IT企業の転職おすすめ8選

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東海林 浩樹
前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。 様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

SaaS転職

国内でデジタルシフト化が活発になる中、転職市場においても人気のIT企業。今後も成長が期待できる業界としてIT業界への転職を検討される方も多いのではないでしょうか。


本記事では、転職におすすめのIT企業8選をご紹介します。またIT企業の業界別難易度やIT企業についてよくある質問を解説します。


IT企業への転職を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

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転職におすすめの人気IT企業8選 

この見出しでは、転職におすすめの人気IT企業として電通デジタル、サイバーエージェント、パーソルプロセス&テクノロジー、SHIFT、Sansan、メドレーの8社について紹介します。

電通デジタル 

転職におすすめ人気IT企業の1社目は電通デジタルです。


電通デジタルは国内最大級のデジタルマーケティング企業として「次世代デジタルマーケティングの推進」、「ITプラットフォームやデータ基盤の構築」、「DXコンサルティング」の3つの事業を主軸にサービスを展開しています。


広告・クリエイティブ領域とテクノロジーをコラボレーションした幅広い事業の案件を扱っています。マーケティングに関わるコンサルティングだけでなく、システム開発から導入まで一気通貫型でクライアントへ伴走し課題解決への支援を行う点が強みです。


データ/テクノロジーやクリエーティブ、グローバルなどマーケティング領域にとどまらないクライアントの事業成長へダイレクトに支援できる点も電通デジタルの魅力でしょう。


サイバーエージェント

転職におすすめ人気IT企業2社目はサイバーエージェントです。


サイバーエージェントは日本を代表するIT企業として、「メディア事業」、「インターネット広告事業」、「ゲーム事業」、「投資育成事業」の4つの事業を展開しており、その4つの事業の中でもとくにインターネット広告事業は安定的な収益を生み出し、最大の強みとなっています。


安定的な収益を確保ができているため、AbemaTVなどの新規事業への投資にも積極的です。


日本国内におけるインターネット広告の市場は2019年にテレビ広告を超えてから、急激な伸長を遂げました。今後、インターネット広告の市場拡大も見込まれるなか、サイバーエージェントのインターネット広告事業の成長にも期待できるでしょう。


パーソルプロセス&テクノロジー

転職におすすめの人気IT企業3社目はパーソルプロセス&テクノロジーです。


パーソルプロセス&テクノロジーは人・プロセスデザイン・テクノロジーを掛け合わせて、人と組織の生産性向上をミッションとし、「ITコンサルティング」、「ERPコンサルティング」、「RPAコンサルティング」の3つのサービスを主軸として展開しています。


総合人材サービス企業大手であるパーソルグループとして、勤怠管理やアルバイト管理システムなどのHRソリューションサービスも扱っています。豊富な人的リソースとノウハウを活かして、エネルギー業界向けのビジネス支援をはじめ、ドローン事業、サイバーセキュリティ事業など幅広く事業展開している点が強みです。


SHIFT

転職におすすめの人気IT企業4社目はSHIFTです。


SHIFTはソフトウェアの品質を主軸に、「テスト支援」、「DX推進支援」、「ITコンサルティング」、「人材育成支援」など幅広いサービスを展開しています。


SHIFTはクライアントへの提案の幅が無限大という強みがあります。提案するプロダクトへの制限がなく、時にはクライアント側の社員に向けスキルアップ講座を開催したり、クライアントのどんな悩み事にも答えられる点が魅力です。


また同社の組織体制にはインダストリーカット制を導入しており業種ごとの知見やノウハウが蓄積されやすい特徴があります。その結果、業界内での取引社数や案件数トップを誇っています。

Sansan

転職におすすめの人気IT企業5社目はSansanです。


Sansanは、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションのもと、「営業DX」、「インボイス管理」、「契約データベース」を軸としたサービスを展開しています。


Sansanの強みは高い技術力と名刺管理市場における圧倒的なシェア獲得にあります。名刺管理市場を自ら創りあげたことで、「名刺管理アプリならSansan」とその認知度も圧倒的です。


また高い技術力の表れとして、Salesforceとの連携があげられます。99.9%という高い精度で名刺をデータ化し、最新かつ正確な顧客データをSalesforceと連携することで業務効率化を実現しています。


メドレー

転職におすすめの人気IT企業5社目はメドレーです。


メドレーは、「人材プラットフォーム」、「医療プラットフォーム」、「新規開発サービス」の3つの事業を主軸に展開しています。とくに人材プラットフォーム事業の、医療領域に特化した人材採用サービスである「ジョブメドレー」は、メドレー創業時から継続している収益の中核となるサービスです。


メドレーは、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションを掲げており、カスタマーに向けた長期的な提供価値の最大化へ取り組んでいる点が強みです。


ここでいうカスタマーとは、「患者や生活者」と「患者と生活者に向き合う医療事業者及び従事者」を指し、どちらか片方ではなく「双方」に価値のあるサービスを提供しています。

IT企業の業界別難易度 

この見出しではIT企業の5つの事業分類として、ITコンサルティング業界、Webサービス業界、ハードウェア業界、ソフトウェア業界、通信/インフラ業界のそれぞれの難易度について紹介します。

ITコンサルティング業界 

ITコンサルティング業界の難易度は高いと言えるでしょう。


IT技術への高い専門性や論理的思考力が求められます。ITコンサルティング業界では、クライアントの抱えるIT関連の課題を専門知識や技術を用いて解決します。具体的な役割はクライアントの経営戦略に基づき、システムの開発や導入支援を行うことです。


ITコンサルティング業界を代表する企業は以下の通りです。

  • PWCコンサルティング
  • アビームコンサルティング
  • アクセンチュア
  • クニエ
  • 日本IBM

Webサービス業界

Webサービス業界の難易度は比較的低いと言えるでしょう。IT業界で分類される5つの事業の中では最も人気が高いですが、参入障壁が低く未経験からでもスキルを取得すれば挑戦可能です。


Webサービス業界では、マーケター・法人営業(カスタマーサクセス、インサイドセールスなど)が人気です。toCのサービスを展開している企業では、新規の飛び込み営業も地力がつくため人気があります。


Webサービス業界を代表する企業は以下の通りです。

  • リクルートホールディングス
  • LINEヤフー
  • DeNA
  • サイバーエージェント
  • メルカリ

ハードウェア業界

ハードウェア業界の難易度は比較的低く、他職種と比較して未経験からでも挑戦しやすい傾向です。


ハードウェア業界では、パソコンやその他周辺機器など目に見える部分の製品を取り扱っています。


ハードウェアエンジニアや組み込み系エンジニアなどの職種だけでなく、営業職・広報・人事などでのキャリアアップを狙うことも可能です。


ハードウェア業界を代表する企業は以下の通りです。

  • SONY
  • 日立製作所
  • パナソニック
  • 富士通
  • 三菱電機

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界の難易度は高めです。


ソフトウェアとはハードウェアを動かすプログラムの総称です。OSやアプリケーションの開発や運用を行っており、エンジニアなどの技術職には高度な専門性と能力が求められています。


ソフトウェア業界の主な職種は、プログラマーやシステムエンジニア、ネットワークエンジニアがあげられます。

ソフトウェア業界を代表する企業は以下の通りです。

  • 日本オラクル
  • オービック
  • ミロク情報サービス
  • NTTデータ
  • サイボウズ

通信/インフラ業界

通信/インフラ業界の難易度は比較的高いと言えるでしょう。競合企業の参入障壁が高く、既存企業の安定性に魅力を感じる人も多く、転職市場においても人気が高いです。

通信/インフラ業界では、エンジニア職はもちろんですが、営業職・企画職でのキャリアアップ転職も市場価値が大きく高まります。

通信/インフラ業界を代表する企業は以下の通りです。

  • NTTドコモ
  • NTT東日本
  • KDDI
  • ソフトバンク

IT企業についてよくある質問

この見出しではIT企業についてよくある質問への回答を紹介します。転職活動を本格的に開始する前にぜひ参考にしてください。

IT企業は文系でも働ける? 

文系出身者でもIT企業で働くことは可能です。エンジニアやプログラマーのような専門的な知識が必要な技術職以外でも、文系出身者が活躍できる職種は多数あります。


例えば、営業職やコンサルタント、プロダクトマネージャーや企画職などがあげられます。これらの職種では高いコミュニケーション能力や論理的思考が求められるため、文系出身者の強みを活かすことができるでしょう。


また近年ではIT人材不足に伴い、未経験から挑戦できる技術職を募集する企業も年々増加しています。


多くの企業では、教育体制や研修制度が整備されている場合が多く、ITに関する専門知識がなくても入社後に知識習得が可能です。

IT企業はリモートワークができる?

IT企業ではリモートワークを実現できる可能性が高いです。


IT業界はパソコンと通信環境があれば作業できるため、とくにコロナ渦以降でリモートワークの導入率が増加している傾向です。


内閣府が調査した業種別のリモートワーク実施率によると、IT業界(情報通信業界)は73.9%と他業種と比較してかなり高い水準であることが分かります。


リモートワークの実施率は高いですが、フルリモートではなく、出社とリモートワークのハイブリット型の出社体系を導入している企業も多い傾向のため、ご自身の希望する企業や職種がどのような働き方をするのか事前に調べておくとよいでしょう。

IT企業は服装が自由?

IT企業では一概に服装が自由とは言えません。企業や職種によって服装の規定が変わる可能性が高いからです。


一般的には、クライアントとの直接的な接点の有無で服装の自由が決まります。クライアント企業の文化にも左右されますが、基本的にクライアントと対面する場合はスーツ着用を推奨している場合が多いです。


ITエンジニアでもクライアント先に常駐する場合は、クライアント先に合わせて適切な服装を選択する必要があるでしょう。

IT企業ってどこまで?

ITとは「Information Technology」の略で、情報技術を指しています。


IT企業はネットワークを活用して様々なサービスの開発や提供を行っています。具体的に身近なサービスとして、インターネットでの情報検索やオンライン上のミーティングなどです。


一般的にIT企業の事業領域は以下の5つに分類することができます。


■IT企業の分類

  1. Webインターネット
  2. 情報処理サービス
  3. 通信インフラ
  4. ソフトウェア
  5. ハードウェア

まとめ 

いかがでしたでしょうか。


本記事では転職におすすめのIT企業8選やIT企業の業界別難易度、IT企業についてよくある質問について紹介しました。


キャリア・エックスでは、近年注目されているSaaSやDXなどIT業界の成長企業への支援実績も豊富です。IT企業への転職に興味のある方は、ぜひキャリア・エックスへご相談ください。

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キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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