営業職から人事職にキャリアチェンジ!ー1人だったら人事への転職は諦めていたー

チェンジインタビュー

Change Interview


キャリア・エックスは、「人の可能性は無限大」と考えています。だからこそ、今どんな仕事をしていても、やりたい仕事があるなら、そこへ向かって一緒にチャレンジしていきたい。このChange Interviewでは、キャリアチェンジを成し遂げた方へ担当コンサルタントがインタビューを行っています。なぜ、変わろうと思ったのか、なぜ変われたのか? 転職者の方の本音をお伝えします。

今回は、弊社キャリア・エックスを利用し、営業職から人事職へのキャリアチェンジを成功させた樋口さんにインタビューを行いました!

新しい職種にチャレンジしたいと考えている方はぜひ最後までご覧くださいませ。

大好きな音楽業界か、外的要因に左右されない業界か

今日は本音で色々とお願いします!


じゃあまずは経歴を教えてください。

大学卒業後、新卒で様々な事業を手がける大手企業に入社し、結婚情報関連の広告営業を行っておりました。


そこで5年ほど働いたのち、元々音楽が好きだったので音楽イベントの企画・制作会社に転職し、前職で培った営業経験を活かしながらスポンサー営業を2年ほど行っておりました。


その後、現職の医療テック会社で、人事・採用部分を担当しております。これまで営業をずっと行っていたので人事職に転職した今回が一番大きなキャリアチェンジだったかなと思います。


昨年転職したので現職では働いて1年ほどとなります。

もう1年経つんですね!時が経つのが早い・・・(笑)


これまでずっと経験してきた営業から人事にキャリアチェンジしてみてどうですか?

楽しいですよ!やりがいがあります。

おお〜よかったです!


そうしましたら、各会社に入社した理由や退職理由を教えてもらえますか?

1社目に入った理由は、一番行っている事業に共感できたからというのが大きいですね。


あとは社会人の基礎を身につけたいという考えもあって営業職を選んだんですけど、1社目の営業スタイルはただ物を売るというスタイルではなく、お客さんのありたい姿をどういう風に実現するかを一緒に考えて伴走するっていう営業スタイルだったんですね。


なので営業スキルなど凄く力がつきそうだなと思って選びました。


退職理由としては、入社したときに社会人の基礎力や営業力を身につけたいと思って1社目に入社していたので、元々そこでずっと営業をやるという風には考えていなかったんです。


社会人としての基礎力や営業力をつけたら次は好きなことにチャレンジしようと思っていたので、5年ほど営業として働いて自分の中でやりきったかなということで、次は自分が好きな音楽業界にチャレンジすることにしました。

樋口さんは確かベース担当でしたよね?好きなことにチャレンジするのはいいですね。


それで大手音楽フェス会社に転職して、スポンサー営業を経験されたんですよね?

そうですね!音楽イベントをやるために必要な協賛金を、企業さんや代理店に営業して取ってくるという仕事でした。


ただ、ちょうど入社した年にコロナウイルスが流行り、音楽イベントを開催することがかなり厳しい状況になってしまったんです…。


自分が最初に描いていたキャリアプランでは、1社目で基礎的な力をつけて、それを持って音楽業界に飛び込む。で、音楽業界で何らかパイプだったりを作って、職種は決めていなかったんですけどそのまま音楽業界の中でやりたいことを探してやっていこうと思っていたんですよ。


だから転職をしたんですけど、コロナになって思い描いていたことができなくなり、自分のキャリアを考え直したんですね。それでこういう情勢でも伸びているところに身を置いた方がいいのかなと思い2社目の退職を考えるようになりました。

外的要因に左右される業界よりかは…、ってことだったんですかね。

ー希望をただ聞くのではなく、私に合う職種を一緒に探してくれた

転職活動をすると決めた時に、色々な転職エージェントがある中でなぜキャリア・エックスにご登録くださったのでしょうか?

そうですね。元々リクルートのグループ会社の求人に興味があり、スカウトメディアでその求人にお気に入りをしていたんです。


それで、キャリア・エックスからスカウトをもらったのですが、そのメッセージに書かれていた求人が自分が一番興味のあった求人だったので、返信をして面談させていただきました。


あとはキャリア・エックスはリクルート出身の方が大勢いらっしゃり、信頼もできたので取り敢えず話を聞いてみようかなと思ってお話を聞くことにしました。


他の転職エージェントからもスカウトメッセージが来ていましたが、返信したのは御社だけだったと思います。

それでそのまま弊社で進めてくださったんですね!ありがとうございます!


初めは人材領域の組織開発やマーケティングに興味を持たれていましたよね?

はい、マーケティングやりたいってよく言ってましたね。でもそれを言ったら数字苦手だと厳しいよってズバッと返された記憶があります(笑)


面談させていただいた時は職種に対する知識が全然なかったので、なんとなくマーケティング面白そうだなって思っていてお伝えしたんですよね。


そしたら鈴木さんから、マーケティングで人を集客するためには企画やロジックが必要っていうことや、それ以外にも結構ズバズバと言ってもらえて…。


転職エージェントの中には、「マーケティングやりたいです」って伝えたら「じゃあマーケティングの求人探しますね」って進めてくれる方もいると思うんですけど、鈴木さんの場合はなぜマーケティングがやりたいのか、私の今後のことを考えた時にマーケティングでいいのかと深ぼってくれて、そのお陰でマーケティングじゃないかもなと気づけました。


あとは私が気づかない私の性格まで理解してくれて、その上で私に合う職種、合わない職種を見極めてアドバイスをくれたのでめちゃくちゃありがたかったですね。

「本当にそれが樋口さんの強みを伸ばせるんですか?」みたいにズバッとお伝えさせていただいた部分もあるので、そう言っていただけると嬉しいです(笑)


そこから2〜3回くらい面談させていただいて、一緒に方向性を決めて行ったと思うのですが、最終的にこれまでやったことのない仕事をしてみたいというキャリアチェンジが主軸にあったじゃないですか。


それで人事に絞り込んでいったと思うのですが、どういう経緯があって人事に絞られて行ったかなど覚えていることはありますか?

覚えてるのは、自分の中で最初いくつか求人をもらったときに、ほのかに人事に興味があったんです。


ただ、職種に関する知識もあまりなかったので、人事は営業の経験が活かせないと思っていて、面談のときに人事に興味があることは一切言わず、マーケティングだけをお伝えしていました。


でも面談を何回かしていくうちに、鈴木さんから人事はどうかと提案してもらって、同時に「人事も企業のプレゼンをすることで企業の魅力を伝えて入社してもらうってことだから、営業力が活きるんだよ」と教えてくれたので、自分の強みだったりこれまでの経験が活かせるのかもと思えて人事に絞ったという記憶がありますね。


自分で転職活動していたら人事は無理だと初めから諦めていたと思います。

僕も覚えているのは「人事に興味ありますか?」って聞いたときに、実はあるんですって教えてくれたんですよね。


内定出たあとだったと思うんだけど、あの時人事を提案してくれたのが嬉しかったと言ってくれていた記憶があって、人事未経験で難易度は高いものの、チャレンジで受けていこうと同じ方向を向けたのは良かったです。


人事に絞って転職活動をして、最終的に2社から内定をいただけたと思うのですが、現職を選んだ決め手とかはなんでしたか?

そうですね。3つありまして、1つ目は事業への共感性が高く、自分がその会社のことを好きになりそうだなという想像を具体的に持てたことですね。


医療で社会貢献性が高く、あとは前職の退職理由に繋がるのですが、医療業界であればどんな情勢でもなくなることがないなと思いました。


2つ目はお会いした「人」の部分ですね。これはもうフィーリングになっちゃうんですけど、面接などで話した時の印象が良くて、面接させていただいた方々ってその会社のカルチャーを体現していると思うので、それでいいなと思いました。


あとは裁量の部分ですね。ずっと採用をただ行うのではなくて、採用活動ができるようになったら色々なことにチャレンジできることを教えてもらえたので、この会社に行こうと思いました。

ー人事職へのキャリアチェンジはキャリア・エックスじゃなければできていなかった

2社目の音楽業界は好きなことに携われる仕事だったと思いますが、そこから離れて今の会社に転職してみてどうですか?

音楽は好きなことなので、音楽業界で続けていたらそれはそれでずっと楽しいと思えていたと思います。


ただ、今の会社は好きな音楽に関わることではないけれど、人のキャリアに寄り添ったり、人の人生の大きな決断の部分に携われることができているので、凄くやりがいがありますね。


あとは成長の観点でみると現職の方が大きいです。企業の社員数が増えていて、今後も増やしていく予定なので採用活動は全社としてプライオリティが高いんです。


目標も高く設定されているのですが、会社のメンバー全員で取り組んでいくという意識が強く、採用に向けた企画があったりして、これは前の会社にいたら得られなかったことだと思うので転職して良かったなと思います。

会社を伸ばしていくためには人材が必要不可欠ですからね。引き続き応援しております!


もう1年くらい経ちますが、今後のキャリアとかは何か考えてますか?

採用をやったあとは、従業員のエンゲージメント部分、入社してくれた人にどう定着してもらうかとか、どうやってこの会社を好きになってもらうかとかそういう部分に携われたらいいなって思っています!


あとは入社してきた人の育成を行う人が足りていないので、そういうところもやりたいと思っていますね。

仕事が楽しいからこそ、こういうことをもっとやりたいってポジティブにいれると思うので、やりたいことがあるというのは凄くいいですね。

そうですね。未経験なので成長痛みたいなのはあるんですけど…(笑)でも楽しいですね!

本当にご紹介できて良かったなと思いました。


他の転職エージェントを利用されていないので比較は難しいと思うのですが、キャリア・エックスを使ってみて良かったことなどなにか感想はありますか?

間違いなく良かったなと思っていたのは、自分でも気づいていなかった本当の想いみたいなものに気づかせてくださったことです。


自分がやりたいことって本当にやりたいことなのか、今自分がやりたいことって将来自分がなりたい姿に繋がるものなのかなどを深ぼって質問してくれて、あとは向いてないことは向いてないってハッキリ言ってもらえたのも凄く助かりました。


多分これは鈴木さんだからだと思うんですけど、本当にとことん面接練習に付き添ってくださったのはありがたかったですね。


キャリアチェンジはキャリア・エックスじゃなかったらできてないって本当に思っているので、ありがとうございました!

いや、とんでもないです…でもありがとうございます!


僕にとっても思い出のある転職サポートだったので、そういう風にいってもらえると凄く嬉しいですね。


転職を考えてるとか悩んでる人たちに対して、樋口さんが転職経験者として言ってあげたいこととかって何かありますか?

今回の転職で思ったことなんですけど、自分で自分のことをわかってるようでわかっていないし、自分の世界観だけだと、今いる環境で十分だったり視野が広くない状態なので選択肢が狭まってしまっていると思うんです。


でも、第三者やキャリアについて詳しい人の話を一回聞いてみることで、他の人から見える自分だったり自分が知らない知識だったりを教えてもらえて、そうすると選択肢が広がるなと凄く実感しました。


一歩踏み出すのって正直かなりパワーとか勇気がいることだとは思うんですけど、自分だけで動かないで、人とできるだけ自己開示をして話をするっていうことが転職は大事だなって思ってます。

自己開示って転職活動においてなにか関係あるのかな?みたいに思うかもしれませんが、そういう原体験が今の自分の価値観に関わっていたりすることも多いので、転職サポートをする上で自己開示は凄く大事なんですよね。


貴重な生の声をありがとうございます!また、今回はお忙しい中インタビューにご協力くださりありがとうございました!


私たちキャリア・エックスでは、未経験の業界や職種への転職も積極的にサポートしております。ご紹介企業は大手企業からベンチャー企業、今話題のSaaS企業など幅広くございますので、転職をご検討されている方は一度キャリア・エックスにご相談くださいませ!


鈴木 圭一

日本テレビにてチーフスタイリストとしてバラエティ番組などを担当。その後、株式会社リクルート(現リクルートライフスタイル社)に入社し広告企画営業としてMVP等多数受賞、他メンバー育成/チームマネジメント業務に従事。
その後、人材系ベンチャー企業にて、営業及びキャリアアドバイザーを2年経験、約1000人の転職支援業務に従事し、株式会社キャリア・エックスへ。現在は、次世代リーダー/マネジメント層向けの人材紹介事業の業務企画、キャリアコンサルティング及び営業を行う。

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