CX参画の経緯/転職支援に対する思い

求職者の入社後の活躍にもかかわり
「ありたい姿」の実現を支援する

Change Make Agent

こうして、現在に至るまで「人を巻き込む」「ファクトと向き合う」というスタンスで仕事に向き合い続けている東海林。キャリア・エックスのミッションを「Change Make Agent」とし、求職者の「何かを変えたい」という思いや入社後の活躍・定着を実現するべく、転職という「点」の支援だけでなく、転職後も面談などの機会を設けた継続的な「線」となる支援を行う方針をとっているのも、これまで人材領域に携わって得た「ファクト」に基づいている。

「2015年の創業以来、3000人を超える転職希望者の方々に接する中で、5年後、10年後のありたい姿を描けていないために、転職後、活躍しているとは言えない状態に陥ったり、短期で転職を繰り返したりする方がたくさんいらっしゃることを目の当たりにしました。また、企業の採用支援を通して、中長期的な視野で見たときの中途採用者のパフォーマンスは、その人の経験のみならず、仕事に対する意欲や姿勢によるところが大きいということも実感しています。

この2点から、5年後、10年後のありたい姿−−これを、当社では『キャリア・コンセプト』と呼んでいますが、その姿を描くことが、転職後の活躍や『変えたい』という思いの実現には重要であり、さらには、ありたい姿の実現は、転職活動時だけでなく入社後も継続して支援していかなければ成し得ない、という結論に至りました。だからこそ、我々は、転職活動に際してありたい姿を描く支援をし、それに合った企業を紹介するだけでなく、入社後も定期的に連絡を差し上げたり、面談の機会を設けたりして状況を確認し、ありたい姿の実現に向けて伴走していきます」

求職者は、一緒にこの時代を生きていく仲間

この方針のもと、キャリア・エックスでは、同社を介して転職した人の入社後半年以内の離職率は1%という、高いマッチング率を実現している。

「求職者の方々は、一緒にこの時代を生きていく仲間だと思っている」と話す東海林。「何かを変えたい」という思いはあるものの、その「何か」がまだわからないという人に向けては「まずは、変化の火種を見つけるために行動してほしい」と話す。

「火種を見つける方法の1つは、目の前の物事に注力することです。それにより、やりがいや好きなこと、得意なこと、なりたい姿、また、嫌いなことや苦手なこと、やりたいくないこと、なりたくない自分の姿が見えてきます。あるいは、何か一つ、行動してみるのもいいと思います。僕がリクルート時代に『1人ありがとうキャンペーン』をやったように、自分との小さな約束をつくって遂行する。あるいは、誰かの話を聞いてみるなど…。そうして感じたことや見えてきたことが、『どう変わりたいのか』『何を変えたいのか』ということのヒントになっていくはずです」

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