株式会社マイナビ（以下、マイナビ）は、国内最大級の就職情報サイトの運営のほか、ウェディングや地域活性など人々の生活に関わる情報サービスを展開しています。
本記事では、マイナビへの転職に興味のある方に向けて、人材業界に強い転職エージェント「キャリア・エックス」が、マイナビの平均年収やキャリア支援制度、福利厚生制度について紹介していきます。
マイナビへの転職に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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目次
株式会社マイナビの平均年収は505万円
企業の評判がわかるエンゲージによると、マイナビの平均年収は505万円前後。また、回答者の平均年齢は29歳でした。
転職サービスdodaの平均年収の調査データによると、マイナビが属する人材サービス業界の平均年収は377万円なので、平均と比較してもマイナビの平均年収は高いと言えるでしょう。
年齢別の平均年収も詳しく見ていきましょう。
株式会社マイナビの年齢別の平均年収
エンゲージに投稿されている、年齢別の平均年収および最高年収は以下の通りです。
| 年齢 | 平均年収 | 最高年収 |
| 25歳～29歳 | 477万円 | 3,000万円 |
| 30歳～34歳 | 551万円 | 1,000万円 |
| 35歳～39歳 | 595万円 | 1,200万円 |
マイナビ社員の平均年齢は31歳（2023年10月時点）とのことですので、若手のメンバーが活躍していることが分かります。
転職サービスdodaの年齢・年代別の平均年収調査によると、20代の平均年収は352万円、30代の平均年収は447万円でした。年齢別の平均年収と比較しても、マイナビの年収は高くなっています。
株式会社マイナビ職種別平均年収
エンゲージに投稿されている、職種別の平均年収は以下の通りです。
| 職種 | 平均年収 |
| 営業系 （営業、営業企画 他） | 498万円（平均年齢 28歳） |
| 企画・事務・管理系 （経営企画、広報、人事、一般事務 他） | 524万円（平均年齢 31歳） |
| クリエイティブ系 （WEB、プランナー 他） | 523万円（平均年齢 32歳） |
営業系の職種が他職種と比べやや低いように見受けられますが、マイナビでは新卒採用を多く行っており、新卒で入社してすぐは営業に就くことが多いことから平均年齢とともに低めの数字となっています。
営業職は、営業成績により活躍した分だけ賞与で還元されますので、結果を残すことができれば若手層でも大幅な年収アップにつながるでしょう。
株式会社マイナビについて
ここからは、業界・年代別での比較ともに高い年収が出るマイナビについて詳しく紹介していきます。
まずはじめに、マイナビのカルチャーについてパーパス・バリュー、社風について紹介していきます。
株式会社マイナビのパーパスやバリュー
マイナビは理念体系として、パーパス（存在価値）とバリュー（大切にする価値観）を以下の通り策定しています。
■パーパス
一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。
■バリュー
・先見性と想像力
・感謝と敬意
・挑戦心と実践力
・ウェルビーイング
・つなげる力と巻き込む力
株式会社マイナビの社風
マイナビの社風は実力主義として知られていて、目標達成意欲の高い社員が多い印象です。平均年齢も31歳と若く、勢いやスピード感といったワードはマイナビの社風を象徴しているといえるでしょう。
個人の実力主義な一面もある一方で、チームワークも非常に重視しています。
「つなげる力と巻き込む力」とバリューでも掲げているように、人と人とのつながりを大切にしているため、周囲を出し抜いて結果を出すことよりも、周囲と協力しあってチームでの結果を評価される傾向があるようです。
株式会社マイナビが手がけるサービス
マイナビはHR領域を中心に多岐に渡る事業を展開しています。今回はマイナビの事業の中でも主力となる、人材紹介事業、コンテンツメディア事業、総合情報サービス事業の3つを詳しく紹介します。
人材紹介事業
人材紹介事業は多岐に渡るマイナビの事業のなかでも主力事業です。社名の由来である国内最大規模の就職情報サイト「マイナビ」の運営をはじめ、就職イベントの運営や採用業務のアウトソーシングまで様々なソリューションサービスを展開しています。
新卒の領域に強みを持つマイナビですが、他にも国内最大級のアルバイト求人情報サイト「マイナビバイト」の運営や転職情報サイト「マイナビ転職」の利用者も急増しています。
転職支援では、専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれる「マイナビAGENT」への認知度も高まっており、オリコン顧客満足度調査では2年連続1位を獲得するほど業界トップクラスのサービスへと成長中です。
近年、エージェント事業には注力しており、看護師や薬剤師を中心とした医療福祉業界や会計士、税理士への職種に特化した支援を行っています。
コンテンツメディア事業
コンテンツメディア事業では、自社のメディア運営を主として「マイナビニュース」、「TECH＋」、「マイナビウーマン」など15を超える自社コンテンツを運営しています。
各種コンテンツがより専門性への色を強めており、特定のユーザーの「知りたい」というニーズに刺さるメディアの運営を行い、今後もより成長が見込まれる事業のひとつです。
総合情報サービス事業
総合情報サービス事業では、就活や転職などのHR領域以外にも、人々の生活に関わる良質な情報提供を行うサービスです。
結婚を考えるすべてのカップルに向けたウェディングメディア「マイナビウェディング」や、農業総合情報ポータルサイト「マイナビ農業」を運営しています。
また人手不足や高齢化が問題視される農業分野において、農業を始めたい人と農場をつなぐマッチングプラットフォーム「農mers（ノウマーズ）」という斬新的なサービスも展開中です。
マイナビのこれまでの就業イベントや研修事業で得たノウハウを活かし、新たな分野での地域活性化へ貢献しています。
株式会社マイナビのキャリア支援制度
マイナビは社員のキャリア形成のために様々な制度を設け、個人の成長を後押ししています。
この見出しでは、複数のキャリア支援制度の中から新規事業提案制度、資格取得支援制度、キャリアプラン支援制度を紹介します。
新規事業提案制度「MOVE」
「MOVE」は社員や経営が一丸となって、連続した新領域の開拓を目指すために作られた、マイナビで働く全社員を対象とした新規事業提案制度です。
新たな価値を創り出したいという想いから、「MYNAVI OVERALL VISIONARY ENTREPRENEURSHIP」の頭文字をとり「MOVE」という名称に至ったそうです。
年次や役職に関係なく、社員であれば誰でもこの制度を活用し新規事業を提案可能です。事業の担い手に挑戦したい人、事業開発を牽引したい人は、積極的にこの制度を活用することで叶えることができるかもしれません。
資格取得支援制度
資格取得支援制度は、社員の知識取得やスキル獲得に向け、資格取得にかかる受験料の補助や合格お祝い金を支給する制度です。
特に、数ある資格のなかでも2016年に国家資格化されたキャリアコンサルタント資格の取得を促進しています。
マイナビの主力事業である人材紹介のエージェント事業では、実務において大きな役割を果たすことから、同資格を取得し特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会へ登録した社員に対して、一定額の支援金を支給しているようです。
キャリアプラン支援制度
キャリアプラン制度は、社員の転身を支援する制度です。
満年齢35歳以上59歳未満、かつ勤続年数10年以上の社員を対象に、給与の70％を支給しながら転職活動やキャリアアップを図る期間を設けています。
また勤続年数5年以上の社員が独立する際には「社員起業支援制度」を通じた起業サポートも行っています。グループの基本理念に基づき、社員が人生を大きく飛躍することにチャレンジできるように、次のステップを見据えた手厚い制度があるのはマイナビならではの魅力でしょう。
株式会社マイナビの福利厚生は？
マイナビでは働きやすい環境づくりや社員の健康増進のため様々な福利厚生制度が整っています。一般的な各種社会保険をはじめ、社員持株会、退職金制度、社員寮・借り上げ社宅制度などの制度があります。
その他マイナビならではの独自の福利厚生サービスは以下の通りです。
■マイケアルーム
マイケアルームはグループ全社員が利用できる専用のマッサージ施設です。グループ社員の健康保持や増進、ストレス解消を目的としており、国家資格を持つヘルスキーパーから確かな施術を受けることができます。
30分と45分の2コースを低価格で受けることができるので、休憩時間や退社後に活用する社員も多いようです。
■時短読書ツール
時短読書ツールは、一冊10分で読める本の要約サービスです。継続した学びを習慣づけ、興味や関心の分野を広げ自己啓発のきっかけとなっています。
■なんでも相談窓口
なんでも相談窓口は、自身の悩みを気軽に相談できる外部相談窓口です。キャリア相談や職場の人間関係だけでなく、プライベートでの人間関係や家族関係の悩みなどもプロのカウンセラーに相談することができます。
充実した福利厚生制度からも、マイナビが働く社員を大切にし、社員一人ひとりの心身の健康や成長への手厚いサポートを行っていることが見受けられます。
株式会社マイナビのキャリア採用情報
マイナビのキャリア採用情報として求める人物像や面接の特徴などをご紹介いたします。
その他にもマイナビへの支援実績のあるキャリア・エックスの専任コンサルタントが、転職を成功させるための対策情報をお伝えします。マイナビへの転職に興味のある方は、ぜひキャリア・エックスへお問い合わせください。
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求める人物像
マイナビが求める人物像は「主体性を発揮できる人」です。
2023年に創業50周年を迎えたマイナビでは、急速な組織の変化が起こっている中で、入社後に活躍し続けている人の共通点として主体性をあげています。目まぐるしい変化が起こる現代で、自ら状況を判断し明確な目的を持ったうえで、自らの責任で効率的な行動を取れる人を求めています。
その他にも社員インタビューより、パーパスやバリューへの共感度、そしてバリューに掲げる「挑戦心と実践力」や「つなげる力と巻き込む力」を体現できる人物かどうかを重視される傾向があるでしょう。
選考フローと対策
マイナビのキャリア採用の選考フローは書類選考→1次面接→2次面接→最終面接→内定となっています。※ポジションや時期によって面接回数が変動したり、適性検査が追加される場合があるので一般的なフローとして参考にしてください。
マイナビは第二新卒や未経験でのキャリア採用を積極的に行っているため、面接内では経験面やスキルよりも、その人の人間性や価値観を重視する傾向があります。
マイナビが掲げるパーパスやバリューを踏まえ、カルチャーフィットを重点的に見られる可能性も高いので、パーパスやバリューへの理解を深めて、共感や自身の価値観と合致したエピソードや求める人物像を体現したエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接の特徴
面接ではスタンダードな質問が多い傾向です。学生時代から現在までの意思決定軸や価値観を深堀される場合も多いため、一貫性を持った回答が非常に重要となりそうです。
これらの過去質問例以外にも、内定獲得に向けてキャリア・エックスだからこその選考対策やサポートが可能です。マイナビへの転職に興味のある方はお気軽にご相談くださいませ。
株式会社マイナビへ転職するには？
いかがでしたでしょうか。
今回はマイナビの平均年収やキャリア支援制度、福利厚生について紹介しました。
HR領域の枠を超え多様なニーズや社会課題へ応えられるように新たなサービスを生み出し続け、今後の事業拡大と更なる成長も期待が高まります。
マイナビへの転職サポート実績のあるキャリア・エックスでは、業界や企業に精通したコンサルタントより内定獲得に向けたリアルな情報をお伝えし、転職活動をサポートいたします。
マイナビへご興味のある方は、キャリア・エックスへお気軽にご相談ください。
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