転職におすすめの業界4選!将来性があって年収アップも叶えられる業界とは? 

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転職ノウハウ

いざ転職しようと考えたときに、どの業界が自分に合うのか、そしてどの業界が自分の理想の働く環境を実現できるか悩むことはよくありますよね。


今回は転職を考える方々に向けて、転職時の希望で挙げられることが多い

・将来性がある

・転職時または入社後に年収アップがしやすい

の観点から、おすすめの業界を4つご紹介いたします!


どの業界に転職しようか悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧くださいませ!

そもそも未経験から異業種への転職の難易度は?

そもそも、未経験から異業種への転職は可能なのでしょうか?


採用条件の高さや応募の際に必須となる条件が多い場合は転職難易度が高いとした上で、転職難易度について見ていきましょう。

20代で異業種に転職する場合

20代で初転職の場合は、比較的転職難易度も高くなく異業種への転職が可能です。


ただし、異業種ではもちろん、同業界に転職する場合でも、1社目の在籍期間があまりにも短い場合などは、20代で初の転職だったとしても苦戦する可能性があります。20代で初転職するすべての方の転職難易度が高くないわけではないことは覚えておいてください。


また、20代で2回目、3回目の転職となる場合は、これまでの経験が活かせるかどうか、自身のキャリアの選択に一貫性があるかどうかが重要になりますので、注意が必要です。


もし一貫性がない場合は「なぜこのタイミングで異業種に転職をするのか」を、しっかりと説明できるようにしておくと良いでしょう。

30代以降で異業種に転職する場合

30代になると即戦力として採用されることが多いため、異業種への転職難易度は20代よりも高くなります。もしもこれまで経験してきたことと、次に転職しようとしている業界での共通項がない場合は、転職難易度はかなり高くなります。


そのような場合は、面接時に、転職を希望している業界とこれまでの経験の共通項を見つけ、転職後に成果を出せることをアピールしていく必要があるでしょう。


逆に言えば、業界のみの転職で、例えば「無形商材の営業」というように職種が変わらない場合は活かせる経験も多いため、年収アップや役職がついた状態での転職も可能になります。


これは年齢に関係なく言えることですが、面接では「入社後に活躍する人材になれそうかどうか」が見られます。過去成功したことを次の職場でも再現できる「再現性があるかどうか」を上手く伝えることで、異業種への転職を叶えることができるでしょう。

それでは次に、将来性や年収アップの可能性などの面からおすすめの業界を4つご紹介いたします。

おすすめの業界①IT業界

まず1つ目におすすめしたい業界はIT業界です。


DX化によるデジタルへのシフトチェンジや、スマートフォン利用者数の増加により、すでに成長してきた業界ではありますが、今後も需要は下がることなく、引き続き増加していくと予想されています。


IT業界では開発したシステムなどを販売する営業職や、そもそものシステムを開発するエンジニア求人などが多くあります。

IT業界の将来性について

総務省が発表したICT市場規模によると、世界のICT市場の支出額は、スマートフォンやクラウドサービスの普及などによって2016年から増加傾向にあり、2021年では465.2兆円(前年比112%増)までに拡大しています。


国内の市場規模も右肩上がりに増加しており、国内のIT市場を2018年度と2024年度(予測)で比較すると約120%増加すると予測されています。


IT業界は、教育業界×IT業界を掛け合わせた「エドテック(EdTech)」や不動産業界×IT業界を掛け合わせた「不動産テック(Real Estate Tech)」といった言葉もできるほど、他の業界との掛け合わせて新しいビジネスをどんどん生むことができる業界ですので、引き続きIT業界の市場規模は拡大していくでしょう。

IT業界への転職難易度

IT業界では、主にプロダクトの開発を行なうITエンジニアと、開発したプロダクトを販売するIT営業があります。


ITエンジニアの場合は、市場規模が拡大しており需要は伸びているものの技術者の数は大きく増えておらず、IT人材不足(エンジニア不足)とも言われています。SMS Date Techによると、IT人材不足に問題があると答えた企業は42%となっており、多くの企業が人材不足に悩んでいることが分かる結果となりました。


そのため、エンジニア経験が未経験の方でもポテンシャルのある人材を積極的に採用しており、第二新卒など若手の場合は比較的転職難易度は低いでしょう。


また、第二新卒でなくともプログラミングスクールに短期間でも通ってみるなど挑戦している姿勢があれば未経験からでも転職できる可能性は高くなりますので、IT業界はやる気があれば転職しやすい業界と言えるでしょう。


一方IT営業の場合は、ITに関する知識や法人営業経験、無形商材の営業経験などが求められますので転職難易度は高めです。

IT業界の営業職にチャレンジしたい場合は、販売したい商材の理解を深めた上で転職に臨むといいでしょう。

おすすめの業界②インターネット広告業界

次におすすめしたい業界は、インターネット広告業界です。


テレビや新聞、ラジオなどのマスコミ利用者数が減少し、スマホやパソコンの利用者数が増加した昨今では、企業もマスコミ広告の代わりにインターネット広告を利用し始めています。

それでは、インターネット広告業界の将来性や転職難易度を見ていきましょう。

インターネット広告業界の将来性

総務省が調査したデジタル活用の動向によると、2021年の情報通信機器の世帯保有率は「モバイル端末全体」で97.3%となっており、インターネット利用率(個人)は82.9%と、両方とも2010年よりほぼ右肩上がりで推移しております。


一方、例えばマスコミ媒体の1つである新聞発行部数の推移を見てみると2000年から2022年にかけて60%ほどの発行部数まで減少しています(参照:日本新聞協会)。


このように、インターネット利用者数の増加とマスコミ利用者数の減少が著しいため、広告を利用する側の利用媒体も変化してきており、2021年に初めてインターネット広告費が、マスコミ4媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)の広告費を上回りました。(参照:日本の媒体別広告費の推移


今後もインターネット利用者数がマスコミ利用者数を上回る状態が続くことが予想されますので、引き続きインターネット広告の需要は伸びていくでしょう。

インターネット広告業界の転職難易度

インターネット広告業界の場合、広告代理店などの転職先が考えられます。そして、広告代理店の転職難易度は、企業規模によって変わってきます。


例えば、電通や博報堂、サイバーエージェントなどの大手広告代理店となると、人気企業でもあるため経験者も多く応募してきますので、よっぽどでないと未経験から転職するのはかなり難しいでしょう。


一方で、大手以外の広告代理店の場合は、現在需要に対して共有が不足しているということもあり中程度の転職難易度です。


まったくの未経験だと転職は難しいですが、法人営業経験があることや、論理立てて話すことができれば転職は可能です。


インターネット広告業界への転職にご興味のある方は、数字を用いて提案した経験があればその話をできるようにしておくこと、そしてWEB広告に関するある程度の知識を身につけておくといいでしょう。

おすすめの業界③人材業界

3つ目におすすめしたい業界は、人材業界です。人材業界の中にも新卒・中途・派遣など色々とありますが、中でもおすすめなのが転職サポートを行う人材業界です。


では転職サポートを行う人材業界の将来性について見ていきましょう。

人材業界の将来性

総務省による労働力調査によると、転職したいと考えている転職希望者数は年々増加しており、2021年と2022年を比較すると、前年度よりも71万人増となりました。

参照:ビズリーチ(転職等希望者「1,000万人時代」 2022年、約8%の大幅増)


次のグラフを見てみると、実際の転職者数は2019年を境に減少していますが、2022年にかけて増加傾向にあることが分かります。


これは、コロナウイルス感染症により転職希望者が実際に転職するのを辞めたものの、経済の回復により再度転職を検討していた方が動き出したと思われます。

労働力調査のデータをもとにキャリアエックスが作成したもの


そのため、今後は転職希望者数とともに実際の転職者数も増加傾向になると考えられますので、転職マーケットは今後さらに拡大していくでしょう。

人材業界の転職難易度

人材業界の転職難易度はそれほど高くありません。営業経験がある方はもちろん、接客・販売経験のみの方も転職することが可能です。


未経験の方が応募可能な求人がたくさんありますので、人材業界への転職にご興味のある方は、総合型なのか特化型なのか、キャリアアドバイザーだけを行うのか企業とのやりとりも行なう両面型なのかなど、どのような働き方をしたいか考えた上で企業の絞り込みを行なう方がいいかもしれません。


私たち『キャリア・エックス』では、リクルートやパーソル、マイナビなどの大手総合人材会社様やエスエムエス、メドレーなどの特化型の人材会社様など幅広い人材会社様への転職サポート実績がございます。

人材業界への転職をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせくださいませ!


おすすめの業界④SaaS業界

最後にご紹介するのは、最近急激に市場が伸び始めているSaaS業界です。


SaaSについてあまり知らないという方も多いと思いますので、SaaSについて知りたいという方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

SaaSとは?代表例とともに分かりやすく解説!PaaSやIaaSとの違いも

SaaS業界の将来性

SaaS業界は、2019年から2020年にかけて130%の成長率を遂げており、今後も以下のグラフのように成長をしていくと予測されている業界です。

世界のSaaS市場規模の推移(出所:Omdia


働き方改革による業務効率化の必要性や、少子高齢化による働く世代の減少、そしてリモートワーク普及による働き方の変化により、今後も世界だけでなく国内でもSaaSプロダクトの需要は増加していくことが予想されます。

SaaS業界の転職難易度

SaaS業界の転職難易度は中程度です。SaaS業界全体で見ると、まだ経験者が少ない業界であるため、SaaS業界が未経験の方でも営業経験があれば転職が可能です。


知名度の高いSaaS企業への転職となると、法人営業経験や無形商材の営業経験が求められますので、少し転職難易度は高くなるでしょう。


また、SaaS業界は営業を「インサイドセールス」「フィールドセールス」「カスタマーサクセス」の3つに分けていることが多く、それぞれによって転職難易度は大きく変わります。


インサイドセールスは営業未経験の方でも応募できることが多いため、営業未経験の方がSaaS業界に転職する際の入口として検討してみるといいかもしれません。

転職におすすめの業界はこの4業界!

いかがでしたでしょうか?


今回は将来性や年収アップの可能性の高さから、おすすめの業界を4つご紹介してまいりました。


もしこれまでずっと気になっていた業界があるのであれば、今回ご紹介した業界以外でも、転職をきっかけに挑戦してみるといいでしょう。


しかし、業界にこだわりはなく、将来性や年収アップなどを気にしたいという方は、ぜひ今回ご紹介した業界を検討してみてください!


私たちキャリア・エックスでは、今回ご紹介した業界の求人をご紹介可能です。特に人材業界やSaaS業界では、転職サポート実績が豊富にございますので、ご興味のある方は一度お気軽にご相談くださいませ。



キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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