プログリットは英語コーチングサービスを主軸に様々な事業を展開する企業です。人とテクノロジーを融合して、AIを活用したサービスも展開しており、今後の更なる成長にも期待が高まります。
本記事ではプログリットの年収や年齢・職種別給与、福利厚生をご紹介します。また転職難易度についても解説しますので、プログリットへの転職に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
プログリットとはどんな会社?
プログリットの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社プログリット |
所在地 | 東京都港区浜松町一丁目30番5号 浜松町スクエア11階 |
設立 | 2016年9月 |
代表者 | 岡田 祥吾 |
資本金 | 3億3,414万円(2025年5月末時点) |
上場区分 | 東証グロース |
事業内容 | 英語コーチングサービス サブスクリプション型英語学習サービス |
プログリットは短期間での英語学習に特化した教育サービスを複数展開する企業です。
主力サービスである英語コーチングサービス「プログリット」は、本気で英語力を身に着けたい受講者に支持され、累計の受講者数は2万人を超えています。
プログリットの事業内容
プログリットの事業内容は、英語コーチングサービスとサブスクリプション型の英語学習サービスの大きく2つに分かれます。
主力である英語コーチングサービス「プログリット」は、従来のサービスとは異なり受講者一人ひとりに専任のコンサルタントが伴走した支援を行うマンツーマンのコーチングが特徴です。オーダーメイドなカリキュラムで学習することが可能となり、短期間で成果を出すことができます。
またサブスクリプション型の英語学習サービスは、リアルタイムコミュニケーションを鍛えることを鍛えることにフォーカスしており、リスニング力を向上させる「シャドテン」やAIを活用した新規サービスを展開しています。
プログリットの平均年収は603万円
2024年8月期の有価証券報告書によると、プログリットの平均年収は603万円でした。
国税庁が発表する「令和5年分民間給与実態統計調査」によると全国の平均年収は460万円のため、プログリットの平均年収は高い水準であることが分かります。
また、プログリットの過去3年間の平均年収の推移は以下の通りです。
年度 | 平均年収 |
---|---|
2022年8月期 | 474万円 |
2023年8月期 | 548万円 |
2024年8月期 | 603万円 |
過去3期分の平均年収を見ると、2022年8月期以降で平均年収が右肩上がりに推移していることが分かります。
平均年収アップの要因は主力サービスである英語コーチングサービスの売上拡大による業績拡大が考えられます。プログリットの創業以来、英語コーチングサービスは複数回で価格改定を実施しておりサービスの高価格化により、利益額が拡大したことも給与水準の引き上げ理由の1つかもしれません。
プログリットの賞与(ボーナス)
プログリットでは年2回、賞与が支給されます。賞与額はミッションとFive Gridの2つが評価対象となり、それぞれの達成度や体現度に応じて決定します。口コミによると、賞与額は平均で合計2ヶ月分程度だそうです。
プログリットの年収偏差値
上場企業におけるプログリットの年収偏差値は以下の通りです。
- 上場企業全体での年収偏差値:41.5(上場企業3835社中)
- 業種別での年収偏差値:45.2(サービス業537社中)
- 都道府県別での年収偏差値:40.5(東京都2013社中)
平均値よりは少々低い年収状況でした。2016年設立の新興企業ということから、今後のより一層の事業拡大に伴い幅広い年齢層の従業員が増加することで、給与体系の見直しがあるかもしれません。
プログリットの年収が高い理由
プログリットの年収が高い理由は、英語学習のコーチングサービスという専門性の高さが理由と考えられます。実際に募集されている英語コンサルタントの募集要項を見てみると、TOEIC800点以上の英語力が求められ、高い英語スキルや専門性を持つ優秀な人材の確保が必要です。
優秀な人材確保や定着を目指し、プログリットでは創業当時より「人的資本経営」を実践しています。その中での取り組み例として、2023年9月には英語コンサルタントやカウンセラーなどの高い専門性を要する職種において、一律で年間50万円の給与引き上げを実施しました。
プログリットと競合他社を比較した際の年収の特徴
プログリットと競合他社を比較した際の年収の特徴は以下の通りです。
企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 出典 |
プログリット | 603万円 | 30歳 | 2024年8月期有価証券報告書 |
トライズ | 427万円 | 非公開 | ー |
RIZAP ENGLISH | 409万円 | 33歳 | エンカイシャの評判 |
スタディーハッカー | 393万円 | 32歳 | openwork |
※2025年9月時点
同業の英語学習サービスを展開する企業群と平均年収を比較した場合、プログリッドの平均年収は高い水準であることが伺えます。実際に支給される金額は、職種や評価により変動があるため、平均値として参考にしてください。
プログリットの評価制度・キャリアパス
プログリットは実力主義の風土が根付いており年齢や職歴に関係なく評価されます。評価のタイミングは年2回で、ミッションの達成度合いと全社で掲げるFive Grid体現度合いで評価される仕組みです。
キャリア構築においても、個人の成長意欲や意思を全力でサポートする環境が整っています。例えば英語コンサルタントの職種であれば、より高度な専門性を求められるシニアコンサルタントとしてのステップアップや、将来的にリーダーやマネージャーなどのマネジメントに携わる機会があります。
英語学習サービスの市場拡大を背景に、急成長中であるプログリットでは今後も社員の挑戦を後押しする多様なキャリアアップの機会が増えることが期待できるでしょう。
【カテゴリ別】プログリットの平均年収
プログリッドの平均年収を役職別、年齢別に紹介します。一つずつ見ていきましょう。
《役職別》プログリットの平均年収
openworkの口コミによると、プログリッドの役職別の平均年収は以下の通りです。
役職 | 平均年収 |
コンサルタント(新卒) | 約340万円 |
コンサルタント(中途) | 約400万円 |
シニアコンサルタント | 約440万円 |
校舎マネージャー | 約480万円 |
統括マネージャー | 約560万円 |
コンサルタントの職種は実績により支給される額が前後する可能性が高いので、上記は参考としてご確認ください。半年に1度の上司との評価面談にてS・A・B・Cの4段階のグレードにより基本給が上がる可能性があります。
《年齢別》プログリットの平均年収
年齢別のプログリッドの平均年収は以下の通りです。
年齢 | 平均年収 |
25~29歳 | 434万円 |
30~34歳 | 490万円 |
35~39歳 | 530万円 |
プログリットは2016年に設立した新興企業で、平均年齢30.7歳と若いメンバーが活躍している企業です。そのため、公開されている年収データも30歳前後の方のものが大半でした。
実際に支給される金額は評価や残業時間により前後するため、平均値として参考にしてください。
プログリットの新卒の年収・初任給は?
プログリッドの新卒初任給は正式に公開されていませんが、2026年度の新卒向け募集要項によると月給322,000円の想定となっています。
プログリットの福利厚生について
プログリッドの福利厚生は以下の通りです。
休日休暇 | ・有給休暇・GW休暇(7日間)・夏季休暇(7日間)・年末年始休暇(7日間)・慶弔休暇・産前産後休暇・育児休暇 |
その他 | ・社会保険完備・スナック、ドリンクフリー・レクリエーション費用・書籍購入サポート・結婚、出産お祝い金・ワクチン補助 |
直近で従業員数や事業規模も急拡大しているプログリットでは、今後も従業員が働きやすいと感じる環境にすべく福利厚生や社内制度もさらに拡充するでしょう。
プログリットは激務で大変?残業時間は?
会社の口コミがわかるopenworkによるとプログリットは、ワークライフバランスが整いやすい環境であることが分かります。残業時間は平均で月10~15時間程度で、生産性を高め残業時間を減らす取り組みがされています。実際に残業時間が1日30分以下の社員もかなり多いようです。
校舎勤務のポジションであれば定時が、12:30~21:30であるため午前の時間を有効活用している社員も多く、プライベートの時間とメリハリをつけて働く社員が多い印象です。
またプログリットではリモートやフレックス制度を導入しています。コアタイムが12時~15時までとなっており、自身のライフスタイルに合わせて柔軟な働き方を実現できることも特徴です。
プログリットは「やばい」と言われるけど離職率はどれくらい?
プログリッドは2016年に設立された新興企業ということもあり、具体的な離職率については公開されていません。
会社が急拡大する中で待遇面や制度面での改善を重ね、優秀な人材の確保や社員の定着には力を入れています。例えば、子育て世代の社員の定着への取り組みとして、時短勤務制度の延長を導入しています。
一般的に育児時短勤務制度とは、3歳未満の子を育てる社員が取得可能な制度ですが、プログリッドでは「小学校就学始期に達するまで」と対象範囲を拡大しました。そのため子育て世代はもちろんのこと、これからライフステージが変化する社員でも安心して働くことができる環境です。
プログリットの転職難易度は?
プログリットへの転職難易度は比較的高いと言えます。
主力である英語コーチングサービスのほか複数サービスを展開する急成長中のベンチャー企業として、転職市場においても人気が高いです。
公式の採用ページによると、中途採用を積極的に行っていることからプログリットへの転職可能性は十分にあるでしょう。要件を見てみると「短大・専門卒以上」との記載があるため、四大卒でなくても応募可能です。
また「TOEIC800点以上」と高い英語力はもちろん求められますが、英語力だけでなくコミュニケーション能力がより重視される傾向です。
プログリットが求める人物像
公式の募集要項によると、プログリットで求められる人物像は以下の4つです。
- 成長意欲:スピード感のある環境で、成長を実感しながら働きたい
- 貢献意欲:英語を通じて本気で目の前の人の人生を変えたい
- コミュニケーションの的確さ:質問を的確に理解しそれに対してシンプルに伝える力
- 素直さ:フィードバックに感謝しをしお互いをリスペクトし合う
上記にあげた4つのなかでも、とくにコミュニケーション能力は重視される傾向です。自身が担当する生徒が短期間で英語スキルを伸ばせるように支援するため、一人ひとりに向き合ったカウンセリングをする必要があります。
単に英語を教えるのではなく、生徒と信頼関係を構築し、継続した英語学習ができるようにサポートできる人材が求められます。
中途採用における募集職種・選考フロー
プログリットの中途採用における募集職種は幅広く、ビジネスサイドをはじめとしプロダクト開発やコーポレートでも積極的に採用を行っています。
プログリットの中途採用における一般的な採用フローは以下の通りです。
- 書類選考
- 1次選考
- 最終面接(役員)
- オファー面談
- 内定
候補者の状況により、10日~1ヶ月で最終面接に進むことも可能です。
上記の選考フローはプログリットの中途採用における一般的なフローとして参考にしてください。職種や状況に応じて面接回数や面接官が変動する可能性があります。
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転職のことなら、キャリア・エックスへお気軽にご相談ください。
まとめ
本記事ではプログリットの年齢・職種別給与や福利厚生、転職難易度について解説をしました。
主力の英語コーチングサービスのほか、新規サービスや法人向けのサービスも拡充しており、今後の更なる成長へ期待が高まります。
プログリットへの転職を検討されている方は、ぜひキャリア・エックスへお気軽にご相談ください。
急成長中のベンチャー企業への転職実績も多数ございますので、転職のポイントを熟知した専任のコンサルタントが内定獲得まで伴走したご支援を行います。
