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SaaSカオスマップとは?カテゴリから市場全体を理解できる一覧図
SaaSカオスマップとは、SaaS企業やサービスをカテゴリ別に整理した一覧図です。市場全体の構造や主要企業、競合関係を一目で把握できます。
ここでは、カオスマップの役割や、バーティカルSaaS・ホリゾンタルSaaSの違いを解説します。
カオスマップとは
市場にある企業やサービスをカテゴリごとに整理すると、単独の企業情報だけでは見えにくい市場全体の構造を捉えられます。まずは、カオスマップの意味と役割を押さえましょう。
カオスマップとは、特定の市場や業界に存在する企業・サービスをカテゴリ別に整理した図のことです。市場全体を一枚の地図のように示し、各領域にどのような企業があるのかを可視化します。
なぜSaaS市場の理解にカオスマップが役立つのか
カオスマップを見る最大のメリットは、「各業務領域にどのようなサービスが存在するのか」を一目で把握できる点です。企業名を一覧で並べるだけでは、こうした全体像はつかみにくいものですが、カテゴリ別にマップにまとめることで、より業界の全体像を把握しやすくなります。
カオスマップでは、たとえば以下のように業務領域ごとに分類されています。
- 営業支援
- 人事労務
- 会計
- セキュリティ など
分類ごとの視点があることで、自社の課題に合うサービスを探す際はもちろん、業界研究や今後のキャリアを考えるうえでも活用できます。
ホリゾンタルSaaSとバーティカルSaaSの違い
SaaS市場には、ホリゾンタルSaaSとバーティカルSaaSの2種類があります。
バーティカルSaaSは、建設、医療、物流など、特定の業界に特化したSaaSです。業界ごとの商習慣や業務フローに合わせて設計されているため、現場特有の課題に対応しやすい特徴があります。
一方、ホリゾンタルSaaSは、業界を問わず共通する業務向けのSaaSです。
以下のように幅広い企業で使われる領域が含まれます。
- 営業管理
- 人事労務
- 会計
- マーケティングなど
SaaSカオスマップを見る際は、この2つの分類を意識すると、市場全体の構造を整理できます。
SaaSカオスマップの全体像|11領域を横断で一覧整理
個別のカオスマップを見ているだけでは、市場全体でどこにどんなプレイヤーがいるのかが掴みにくくなります。
そこでここでは、ここまでに紹介したホリゾンタルSaaS5領域・バーティカルSaaS6業界を横断し、キャリア・エックス独自の視点で一枚の地図として整理しました。

ホリゾンタルSaaSの種類と代表例
ホリゾンタルSaaSは、業界を問わず幅広い企業で利用されるSaaSです。主に、営業・人事・会計など共通業務を効率化するサービスが分類されます。
| カテゴリ | 主な役割 |
|---|---|
| 営業・CRM | 顧客管理から営業活動、AIを活用した接客まで支援 |
| マーケティング | 集客・リード育成・営業連携を支援 |
| HR(人事) | 採用・人材育成・労務管理を支援 |
| 経理・バックオフィス | 会計・請求・電子帳簿保存法対応などを支援 |
| セキュリティ | 単一領域に特化したサービスと、複数領域を横断する統合型に分類 |
バーティカルSaaSの種類と代表例
バーティカルSaaSは、特定業界の業務や商習慣に合わせて設計されたSaaSです。業界特有の課題に対応できる点が特徴です。
| 業界 | 主な役割 |
|---|---|
| 建設業 | 施工管理から顧客対応まで、現場業務を支援 |
| 物流業 | 配送・保管・在庫管理など物流業務全体を支援 |
| 医療 | 患者対応と医療機関の運営を支援 |
| 製造業 | 調達・生産計画・在庫・原価管理を支援 |
| 不動産業 | 物件管理・契約・賃貸管理を支援 |
| 介護業界 | 介護記録や請求など現場業務・事務作業を支援 |
こうしたカテゴリを見ると、ホリゾンタルSaaSは「業務」を軸に、バーティカルSaaSは「業界」を軸に分類されていることが分かります。
近年はAIエージェントの活用が進み、どちらの領域でも業務の自動化・高度化が進んでいます。そのため、カオスマップを見る際は「業界軸」と「業務軸」の両方を意識すると、市場全体の構造を把握しやすくなります。
【業種別】バーティカルSaaSカオスマップ一覧
ここからは、業界ごとにSaaS市場を整理します。建設・物流・医療を中心に、各業界でどのようなサービスが展開されているのかを見ていきましょう。
建設SaaSカオスマップ
建設SaaSカオスマップでは、建設業向けSaaSを業務内容ごとに分類しています。同じ建設SaaSでも、施工管理、設計、営業支援、顧客管理など対応する領域は大きく異なります。
出典のカオスマップは建設業向けサービスを次の6カテゴリに整理したものです。
- 業務全般
- 現場管理・施工管理
- 接客・相談・契約
- 設計・提案
- 集客・探索
- 顧客管理・アフターサービス・リフォーム支援
たとえば、建設現場の施工管理や情報共有を一元管理できるクラウド型サービス”ANDPAD”は、「業務全般」に掲載されており、施工管理から情報共有まで、現場業務を横断的に支えるサービスであることが読み取れます。
一方、図面管理や現場記録を効率化できる現場向けアプリ”SPIDERPLUS”は、「現場管理・施工管理」のカテゴリに掲載されており、現場で発生する情報の記録・共有を担うサービスに強みを持つことが分かるでしょう。
同じ「建設SaaS」という括りでも、注力する業務課題によって、掲載されるカテゴリも事業内容もまったく異なることが分かります。
※出典:建設現場の知恵袋
物流SaaSカオスマップ
物流SaaSカオスマップでは、物流業向けSaaSを物流プロセスごとに分類しています。同じ物流SaaSでも、在庫管理や配送管理、輸送管理など、対応する業務領域は大きく異なります。
物流SaaSは、主に以下のカテゴリに分類されています。
- フルフィルメント
- ドローン
- AI
- ウェアラブル
- ロボット
- 自動運転
- プロセス管理
- マッピング・トラッキング
- 在庫管理
- 海外輸送
- ラストワンマイル
- デジタルフォーダー
- ブロックチェーン
たとえば、ECサイト運営の受注から出荷までを自動化するEC自動出荷システム「LOGILESS」は、「フルフィルメント」に関連するサービスとして位置付けられます。
一方、EC・店舗・卸の在庫情報をリアルタイムで一元管理する「ロジクラ」は、「在庫管理」のカテゴリに掲載されており、在庫管理業務の効率化を支援するサービスであることが分かります。
同じ物流SaaSでも、支援する物流プロセスによって役割は異なります。物流SaaSカオスマップを見ることで、各サービスが物流工程のどの領域を支援しているのかを把握できるでしょう。
※出典:suoco
医療SaaSカオスマップ
医療SaaSカオスマップでは、医療機関向けSaaSを業務内容ごとに分類しています。同じ医療SaaSでも、電子カルテや診療予約、医事会計、患者管理など、対応する業務領域は大きく異なります。
医療SaaSは、主に以下のカテゴリに分類されています。
- 診療効率化
- 自動精算機
- 電子カルテ
- 勤怠管理
- Web集患
- 予約システム
たとえば、無床診療所向けのクラウド型電子カルテシステム「MRN」は、「電子カルテ」のカテゴリに掲載されており、診療記録やカルテ管理を支援するサービスであることが分かります。
一方、クリニック向けのクラウド型ネット予約システム「アポクル予約」は、「予約システム」のカテゴリに掲載されており、患者の予約受付や予約管理を効率化するサービスとして位置付けられています。
同じ医療SaaSでも、支援する業務領域によって役割は異なります。医療SaaSカオスマップを見ることで、各サービスが医療機関のどの業務を支援しているのかを把握できるでしょう。
※出典:メディカルリンク
その他の主要バーティカルSaaS
バーティカルSaaSは、建設・物流・医療以外の業界にも広がっています。製造業、不動産業、介護業界などでも、業界特有の業務フローに合わせたSaaSが展開されています。
| 業界 | SaaSが支援する主な業務 | 代表的なサービス・企業 |
| 製造業 | 部品や材料の調達から生産計画、在庫、原価管理まで、製造プロセス全体を支える | CADDi、SmartF、ReNom SCMなど |
| 不動産業 | 物件情報や入居者対応、契約、賃貸管理など、不動産会社の日常業務をまとめて扱える | GMO賃貸DX、いえらぶCLOUD、いい生活など |
| 介護業界 | 介護記録や請求、施設内の情報共有など、現場業務と事務作業の両方を支える | カイポケ、Care-wingなど |
業界ごとの支援領域を見比べると、SaaS市場がどのように広がっているのかを確認できるでしょう。
【領域別】ホリゾンタルSaaSカオスマップ一覧|営業・マーケティング・HRなど
ここからは、業界をまたいで使われるSaaSを、業務の種類ごとに見ていきます。
営業領域のSaaSカオスマップ
営業SaaSカオスマップでは、営業活動を業務プロセスごとに分類しています。同じ営業SaaSでも、見込み顧客の獲得から商談管理、顧客対応まで、対応する業務領域は大きく異なります。
主な分類は以下のとおりです。
- 顧客管理
- 行動管理
- AI接客
たとえば、名刺情報をもとに企業や担当者との接点を管理できる営業DXサービス「Sansan」は、「顧客管理」のカテゴリに掲載されており、営業活動の基盤となる顧客情報の管理を支援するサービスであることが分かります。
一方、商談管理や営業プロセスの可視化を支援する営業支援ツール「Mazrica」は、「行動管理」のカテゴリに掲載されており、営業活動の進捗管理に強みを持つサービスとして位置付けられています。
営業SaaSカオスマップを見ることで、各サービスが営業プロセスのどの段階を支援するのかを把握できます。
※出典:AI Smiley
CRM領域のSaaSカオスマップ
CRM SaaSカオスマップでは、顧客情報の管理から顧客とのコミュニケーション、マーケティング施策、顧客分析までを業務内容ごとに分類しています。
同じCRM SaaSでも、顧客情報を管理するサービスと、顧客へのアプローチや分析を支援するサービスでは役割が異なります。

CRM SaaSは、主に以下のカテゴリに分類されています。
- CRM/Marketing Automation
- Mail Marketing
- LINE
- Point
- Marketing Analysis
これらは、大きく次の3つの役割に整理できます。
- 顧客情報を蓄積する
- 顧客に接点を届ける
- 成果を分析する
たとえば、営業活動や顧客情報を一元管理できる「Salesforce」は、「CRM/Marketing Automation」のカテゴリに掲載されており、顧客情報を蓄積する基盤として企業規模を問わず導入されているサービスであることが分かります。
同じCRM SaaSでも、顧客情報の管理を目的とするサービスと、メール配信やLINEによるコミュニケーション、顧客分析を担うサービスでは役割が異なります。CRM SaaSカオスマップを見ることで、各サービスが顧客管理のどのプロセスを支援しているのかを把握できるでしょう。
※出典:ECClab
マーケティング領域のSaaSカオスマップ
マーケティングSaaSカオスマップでは、マーケティング業務をプロセスごとに分類しています。同じマーケティングSaaSでも、集客や顧客育成、営業支援など、対応する業務領域は大きく異なります。
マーケティングSaaSは、主に以下のカテゴリに分類されています。
- SEO
- イベント
- メッセージ配信
- 営業支援
- 顧客管理
- 生成AI
たとえば、競合サイトの調査・分析を支援するSEO・コンテンツマーケティングツール「Keywordmap」は、「SEO」のカテゴリに掲載されており、集客施策を支援するサービスであることが分かります。
一方、顧客データをもとに最適なタイミングでメッセージを配信するMAツール「Probance」は、「メッセージ配信」のカテゴリに掲載されており、見込み顧客の育成を支援するサービスとして位置付けられています。
同じマーケティングSaaSでも、支援するマーケティングプロセスによって役割は異なります。マーケティングSaaSカオスマップを見ることで、自社の課題に合ったサービスを比較・検討しやすくなるでしょう。
※出典:ムビサク
HR(人事)領域のSaaSカオスマップ
HR SaaSカオスマップでは、人材採用から人材育成、労務管理まで、人事業務を業務内容ごとに分類しています。同じHR SaaSでも、採用、評価、労務など支援する領域は大きく異なります。
HR SaaSは、主に以下のカテゴリに分類されています。
- 採用管理
- タレントマネジメント
- 勤怠管理
- 経費管理
- 労務管理
- マイナンバー
- 給与管理
たとえば、人材配置や人材育成を支援するタレントマネジメントシステム「カオナビ」は、「タレントマネジメント」のカテゴリに掲載されています。
一方、人事労務や勤怠管理などを一元管理できる「jinjer」は、「勤怠管理」や「労務管理」など複数カテゴリに掲載されており、人事業務全体を幅広く支援するサービスであることが分かります。
HR SaaSカオスマップを見ることで、自社の課題が採用・育成・労務のどの領域にあるのかを整理しながらサービスを比較できます。
※出典:HR NOTE
経理・バックオフィス領域のSaaSカオスマップ
経理SaaSカオスマップでは、会計や請求、経費精算などの経理業務を業務内容ごとに分類しています。同じ経理SaaSでも、会計処理や請求管理など、支援する業務領域は異なります。
経理SaaSは、主に以下のカテゴリに分類されています。
- 仕訳・伝票処理
- 会計処理
- 請求・支払
- 経費精算
- 財務・会計分析
たとえば、経理業務の自動化・可視化を支援するクラウド会計ソフト「freee」は、「会計処理」に関連するサービスとして位置付けられています。
一方、会計・請求・経費精算まで対応する「MoneyForward」は、複数の業務領域をカバーするサービスであることが分かります。
経理SaaSカオスマップを見ることで、各サービスがどの経理業務を支援するのかを把握できます。
※出典:AI Smiley
セキュリティ領域のSaaSカオスマップ
セキュリティSaaSカオスマップでは、企業の情報資産やシステムを保護するSaaSを対策領域ごとに分類しています。同じセキュリティSaaSでも、認証やアクセス管理を担うものから、ネットワーク全体を保護するものまで、対応する領域は大きく異なります。
セキュリティSaaSは、主に以下の6つのカテゴリに分類されています。
- エンドポイントセキュリティ
- ネットワークセキュリティ
- 認証認可
- クラウドセキュリティ
- 総合ログ
- データセキュリティ
たとえば、複数のクラウドサービスへのログインやID管理を一元化する「Okta」は、「認証認可」のカテゴリに掲載されており、ID・アクセス管理を支援するサービスであることが分かります。
一方、Webサイトやネットワークを保護し、安全な通信環境を支援する「Cloudflare」は、「ネットワークセキュリティ」のカテゴリに掲載されており、ネットワーク全体のセキュリティ対策を担うサービスとして位置付けられています。
また、「Microsoft Defender for Business」は複数のカテゴリに掲載されており、単一の対策だけでなく、幅広いセキュリティ対策を支援するサービスであることが読み取れます。
同じセキュリティSaaSでも、対策する領域によって役割は異なります。セキュリティSaaSカオスマップを見ることで、各サービスがどのセキュリティ領域を強みとしているのかを把握できるでしょう。
※出典:techblog APC
【2026年最新】SaaSカオスマップから見る成長領域と市場トレンド
SaaS市場では現在、「AIエージェント化」「バーティカルSaaSの拡大」「プラットフォーム化」という3つの動きが同時に進んでいます。

AI統合型SaaS・AIエージェント領域の拡大
バックオフィス領域では、単なる自動化を超え、業務そのものを代行する「AIエージェント」への移行が進んでいます。
たとえばLayerXの「バクラク」は、2026年に入り、支出データから改善案を提案する「コスト削減提案エージェント」(2026年5月提供開始)や、契約業務を支援する「バクラク契約管理」(2026年夏リリース予定)など、AIエージェント機能を相次いで拡張しています。
参考:LayerX、AIエージェントが契約前後の業務自動化を支援する「バクラク契約管理」を今夏リリース予定。事前登録で初年度月額利用料半額に|PR TIMES
業界特化型SaaSの成長
業界特化型SaaSも拡大を続けています。東京大学発のAIスタートアップ「燈(Akari)」は、建設・物流・製造など業界ごとに設計したAI SaaSの累計導入企業数が1,500社を突破したと発表しました。
2026年1月には三菱電機を引受先とする50億円の資金調達も実施しています。
参考:燈(あかり)株式会社の提供する業界特化型AI SaaSの累計導入企業数が 1,500社を突破|PR TIMES
参考:東京大学発AIスタートアップ・燈(あかり)株式会社、三菱電機から50億円の資金調達を実施。企業評価額は1,000億円超に|PR TIMES
複数領域を横断するプラットフォーム化
複数業務を横断するプラットフォーム化も進んでいます。
ビジネスチャット「Chatwork」を運営するkubell(旧Chatwork)は、チャットツールの提供にとどまらず、業務プロセスそのものを代行する「BPaaS(Business Process as a Service)」への転換を進めており、2026年までに売上高150億円・年平均成長率30%以上を目標に掲げています。
参考:Chatwork、中期経営計画2024−2026を発表|kubell
SaaSカオスマップの活用方法|転職・企業研究への活かし方
カオスマップの具体的な活用方法を見ていきましょう。
どの領域に企業が集まっているかを見る
まず見るべきなのは、どの領域に多くの企業が集まっているかです。
企業数が多く集まる領域は、導入ニーズが大きい、または競争が活発な市場だと考えられます。
ただし、規制や業界特有の商習慣、普及段階の違いによって企業数が左右される場合もある点には注意が必要です。
たとえばホリゾンタルSaaSのうち、人事領域に多くのサービスが集まっていれば、採用や労務管理に課題を抱える企業がそれだけ多いと読み取れます。
最初に市場の中心となる領域を押さえておくと、後から個別に企業を比較するときも位置づけを理解できるでしょう。
成長領域や新興企業を確認する
カオスマップを見ると、既存の大手サービスだけでなく、新興企業や新たなカテゴリも確認できます。
新しい企業が集まっている領域を見ると、SaaS市場がどの方向に広がっているのかを把握できます。
既存カテゴリの周辺に新しいサービスが増えているのか、まったく別のカテゴリが生まれているのか。この違いが、市場変化を読み取る手がかりになるのです。
気になる企業を深掘りして比較する
カオスマップで気になる企業を見つけたら、公式サイトや導入事例、サービス資料などを確認して比較しましょう。
同じカテゴリに入っていても、対象企業の規模、得意な業界、支援する業務範囲は異なります。カオスマップで全体像をつかんだあとに個別企業を調べることで、各社の違いを比較できます。
転職検討時の企業研究に活用する
SaaS業界への転職を考えている場合も、カオスマップが企業研究に役立ちます。
企業単体で見るだけでは、その企業が市場のどの領域にいるのか分かりにくい場合があるものです。カオスマップでカテゴリや競合企業を確認すると、志望企業の特徴や市場内での立ち位置を整理できます。
企業研究では、知名度だけでなく、どの領域でどのような顧客に価値を提供しているのかまで確認しておくとよいでしょう。
SaaSカオスマップに関するQ&A
最後に、カオスマップを見る際に疑問になりやすい点を整理します。最新情報の確認方法や、企業研究への活かし方を確認しておきましょう。
カオスマップの最新情報はどこで確認できますか?
カオスマップの最新情報は、業界メディアや調査会社のレポート、各社のプレスリリースなどで確認できます。
SaaS市場は変化が早く、新しいサービスやカテゴリが追加されることもあります。そのため、カオスマップを見る際は、作成時期や出典元もあわせて確認することが大切です。
SaaS業界への転職ではどのような企業に注目すべきですか?
SaaS業界への転職では、知名度だけでなく、どの領域で事業を展開しているかを見ることが大切です。
たとえば、AI統合型SaaSや業界特化型SaaSなど、今後も需要が広がりやすい領域では、事業拡大に伴って採用が活発になる可能性があります。ただし、成長領域にいる企業でも、職種や仕事内容が自分の経験と合うとは限りません。
気になる企業が見つかったら、求人一覧で募集職種や仕事内容を確認し、自分の経験を活かせるポジションがあるか見てみましょう。
カオスマップは自分でも作れますか?
カオスマップは自分で簡易的に作れます。
まずは調べたい市場や業務領域を決め、関連するサービスを集めましょう。集めたサービスを業界別、業務領域別、支援する課題別などの軸で分けると、簡易的なカオスマップになります。
ただし、企業やサービスの情報は変わりやすいため、公開する場合は出典や更新時期を明記しておくと安心です。
まとめ
SaaSカオスマップを活用すると、SaaS市場を業界別・領域別に整理し、企業ごとの立ち位置やカテゴリの違いを理解できます。
気になる領域が見つかったら、代表企業やサービス内容を比較し、自分の関心やキャリアの方向性と合う企業を深掘りしていくことが大切です。SaaS業界への転職を検討している方は、求人一覧やキャリア相談も活用しながら、具体的な選択肢を確認してみてください。
求人を見ても
自分に合う仕事"がわからない、
絞れない、迷っていませんか?
キャリア・エックスでは、キャリアコーチング5000人以上のノウハウをもとに、あなたの強みや将来像から最適な選択肢をご提案し、納得できる転職活動をサポートします。
まずはキャリア相談から、お気軽にご相談ください。
