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Change Interview
キャリア・エックスは、「人の可能性は無限大」と考えています。だからこそ、今どんな仕事をしていても、やりたい仕事があるなら、そこへ向かって一緒にチャレンジしていきたい。このChange Interviewでは、キャリアチェンジを成し遂げた方へ担当コンサルタントがインタビューを行っています。なぜ、変わろうと思ったのか、なぜ変われたのか? 転職者の方の本音をお伝えします。
今回は、キャリア・エックスを利用し、地方創生に携わりたいという想いから、未経験の業界・職種にキャリアチェンジを成功させた田中さん(仮名)にインタビューを行いました!
未経験の業界・職種へのキャリアチェンジをご検討されている方はぜひ最後までご覧くださいませ。
ーより深く地方創生に携わっていきたいと考え転職を決意
まずはこれまでの経歴を教えていただけますか?
大学卒業後は、旅行のガイドブックを制作している出版社に就職しました。
そこでは17年ほど働き、海外ボランティアをはじめとした旅行企画や、自治体・省庁からの受託案件の進行、また本業である旅行ガイドブックの制作を行っていました。
その後、衣服、生活雑貨、食品などを企画・販売する大手企業の宿泊部門に転職。日本のさまざまな地域にある遊休資産等を利用し、宿泊施設のプロデュースや運営を行う部署で、プロジェクトマネージャーとして働いています。
ありがとうございます!
なぜ新卒で前職を選んだのでしょうか?
小学生のときに親の転勤でヨーロッパに住んでいたことがあり、アウェイな環境で暮らすことの難しさと、国境を超えた交流の素晴らしさとを体感しました。
続く学生時代には1年間の交換留学にも出かけ、その実感はさらに確かなものになりました。
そうした経験から「日本と外国をつなぐ仕事がしたい」と思うようになったからです。
幼少期の経験が就職先選びに繋がったんですね。
今回17年間勤めた会社から転職を決めたきっかけはなんでしたか?
きっかけは、コロナ禍で海外取材に出られなくなり、日本国内のガイドブックを作るようになったことです。
海外のガイドブックを作るときは、ひたすら編集チームで町を歩いて情報を稼ぐのですが、日本の場合は自治体や観光協会など、本当にたくさんの「人」と関わるプロセスがあるんですね。
1冊1冊、ご一緒する方たちが本当に熱心に地域のPRをしていて、自分もその一員になってチームで町を盛り上げていく!というスタイルの本作りができた。それがとても楽しかったんです。
でも、楽しい一方で、新たなジレンマも生まれて。
日本の地域を取材すると必ず何らかの社会課題が見えてくるのですが、いちガイドブックにできるのは情報を伝えるところまで。課題解決の役割は負えない。そして本が出版されれば、私たち編集者と地域との付き合いも一区切り。それを何冊か繰り返すうちに「寂しいな」と思ってしまったんですよね。
それで、次はもう少し腰を据えて一つの町と関わり、地域活性化に繋がるような仕事がしたいと思って転職することにしました。
一貫性があって素晴らしいなと思いました!
ー希望していた企業から内定をもらい、年収も1.5倍に大幅アップ
今回転職するにあたって、なぜキャリア・エックスに登録してくださったのでしょうか?
私の場合、現職の今の事業部に転職したいという希望が固まっていたので、そこにエントリーできる転職エージェントにお願いしようと思っていて、キャリア・エックスを見つけました。
ありがとうございます。
現職に転職したいと決められていたと思いますが、それ以外にも求人は見たりしましたか?
転職サイトでそれなりに情報収集はしましたが、仕事内容や会社規模、利益と社会貢献を同時に追求しながら事業展開しているという点において、現職に勝る候補には出会えませんでした。
そのため今回の転職では現職しか受けていません。
希望していた会社だけを受けて、内定をもらって…というのは本当にすごいですよ!
転職活動をするにあたって、何か気をつけていたことはありますか?
行きたい会社は決まっていたので、その会社に合わせて職務経歴書の内容を作成するようにしました。
また、初めての転職活動だったので、基本的なことですが面接に向けて経歴やアピールポイントを整理するようにしました。これまでやってきたことを一つひとつ細分化してメモ帳に書き出すようなアナログな手法です。
あとは、面接前の段階で、その会社から「当社が保有しているこの施設についてどう思うか」といったお題が出されていたんですよ。
なので、実際にその施設を見に行って、社の一員になったような気持ちで具体案を出せるように意識しました。
面接に向けてお題が出されるなど、面接の難易度としてはかなり高かったと思います。
お題の意図を汲み取って、実際に施設に足を運んだり、そこから課題を見つけたりなどできたのはさすがですね!
元々第一希望だったとは思いますが、内定をもらってから入社にあたっての決め手などはなんでしたか?
仕事内容や会社の方針が魅力的だったことと、面接で3人のキーパーソンと話せたことです。
全員役職者でしたが、みなさん現状に満足することなく「課題だらけだ」とおっしゃっていたのが印象的で。良いところだけ見せるのではなく、むしろ課題をフランクに共有し、それを一緒に打開する仲間を見つけたいと伝えてくださったことが嬉しかったです。
やりたい仕事ができて、これまでの経験も活かせて、さらに本当にありがたいことに年収まで前職の1.5倍になったので、内定を断る理由がありませんでしたね。
年収が1.5倍、、、すごいですね!
ーキャリア・エックスは自分の意思を尊重してくれた
転職してみていかがですか?
仕事の内容も人間関係も良い感じですし、楽しく働いています。
前職とは業界も職種も会社規模も違うので、まだ慣れない部分もありますが、今はチューニング期間だと思ってやっています。
会社規模は真逆というくらい違いますからね。大変なこととかはありますか?
前職は数十人規模の会社だったので、いつでも全員の顔が見えていましたが、現職は数千人規模の会社なので、部署も細かく分かれていますし、何をするにもたくさんの人の確認が必要だったりするのが大変ですね。
ただ、思った以上に中途入社が多くバックグラウンドが違う人たちが集まっているので、新しい意見や色々なアウトプットが出てくるのは楽しいです。
前職の職場は同じようなキャリアのメンバーで構成されていたので、雰囲気がまったく違います。
色々な意見を交換できるのはいいですよね。
今後どのようなキャリアを考えていますか。
まずは宿泊施設のプロデュースや地域活性化文脈での経験を積んで、自分の中の新しい引き出しを作っていきたいです。
ゆくゆくは、そうした新しいスキルと、自分が元々持っている旅行や編集の知識とを組み合わせて、さらに面白いことをしたい。
今後も「企画の力で地域を盛り上げたい」という仕事の軸は変わらないと思うので、今はそのための武器を増やしている感じです。
素晴らしいですね!
キャリア・エックスを使ってみていかがでしたか?
キャリア・エックス以外の転職エージェントは使っていないので、比較はできないのですが…。
転職経験のある友人から、転職エージェントに登録したら何十社も受けるように言われるとか、異業種や異業界はやめておけと言われるとか、そういった話を聞いていました。
でも佐野さんはそんなことを一言も言わず私の意思を尊重してくださいましたし、面接のアドバイスも的確でした。
その結果本命から内定をいただけたので、すごく感謝しています。
ありがとうございます。
最後に、これから転職しようと考えている方に向けて、なにかメッセージをお願いします。
私は、転職したことによって視野が広がりました。視座が1つ上がったかなと。
これまでは「この会社の中でどうやっていくか」という狭い範囲で物事を考えていましたが、転職をしたことで自分の現在の市場価値に気づくことができましたし、その価値を上げていくために何が必要かという観点で自分の仕事を考えられるようになりました。
これだけでも、転職した価値があったと思います。
私と同じように異業種・異職種への転職を考えている方、一般的にはレアケースかもしれませんがぜひそのまま頑張ってください!
未経験の業界・職種へのチャレンジであったり、ご家庭もある中でご自身の軸をぶらさずに今回の意思決定をされたということが、素晴らしいですよね。
実際、異業種・異職種の転職をしたおかげで私自身も新しいスキルを得ることができましたし、会社にとっても私の元々の経験が新しい武器になるんだなと実感しています。
そのおかげで、新しいプロジェクトを持てたりもして、自己肯定感も上がったので、新しい環境にチャレンジするというのはそれなりの価値があるのだと思います。
うまくいけばハマる…というギャンブル的要素もあるんですけど、もし興味があるならぜひ勇気を出してチャレンジしてもらいたいです。
本当にその通りですね。
田中さん、この度はお忙しい中インタビューのお時間をいただきありがとうございました!
私たちキャリア・エックスでは、未経験の業界や職種への転職も積極的にサポートしております。ご紹介企業は大手企業からベンチャー企業、今話題のSaaS企業など幅広くございますので、転職をご検討されている方は一度キャリア・エックスにご相談くださいませ!