自分のやりたいことがわからない!よくある誤解と対処法6選をキャリアのプロが解説

自分のやりたいことがわからない

今の仕事が本当にやりたい仕事ではないと思っているが、何をしたいのかわからず動き出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、やりたいことを難しく考えてしまっていたり、誤解をしたりしていてわからなくなってしまっている人は多いのです。

正しい考え方を理解することで、自分のやりたいことを明確にすることができるでしょう。

この記事では、やりたいことが見つからない原因やよくある誤解、そしてやりたいことを見つけるための方法について詳しく解説しています。

ぜひ、自分のやりたいことを見つけ、理想の未来に一歩近づくための手助けとして、この記事を参考にしてください。

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目次

やりたいことがわからない原因

自分のやりたいことが見つからない原因を考えたことがありますか。
やりたいことがわからない原因は主に4つあります。

  1. やることに追われて考える時間がない
  2. 自分よりも周りからの目を優先している
  3. 無意識的に失敗を恐れている
  4. 経験やスキルが少ない

このように、自己理解が不足していたり心の余裕がないと、やりたいことが分からなくなる傾向にあるようです。

それでは、1つずつ具体的に解説していきます。

やることに追われて考える時間がない

やりたいことがわからないと感じる原因の1つは、「やるべきことに追われていて、考える時間がない」ことです。

家庭、仕事、勉強、人間関係など、今の時代を生きる社会人には、やるべきことや考えるべきことがたくさんあります。

そのため、自分自身を見つめ直し、やりたいことをじっくり考える大切な時間を十分に確保できていない人は多いものです。

しかし、この貴重な時間を軽視すると、本当にやりたいことへの自分の気持ちを無意識のうちに抑制してしまいます。

つまり、時間がないからと自分の考えを整理できずにいることで、「やりたいことがない」と感じているのです。

まずは、自分と向き合う時間を少しずつ作るよう心がけてみましょう。

自分よりも周りからの目を優先している

本当にやりたいことは何もありませんか?

潜在的にやりたいことがあっても、周りからの目を気にして、自分の本心を押し殺している人は少なくありません。

特に、他人の気持ちを優先しやすい人は、周りからどう思われているかを気にするあまり、自分の本心と向き合えていないことが多いのです。

そのため、本当にやりたいことを見失っている傾向にあります。

一度、周りの目を全く気にせずに、自分が本当にやりたいことは何かを考えてみましょう

無意識的に失敗を恐れている

「無意識的に失敗を恐れている」ということも原因の1つです。

新たな挑戦には失敗がつきものです。過度に失敗を恐れるあまり、挑戦する前から無理・無駄と諦めてしまうこともあるでしょう。

まずは、失敗するかも、上手くいかないかもと結果ばかりを心配せずに、自分のやりたいことに正面から向き合ってみましょう。

失敗から目を背けずに挑戦すること、失敗しても諦めずに挑戦し続けることで成功につながっていくのです。

経験やスキルが少ない

今までの経験や身に着けたスキルが多ければ多いほど、やりたいことの選択肢は広がります。

どうしてもやりたいことが見つからない場合は、経験値が不足しているのかもしれません。

やりたいことを見つけるためには、さまざまなことを経験し、自分の特性を理解することも重要です。

しかし、経験値がないと必ずしもやりたいことを見つけられないというわけではありません

フレームを使って自分の志向性を整理したり、キャリアコーチングを利用して自分の特性や価値観を言語化したりすることはできます。
詳しくは「自分がやりたいことを見つける方法6選」の見出しで解説しています。

やりたいことがわからないときによくある誤解

難しく考えすぎて、やりたいことがわからなくなってしまうことも多くあります。

以下の3つは、やりたいことが見つからないときによくある誤解です。

  • 一生やり続けたいものでないといけない
  • 社会や誰かのために貢献しないといけない
  • 正しいものを選ばなくてはいけない

自分のやりたいことを見つけるときには、難しく考えず、自分の気持ちに素直になることが重要です。1つずつ詳しく解説します

一生やり続けたいものでないといけない

やりたいことを一生やり続ける必要はありません。

新たな挑戦をした結果、自分には合っていないことに気付く場合もあります。別のやりたいことが見つかることもあるでしょう。

やりたいことが変わるのは、決して悪いことではないのです

自分で自分のハードルを上げずに、まずは今の自分がやりたいことを思うがままに取り組み、その先も継続するかどうかはやってみてから決める、と難しく考えすぎずに行動してみるのも良いでしょう。

社会や誰かのためになることでない

あなたのやりたいことが「社会や誰かのためになること」である必要はありません。

また、自分の本心と向き合わずに、無理や我慢をして他人のためになることをしたところで、ストレスを感じて心身に不調をきたす可能性もあります。

自分の人生が豊かで安定していなければ、他人の人生を豊かにすることはできません。あなたがやりたいことは何でしょうか。

あなたと同じように、それをやりたい、楽しいと思う人がいれば、巡り巡って誰かの人生を豊かにすることにつながります。

まずは、誰かのためではなく、自分のために心から楽しいと思えること、ストレスなく継続できることを思い浮かべてみてください。

正しいものを選ばなくてはいけない

周りからの目を気にしてしまう方は、自分の意志よりも世間的な正しさを優先しがちな傾向にあります。

しかし、正しさとは状況や立場によって異なるものです。

正しいという言葉に振り回されてしまうと、あなたが本当にやりたいことは何なのかが分からなくなってしまいます

周りの目は気にせず、素直な気持ちでやりたいと思えることや、心から楽しいと思えること、ストレスなく継続できることを選んでみましょう。

自分がやりたいことを見つけるコツはある?

やりたいことが見つからない原因や誤解を解説してきました。思い当たることはあったでしょうか。

ここからは、自分がやりたいことを見つけるためのコツをご紹介します。

  • やりたくないことを明確にする
  • 過去に夢中になれたことを思い出す
  • まずはやってみる

これらを実践すれば、やりたいことを見つけるための一歩を踏み出せるでしょう。

やりたくないことを明確にする

やりたいことを見つけるために、まずはやりたくないことを明確にすることが大切です。

自分がやりたくないことを明確にすることで、自分の望む方向性や価値観がより明確になります。

やりたくないことの特徴や、なぜそう感じるのかを整理することで、自分にとって魅力的な仕事や活動が明らかになります

これにより、自分自身の目標や志向性を深く理解し、やりたいことを見つけ出す手助けとなるでしょう。

過去に夢中になれたことを思い出す

やりたいことを見つけるために、自分の人生を振り返り、夢中になった経験を年齢別にたくさん書き出してみると良いでしょう。

夢中になった経験をグルーピングして、その共通点の変化やすべての共通点を確認してみると、やりたいことが見えてきます。

過去に夢中になれたことや、ワクワクした経験の中に、やりたいと思えることがある可能性が高いです。それを視覚化するために、ぜひ一度、ご自身のこれまでを振り返り、書き出してください。

まずはやってみる

やりたいことがわからない原因の1つとして、経験不足が挙げられます。

実際、やってみなければわからないことがたくさんあります。

実際にやってみて夢中になったり、ワクワクしたりすれば、それが本当にやりたいことである可能性が高いです。

興味があることや気になることを、とりあえず少しだけでも手をつけてみることも1つの方法です。

やってみれば、自分に合っている、合っていないがわかります。何となくやってみたことが、やりたいことだったということもあり得るのです。

ここからはやりたいことを見つける方法6選をご紹介します。

  1. 適性検査やツールを使ってヒントをもらう
  2. フレームを使う
  3. 身近な人から客観的な意見をもらう
  4. 目標にできる人を見つける
  5. 本や映画を通じていろいろな価値観に触れてみる
  6. プロに相談して客観的な意見をもらう

一人で考えていても答えが出せず煮詰まってしまった場合は、第三者・客観的な意見を取り入れてみることをおすすめします

なぜなら、一人で自分の知識や経験を振り返ると、自分に対する思い込みを強めてしまうリスクがあるからです。

以下で詳しく解説していきます。

適性検査やツールを使ってヒントをもらう

考えてみてもやりたいことが見つからない場合は、転職サイトが提供している自己分析ツールや、16personaritiesなどを使用してみましょう。

いくつかの質問に答えれば、自分の性格や特性、向いている仕事などを分析してくれます。

これらは統計的なものなので、必ずしも全員にピッタリ合った回答が得られるとは限りませんが、自分を知るためのヒントとしては活用できるでしょう

フレームを使う

考えに詰まったときは、フレームを使って考えてみることも有効です。

考えるべき観点が枠組み化されているので、書いてある通りに進めれば、効率的に自己分析を行えます。

自己分析に利用できるフレームもたくさんあります。例えば、以下のようなものがあるので、参考にしてください。

  • Will-Can-Must:自分がしたいこと、できること、必要なことを整理
  • 自分史:過去の出来事を振り返り、経験を整理
  • モチベーショングラフ:モチベーションの変化をグラフで表現し、自分の感情を整理
  • マインドマップ:自分に関する情報を網羅的に書き出す手法

自己分析に利用できるフレームは、この他にもたくさんあるので、自分に合うものを探してみてください。

社会人が自己分析をするやり方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【質問集付】社会人が自己分析をするやり方をプロが解説!ノートの書き方や5つのコツも紹介

身近な人から客観的な意見をもらう

自分のことを客観的な視点でとらえることは難しく、一人で考えていても煮詰まってしまうこともあります。

そんな時は、自分のことをよく知る身近な人から、客観的な意見をもらうことで、自分を見つめ直すきっかけにしましょう

例えば、家族から幼少期に自分が夢中になっていた遊びや、職場の同僚や上司から自分の長所は何かを聞いてみると、自覚していない新たな一面に気付くことがあるかもしれません。

目標にできる人を見つける

目標にできる人や憧れを感じる人を見つけてみましょう。

家族や先輩、ドラマや映画の登場人物など、誰でも構いません。歴史上の人物や偉人と呼ばれる人でも良いでしょう。

そして、「その人のどこに憧れを感じるのか」「なぜ感じるのか」を紐解いてみましょう

潜在的に自分が、自分のやりたいことが見えてくる場合があります。

本や映画を通じていろいろな価値観に触れてみる

前述のとおり、やりたいことがわからない原因の1つに「経験やスキルが少ない」があります。しかし、経験値の不足は、すぐには解決できません。

そういった場合には、本や映画を通じて、他の人の経験を知ったり、いろいろな価値観に触れたりすると良いでしょう。

世の中にはたくさんの本や映画があり、さまざまな人生経験が描かれています。

自分の直接的な経験値が上がっていなくても、自分の価値観を見つめ直し、新たなインスピレーションを得ることで、自分のやりたいことが見つかる可能性があります。

自己分析ができるキャリアコーチングを利用する

自分のやりたいことがわからない場合は、キャリアコーチングを利用して自己分析をすると良いでしょう。

キャリアコーチングサービスとは、自分自身のキャリアに悩みを抱えている人に対して、一人一人のスキルや経験、個人の志向などを活かした、納得のいくキャリアを歩んでいけるようにサポートするサービスです。

キャリアコーチングサービスを利用することで、自分一人ではなかなか紐解けない強みや持ち味を洗い出し、本当にやりたいことを明らかにしていきます

そして一人ひとりのやりたいことに合わせてキャリアプランを設計していくことになるので、キャリアの道筋が明確になります。

本当にやりたいことを見つけたいならキャリアコーチングがおすすめ

本当にやりたいことを見つけたい方は、キャリアコーチングを利用して、プロのコーチに相談することがおすすめです。

キャリアコーチングを利用して自己分析をすれば、自分の本当にやりたいことが見えてきます

さらに、自分のやりたいことに基づいたキャリアプランの設計までサポートしてもらえるので、やりたいことを行動にも移しやすくなります。

キャリアコーチングとは

キャリアコーチングとは、自分自身のキャリアに悩みを抱えている人に対して、人生の方向性を明確にし、それを実現するための行動をサポートすることです。

キャリアコーチングは徹底的な自己分析から始まり、キャリアプランの設計、具体的な行動目標の設定に加え、キャリアスキルや知識の習得までを全てサポートしてくれます。

キャリアコーチングで自己分析をすれば、客観的な視点からのアドバイスをもらえるので、納得感を持った自己分析が可能です。

また、コーチはキャリア形成のプロです。

プロからアドバイスをしてもらうことによって、自分一人ではなかなか紐解けない、自分の強みや本当にやりたいことが整理でき、その実現の一歩を踏み出すきっかけになります。

キャリアコーチングとは何か・選び方については以下の記事で詳しく解説しています。
キャリアコーチングとは?失敗しない選び方4選!デメリットやエージェントとの違いも解説

キャリアコーチングのサービス内容

キャリアコーチングの具体的なサービス内容をご紹介します。
キャリアコーチングのサービス内容
キャリアコーチングのサービス内容
キャリアコーチングでは、キャリア形成のプロのコーチと1対1で以下のようなトレーニングを行います。

  • 徹底的な自己分析のサポート
  • キャリアや仕事に関する悩みの相談
  • キャリア形成のアドバイス
  • キャリアプラン設計のフォロー
  • 転職活動に関するアドバイス

支援内容は各社さまざまですが、相談者の悩みに合わせたサポートを受けられることが一般的です。

プロのコーチにマンツーマンで指導してもらえるので、最適なアドバイスやサポートを受けることができます。

本当にやりたいことを見つけたいならキャリルートの無料カウンセリングを!

キャリルートは、20代・30代のキャリアチェンジに特化した転職エージェント「キャリア・エックス」が、新たにスタートしたキャリアコーチングサービスです。

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やりたいことがわからずお悩みの方は、まずはお気軽に無料カウンセリングを受けてみてください。

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徹底的な自己分析を通じてやりたいことを言語化できる

キャリルートは、リクルートの社員4000人以上のキャリアコーチングを手掛けてきたという実績があります

キャリルートでは、99%の受講生が「満足」と答えたリクルートでの研修をさらにブラッシュアップしたプログラムを用いて自己分析を伴走します。

これまでの経験をいかして、一人ひとりの状況に合わせたアドバイスができるため、やりたいことを見つけるサポートができます。

また、キャリルートでは人生100年時代を見据えた長期的な視点で、あなたの本当にやりたいことに合わせたキャリアプランの設計が可能です。

自己分析を踏まえた長期的なサポートも可能

キャリルートでは、自己分析や転職などの短期的なゴールの実現だけを目標としていません。

あなたの本当にやりたいことが見つかったあとも、その先のキャリア設計を伴走し、サポートしてくれるのがキャリルートの特徴です

一人一人の価値観や情熱、キャリアの目標に基づき、長期視点でのキャリアプランの設計、具体的な行動目標の設定などのキャリアデザインを行っています。

さらに、その実現に向けたキャリアスキルや知識の習得など、具体的なステップのアドバイスも行っています。

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2015年のサービス開始以来、約2万人のビジネスパーソンと面談を行い、転職の成功をサポートしてきた実績があります。

そのため、キャリルートとキャリアエックスを併用すれば、長期的視点による本質的な自己分析の結果、転職という結論になった場合でも、そのまま続けて転職先や求人紹介のサポートを受けられることが大きな特徴です。

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庄子 めぐみ

大学卒業後、パソナキャリアに新卒入社。
人材紹介の法人営業(リクルーティングアドバイザー)として、主にIT業界を担当。
年間MVP、年間ベストグロス賞、社内表彰多数。2017年に独立し、ヘルスケア事業の立ち上げに参画。
事業企画、セールス、人材育成業務に従事。