フィールドセールスはきついからやめとけ!は本当?理由や向いてる人の特徴を解説 

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営業業務の中で、アポイント獲得は苦手だけど商談をすることは好き。という方は多いのではないでしょうか?契約が取れたときの喜びは大きいですし、営業業務の中で商談は花形の業務とも言えるでしょう。


そのため、インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスの中でもフィールドセールスへの転職を希望される方は多くいらっしゃいます。


しかし、いざ転職を前向きに検討してフィールドセールスについて調べてみると「フィールドセールスはきついからやめとけ」という言葉を目にしたり、これまで全ての営業業務を一貫してやっていたけど、商談だけをやるのはどうなんだろうか…と不安になりますよね。


そこで今回は、フィールドセールスはやめとけと言われる理由や、フィールドセールスが向いている人、逆にフィールドセールスに転職するのはやめておいた方がいい人の特徴などをご紹介致します。


フィールドセールスへの転職を少しでも考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!



フィールドセールスの仕事内容

フィールドセールスはやめとけと言われる理由を解説する前に、まずはフィールドセールスの仕事内容について見ていきましょう。

フィールドセールスとは

従来の営業活動では、アポイント獲得や契約後の顧客フォローなども行わなければならず、契約が取れそうなお客様に集中したくても集中できなかったり、逆に契約を獲得することに集中してしまうことで、新規開拓や既存顧客のフォローができず成果が毎月安定しないなどがありました。


そこで最近では、集客を行うマーケティング、アポイントを獲得するインサイドセールス、商談を行い契約獲得を目指すフィールドセールス、契約後のお客様をフォローするカスタマーサクセスといったように、営業のフェーズごとに役割を分担する企業が増えてきました。


フィールドセールスはこれらの中で、内勤営業とも呼ばれるインサイドセールスが獲得したアポイント先に出向き、商談を行い、契約を獲得するまでのフェーズを担う仕事となります。

フィールドセールスの仕事内容

主なフィールドセールスは、インサイドセールスが獲得したアポイント先に訪問し、ヒアリングを行いながら商品の提案、その後の契約獲得に向けて適宜顧客フォローを行います。


また、いくら沢山の商談を行ってもそもそも受注の確度が低いお客様ばかりですと時間だけが取られてしまい目標の契約数を取ることが難しくなります。


集客を担当するマーケティングやアポイントを獲得するインサイドセールスに対して、どのようなお客様と商談をしたいか、どのようなお客様が契約に繋がりやすいかを共有し、数だけでなく質も担保されるようにディレクションなどを行うこともフィールドセールスの仕事の1つです。


営業経験がある方は、「商談から契約までの業務をメインで行う仕事」だと考えておくとイメージがつきやすいでしょう。

フィールドセールスはやめとけと言われる理由

アポイント獲得は苦手だけど商談は好きだという方には天職のような気がしますが、ではなぜフィールドセールスはやめとけと言われるのでしょうか?

目標に追われるため

どんな仕事にも目標はあり、目標達成に向けて日々頑張ることはもちろんです。


しかし、フィールドセールスの場合は目標となる契約数がそのまま会社の売上となるため、目標達成に対するプレッシャーが大きく、段々と目標を達成しなければと焦りやストレスを感じてくるかもしれません。


また、目標を達成しなければ…とプレッシャーを感じてしまうと、これまで楽しかった仕事が楽しくなくなってきたり、契約獲得が優先になりお客様に適切な営業ができなくなることもありますので、目標に追われるフィールドセールスはやめとけと言われるのでしょう。

柔軟な働き方ができないため

リモートワークという働き方がメジャーになってきていたり、働きたい時間を自由にアレンジできるフレックス勤務制など、最近は様々な働き方が増えてきました。


しかし、アポイントが既にあり、かつクライアント先に訪問するフィールドセールスは働く場所や時間を自分でコントロールすることは難しく、訪問先によっては長い移動時間を取られることもあるでしょう。


インサイドセールスやカスタマーサクセスであれば、電話やオンラインが主なのでリモートワークという働き方も選択できることから、柔軟な働き方に対応することが難しいフィールドセールスはネガティブに思われてしまうのかもしれません。


ただし昨今ではクライアント先がリモートワークを導入している場合もありますので、この点は徐々にフィールドセールスも柔軟な働き方ができるよう改善されるかもしれませんね。


提案からクロージングまでをオンラインで行うフィールドセールスもありますし、提案はオンライン、最後のクロージングは訪問、という組み合わせも徐々に増えてきています。

どんなアポイントにも出向かないといけないため

従来の営業活動では、自身でアポイントを取るので「この人は契約しないだろうな」と思う確度の低いお客様や、電話の時点で「この人との商談は自分ではなく〇〇さんの方が向いてそう」と判断したお客様は電話のみで完結し、アポイントを取らないことで効率の良い営業活動ができました。


しかし、アポイント獲得と商談者が分かれたことで、アポイント獲得にかかっていた業務量は減らすことはできたものの、質の低いお客様とも商談をしなければならず、移動時間や商談の時間は取られるけど中々契約までいかない効率の悪い営業活動になってしまう場合があるのです。


自分でアポイント獲得から商談まですべてを一貫した方が効率良く仕事ができるのにと考える方は、フィールドセールスにネガティブな印象を持たれるかもしれません。


ただ、仕事内容でもお伝えした通り、数だけでなく質も担保されるようにマーケティングやインサイドセールスのディレクションをすることもフィールドセールスの仕事の1つですので、ご自身でアポイントの質をコントロールできるようになれば、この悩みは解決できます。

こんな人はやめとけ!フィールドセールスに向いてない人

次に、フィールドセールスに向いていない人の特徴をご紹介致します。

チームではなく個人で営業活動を行いたい人

集客を行うマーケティング、アポイントを獲得するインサイドセールス、契約後のお客様フォローを行うカスタマーサクセスなど、様々な部署と連携してフィールドセールスが成り立っています。


より良いアポイントを獲得してもらうためにはインサイドセールスとMTGするなど、どうしても個人ではなく部署をまたいでのチーム連携が必要となりますので、個人で営業活動を行いたいという方は、フィールドセールスよりも一貫して営業活動を行える従来の営業の方が向いているでしょう。

数字に追われるのが苦手な人

前述しましたが、フィールドセールスは会社の売上を直接的に作る仕事ですので、必然的に目標達成へのプレッシャーが大きくなります。


プレッシャーを感じながらも自身のペースで働ける方はいいですが、数字に追われることで焦ってしまったり、そのことがストレスに感じてしまう人は、フィールドセールスに向いていないかもしれません。

他責傾向な人

様々な部署と連携をしながら営業活動を行うのがフィールドセールスなので、「契約が取れないのはインサイドセールスが獲得したアポイントの質が悪いからだ」「そもそも集客の時点でいい人が入ってきていない」など、契約が取れないことを周りのせいにすることもできてしまいます。


しかし、周りのせいにしてしまっては他部署との関係が悪化したり、そもそも何が悪いのかを見つけなければ改善には繋がりませんので、他責傾向がある方は、他部署とも協力して営業活動を行うフィールドセールスには向いていないでしょう。

フィールドセールスに向いてる人

では逆に、フィールドセールスに向いている人はどのような人なのでしょうか?

営業を極めたいと考えている人

フィールドセールスは商談を行い契約を獲得する、いわば「ザ・営業」を行う職種です。


商談がメインの仕事なので商談数も多く、さらにアポイント獲得業務や契約後フォローがないため商談に集中できることから、営業力を身につけたい、営業を極めて行きたいと考えている方は、フィールドセールスが向いているでしょう。

対面で人と話すことが好きな人

フィールドセールスは、営業活動をフェーズごとに分けた際に、唯一対面でお客様と会える仕事です。


また、インサイドセールスはアポイントを獲得する際にお客様と話す時間は長くても10分ほどで、かつ一度きりのケースが多いです。一方、フィールドセールスは短くても30分〜1時間ほどの商談を、契約が取れるまで何回も行います。


そのため、対面で人と話すことが好きな方は、フィールドセールスが向いているでしょう。

(もちろん、効率的な営業活動を実現するため、できるだけオンラインで提案からクロージングまで行うケースも増えてきています)

フィールドセールスに転職する方法

それでは最後に、フィールドセールスに転職する方法をご紹介致します。フィールドセールスへの転職をご検討されている方は、ぜひご覧くださいませ。

優先順位を決める

ここまでフィールドセールスについてご紹介してきましたが、実はフィールドセールスを積極的に導入している業界とそうではない業界があります。


例えば、不動産業界などはまだフィールドセールスを取り入れている企業が少ないため、もし不動産業界のフィールドセールスに転職したいとなると、働き方などその他の条件を掛け合わせて探すのは難しいでしょう。


逆にSaaS業界ではほとんどの企業がフィールドセールスを導入していますので、もしSaaS業界に転職したいと考えている場合は、どんな商材を取り扱っている企業がいいかであったり働き方であったり希望条件で絞っていくことができます。


また、どんな業界でもいいからフィールドセールスがいいと考えている方は、「フィールドセールス  求人」と調べてから条件で絞りこむことができます。


このように、フィールドセールスに転職すると言っても業界の希望はあるのか、働き方やその他の希望があるのかによって、転職難易度や叶えられる条件の数が変わってきますので、まずは転職における優先順位を決めるようにしましょう。

転職エージェントに相談する

前述したように、優先順位を決めても求人を選ぶのはかなり時間がかかります。そこでおすすめしたいのが、転職エージェントに相談する方法です。


転職エージェントに相談することで、数ある求人の中からあなたの希望にあったフィールドセールスの求人を見つけてくれ、さらに職務経歴書の添削や面接対策、企業とのやりとり、年収交渉などを幅広く行ってくれるのです。


SaaS業界に強い転職エージェント『キャリア・エックス』では、これまで沢山の方のフィールドセールスへの転職をサポートしてきました。

フィールドセールスへの転職をご検討されている方は、まずはお気軽に私たち『キャリア・エックス』にご相談くださいませ!


フィールドセールスはやめとけは嘘!重要なのは自分に向いているか

いかがでしたでしょうか?


今回こちらの記事では、フィールドセールスはきついからやめとけと言われる理由やフィールドセールスに向いてる人の特徴、向いていない人の特徴などをご紹介してまいりました。


フィールドセールス以外にも、インサイドセールスやカスタマーサクセスなど様々な職種がありますので、ぜひ一度これまでを振り返ってみて、どんな時にやりがいを感じるのか、5年後にどんな自分になっていたいかなど様々な角度からから、ご自身に向いている職種を探してみて下さい。

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また、転職エージェントではこれまでのお話を伺いながら、キャリアのプロとしてあなたに合った職種をご提案致します。

自己分析のお手伝いなども行っておりますので、ご自身のキャリアに悩んでいるという方は、まずは一度ご相談くださいませ!


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キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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