キャリアアドバイザーの平均年収はどれぐらい?年収アップのポイントとともにご紹介

 

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求職者の転職成功をサポートするキャリアアドバイザー。転職活動をしていく上で、担当してくれているキャリアアドバイザーの仕事に興味を持ち、キャリアアドバイザーへの転職を考える人もいらっしゃると思います。


そこで気になるのがキャリアアドバイザーの具体的な仕事内容や年収などではないでしょうか。


この記事では、キャリアアドバイザーの仕事内容や年収相場、転職の際に年収アップを目指す際のポイントなどについて解説します。


キャリアアドバイザーの仕事にご興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください!

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キャリアアドバイザーの主な仕事内容

キャリアアドバイザーとは、求職者に対して転職のアドバイスをしながら、転職成功までサポートやアドバイスを行う職種です。


仕事内容は非常に多岐に渡るのが特徴です。ここでは、キャリアアドバイザーの主な仕事内容を説明いたします。

求職者との面談

キャリアアドバイザーの重要な仕事の一つが、転職を志して転職エージェントに登録した求職者との面談です。


対面やオンラインなどで、求職者の経験やスキル、実績、描いているキャリア展望、希望条件などをヒアリングします。


求職者の中には、自分の強みや持ち味、志向や思い、希望などを言語化できていないケースもあるため、コミュニケーションを取り信頼関係を構築しながら、引き出すことも大切です。

経験やスキル、希望に合った求人の紹介

面談でヒアリングした内容をもとに、求職者が経験・スキルを活かして活躍でき、希望条件も叶えられる求人を提案します。


求職者の認識がずれたり、誤解が生じたりしないよう、どのような企業で、どのような役割を担うのか、活かせる経験やスキルは何か、求職者に具体的に説明します。

企業とのスケジュール調整

紹介した求人に対して、求職者が応募を決めたら、応募先企業と求職者双方のスケジュール調整を行います。


求職者が在職中の場合、面接日が平日の夜や土日になることも想定されるため、お互いの予定や希望をすり合わせながら、面接日や時間を設定します。

応募書類の添削や面接アドバイス

履歴書・職務経歴書といった応募書類の内容添削や、面接での受け答えアドバイス、模擬面接の実施なども、キャリアアドバイザーの役割です。


企業が求める人物像を考慮しながら、採用選考の場で求職者の強みや持ち味、魅力がより伝わるようサポートします。

条件交渉

内定が見えてきたら、ヒアリング時に確認した給与などの希望条件をもとに、求職者に代わって企業と条件交渉を行います。


転職市場における年収相場や、企業の給与テーブル、そして求職者の経験・スキルレベルなどを考慮したうえで、求職者の希望を最大限叶えるべく交渉します。

キャリアアドバイザーの求人動向

人材不足を受けた各企業の人材採用ニーズの高まりや、ビジネスパーソンの転職意欲の向上を受け、転職市場は活況です。


それを受け、転職エージェントに寄せられる求人ニーズも、転職を志し転職エージェントに登録する求職者も増えており、双方をつなぐキャリアアドバイザーの採用ニーズも高まっています


総務省統計局労働力人口統計室の「直近の転職者及び転職等希望者の動向について」によると、2023年の転職等希望者(※)は1035万人と、前年比で78万人増加しており、過去最多の人数となっています。


ここからも、キャリアアドバイザーの求人ニーズの高まりを理解していただけると思います。

※就業者のうち、現在の仕事を辞めて他の仕事に変わりたいと希望をしている者及び現在の仕事の他に別の仕事もしたいと希望している者のこと(総務省統計局労働力人口統計室「直近の転職者及び転職等希望者の動向について」


そして転職希望者の増加を受けて、人材紹介会社の数も増えています。


厚生労働省が発表した「民営職業紹介事業所数の推移」によると、転職エージェントなど有料職業紹介事業所は平成23年度(2011年)以降増え続け、令和5年度(2023年)には過去最多の30,113カ所となっています。(厚生労働省「民営職業紹介事業所数の推移」


転職エージェントの数が増えるとともに、各社のキャリアアドバイザー採用も活発化している格好です。


キャリアアドバイザーの転職難易度

キャリアアドバイザーの採用ニーズは拡大しており、転職エージェント各社も幅広く門戸を開いています。


そのため、転職難易度は現在それほど高くはありません

未経験でも転職は可能

キャリアアドバイザーは、求職者とコミュニケーションを取りニーズを聞き出す力や、短期間で信頼関係を構築する力など、さまざまなスキルが必要とされます。


そのため、経験者が有利ではありますが、未経験であっても、接客・販売経験をお持ちの方や、キャリアアドバイザーに必要なスキルや素養があれば、転職できる可能性は高いでしょう。


実際にキャリア・エックスを利用してキャリアアドバイザーに転職した方の中には、塾の校舎長として働いていた方もいらっしゃいます。


キャリアアドバイザーに転職したいとお考えの方は、まずは一度ご相談ください。

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キャリアアドバイザーに転職する際にアピールできるスキル

求職者と向き合い本音を引き出すためのコミュニケーション力、傾聴力、ヒアリング力、洞察力などのほか、多くの求職者とのやり取りやスケジュール調整を同時並行で進めるマルチタスク能力、これまでに培った業界知識などは、アピール材料になり得ます。


そして、これらのスキルや知識を持ち合わせていれば、未経験でも評価される可能性があります。


例えば、人材を見極める力を持っている企業の人事経験者や、営業職や接客職などでコミュニケーション力や傾聴力、対人折衝力などを磨いてきた人などであれば、力を発揮しやすいでしょう。

※関連リンク:

教育業界から人材業界にキャリアチェンジ。転職活動のお陰で視野が広がった

金融業界から人材業界のキャリアアドバイザーに転職!転職して良かったこととは


キャリアアドバイザーの年収は500~600万円が目安

2023年4月~2024年3月の1年間に「マイナビ転職」に掲載された求人の「モデル年収例」を職種別に集計したランキング「2024年版 職種別モデル年収平均ランキング」によると、「キャリアカウンセラー」は565万円、「人材コーディネーター」は557万円となっています。


いずれもキャリアアドバイザーと近しい役割の職種であることから、キャリアアドバイザーの平均年収は、おおよそ500~600万円となるようです。


企業によっては、基本給に加えて、企業から受け取る成功報酬に応じたインセンティブが支給されるところもあるため、高年収を目指せるケースもあります。


※関連リンク:マイナビ転職「2024年版 職種別 モデル年収平均ランキング

キャリアアドバイザーに年収アップ転職する方法

キャリアアドバイザーとして、年収アップ転職を実現する方法をご紹介します。

経験者は、過去の実績を定量で伝え即戦力であることをアピール

企業・求職者双方のニーズが高い今、転職エージェント各社とも、キャリアアドバイザーを積極採用しています。


経験者は特に引く手あまたであり、アピール次第では高年収の実現も期待できます。


キャリアアドバイザーとして必要とされるビジネススキルはすでに持ち合わせていると判断されるため、応募書類や面接では「実績数字」をアピールしましょう。


どれぐらいの数の求職者を担当してきたか、内定率や成約率はどれぐらいか、これまでの実績を定量で伝えることで、即戦力として高く評価されるでしょう。

未経験者は、必要とされるスキルを持っていることをアピール

前述のような「キャリアアドバイザーに必要とされるスキル」を持ち合わせていることをアピールしましょう。


その際、例えば「クライアントとどのように信頼関係を構築したのか」など、具体的なエピソードを交えてアピールすると、スキルレベルが具体的に伝わります。


キャリアカウンセリングに関する資格も、年収アップ交渉に有利に働くので、勉強を始めるのも一つの方法です。

キャリアアドバイザーへの年収アップ転職事例を紹介

キャリア・エックスでは、未経験からキャリアアドバイザーへの転職も多数実現しています。ここでは、未経験かつ年収アップも果たした転職事例をご紹介します。

事例1:学習塾の教室長から転身し、年収60万円アップ

転職を機に年収アップを実現したいと考えていたAさん(20代後半)。


常に「誰かのためになりたい」との思いを持って働いていたことから、自分のように転職を目指す人の役に立ちたいと考え、人材業界を志すようになりました。


人材業界の給与水準が高いこと、そして企業によってはインセンティブが支給されることも決め手になりました。


そして、教室長として多くの生徒や保護者とコミュニケーションを取ってきた点、「学力アップ」「志望校合格」という目標に向かって、計画を立てて伴走してきた点などをアピール。


それらの経験・スキルが高く評価され、転職エージェントA社にキャリアアドバイザーとして入社が決まりました。


転職時の年収は、未経験ながら前職よりも60万円ほど大幅にアップ。現在はエリア内で達成率トップも実現し、インセンティブによるさらなる年収アップが期待されています。

事例2:法人営業経験をアピールして、年収50万円アップを実現

地方銀行で法人営業を担当していたBさん(20代後半)。


行内の古い体制に不満を抱き、もっと裁量権を持って働きたいとの思いから転職を希望しました。


そんな中、成長性があり若手が多いHRテック企業B社に注目。個人の自主性を重んじ、業務の仕組み作りから関われる点にも魅力を覚えました。


そこで、営業として目標を達成し続けてきたこと、さまざまな法人クライアントと信頼関係を築いてきたことなどをエピソードと共に伝え、キャリアアドバイザーの仕事でも再現できるとアピール。


それが評価され、見事入社が決定、年収は50万円ほどアップしました。


現在は、特定の業界に特化した転職支援を行うキャリアアドバイザーとして、裁量とやりがいを持って活躍しています。

キャリアアドバイザーの年収は500~600万円、入社後の頑張り次第では高年収も目指せる!

人材不足を受けた企業の採用ニーズ拡大、ビジネスパーソンの転職意欲の高まりなどを受け、転職エージェントへの期待が高まっています。


転職エージェントに寄せられる企業からの求人案件も、登録を希望する求職者も増えている今、キャリアアドバイザーの採用ニーズも非常に旺盛です。


したがって、経験者のみならず、未経験者であっても、キャリアアドバイザーとしてのスキルや素養があると判断されれば、年収アップ転職を実現することも可能です。


人材業界は比較的年収水準が高い傾向にありますが、特に売り上げ目標を持つキャリアアドバイザーは、頑張り次第でさらなる年収アップが可能。


インセンティブ制度を設けている企業であれば、将来的には1000万円プレイヤーも目指せるでしょう。


なお、転職エージェントでは、キャリアアドバイザーの求人の紹介だけでなく、年収アップを実現するための応募書類作成や面接アドバイスなども行っています。


キャリア・エックスでは、キャリアアドバイザーの転職実績が豊富であり、年収アップ事例も多数保有しているため、キャリアアドバイザーの仕事に興味を持ったら、ぜひキャリア・エックスを活用してみてください。

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キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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