大手広告代理店を退職し、海外大学留学へ。やりたいことを見つめ直し、広告業界へ再挑戦!世界をつなぐ広報キャリアへ!

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チェンジインタビュー

Change Interview


キャリア・エックスは、「人の可能性は無限大」と考えています。だからこそ、今どんな仕事をしていても、やりたい仕事があるなら、そこへ向かって一緒にチャレンジしていきたい。このChange Interviewでは、キャリアチェンジを成し遂げた方へ担当コンサルタントがインタビューを行っています。なぜ、変わろうと思ったのか、なぜ変われたのか? 転職者の方の本音をお伝えします。

今回は、弊社キャリア・エックスを活用し、海外大学院を経て、アパレルメーカーから大手広告代理店の広報職にキャリアチェンジした山下さん(仮名)にインタビューさせて いただきました。

かつて広告業界でキャリアをスタート。自分と向き合い続け、海外大学院へ留学。その後、一度はアパレル業界へ転職した山下さん。

「海外大学院、アパレル業界、新しい環境に飛び込んだことで、自分の本当にやりたいことや得意なこと、そして理想のライフスタイル・働き方の理想像が少しずつ見えてきた」 と仰っています。

再び広告業界に戻る決断をした今。その理由や転職活動で得た学び、そして今後のキャリアビジョンについて、ざっくばらんに語っていただきました!

ー興味のあったアパレル業界を経験後、原点に立ち返り、再び広告業界へ。

まずは自己紹介からお願いします!

慶應義塾大学を卒業後、新卒で、大手広告代理店に入社しました。主にPR局や広報室で約6年勤務した後、海外大学院へ留学をしました。


帰国後、アパレルメーカーの広報に転職したのですが、在籍1年未満で、再び広告業界へ転職しました。


現在は大手広告代理店のコーポレート広報にて、広報・Webコンテンツ制作を担当し、マルチリンガル(日本語・英語・韓国語)なスキルを活かしてグローバル案件にも対応しています!

1社目の広告代理店からアパレル企業に転職され、再度広告業界に戻るというキャリアですが、今回、転職を考えたきっかけや理由を教えてください。

留学後、お洋服に興味があり、外資のアパレルメーカーに転職したのですが、実際に働いてみると「好き」と「仕事にしたい」は違うんだなと気づいたんです。


広告会社にいた時は、社会の最新トピックに触れ、それを自分の言葉で発信できる楽しさがありました。それに比べると、ファッションの仕事はブランドの枠の中で伝えることが多く、自分らしさが出しづらかったんです。

働き方の面でも違いを感じましたか?

はい。広告業界ではリモートワークや柔軟な働き方がある程度浸透していましたが、前職ではまだまだ対面主義だったり、長時間労働が前提になっていたりと、自分の理想とする働き方とはギャップがありました。


ライフステージが変わっていく中で、長く働ける環境を重視したくなったのもきっかけのひとつです。

カジュアル面談を通して、入社後の働くイメージが想像できた

実際の転職活動はどのように進めていったのですか?

キャリアエックスからのスカウトメールがきっかけでした。


その時は、すぐに転職しようと決めていたわけではないのですが、内容を見て「この会社は気になる」と感じて、まずは話を聞いてみようと返信しました。

そうですね、最初に山下さんとお話ししたのはお電話だったと思います。


前職はフル出社で退社時間も遅く、、たしか22時からお電話で面談をしたかと思います!

そうですね!東海林さんとお話しするときは、22時以降が多かったと思います笑

懐かしいですね。まずは就活から海外大学への留学の経緯、そして今回の転職理由、今後の実現したいこと等、お伺いさせていただきました。


その上で、1社目の同業にあたる「大手広告代理店のグローバル広報」のポジションをご紹介しました。


まずは先方広報部長と僕と3人でカジュアルに面談を設定させてもらったのですが、ご不安もお持ちだったかと思いますが、カジュアル面談での先方の印象はいかがでしたか?

先方はとにかくカジュアルで、話しやすかったですね!


「まずはお話ししてみませんか?」というスタンスで、社内資料を提示して、組織図、社内体制、また働き方など、ぶっちゃけて説明してくださったのが嬉しかったです。


特に広報部長さんがとても明るくフラットな雰囲気で接してくれて、「こういう方々と一緒に働けるかもしれない」と、初回の面談から入社後の働くイメージが想像できたのが大きかったです。

応募企業は絞っていたんですか?

かなり絞っていました。広報職にこだわりつつも、業界は広告やITコンサルなど、“言葉で価値を伝える”ことができるところに限っていました。


最終的に、選考に進めて面接を受けたのはこの1社だけです。

キャリア選択においては、どんな環境で、どんな人と、どう働きたいかが大事に

現職では入社後にどんな業務を担当されているんですか?

コーポレート広報として、プレスリリース作成やメディア対応を中心に行っています。


加えて、社内外のWebコンテンツの改善、さらにはグローバル案件の翻訳チェックなども任せてもらっています。英語や韓国語を使う場面もあり、留学経験も活かせています!

入社直後から幅広く担当されているんですね!

そうなんです!入社してすぐに「公式ホームページが少し見づらいかも」とポロッと言ったら、「じゃあ一緒に改善しよう」と声をかけてもらって(笑)。


上下関係がなくフラットな組織だからこそ、自分の意見をすぐに形にできるのが魅力です。

職場の雰囲気はどうですか?

とにかくフレンドリーで柔らかい空気感です。育児中の方も多く、リモートや業務時間の調整も当たり前のように受け入れられていますし、自分のペースで働ける環境が整っています。


フレキシブルな働き方ができる点は、事前に伺っていたのですが、良い意味で入社前とのギャップですね!!


また、結果に対してきちんと評価されるので、信頼されている実感もあります。

以前と比べて、キャリアに対する考え方は変わりましたか?

変わりましたね。以前は「これがやりたい!」という明確な軸が必要だと思っていましたが、今は「どんな環境で、どんな人と、どう働きたいか」がすごく大事だと感じています。


その中で、自分の強みをどう活かすかを考えるようになりました。

今後目指していきたい方向は?

コーポレート広報として、リスク対応を含めた総合的なスキルを磨いていきたいです。


SNS時代の今、発信力だけでなく、炎上対応やクライシスマネジメントの重要性が増していると感じています。将来的には、企業の広報全体をコンサルティングできるような存在になれたら嬉しいですね。

すでに資格も取得されているとか?

はい、PRプランナーの資格を取りました。


さらにAIの知識を深めたいと思って、G検定にも挑戦中です。社内でも資格取得が奨励されていて、自己研鑽の時間が取りやすいのもありがたいです。

キャリア・エックスのおかげでブランクや短期離職があっても希望する企業に転職することができた

転職活動で不安だったことはありますか?

中途入社の孤独感”が少し怖かったですね。「同僚の方々と馴染めなかったらどうしよう」「雰囲気が自分に合わなかったらどうしよう」という気持ちは正直ありました。


でも今回は、まず最初に先方のキーマンの方との面接前のカジュアル面談を通して、面接では知ることが難しい、社風や一緒に働く方々の人柄を事前に感じられたのがすごく良かったと思います。

転職活動を通じて得られた学びがあれば教えてください。

自分の「働く意味」や「理想のライフスタイル」について、しっかり考える時間になりました。


転職は人生の方向性を見直すチャンスでもあると思います。実際に転職しなくても、転職活動を通じて得られる気づきってたくさんありますよ。

キャリア・エックスのここが良かったな!みたいな点があれば教えていただけますか笑?

私の場合、1社目を退社してから、海外大学院に留学しており、ビジネス経験のブランクがあります。かつ、2社目でファッション企業に転職しましたが、2社目の在籍期間も1年未満の状態でした。


約2年間のブランク、1年未満の転職…採用企業側から見ればネガティブですよねw


正面からいくと、面接などお会いする手前で書類で落とされたり、直接伝えきれないところも、事前に東海林さんが介在して、企業側に先にお伝えしてくださってるわけで。


自分の代弁者として、企業側に交渉いただいたりカジュアルな面談の場からスタートしてくださったり。そこがコンサルタントを使う意味であり魅力であり、一番ありがたかった点です!

これから転職を考える方に向けて、メッセージをお願いします。

無理に転職しなくてもいいと思うんです。でも、少しでも「このままでいいのかな?」と感じているなら、一度立ち止まって考えてみてほしいです。


自分の大事にしたい価値観や生き方に気づくための一つの手段として、転職活動はとても有意義だと思います。


あとは、信頼できるコンサルタントさんに相談するのもおすすめです。


家族とか友人ではなく、第三者のプロの目線で自分の強みや適性に客観的な視点を持てますし。企業とのやりとりでも間に入ってくれるので、時間的にも、そして精神的にもとても心強かったです!

ありがとうございます! 転職活動と転職は別物ですから、転職活動したからといって、必ずしも転職しなければいけない訳ではないですからね!


山下さん、本日はインタビューにご協力くださりありがとうございました!先方の広報部長さん含めて、また飲みにいきましょう!ご活躍、心から応援しております。


私たちキャリア・エックスでは、未経験の業界や職種への転職も積極的にサポートしております。ご紹介企業は大手企業からベンチャー企業、今話題のSaaS企業など幅広くございますので、転職をご検討されている方は一度キャリア・エックスにご相談くださいませ!


東海林 浩樹

前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。
様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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