成功につながる!Web/オンライン面接のポイント10

コラム

Web/オンライン面接をスムーズに

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、オンラインでの採用選考を行う企業が増えています。Web/オンライン面接をスムーズに進めるためのポイントをご紹介します。

面接準備のポイント

ポイント1:スーツ/ジャケットでびしっと決める!
「私服で」と指定がある場合を除いて、対面での面接と同様に、スーツ/ジャケットを着て臨みましょう。直接会うときよりも長時間、近距離で顔が映るので、メイクも対面のときと同様にしておくとよいでしょう。
インターネット/IT/マスコミ業界や、スタートアップ・ベンチャー企業、WEB系職種での選考は、相手も私服のケースが多く、普段の服装、もしくはビジネスカジュアルで問題ないです。
「私服」の場合でも、1次面接は、襟付きのシャツやジャケットな等、少し堅めの服装で挑み、相手の服装・雰囲気を確認する、というのがおすすめです。
ポイント2:背景に変なものが映っていないかチェック!
カメラの画角を確認し、背景に不要なものが映り込んでいないか確認を。
壁だけのシンプルな背景がオススメです。
ポイント3:周囲の雑音はシャットアウト!
パソコン内蔵のマイクであっても、マイク付きイヤホン・ヘッドセットであっても、周囲の雑音を拾ってしまうことが。ノイズキャンセリング機能付きマイクを用意する、同居者に面接中は音を出さないよう配慮をお願いするなどして、面接官とのやりとりに集中できる環境を整えましょう。
ポイント4:アイコン画像、プロフィール文、見られても大丈夫?
応募先企業オリジナルのWeb面接ツールの場合は問題ありませんが、SkypeやFacebookなど、アカウントを持っているツールで面接を受ける場合、アイコン画像やプロフィール文が面接官に見られて問題ないものか確認しておきましょう。
画像で無難なのは、風景画や自分の写真、そのツールのデフォルト画像です。また、プロフィール文が相手に見える場合、「◯◯の面接頑張ります!」などと自己PRにつながる文面に変更するのも手です。
ポイント5:携帯電話の電源はOFF!
対面での面接時には意識しても、Web面接となると忘れがちなのが、携帯電話の電源OFF。OFFにできない事情がある場合も、バイブを切ってサイレントモードにするなど、電源が入っていることが面接官に伝わらないよう注意しましょう。
ポイント6:パソコンの画面は、面接用ソフトだけに
面接に集中するため、また、応募先企業に真剣度を伝えるため、面接用ソフト以外は閉じておきましょう。メールの着信音が鳴ったり、間違ってYouTubeの映像が流れてしまったりしたら、面接官の心象は悪くなります。
ポイント7:回線・音声も事前にテスト!
インターネット回線が途切れないか、端末のスピーカー音量がOFFになっていないか、面接用ソフトがミュート設定になっていないかなど、事前に確認を。スマートフォンを使用する場合、Wi-Fiが途切れがちであれば、「4G/LTE回線」に切り替えておくのも一つの手です。
ポイント8:カンペは視線の先に!
せっかく自室で面接を受けるのですから、そのメリットを最大限享受するべく、カンペを用意するのも手です。その場合、手元に置くのではなく、視線の延長上に用意しましょう。手元に置くと下を見る頻度が上がり、面接官の心象が悪化することもあるので、パソコンのメモツールに書いて画面上に表示しておいたり、視線の先に壁があればそこに貼り付けておいたりするのがオススメです。

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面接中、面接終了後のポイント

ポイント9:あいさつは、あえて深々と頭を下げる!
画面越しとはいえ、れっきとした面接なので、開始時には「よろしくお願いいたします」、終了時には「ありがとうございました」とあいさつを忘れずに。
そのとき、あえて深々と頭を下げると、間ができやすいWeb面接において好印象です! 礼は忘れがちですが、面接会場が自宅なだけで、あとはすべて対面での面接と同じ。丁寧な礼とあいさつで、接続を切るまで気を抜かないようにしましょう。
ポイント10:「カメラ目線」は自然な感じで
「自然なカメラ目線」というのはなかなか難しいものですが、カメラを直視し続けるわけでもなく、まったく視線を合わせないわけでもない形で、ほどよいバランスでカメラと画面に視線を向けましょう。事前に映り方を確認しておくのもオススメです。

画面越しと言えど、面接は面接。Web面接特有の注意点に気をつけつつ、対面時と同じように基本的なマナーを押さえて臨みましょう。

限られた時間の中で、自分という商品をプレゼンテーションする場が「面接」です。
弊社では、面接前に模擬面接を実施させていただきますが(受験企業や進捗状況に応じます)、リハーサルをしておくことで、本番で慌てることなく、持っている力を十分発揮して頂けるのではないかと思います。
また、本命企業の面接は一番最初にはもってきません。
第2志望、第3志望の企業の面接から受けていき、少しずつ面接慣れをしていきましょう。
WEB/オンライン面接も、場数を重ねることで、確実に「面接力」を高めることができます。
東海林 浩樹

前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。
様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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