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SaaS業界は転職先としておすすめ?現在の市場動向

SaaS業界は転職市場でも注目度の高い成長業界です。まずは市場動向を踏まえたうえで、企業選びの視点を整理していきましょう。
SaaS市場は拡大が続いている
国内のSaaS市場は、企業のDX推進や業務効率化のニーズを背景に拡大が続いています。市場拡大に伴い、営業職やカスタマーサクセス、マーケティングなど幅広い職種で採用ニーズが広がっています。
コロナ禍以降のテレワーク普及もあり、業務効率化を目的としたSaaS導入は幅広い業種に広がりました。今後も企業のDX推進とあわせて、採用ニーズの拡大が期待される分野です。
売上規模だけでなく、成長性や職種の広がりも見ることが重要
SaaS転職では、企業の売上規模は分かりやすい判断材料のひとつです。ただし売上だけで転職先を決めてしまうと、実際の働き方や自身のキャリアとのミスマッチが起きることもあります。
プロダクトの成長性、採用ニーズの強さ、職種の広がり、キャリアパスの豊富さなども合わせて確認することで、より自分に合ったSaaS転職先を見極めやすくなります。
SaaS転職におすすめの企業ランキング5選

SaaS転職におすすめの企業ランキング5選
ここでは、SaaS業界への転職を検討している方に向けて、転職先としておすすめのSaaS企業をランキング形式で紹介します。
本ランキングでは、売上規模や知名度だけでなく、以下の観点から転職先としておすすめできる企業を選定しています。
- プロダクトの成長性
- 採用ニーズの強さ
- 営業、カスタマーサクセス、マーケティングなど職種の広がり
- 未経験や異業界からの挑戦しやすさ
- 社風やキャリアパスの分かりやすさ
なお、SaaS企業を比較する際は、売上規模や事業の安定性も重要な判断材料です。売上が大きい企業は、一定の顧客基盤や組織体制を持っている場合が多く、安定した環境でキャリアを築きたい方にとって参考になります。
一方で、転職先として自分に合うかどうかは、売上規模だけでは判断できません。プロダクトの成長性、募集職種、評価制度、社風なども合わせて確認することが大切です。
| 企業名 | 主力サービス | 領域 | 想定年収 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|---|
| Sansan株式会社 | ・名刺管理サービス「Sansan」 ・経理AXサービス「Bill One 」 ・取引管理サービス「Contract One」 ・名刺アプリ「Eight」 | ・営業 ・バックオフィスDX | 想定500~1,000万円超 ※関連記事:「Sansanの平均年収は751万円!」 | 提案幅を広げていきたい営業職経験者 |
| 株式会社ラクス | ・経費精算システム「楽楽精算」 ・電子請求書発行システム「楽楽明細」 | ・バックオフィス向けクラウド事業(SaaS) ・IT人材事業 | 想定450~800万円 ※関連記事:「ラクスの平均年収は641万円!」 | ある程度安定した環境で打率高く挑戦したい方 |
| 株式会社SmartHR | ・人事労務/タレントマネジメントシステム「SmartHR 」 | ・人事 ・労務DX | 想定500~900万円 ※関連記事:「SmartHR の平均年収は高い?」 | チームワークやチャレンジを後押しする風土を重視する方 |
| freee株式会社 | ・クラウド会計サービス「freee会計」 ・法定調書の電子申告サービス「freee申告」 | ・スモールビジネス向け会計 ・経営管理DX | 想定500~1,000万円 ※関連記事:「freeeの平均年収は716万円!」 | ミッションへの共感を重視する方 |
| 株式会社エス・エム・エス | ・介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」 ・事業継承支援サービス「カイポケM&A」 | ・医療・介護・ヘルスケア領域特化のバーティカルSaaS | 想定500~900万円 ※関連記事:「株式会社エス・エム・エスの平均年収は503万円!」 | 社会貢献性と安定性を両立したうえで挑戦したい方 |
想定される職種や想定年収はあくまで一例であり、実際の募集職種は求人票をご確認ください。
第1位:Sansan株式会社
Sansan株式会社は、名刺管理サービス「Sansan」に加え、経理AXサービス「Bill One」、取引管理サービス「Contract One」でも事業を拡大している企業です。法人向けの営業・バックオフィスDXから個人向けサービスまで、複数のSaaSプロダクトを展開しています。
単一プロダクトにとどまらず、企業のビジネスデータベースを基盤とした事業展開を進めている点も特徴です。
これまでの法人営業経験を活かし、プロダクトの優位性を武器に提案力やコンサルティング力を磨きたい方に向いている企業です。
第2位:株式会社ラクス

株式会社ラクスは、経費精算サービス「楽楽精算」をはじめ、複数のSaaSプロダクトを展開する企業です。グループ全体で組織体制が整っており、比較的安定した組織フェーズにあります。
異業界からの転職者を受け入れるための教育・研修体制が整っているため、SaaS業界未経験からでも挑戦しやすい環境です。
仕組み化が進んだ安定した環境で、SaaS業界への理解を深めながらスキルアップしたい方に向いています。
第3位:株式会社SmartHR

株式会社SmartHRは、人事・労務領域で幅広く導入されているサービス「SmartHR」を展開するHR SaaSの企業です。近年はタレントマネジメント領域でも事業を拡大しています。
社内情報の共有やオープンなコミュニケーションを重視する文化も特徴のひとつです。風通しの良い社風を重視する方や、裁量の大きい案件に携わりたい方に向いている企業です。
第4位:freee株式会社

freee株式会社は、スモールビジネス向けのクラウド会計サービスを中心に、複数のSaaSプロダクトを展開する企業です。確定申告から法人向けの会計・人事・労務までを一元管理できる点が強みです。
事業・組織ともに成長を続けており、複数のプロダクトを連動させた事業拡大にも力を入れています。顧客のバックオフィス改革に伴走したい方や、ミッションへの共感を重視する方に向いている企業です。
第5位:株式会社エス・エム・エス

株式会社エス・エム・エスは、SaaS(カイポケ)を中核としつつ、人材紹介・情報サービスなど多角的な事業を展開する企業です。高齢化社会という大きな市場を捉えており、業界内でも安定した事業基盤を持つ企業のひとつです。
社会貢献性の高いビジネスに関わりながら、長期的かつ安定的なキャリアを築きたい方に向いている企業です。
SaaS企業の求人一覧から自分に合う転職先を探そう
ご紹介した各社の求人は代表的なものです。その他の職種も見てみたい方は、キャリア・エックスのSaaS求人一覧もあわせてご覧ください。
自分に合うSaaS企業が分からない方や、どの職種を狙うべきか判断できない方は、キャリア・エックスの無料相談で整理することもおすすめです。
その他、転職先として注目したいSaaS企業
上記5社以外にも、SaaS転職の選択肢として注目したい企業があります。
ここでは、売上規模や事業の広がりの観点から代表的な企業を紹介します。
サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社は、「サイボウズ Office」などのグループウェアと「kintone」などの業務アプリ開発プラットフォームを展開する企業です。チームワークや多様な働き方を重視する企業文化で知られており、ワークライフバランスや組織文化を重視してSaaS企業を選びたい方に向いています。
営業職だけでなく、カスタマーサクセスやパートナー支援など、顧客の業務改善に関わる職種もあります。転職先として検討する際は、募集職種や評価制度の詳細を求人票で確認しておくとよいでしょう。
株式会社インフォマート

株式会社インフォマートは、BtoBプラットフォームの企画・運営を手がける企業です。企業間の受発注や請求書のやり取りを電子化するサービスを中心に展開しており、バックオフィスDXに関心がある方に向いています。
働き方や制度面も確認しながら、長く働ける環境かどうかを見極めたい企業です。転職先として検討する際は、担当する業界や取引先の特性、評価制度を求人票で確認しておくと安心です。
株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワードは、個人向け家計簿サービスに加え、法人向けの会計・人事労務など金融系クラウドサービスを幅広く展開する企業です。ミッション・ビジョンへの共感を重視した採用を行う傾向があり、企業理念への共感を大切にしたい方に向いています。
事業領域が広いため、職種によって求められるスキルや評価軸が異なる点は、求人票や面談で確認しておきたいポイントです。
株式会社PR TIMES

株式会社PR TIMESは、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を中心に、企業の広報・PR活動を支援する事業を展開する企業です。柔軟な働き方ができる環境が特徴のひとつで、裁量を持って働きたい方に向いています。
広報・PR業界との接点が多い事業のため、メディアやマーケティングの知見を活かしたい方は、募集職種を確認しておくとよいでしょう。
株式会社kubell

株式会社kubellは、クラウド型ビジネスコミュニケーションツール「Chatwork」を展開する企業です。人の働き方を変えることをビジョンに掲げており、企業理念への共感を軸に働きたい方に向いています。
中途採用者の比率が高い傾向にあり、他業界からのキャリアチェンジを考えている方は、募集職種や配属先の体制を確認しておくと安心です。
SaaS転職で失敗しない企業選びのポイント
SaaS転職では、売上規模や知名度だけで企業を選んでしまうと、入社後にミスマッチが起きることもあります。
売上規模だけでなくプロダクトの強さを見る
SaaS市場の拡大に伴い、プロダクトの種類も増えています。競合他社と比較したときの独自性や優位性、チャーンレート(解約率)の低さなどは、プロダクトの強さを見極める参考になります。
企業の成長フェーズを見る
企業フェーズによって求められる役割や働き方は大きく異なります。数名〜数十名の創業期は「0→1」を楽しめる人向き、数百名規模以上は専門性を極めたい人向きといった傾向があります。
職種ごとの評価制度・年収レンジを見る
SaaS業界では分業体制を取る企業が多く、職種ごとに評価軸や年収レンジが異なる傾向があります。提示年収が固定給かインセンティブ込みかも、あわせて確認しておきたいポイントです。
SaaS営業の職種ごとの年収レンジについては、以下の記事も参考にしてみてください。
※関連記事:「SaaS営業の年収は高い?」
働き方やカルチャーが自分に合うか確認する
多くのSaaS企業は、ミッション・ビジョンへの共感度合いといったカルチャーマッチを重視する傾向があります。企業のnote記事や社員インタビューなどから、選考前に社風を確認しておくとよいでしょう。
SaaS転職はどんな人におすすめ?
SaaS転職が向いているかどうかは、これまでの経験や志向性によっても変わります。
成長業界で市場価値を高めたい人
SaaS業界は変化のスピードが速く、データを元に課題を特定する論理的思考や改善のスピード感は、他業界でも評価されやすいビジネススキルです。市場価値を高めたい人には合っている環境といえます。
無形商材・法人営業の経験を活かしたい人
SaaS業界では、形のないサービスを通じて顧客の課題を解決することが求められます。これまで無形商材や法人営業で顧客課題に深く入り込んできた経験は、即戦力として活かせる可能性があります。
カスタマーサクセスやマーケティングなど職種を広げたい人
分業体制を取り入れている企業が多いSaaS業界では、フィールドセールスからカスタマーサクセスへキャリアチェンジするなど、職種の幅を広げやすいのも特徴です。
SaaS転職をおすすめしない人
変化の激しい環境が苦手な人や、マニュアル通りに安定的に働きたい人には、合わないと感じる場面もあるかもしれません。
ただし、企業フェーズや職種の選び方によってミスマッチを防げるケースも多くあります。「自分にSaaS転職が合うか分からない」という方は、一度キャリア相談で整理してみるのもおすすめです。
職種別に見るSaaS転職のおすすめルート
SaaS企業では分業制が進んでいるため、職種ごとに活かしやすい経験やスキルが異なります。ここでは職種別のおすすめルートを紹介します。
営業経験者はフィールドセールス・インサイドセールスを狙いやすい
インサイドセールスはテレアポなどによる新規開拓、フィールドセールスは商談でのプレゼンやクロージングが中心です。営業経験を活かしながら、得意なパートを選びやすい点が特徴です。
顧客折衝経験者はカスタマーサクセスと相性が良い
SaaSは長く利用してもらうことで収益を生み出すビジネスモデルのため、導入後の支援を行うカスタマーサクセスの役割が重要です。伴走型の提案力や関係構築力を活かしやすい職種です。
マーケティング経験者はBtoBマーケ領域で活かしやすい
BtoBマーケティングが未経験でも、広告運用やSNS運用、イベント企画などの経験は親和性が高く、ポテンシャル採用を行う企業も少なくありません。
未経験者は教育体制と企業フェーズを確認する
SaaS業界は比較的新しい領域のため、ポテンシャル採用を行う企業も多くあります。ただしスタートアップなど規模が小さい企業では即戦力を求める傾向もあるため、教育体制や企業フェーズの確認が重要です。
未経験からのSaaS転職については、以下の記事でも詳しく解説しています。
※関連記事:「未経験でのSaaS営業に転職できる?」
SaaS転職の難易度は高い?
SaaS転職の難易度は、経験の有無や志望する企業・職種によって変わります。ここでは目安となる考え方を紹介します。
営業経験がある人は比較的挑戦しやすい
法人営業や無形商材の営業経験がある人は、SaaS営業へのポテンシャル採用の対象になりやすい傾向があります。ただし、企業や職種によって求められる経験は異なります。
未経験の場合は企業規模と職種選びが重要
完全未経験の場合、即戦力を求める企業では選考のハードルが上がることもあります。教育体制が整った中堅〜大手企業や、ポテンシャル採用に積極的な職種を選ぶことで、挑戦しやすくなります。
選考では課題解決力とカルチャーフィットが見られやすい
SaaS企業の選考では、スキルや経験だけでなく、課題解決に向けた思考プロセスや、企業のミッション・カルチャーへの共感度も重視される傾向があります。
SaaS転職で迷ったらキャリア・エックスにご相談ください
「自分に合うSaaS企業が分からない」「営業経験を活かせるか知りたい」「求人票だけでは社風や評価制度が判断できない」——そんな悩みをお持ちの方は、キャリア・エックスにご相談ください。
キャリア・エックスでは、求人票だけでは分からない評価制度や社風、事業フェーズの情報も踏まえながら、転職先の整理をサポートしています。転職するかどうか決まっていない、情報収集段階での相談も歓迎です。
まとめ
SaaS業界は、転職先として注目されている成長業界です。
ただし、企業選びでは売上規模だけでなく、プロダクトの強さや企業フェーズ、職種の広がり、評価制度、社風まで見ておくことが、失敗しないSaaS転職につながります。
「自分に合う企業や職種が分からない」という方は、キャリア・エックスの無料相談で一度整理してみませんか。
求人を見ても
自分に合う仕事"がわからない、
絞れない、迷っていませんか?
キャリア・エックスでは、キャリアコーチング5000人以上のノウハウをもとに、あなたの強みや将来像から最適な選択肢をご提案し、納得できる転職活動をサポートします。
まずはキャリア相談から、お気軽にご相談ください。
