ビズリーチの平均年収は580万円！評価制度・ボーナスや転職難易度も紹介

転職したい人が職歴を登録し、企業から直接スカウトが届くサービス「ビズリーチ」や人材に関するあらゆるデータや業務を一元化できるサービス「HRMOS」を運営する株式会社ビズリーチ（以下、ビズリーチ）。

今回は、そんなビズリーチの評価制度や転職難易度、平均年収についてご紹介いたします。

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ビズリーチはどんな会社？

ビズリーチはインターネットを活用し人材領域でサービスを展開している企業です。2020年には、新たにVisionalという名を掲げグループの経営体制へ移行し、「新しい可能性を、次々と。」という新たなミッションを掲げています。

即戦力となるハイクラス人材をターゲットとした転職サービスである「ビズリーチ」はテレビCMでもお馴染みです。そのほかにもHRテック領域を中心にSaaS事業なども幅広く事業展開しています。

直近では、サイバーセキュリティ需要の高まりを見据え、セキュリティ評価プラットフォーム「ASSURED」をリリースしており、今後の新規事業への取り組みに注目できるでしょう。

ビズリーチの事業内容は？

ビズリーチの事業内容は以下の通りです。

サービス名	事業内容
BIZREACH	ハイクラス人材向けの転職プラットフォームです。優良企業や7,800人（2024年7月末時点）を超える優秀なヘッドハンターから直接スカウトが届きます。
HRMOS	人材に関するあらゆるデータや業務を一元化できるサービスです。採用業務だけでなく、人事データベースを元に、タレントマネジメント、勤怠管理、経費精算など人事・労務業務の効率化を支援しています。
BIZREACH CAMPUS	就職活動をしている学生向けに、OB／OG訪問によって大学生のキャリア形成を支援するサービスです。学生は母校のOB／OGが勤めている企業や経歴を閲覧することができます。

ビズリーチは転職サービスという印象が大きいですが、学生向けのサービスも展開しており幅広いターゲット層へアプローチしていることがわかります。

ビズリーチの平均年収は580万円

会社の口コミが分かるエンゲージによると、2024年11月時点でのビズリーチの平均年収は580万円でした。ビズリーチは非上場企業なので、正式な平均年収は公開していないので、エンゲージで口コミ回答（120件）があった金額です。

dodaが公開している「平均年収ランキング（業種別）」によると、ビズリーチが属するサービス業の平均年収は377万円ですので、業界水準を大幅に上回っていることがわかります。

投稿された口コミによると、今年に入ってから新人事制度へ移行して給与水準が大幅に改善されたとの声もありました。人事制度の見直しが平均年収アップへ寄与したと考えられるでしょう。

ビズリーチと競合他社を比較した際の年収の特徴

ビズリーチと競合である人材大手企業との平均年収の比較は以下の通りです。

企業名	平均年収	平均年齢	出典元
ビズリーチ	580万円	32歳	エンゲージ
リクルート	1,138万円	33歳	2024年3月有価証券報告書
パーソルホールディングス	812万円	32歳	2024年3月有価証券報告書
マイナビ	505万円	31歳	自社調べ
エン・ジャパン	538万円	30歳	2024年3月有価証券報告書
レバレジーズ	650万円	28歳	自社調べ
JACリクルートメント	843万円	35歳	2023年12月有価証券報告書

人材サービス業界の競合6社との平均年収を比較した場合、ビズリーチの平均年収は5番目という結果になりました。実際に支給される金額は、職種や評価により変動があるため、平均値として参考にしてください。

【カテゴリ別】ビズリーチの平均年収と手取りの目安

ビズリーチの平均年収と手取りの目安を年代別、職種別のカテゴリ別に分けて紹介します。

《年代別》ビズリーチの平均年収と手取りの目安

会社の口コミが分かるエンゲージによると、2024年11月時点でビズリーチの年代別での平均年収及び手取り額は以下の通りです。

年齢	平均年収	手取り額／月
25歳～29歳	530万円	約34万円
30歳～34歳	568万円	約36万円
35歳～39歳	730万円	約45万円

ビズリーチには年功序列の文化はありませんが、年齢が上がるにつれて平均年収も上がっていることがわかります。

口コミによると、ビズリーチの初任給の想定年収は502万円と高い水準ですが、給与制度での等級を上げることが難しく、入社3年前後の年収の上り幅はさほど大きくないようです。

実際に支給される金額は残業時間や昇給スピードにより異なりますので、平均値として参考にしてください。

《職種別》ビズリーチの平均年収と手取りの目安

会社の口コミが分かるエンゲージによると、2024年11月時点でビズリーチの職種別での平均年収及び手取り額は以下の通りです。

職種	平均年収	手取り額／月	平均年齢
営業系	554万円	約35万円	29.9歳
企画・事務・管理	727万円	約45万円	34.7歳
IT系エンジニア	625万円	約39万円	33.6歳

職種別で見てみると、営業系の平均年収が一番低い結果となりました。営業系職種は新卒や未経験が挑戦しやすい職種であるため、このような結果になったと考えられます。

口コミによると詳細は不明ですが、事業部や職種ごとにかなり細かな評価指標が設けられているとのことです。

転職時の年収は前職の年収が考慮されることや、業績次第で賞与やインセンティブにより実際の支給額は変動があるため、平均値として参考にしてください。

ビズリーチの評価制度やボーナスについて

ビズリーチでは半期ごとに、定量・定性での評価が行われます。MBO評価（目標管理評価）を取り入れているため、上長との1on1のなかで自ら目標設定や見直しを行います。

給与制度ではグレード制を採用しており、昇進の順番は以下の通りです。

・G1～G4／メンバークラス

・SP1～SP3／スペシャリスト

・M1～M3／管理職

期初に設定した目標に対する達成度合いでボーナスの支給額が決まります。評価は5段階評価ですが、予算設計が高く4.5以上の評価を得ることはかなりハードルが高いとの口コミもありました。

評価に基づく係数と基準賞与額を掛け合わせて賞与金額が決まり、業績により上下変動しますがおおよそ基本給の3か月程度だそうです。

ビズリーチの残業時間や働き方について

企業の口コミが分かるエンゲージによると、ビズリーチの月間平均残業時間は26時間でした。コロナ渦以降でリモートワークが導入されたり、フレックス制度により勤務時間を調整できるため、柔軟な働き方を実現できます。

また休暇も取りやすく、ワークライフバランスが整いやすいとの口コミも多くありました。

役職者に限らず育児休暇を積極的に取得したり、子供の送り迎えのために勤務時間を調整したりプライベートとのバランスを取ることが当たり前の風土になっているようです。

基本給に固定残業手当として40時間分の残業代が含まれています。所属部署や時期にもよりますが、残業時間が40時間を超えることはほとんどないそうです。

ビズリーチの福利厚生について

公式HPによるとビズリーチの福利厚生制度は以下の通りです。

桜丘ユニバーシティ	ビジョナル株式会社の経営戦略に沿って、人材育成のための研修カリキュラムを用意しています。
設備・機器	社員の生産性向上を目的とし、社内にカフェを設置しています。エンジニアやデザイナー向けにエルゴヒューマン（疲労を軽減できるオフィスチェア）を貸与しています。
コミュノミ	四半期に一度、各部門の親睦・慰労をかねた交流会への費用を補助する制度です。
コミュラン	社内のつながりを目的とし、月に一度ランダムに選定した4～5名でのランチ会を開催しています。（希望制）
マイチョイス（勤務形態選択制度）	ライフステージに合わせて働き方を選択できる制度です。勤務日数や勤務時間などを組み合わせることができ、希望の働き方を一時的に選択することが可能です。
ランウェイ（出産復職支援制度）	出産からフルタイム正社員の復帰をサポートする制度です。早期復帰特別賞与、幼稚園・保育園費用補助、ベビーシッター費用補助などの提供を行っています。
企業主導型保育施設	育休からの復職支援を目的とし、企業主導型保育事業を展開しているパートナー企業と提携し、優先的に保育園に預けることが可能です。

ビズリーチでは、事業をこえた社員同士の交流を活性化させるための制度が充実しているでしょう。

従業員総数の約45％が女性であり、管理職の女性比率も17％を占めることから、ライフステージに変化を経験しても女性従業員が仕事への集中できる制度は非常に充実しています。

ビズリーチへの転職難易度は？

ビズリーチへの転職難易度は高いと言えます。

募集要項を見ても、募集職種のほとんどが同職種での一定年数の経験を必須としており、中途採用の場合は求められるスキルが比較的高い傾向です。

またスキル・経験だけでなくミッションへの共感やカルチャーマッチも求められるため深い企業理解が必要となります。以下にビ ズリーチが掲げるビジョン・ミッション・バリューを紹介します。

■ビジョン

「キャリアインフラになる」

■ミッション

「キャリアに、選択肢と可能性を」

■バリュー

・価値あることを、正しくやろう

・変わり続けるために、学び続ける

・お客様の本質的課題解決

・その行動で、ブレイクスルー

・事業づくりは、仲間づくり

ビズリーチの求める人物像は？

ビズリーチは成長意欲が高い人物を求めています。

HRテック領域を中心に幅広い事業を展開するビズリーチは、ビジネストレンドに合った新規事業にも力を入れており、各事業の成長は著しいです。そのため会社の成長と重ねて、自分自身もスピード感をもって成長したいという意欲の高い人物を求めています。

またバリューで掲げる「事業づくりは、仲間づくり」とあるように、コミュニケーションを大切にしながらチームでの協業や、周囲を巻き込む行動力なども非常に重要視されていることがわかるでしょう。

転職のことならキャリア・エックス

株式会社キャリア・エックスは20代、30代の若手ハイクラス向けのキャリアチェンジの支援を得意とする転職エージェントです。

近年注目されているSaaS企業やDX、デジタルマーケティングなど成長企業への支援実績も豊富です。専任のコンサルタントが伴走し、転職をゴールとするのではなく、その後の長期的なキャリア形成にも強みを持っています。

転職のことなら、キャリア・エックスへお気軽にご相談ください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、ビズリーチの平均年収や評価制度・ボーナス、転職難易度について紹介しました。

HRテック領域を中心に様々なソリューションサービスを展開しており、とくにビズリーチ事業は転職や採用において欠かせない存在になりつつあります。今後も新規事業の動向など、より一層の成長が期待できるでしょう。

ビズリーチへの転職を検討されている方は、ぜひキャリア・エックスへご相談ください。選考に直結した詳細な情報を熟知した専任のコンサルタントが内定獲得まで伴走したご支援を行います。