Webマーケティングの平均年収は511万円!さらに年収を上げる方法も解説

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WEBマーケティング

転職エージェントとして働く中で、「Webマーケティングにキャリアチェンジしたい!」というお声を良くいただくようになりました。コロナ禍になり、特に増えたと思います。


キャリアチェンジしたい理由はいくつかありますが、

・手に職を身につけて市場価値を高めたい
・リモートワークで働ける
・需要が高い職種であるため

などを耳にすることが多いです。


しかしWebマーケティングに転職した場合年収がどれくらいとなるのか不安に思っている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、Webマーケティングにキャリアチェンジしたいと考えている方に向けて、Webマーケティングの平均年収や年収を上げる方法、Webマーケティングに転職する方法などをご紹介致します。


SaaS業界、Webマーケティング、キャリアチェンジに強い転職エージェント『キャリア・エックス』では、未経験からWebマーケティングへの転職サポートも行っておりますので、ご興味ある方はお気軽にお問合せください。

Webマーケティングの仕事内容

まず最初に、Webマーケティングとはどのような仕事を行うのでしょうか?

ここでは簡単に、Webマーケティングの仕事内容をご紹介致します。

リード獲得業務

Webマーケティングとして働くと多くの場合リードの獲得が目標となります。

リードを獲得するために良く使われるのが

・広告運用
・メディア運用
・SNS運用

などです。


それぞれの詳細な仕事内容は以下の記事でご紹介しておりますので、ご覧ください。

Webマーケティングってどんな仕事?仕事内容や必要なスキルをご紹介


リードが獲得できない場合は、興味があるかわからないお客様を1件1件訪問する飛び込み営業や、企業のHPを見ながら電話をかけていくアウトバウンド営業を行うことになり時間がかなりかかります。


リードを獲得できているとその時間が興味を持っているお客様に直接アプローチできる時間に変わり、結果として契約が生まれやすくなり会社の業績も上がりますので、リードの獲得は会社の業績を上げるための入り口ともなり、とても重要です。

分析業務

リード獲得業務を並行して行うのがこの分析業務です。


自分が担当している広告やメディア・SNSの進捗や競合の分析をしたり、獲得したリードがちゃんと契約に結びついているのか、最近契約している人の傾向はなにかありそうか、などを分析していきます。


分析を行わなければ自分が行っていることが合っているのか間違っているのかが分からず、その状態が続くとどんどん悪い方向に進んでしまうことがありますので、地道な作業ですが大事な業務の1つです。成果・ゴールを達成するために、しっかりとPDCAを回していきます。


その他にも細かなものはたくさんありますが、メインはリードを獲得するために分析を繰り返しながら自分が担当している媒体を運用していくことになります。

Webマーケティングの平均年収は511万円

会社の業績を上げるための入口ともなるリード獲得業務を行うWebマーケティングの平均年収は511万円です。(参考:転職サービスdoda


手に職が身に付く職業として良くWebマーケティングと並べられるWebデザイナー、エンジニアと比較すると、Webデザイナーは361万円、エンジニアは510万円となりますので、Webマーケティングは3つの職種の中でも年収が高いと言えるでしょう。

(全世代、未経験の方含めての全体数字となります)

Webマーケティングの年収分布

Webマーケティングの年収分布を見てみると、300万円台〜500万円台が多いことが分かります。


国税庁が調査した「令和3年分民間給与実態統計調査」によると日本全体の平均年収は443万円ですので、割合的には多くなるのでしょう。


グラフの一番右側を見てみると、年収1,000万円以上を稼いでいる方が一定数いることも分かります。Webマーケティングで、年収1,000万円以上の方(男性)が10%近くいらっしゃるということです。

どの企業で働くかやどのようなスキルを身につけるかによってはWebマーケティングは稼げる!ということなので、将来的に稼いでいきたいという人も安心して転職していただけます。

※参考:転職サービスdoda



なぜWebマーケティングは平均年収が高いのか

Webマーケティングの平均年収が高い理由として、Webマーケティングの需要が増加しているのに対して経験者が少ないことが挙げられます。


近年インターネットの普及により、マスメディアへの広告や紙媒体の広告ではなくインターネット広告に広告費をかける企業が増えてきました。


しかしインターネット広告の運用経験がある人はまだ少なく、さらにはエンジニアであれば外国人採用ができるものの、日本人をターゲットにした広告を作成するには外国人採用が難しく、需要に対して供給が追いついていない状況です。

そのような背景からWebマーケターを採用するべく年収を上げる企業が多く、その結果平均年収が高くなっていると考えられます。


転職サービスdodaの職種別平均年収を見ると、マーケティング職の平均年収は1年間で45万円上昇しており、これだけでもマーケターの需要が高いことが伺えますね。


併せて読みたい:Webマーケティングの将来性や今後の需要は高い?低い?データをもとに考えてみた

Webマーケターとして活躍する人の特徴

Webマーケティングが平均年収が高いことは分かりましたが、さらに年収を上げていくためには成果を出して昇給・昇格していくことが重要です。

ここでは、Webマーケティングとして活躍する人の特徴を3つご紹介致します。

自ら新しい知識を学ぶことができる人

Webマーケターとして働いていると、アップデート情報や流行りの媒体など変化が早くて情報も多いため、徐々についていけなくなってしまう方もいらっしゃいます。


そんな時に新しいことを積極的に学ぶことができると、時代においてかれることなく成果を出し続けることができるでしょう。


自ら知識を学ぶ方法はYoutubeやTwitterなど一昔前よりも沢山あります。自分なりに学びやすい方法を考えて、学び続けてみてください。

前例のないことにチャレンジできる人

成果が落ちてきた時・さらに成果を上げたい時に、いくつものアイディアが思い浮かんでくることがあります。

そのアイディアをただのアイディアで留めておくのではなく、実際に施策として実行して行ける人は活躍できるでしょう。


もちろんアイディアの中には不確定要素があることもあります。しかし最低限のルールだけは作り、そのルールからはみ出ていないのであれば、やってみる・実行するというチャレンジ精神も必要です。

チャレンジした施策によって成果が著しく改善するということもありますので、迷ったらリスクをとってチャレンジしてみてください。

チームワークを大切にできる人

Webマーケティングは1人で黙々と作業することも多いですが、実はチームワークもとても重要です。


成果をあげていくためにはどのようなリードが成約しやすいのか、お客様に刺さるワードは最近だとどのようなものなのかなどを営業からヒアリングしたり、自分が成果が出ると思っているデザインをただ作成してもらうのではなく、デザイナーの意見を聞いてベストなデザインを作り出すことが必要です。


もちろん1人で完結することができやすい仕事ではありますが、活躍する人はチームワークを大切にし、周りから沢山の意見を聞いている人だと言えます。

Webマーケティングで年収を上げる方法

Webマーケターとして年収を上げたい場合はどのようにすればいいのでしょうか。

ここでは、年収を上げる方法をご紹介致します。

昇格・昇給を目指す

前述した通り、今の企業で年収を上げるなら昇格・昇給を目指しましょう。


企業によってどうすれば昇格・昇給ができるかは違いますが、多くの場合は成果を出すことで上がるはずです。まずは目の前の仕事に集中し、成果をあげられるように試行錯誤を繰り返しましょう。

その際に気をつけたいことが、自分の成果のみにフォーカスしてしまいチームのことや会社全体のことをおざなりにしないことです。


成果が上がってもメンバーからの信頼がなかったり、リードを沢山獲得できても会社の売り上げに繋がらなければ意味がありません。

自分の成果がチームや会社のためになるように考えながら仕事を行い、会社として重要な成果に結びつけばおのずと昇給はもちろん、昇格の話も出てくるでしょう。

年収の高い企業に転職する

やはり企業ごとに年収の限界はあります。会社の売り上げが芳しくなければメンバーの年収も上げられませんし、企業の給与水準が低ければそれ以上に上がることはほぼないでしょう。


もし今勤めている企業が、これ以上年収が上がらない企業であったり、給与水準が低い企業なのであれば、自身の経験・スキルが活かせる、年収が上げられる企業に転職することをおすすめします。


これまでの実績や経験によっては、大手企業に転職することや、役職が付いた状態でベンチャー企業へ転職することも可能です。自身の市場価値を知りたい、少しでも情報収集してみたいとお考えでしたら、企業の口コミを見て年収がいくらまで上がりそうかを調べたり、転職エージェントに登録して、キャリア相談や年収が上がる企業を紹介してもらうのもおすすめです。情報収集と転職は別モノですので。


また、転職時に年収を上げるには、職務経歴書や面接でアピールできる言える実績が必要です。

そのため、今の企業で職務経歴書に書ける、面接で堂々と言える実績を作っておくようにしましょう。


副業で仕事を獲得する

前述した通り、Webマーケティングは需要に対して供給共有が追いついていない状況であるため副業案件が多数ございます。


企業によって副業禁止ということもありますが、もし副業が可能な企業であればWebマーケティングの仕事を探してみると良いでしょう。


今の企業以外のサービスを取り扱うことで学べることもありますし、案件によっては月20時間から募集しているところもありますので、本業と掛け持ちしながら稼ぐことが可能です。

未経験からWebマーケティングに転職するには

Webマーケティングは平均年収も高く需要もある仕事だということは分かりましたが、未経験の場合はWebマーケティングに転職できるのでしょうか。


結論、未経験からWebマーケティングに転職することは可能ですが、それなりに難易度が高いです。


現在の職場で、広報やPRを行っていたり、マーケティング系の業務に従事している、数字の取り扱いや分析経験がある、または営業でかなり高い成果を出せている方は内定が出やすいかもしれません。

しかし、上記のような経験がない場合は、次の会社ではWebマーケティングに転職できやすい職種にキャリアチェンジし、そこで経験を積んだあとにその次の転職でWebマーケティングを目指してみてください。WEBマーケターのステップとなる、経験・スキルを積みにいきましょう。


キャリアチェンジのサポートに強い転職エージェント『キャリア・エックス』では、次のステップとして、アカウントプランナーをおすすめしております。

アカウントプランナーへの転職や、Webマーケティングへの転職に関してご興味ある方は、情報収集で結構ですので、ぜひ一度キャリア・エックスにお問い合わせください!


キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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