だからこそ、求職者の立場に寄り添い、具体的なアドバイスを提供できると自負しております。
貴社の「個々の可能性を最大化する」というミッションに深く共感し、業界内で先進的な支援体制を整えている点に魅力を感じました。
そのため、これまで培ったコミュニケーション能力や課題解決力、そして営業スキルを活かし、貴社で求職者の転職成功に貢献したいと考えています。
これまでの営業活動で、顧客のニーズに柔軟に対応し、信頼関係を築いてきた経験は、求職者の心に寄り添う上で大きな武器になると感じています。
貴社が掲げる「人材の可能性を引き出す」という理念と、業界内での確固たる実績に強く共感しました。
私の情報収集力やコミュニケーションスキルを駆使して、求職者に的確なアドバイスを提供し、貴社の更なる発展に寄与できると確信しております。
キャリアアドバイザーに転職するときの志望動機【NGな書き方例】
逆に、キャリアアドバイザーの仕事内容を理解できていないような志望理由や、どの企業にも当てはまる志望理由を書いてしまうと、マイナスな評価につながってしまいます。
一度に複数の業界や企業を受ける際は、手間を省こうと、どの選考でも使えるような当たり障りのない内容にしてしまう方もいるかもしれませんが、志望動機はとても大切な部分ですので、受ける求人に合わせて考えてください。
また新卒と違い、転職では即戦力や前職での経験を活かして活躍してもらえることを期待して採用を行います。そのため、教えてもらいたい、学んでいきたい、という受け身の言葉は避けるようにしましょう。
前職では残業も多く、休日出勤も多かったため自分の時間を取ることができなかったため、ワークライフバランスが整った御社に魅力を感じています。
入社後はさまざまな業界や職種に関する知識を身につけ、成果を出せるように頑張ります。
キャリアアドバイザーの仕事内容
キャリアアドバイザーの仕事は、非常に多岐に渡ります。
まず、転職したい求職者の方と面談を行い、転職の軸や次の職場に求める条件をヒアリングします。その後、求職者の転職軸や希望条件に合った求人を数ある求人の中から選び、求職者に求人の紹介を行うとともに応募を促します。
応募にあたっては履歴書・職務経歴書が必要になるため、それらの書類の作成サポートや添削などもキャリアアドバイザーの仕事です。
書類選考に進んだあとは、書類では伝えきれない部分を企業に伝えたり、面接の日程調整を行ったりと企業とのやり取りも発生してきます。
面接が調整できた後は、面接のアドバイスや面接練習を行い、面接後には企業からのフィードバックを伝え、次の面接に活かせるよう内容のブラッシュアップも行います。
そして、内定がでたら年収などの条件交渉、そして入社日の調整を行い、入社後には、入社直後に感じがちな悩みや不安、ギャップなどを聞き、企業との間を取り持つだけでなく、定期的にキャリア相談に乗るなど中長期的に伴走し続けるケースもあります。
キャリアアドバイザーとキャリアコンサルタントの違い
キャリアアドバイザーと似たような言葉に、「キャリアコンサルタント」と「キャリアカウンセラー」があります。
キャリアコンサルタントとキャリアアドバイザーの違いは「資格を持っているかどうか」です。
キャリアコンサルトの役割はキャリアアドバイザー同様、求職者への転職やキャリアアドバイスですが、キャリアコンサルタントの国家資格を持っている人のみが「キャリアコンサルト」を名乗ることができます。
資格を活かして企業のキャリア研修やセミナー、講演などで活躍する人もいます。
キャリアアドバイザーとキャリアカウンセラーの違い
キャリアカウンセラーは、キャリアアドバイザーとほぼ同義であり、役割もほぼ同じです。
キャリアカウンセラーを名乗るうえで資格の有無は問われませんが、民間のキャリアカウンセラー資格を保有している人が多いのが特徴です。
求職者がさらなるキャリアアップを希望する場合は、そのときのスキルや経験に合った最新の求人情報を提供するなどしてサポートします。
キャリアアドバイザーの仕事のやりがい
このように、キャリアアドバイザーの仕事は非常に多岐に渡りますが、その分やりがいを感じる場面も多いと言うこともできます。どのようなやりがいが得られるのか、ご紹介します。
求職者のキャリアアップに役立っていると実感できる
求職者の希望を叶える転職を実現し、かつ入社後に力を発揮している姿を確認することで、求職者のキャリアアップに貢献できていると実感することができます。
自分が介在することで、求職者がイキイキ活躍できているという事実は、何物にも代えがたい喜びでしょう。
その結果、企業の業績が拡大したり新たな事業が立ち上がったりするなど、企業の変化を実感できる点も、キャリアアドバイザーならではのやりがいです。
感謝の言葉をもらえる
いいマッチングが実現できた場合は、求職者からも企業からも感謝の言葉をもらうことができます。
「希望通りの転職ができて嬉しい」「いい人が採用できた」という言葉を直接もらえることは、キャリアアドバイザーにとって何よりの喜びです。
中長期的にキャリアに伴走できるケースも多い
前述のように、転職エージェントによっては、求職者が転職した後も定期的にコンタクトを取り、キャリア相談に乗ったり今後のキャリアプランをともに煉ったりするなど、伴走し続けています。
求職者と信頼関係を築き、人生に長く関わり続けられるのは、キャリアアドバイザーの仕事ならではと言えるでしょう。
幅広いビジネススキルが磨ける
求職者の経験やスキル、希望などに沿った求人を探す過程で、世の中の流れ・動きを読む力や、あらゆる業界知識や業界動向を収集する力が身につきます。
そして、求職者一人ひとりと向き合い、本音を引き出す過程でコミュニケーション力、傾聴力、ヒアリング力、洞察力など、ビジネスに活かせる幅広いスキルを磨くこともできます。
キャリアアドバイザーの仕事の大変さ
求職者にじっくり寄り添い、伴走し続けるキャリアアドバイザーの仕事は、当然ながら苦労する点や厳しいと感じる面もあります。
例えば、働きながら転職活動をする求職者との面談は、平日夜や土日と不規則な時間になりがちです。
もちろん、シフト制やフレックスタイム制で対応することで、キャリアアドバイザーの負担を考慮し働きやすい環境を整備はしていますが、従来の固定勤務からの変化に負担を感じることもあるでしょう。
また、満足のいく転職を実現するには、求職者に心を開いてもらい、経験や希望、条件などを率直に話してもらう必要があり、その関係構築に苦労する点も挙げられます。
以下の記事も合わせてご覧ください。
キャリアアドバイザーに向いている人の特徴とは?
未経験から転職が可能なキャリアアドバイザーですが、以下のような方は特にキャリアアドバイザーに向いています。
・人の役に立ちたい・人の役に立つのが好き
・情報収集が得意・好き
・臨機応変な対応が得意・苦じゃない
・コミュニケーション力がある
・目標達成への意欲が高い
・結果に一喜一憂しない
当てはまる方は、ぜひ積極的にキャリアアドバイザーへの転職をご検討ください。
1:人の役に立ちたい・人の役に立つのが好き
キャリアアドバイザーは、求職者の悩みや不安に真摯に向き合い、最適な解決策を提案する仕事です。
相手の立場に立って寄り添い、心からサポートを提供できる人は、人の役に立つ喜びを実感しながら信頼を獲得し、長期的な関係構築が可能です。
2:情報収集が得意・好き
最新の求人情報や業界動向、キャリアトレンドなど、幅広い情報を収集・整理し、迅速に活用できる能力は非常に重要です。
積極的に情報にアンテナを張り、得た知識を基に求職者に具体的かつ実践的なアドバイスを提供できる人は、頼れる存在として評価されます。
3:臨機応変な対応が得意・苦じゃない
転職の軸が急に変わったり、面接を受けたあとに第一希望だった企業を辞退したいと言われることは少なくありません。面接日程が当日に変更になることもあります。
このように、急な状況変化が発生することが多い仕事であるため、そんな中でも一番最善な方法を提案できると、求職者からも企業からも信頼してもらえるようになり、成果を出し続けることができます。
4:コミュニケーション力がある
求職者や企業担当者と円滑な意思疎通を図るためには、高度なコミュニケーション力が求められます。相手の意図や要望を的確に汲み取り、分かりやすく伝える力は、双方のニーズを調整し、信頼関係を築く上で不可欠です。
特に初回の面談では、なぜ転職をしたいのか、どんな転職先を希望しているのかをすぐに汲み取り、それを言語化してあげることで、他の転職エージェントよりもあなたを選んでもらえるようになります。
5:目標達成への意欲が高い
キャリアアドバイザーは、求職者が内定を獲得し、次の会社に入社することで成約となります。そのため、キャリアアドバイザーの目標達成は求職者の転職成功とイコールです。
目標達成への意欲が高い方は、求職者の転職を成功させることができるため、やりがいを持って働くことができるでしょう。
6:結果に一喜一憂しない
内定を獲得したけど入社せずに前職に残る決断をしたり、入社後すぐに退職してしまい、成約が取り消しとなってしまうことは少なくありません。
しかし、目先の結果に一喜一憂することなく、求職者の転職成功に向けて、常に前を向いて業務ができる人は、同じ時期にたくさんの求職者を抱えて行うキャリアアドバイザーに向いているでしょう。
キャリアアドバイザーに向いてない人の特徴はある?
次に、キャリアアドバイザーに向いていない人の特徴をご紹介いたします。
・自分の意見を通したくなる
・忍耐力がない
・自分以外の人に興味がない
1:自分の意見を通したくなる
面談を通して「この求職者にはこの仕事が向いている」と思うこともあるでしょう。しかし、転職活動を行うのは求職者であるため、求職者の要望に寄り添うことが必要です。
キャリアのプロであるキャリアアドバイザーとして、自分の意見を持って提案することは大切です。
しかし、求職者の要望を無視して自分の意見を通そうとしてしまうと、求職者が納得のいく転職活動ができず、離れていってしまうでしょう。
2:忍耐力がない
キャリアアドバイザーの仕事は成約までの期間が長く、また求職者によって結果が左右されることも多いため、忍耐力が必要です。
早く成約に繋げたいがために選考を急かしてしまうと、求職者にストレスを与えてしまい、信頼を失ってしまうことにも繋がりますので、忍耐力がない人はキャリアアドバイザーの仕事は難しいでしょう。
3:自分以外の人に興味がない
面談では求職者の直近の出来事だけでなく、学生時代まで遡って、なぜその選択をしたのか、どんな時にやりがいを感じるのかなどを振り返ります。
もちろんテンプレートをもとに質問をなげかけて話を聞いていくこともできますが、人によって質問するべき内容も違いますので、求職者に興味を持つことができるとより必要な情報を聞き出すことができます。
このように、自分以外の人に興味を持てないとヒアリングの質が落ちてしまうことから、キャリアアドバイザーには向いていないでしょう。
キャリアアドバイザーの年収目安はいくら?
マイナビ転職が調査した「2024年版 職種別 モデル年収平均ランキング」によると、キャリアアドバイザー(※)の平均年収は565万円でした。
国税庁が出している「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は460万円ですので、キャリアアドバイザーの平均年収は高めだということが分かります。
また、企業によってはインセンティブ制を取り入れていることもあり、キャリアアドバイザーは高年収を目指せる職種でもあります。
※参照記事での職種名は「キャリアカウンセラー」
こちらの記事も併せてご覧ください。
キャリアアドバイザーへの転職に必須・活かせる資格はある?
キャリアアドバイザーに転職するにあたって資格が求められることはなく、資格よりもこれまでの経験やスキルが重視されます。
一方で、国家資格であるキャリアコンサルタントの資格を取得していると、キャリアに関する知識はもちろんのこと、職業選択やキャリアカウンセリングの知識があることが証明できるため、転職活動やキャリア相談者、取引先企業からも信頼されるというメリットがあります。
キャリアコンサルタントの試験は学科試験と実技試験の2つに分かれており、受験資格があるなど難易度が高い資格ではありますが、未経験から受験することができますので、興味がある方はぜひ受験してみてはいかがでしょうか。
キャリアコンサルタント試験に関するHPはこちら
キャリアアドバイザーへの転職で求められる・活かせる経験やスキル
キャリアアドバイザーの仕事には、さまざまなスキルが必要ですが、未経験であっても求められるスキルや素養が備わっていれば、転職できる可能性は高いでしょう。
特に以下のような経験を持っている人は、キャリアアドバイザーとしてのスキルや素養があると判断され、評価される可能性があります。
人事・採用業務に携わった経験
企業の人事として活躍した経験があれば、キャリアアドバイザーとしてのポテンシャルは十分にあると判断できます。
特に採用業務においては、採用する人材要件の設定から求人票の作成、書類選考、面接、採否の評価といった一連のプロセスの中で採用側の視点が養われています。
どのような企業であれば求職者が力を発揮できるのか、どのようなことをアピールすれば企業に評価されるのかがわかるので、精度の高いアドバイスができるでしょう。
顧客とコミュニケーションを取り傾聴してきた経験
求職者の経験やスキル、希望などを引き出す際には、コミュニケーション力や傾聴力が必要とされます。
たとえば営業として、法人企業や個人顧客を相手に信頼関係を築く経験をしてきた人は、その経験がフルに活かせると考えられます。
相手のニーズを引き出す力も備わっていると判断され、キャリアアドバイザーとしてのポテンシャルを評価してもらいやすいでしょう。
顧客と信頼関係を構築してきた経験
求職者を転職成功に導くには、信頼関係を築き伴走し続けることが重要です。
たとえば営業や接客サービス、販売職など、顧客と信頼関係を築きながら成果につなげてきた経験がある人は、キャリアアドバイザーとしても力を発揮しやすいでしょう。
自身の転職経験
転職経験がある場合は、自分の経験を踏まえたアドバイスができる点が強みです。転職に際しての不安な気持ちも理解できるため、求職者の立場に立って寄り添うこともできるでしょう。
キャリアアドバイザーのキャリアパスとは?
キャリアアドバイザーには様々なキャリアパスがあります。
例えば、キャリアアドバイザーとして領域やレイヤーを変えること。営業職の転職サポートを行っていた場合は広報やマーケティングなど別職種の転職サポートを行うなどです。
他にも、人事やキャリアコーチなど、キャリアアドバイザーの経験を活かして別職種への挑戦をすることや、自身で人材紹介会社(有料職業紹介事業所)を立ち上げることなども挙げられます。
参照:厚生労働省「民営職業紹介事業所数の推移」
図からも分かるように、有料職業紹介事業所の数はここ10年間で約13,000社ほど増加しておりますので、もし将来的になにかしらの業界で起業を考えているのであれば、キャリアアドバイザーで経験を積み、人材紹介会社を立ち上げてみるのもいいかもしれません。
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事職に興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
キャリアアドバイザーの将来性は?
これまでは新卒で入社した企業で定年まで働くことが普通でしたが、最近では2人1人が転職をする時代となっており、転職することが珍しくなくなってきています。
厚生労働省によると、転職者数は2年連続で増加傾向にあり、コロナウイルスが流行する前は2010年から10年連続で増加していました。(厚生労働省:転職者数の推移)
今後も転職者数は増加していくことが予想されるため、そのサポートを行うキャリアアドバイザーも今後需要が増えていくでしょう。
キャリアアドバイザーへ転職するためのポイント
キャリアアドバイザーへ転職するためには、営業スキルを具体的にアピールすることや、キャリアアドバイザーの仕事を理解するためにも実際に転職エージェントを利用することがおすすめです。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1:営業スキルは具体的にアピールをする
キャリアアドバイザーとして求められるのは、顧客の信頼を獲得するための具体的な営業スキルです。
キャリアの棚卸しを行い、これまでの営業経験や実績、具体的なエピソード、数字で表せる成果などを交えて、自身のアプローチ方法を詳細に説明しましょう。
顧客のニーズを的確に把握し、最適な提案で契約を成立させた実例などをアピールできれば、内定してもらえる可能性が上がります。
2:転職理由・志望動機は明確にする
転職理由や志望動機は、なぜキャリアアドバイザーになりたいのか、その背景や目的を具体的に伝えることが重要です。
現職で培った経験やスキルがどのように活かされるか、具体例を交えながら説明し、自身の将来ビジョンと、企業の方向性やキャリアアドバイザーになることで叶えられるスキルなどが一致している点を明確にしましょう。
3:転職エージェントを利用する
転職エージェントは、キャリアアドバイザーへの転職活動を成功に導く頼れるパートナーです。職務経歴書の添削や希望にあった求人の提案、面接対策などを行ってもらえるため、転職活動の成功に繋がります。
また、実際にキャリアアドバイザーの仕事を感じることができるため、自分がやりたい仕事なのかどうかを考える材料にもなるでしょう。
転職のことなら”キャリア・エックス”
転職エージェントに寄せられる企業からの求人案件が増加し、登録を希望する求職者も増えていることから、キャリアアドバイザーの採用ニーズも非常に旺盛です。
未経験者であっても、キャリアアドバイザーとしてのスキルや素養があると判断されれば、ポテンシャルを評価される可能性は高いでしょう。
そのためにも、コミュニケーション力や傾聴力など、キャリアアドバイザーに求められるスキルを効果的にアピールすることが重要です。
キャリア・エックスでは、未経験からキャリアアドバイザーへの転職事例も数多く保有しており、一人ひとりの希望に沿った求人の提供や、選考対策のアドバイスが可能です。
キャリアアドバイザーの仕事に興味を持ったら、ぜひキャリア・エックスに相談してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、キャリアアドバイザーに転職する際に活かせる経験やスキル、キャリアアドバイザーに向いている人、未経験から転職する際のポイントなどをご紹介してきました。
キャリアアドバイザーは、誰かの役に立っていることを直に感じることができるため、やりがいを感じやすい仕事です。
また、未経験から挑戦できる職種であり、今後も需要が増えていくと考えられる職種ですので、ぜひ積極的に転職をご検討くださいませ。