広告会社の営業職から、SaaS企業のフィールドセールスに転職。念願の法人営業に従事しスキルアップを実現

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チェンジインタビュー

Change Interview


キャリア・エックスは、「人の可能性は無限大」と考えています。だからこそ、今どんな仕事をしていても、やりたい仕事があるなら、そこへ向かって一緒にチャレンジしていきたい。このChange Interviewでは、キャリアチェンジを成し遂げた方へ担当コンサルタントがインタビューを行っています。なぜ、変わろうと思ったのか、なぜ変われたのか? 転職者の方の本音をお伝えします。

今回は、弊社キャリア・エックスを活用し、広告会社の営業職から組織開発系SaaS企業のフィールドセールスにキャリアチェンジした大西さんにインタビューを行いました!

新しい業界・職種に興味がある方はぜひ最後までご覧くださいませ。

ー紆余曲折のキャリアを経て、SaaS企業のフィールドセールス職へ

本日はお時間をいただきありがとうございます!


まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?

大学は国立大学の農学部に進学し、バイオ研究や遺伝子実験などに取り組みました。将来は研究者になりたいと考えていたこともあり、大学卒業後は別の大学の大学院に進んでいます。


ただ、大学院に入学してから半年後くらいの時に研究室内で色々とあり、それをきっかけに将来のことをもう一度深く考えた結果、大学院を中退し、フリーターになる決断をしました。


しかし27歳になり、周りがどんどん会社で活躍していく話しを聞き、このままではダメだと感じたので就職活動を行い、大手広告会社の営業に入社しました。


研修が充実していたので、営業としての基本部分をしっかりと学ぶことができ、さらにアポイントから商談、契約後のフォローまで一貫して担当していたので、ここで営業としてのスキルや経験をしっかりと身につけることができたと思います。


前職では3年半ほど働いたのですが、この経験を活かしてさらに成長していきたいと思い転職活動を行い、現在のSaaS企業に転職しました。


今はそのSaaS企業にて、フィールドセールスとして働いています。

ありがとうございます!


未経験から1社目の広告会社の営業入社してみて、いかがでしたか?

本当に入社して良かったです!


地元である香川の営業拠点に配属され、飲食店向けの広告営業に携わりましたが、アポイントの入れ方や商談方法などは個人に任されていて、自分で考えながら仕事を進められる点に楽しさを感じました。


もちろん、それだけ責任も重いのですが、裁量権が与えられる喜び、やりがいのほうが大きかったです。


入社時はもちろん不安もありましたが、営業として一から成長することができたので、有意義で充実した3年半を送ることができました。

考え方が素晴らしいですね!


大学院の中退やその後のフリーター時代を経て広告営業に就職し、ハードな環境ではあったかなと思いますが、そんな中でも前向きに業務に取り組まれたからこそ今の大西さんがあるんだなと思いました。

ー自分のスキルが他社でも通用するか試したくて転職を決意

今回転職しようと思ったのはどのような思いからなのでしょうか?

このまま同じ会社で働き続けるかは結構悩みました。


ただ、今後のキャリアについて考えていく中で、前職で働き続けることにこだわる必要はないなと思うようになり、むしろここで培った営業スキルが、他社ではどれくらい通用するのかを知りたい、力を試してみたいと思うようになったんです。


なので、これまでの経験を活かせる企業に転職することに決めました。

ありがとうございます。


今回の転職活動でキャリア・エックスを利用してみて、いかがでしたか?

自分の希望や思いを汲み、選りすぐりの求人を紹介してくれたのが嬉しかったです。


私は0から1よりも1から10の方が得意なタイプなんです。


そのことを、これまでの経験の話などから鈴木さんが理解してくださったので、創業間もないスタートアップや、社員数数百人規模のメガベンチャーなどではなく、数十人規模でこれから事業がスケールするような企業、かつ自分の頑張りが業績に直結するような企業を多くご紹介いただきました。


自分に合った企業に絞ってご提案いただけたので、すごく助かりました。

ありがとうございます!一人ひとりに合った求人を提案するようにしているので、とても嬉しいです。


絞り込みながらも、大西さんにマッチしそうな求人をいくつかご提案させていただきましたが、その中からどのような軸で応募先を選びましたか?

前職では営業先が飲食店に限られていたので、今度はより広いターゲットにアプローチできる仕事がしたいと考えていました。


なので転職先に求める条件の一つとして、「提案先の業界にしばりがない」ことを挙げていたんです。


あと、前職は個人店への営業なども多かったので、法人営業を行なっているようで実は個人営業要素も強かったんです。


そのため、次は本格的に法人営業がやりたいとも思っていました。


例えば、営業先が大手法人であれば、相手の懐に入り込んで組織図を理解しながらステークホルダーと関係性を構築し、隠れたニーズを引き出し、予算感も考えながら提案内容や提案プロセスを練り、商談に進める必要があります。


営業としてより高度なスキルやマインドが必要とされるため、これまでの経験を活かしながらビジネスパーソンとしてさらにステップアップできると考えたからです。


なので、鈴木さんが提案してくださった求人から、提案先の業界が縛られず、かつガッツリ法人営業がやれる企業を選ぶようにしました。

なるほど。前職の経験を活かしながらさらに成長したいという軸があったからこその条件ですね。


その中から、最終的に今の企業に入社を決めたポイントは何でしたか?

先ほどの条件に合致している上に、面接を通じてCEOの「自分たちが提供するサービスで、世の中をもっと良くしていきたい」という強い想いを感じたのが決め手になりました。


そして、応募者を見る際にも、「営業成績を上げられるかどうか」ではなく「顧客の課題にしっかり向き合い、解決に導けるかどうか」をチェックしていると感じたのもポイントになりました。


企業規模は数十名規模と小さめですが、経営陣との距離が近く、同じ目標に向かって目線を合わせながら走り続けられそうだとも感じました。

条件にマッチした企業が見つかって良かったです。

ー日本を代表する「超大手」を担当し、日々成長を実感

現在のお仕事内容を教えていただけますか?

フィールドセールス担当として、大手法人向けに人事評価システムをご案内しています。


単にシステムを納品するだけでなく、分析レポートを読み解くための研修や、データを基にした組織開発コンサルティングなども行っています。


希望通り、さまざまな業界を担当していますが、特に私は大手自動車メーカーグループや、薬品メーカー、運輸会社などの日本を代表するような超大手企業を担当しています。


超大手の場合、事業部や部署単位で抱えている人事課題が大きく異なるケースが多いので、それらに一つひとつ丁寧に対応して、企業全体の課題解決につなげるというダイナミックな仕事に面白さとやりがいを感じています。

先日貴社の方と話す機会があったのですが、大西さんが社内で活躍されていると仰っていました!


前職と違う業界ということで営業の仕方に違いなどもあったと思いますが、活躍していくために何か工夫したことなどはありましたか?

そうですね…はじめは本当に苦労しました。特に、カルチャーショックが大きかったですね。


前職では、クライアントに案内する商品が明確で価格も決まっていたので、営業スキルをつければそれなりに売れましたが、今扱っているシステムはクライアントに合わせて仕様を変えるので価格も明確に決まってはいないんです。


どうやって案内すればいいのかわからず、不安ばかりでした。 


そこで考え方を変え、「提案内容も価格も、現場の営業に権限が与えられているんだ」と前向きに捉えるようにしたところ、徐々に成果を出せるようになったんです。


現在ちょうど入社4年目に入ったところですが、業績が認められて1年前にチームリーダーに昇格し、入社時から比べるとありがたいことに年収もアップしました!


このように自身の頑張りをしっかり評価してもらえるので、こういうところでも入社して良かったなと感じます。

すごいですね!


今後の目標として考えていることはありますか?

今のチームをもっと大きくして、「フィールドセールス部」として部門化するのが今の目標です。そしてその部門でマネージャーに就きたいですね!


そのためにも自分を始め、フィールドセールス担当者一人ひとりのスキルを伸ばし、フィールドセールスの価値を社内にアピールしていきたいと思っています。


こういう思いをどんどん声に出して発信できるのも、うちの会社のいいところなんです。


どんな意見もオープンに言い合える雰囲気があり、とても気に入っています。

大西さんに合っている企業に出会えたようで嬉しいですね。

ー応募先の情報を詳しく教えてもらい、安心して面接に臨めた

改めて転職活動時を振り返り、キャリア・エックスを利用して良かったなと思う点をお聞かせ願えますか?

先ほど、希望に合った求人をたくさんご紹介いただいたことはお伝えしましたが、それに加えて、面接前に応募企業に関する情報を詳しく教えていただけたのがありがたかったですね。


キャリアアドバイザーの方が、企業のトップや面接担当者などとコミュニケーションを取り、その人のパーソナリティまでつかんでいるので、対策が取りやすかったです。


今の勤務先についても鈴木さんがCEOと面識があり、細かいアドバイスをいただけたので安心して面接に臨むことができました。

ありがとうございます!


では最後に、今転職を考えている方に向けて、ぜひメッセージをお願いします!

もし転職しようかどうか迷っている段階であれば、今の環境でできることをやり切ってからでも遅くないと思います。


やり残したことはないか考え、やり切ったと思えるまで頑張り抜けば、その実績が自分の武器になるはずです。


私は今の転職先に満足していますが、もっと前職で営業成績を上げて表彰歴を増やしたり、リーダー経験を積んでおいたりすれば、より有利に転職活動を進められたのではないかなと思ったりします。


あとは20代後半ぐらいの方であれば、従業員数100名前後のベンチャーを経験しておくのも一つの選択だと思います。


これぐらいの規模の会社であれば、「自分の頑張りが事業を変え、会社を変える」と実感できるので、ビジネスパーソンとしての経験値がグンと上がります。若くてまだエネルギーのあるうちに経験しておくと、今後のキャリアの選択肢が広がるのではないでしょうか。

貴重な意見をありがとうございます!


私も大手からベンチャーに飛び込みましたが、自分の努力がダイレクトに企業業績に影響するやりがいは大きいですよね。そして、いい意味でのカオス感もあるので鍛えられます(笑)。


本日はお忙しい中、インタビューの時間をいただきありがとうございました!目標達成に向けて頑張る大西さんを、心より応援しています。


私たちキャリア・エックスでは、未経験の業界や職種への転職も積極的にサポートしております。ご紹介企業は大手企業からベンチャー企業、今話題のSaaS企業など幅広くございますので、転職をご検討されている方は一度キャリア・エックスにご相談くださいませ!


鈴木 圭一

日本テレビにてチーフスタイリストとしてバラエティ番組などを担当。その後、株式会社リクルート(現リクルートライフスタイル社)に入社し広告企画営業としてMVP等多数受賞、他メンバー育成/チームマネジメント業務に従事。
その後、人材系ベンチャー企業にて、営業及びキャリアアドバイザーを2年経験、約1000人の転職支援業務に従事し、株式会社キャリア・エックスへ。現在は、次世代リーダー/マネジメント層向けの人材紹介事業の業務企画、キャリアコンサルティング及び営業を行う。

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