日本を代表するIT企業・楽天グループ株式会社(以下、楽天)。その成長性や自由闊達な雰囲気などに惹かれ、転職してみたいと考えている方もいらっしゃることと思います。
今回は、楽天の「営業職」に焦点を当て、仕事内容やキャリアアップのイメージ、評価されるポイントなどについてご紹介します。
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目次
楽天の営業の仕事内容を紹介
楽天が特に採用に力を入れている、営業職の仕事内容についてご紹介します。
仕事内容の例
楽天の営業の仕事内容は、展開するサービスごとに異なります。
例えば、楽天の主幹ビジネスである「楽天市場」においては、ECコンサルタント、セールスプロモーションプランナーなどが営業職に当たります。
ECコンサルタントの仕事は、出店する店舗の目標(ビジョン)を共有し、売り上げ拡大に向けたコンサルティング、各商材のマーケティング戦略を企画提案します。
セールスプロモーションプランナーは、業界を代表する大手企業に対し、楽天市場を活用したオンラインマーケティングのトータルソリューションを提案する役割です。
このほか、楽天モバイルや楽天ペイメントなど、楽天が展開するサービスに特化した営業職があります。
1日の仕事の流れの例
あくまで一例ですが、楽天営業職の「1日の仕事の流れ」をご紹介します。
9:00 ▶︎ 出社。チーム単位で朝礼が行われ、営業の進捗度合いの報告やナレッジ共有などが行われることが多い
10:30~12:00 ▶︎ メールチェックや社内ミーティング、商談準備など
12:00 ▶︎ 昼食。基本無料である社内のカフェテリアで食事を取る人が多い
13:00 ▶︎ クライアントとのアポイントに向け外出、数社を回ることも
16:00 ▶︎ 帰社し、報告書の作成など残ったタスクに対応。定時である17:30前後にチーム単位で終礼が行われるケースもある
19:00 ▶︎ 退社
楽天の営業のキャリアアップの流れ
楽天に中途入社した場合の、キャリアアップのイメージについて解説します。
研修~1年目
入社後にまず導入研修となる集合研修が行われ、その後すぐに各配属先に配属されます。配属先ではOJTから始まり、実務経験があり即戦力と判断される場合は早期に独り立ちとなります。
2年目以降
配属された部署で、本格的に営業活動を行います。クライアント対応などの営業活動のみならず、プロジェクト全体の管理も任されることが増えます。
成果や実績次第では、2年目からリーダーに昇進するケースもあります。
マネージャー
サブマネージャーとして実績を積んだ後、マネージャーに昇進します。営業メンバーの育成やマネジメントが主な仕事となり、チームの業績管理や営業活動の進捗管理、情報共有などを幅広く手掛けることになります。
多くの場合、自らも担当顧客を持ちながらマネジメントを行う「プレーイングマネージャー」となります。
楽天の営業として働くメリット
楽天で営業職として働くメリットは、主に次の2つです。
裁量があり、若手でも責任ある仕事を任される
一人ひとりに裁量権が与えられ、比較的早いうちから責任ある仕事を任されやすい点が、大きなメリットです。やりたいと思ったら手を挙げやすい雰囲気があり、自分でキャリアを切り開くことも可能です。
組織が柔軟で意思決定が早く、スピーディーに物事が決まっていくため、その分仕事量も増える傾向にはありますが、早く成長できることに魅力を感じている人も多いようです。
新たなプロダクトやサービスを企画したり、今までにない仕組みを考えたりと、0→1に関わる機会が多い点もメリットと言えるでしょう。
働きやすい職場環境
月の所定労働時間の範囲内で、従業員が日々の始業・終業時刻、労働時間を自ら決めることができる「フレックスタイム制度」(R-Flex)や、定時前後2時間の時差勤務が可能な「時差勤務制度」(R-Timeshift)なども整備されており、柔軟な働き方が可能です。
また、妊娠・育児・介護・怪我病気を理由とした在宅勤務が可能な「在宅勤務」(R-Satellite)制度もあります。
楽天の営業として働く際のデメリットはある?
楽天では新卒採用を積極化しているうえ、中途採用においても特に営業では若手を多数採用しています。そのため、一部で教育体制が追い付いていない部分があり、自ら主体的に学び、自主的に行動することが求められます。
また、楽天で培った経験・スキルを土台に、新たなステージを目指して転職していく人も少なくありません。
人の入れ替わりが頻繁な部署では、時期によっては一人当たりの業務量が増えることもあるようです。
なお一時期、長時間労働や厳しい営業ノルマなどが取り沙汰されていましたが、働き方改革が進み、勤務時間は改善されているようです。
楽天の営業の勤務地はどこ?
楽天グループ株式会社の本社は、東京都世田谷区玉川1丁目14-1(名称:楽天クリムゾンハウス)にあります。
配属先にもよりますが、多くの場合全国転勤の可能性があるため、勤務地は本社のほか、全国の事業所となります。場合によっては海外転勤の可能性もあります。
楽天の営業として評価されるには
楽天の営業として評価されるには、どんな働きをすればいいのでしょうか?実際に楽天で活躍している人が身につけている「スキル」を挙げてみましょう。
楽天の営業に必要なスキル
まず挙げられるのは、「高い目標達成力」です。自身の目標数字に強くコミットし、達成のために行動し続けられる人は、総じて営業成績も良く、高く評価されています。
また、高いコミュニケーション力も必須と言えるでしょう。
クライアントとのやり取りはもちろん、楽天の営業はチームで仕事を進めることが多く、周囲と連携する機会も多いため、高いコミュニケーション力やリーダーシップなどが求められます。
なお、最近では「英語力」も必須とされています。新卒・中途採用では、「TOEIC800点以上取得」が入社条件の一つとなっており、スコアを持っていない場合は、選考過程で楽天主催のTOEIC IPテストを受けるケースもあります。
楽天の営業の年収はどれくらい?
楽天の営業職の年収イメージをご紹介します。
楽天では、期待される行動を継続的に発揮できているかを評価軸とする「コンピテンシー評価」を取り入れており、この評価が給与に反映されます。このコンピテンシー評価では、次のようにBからAAAまで6つの格付けで分類されています。
グレードA以上が管理職にあたり、最短で昇格すれば20代でも目指すことができます。努力次第で、20代で年収1000万円に近づくことも可能と言えるでしょう。
評価される仕組み
コンピテンシー評価の項目は、楽天主義の中の「成功の5つのコンセプト」において求められている11個の要素から定義されており、その評価により上記のいずれかのグレードに分類されます。
コンピテンシー評価の11項目は、次の通りです。
1.チャレンジ促進
2.革新
3.Create “Get things done” culture
4.責務の遂行
5.効果的なチームの構築
6.人材の可能性を広げる/人材の育成
7.戦略策定
8.協働
9.仕組化
10.社内外の顧客価値向上
11.スピーディーな判断
楽天の福利厚生
楽天は福利厚生が充実していることでも知られています。金銭的なサポートだけではなく、従業員の暮らしと心身の健康をしっかり支える仕組みを提供しています。
代表的なのが「食事補助」で、本社を始めカフェテリアのあるオフィスでは、3食を基本無料で提供しており、食事代がかからない点が特徴的です。
カフェテリアのない小規模オフィスでも、ケータリングによる食事提供やバウチャーによる昼食の食事補助などが用意されています。
その他、社内託児所や社員寮、ストックオプション・持ち株会などがあります。前述のフレックスタイム制度、時差勤務制度、在宅勤務も福利厚生の一つです。
楽天の営業に転職を目指すなら、キャリア・エックスの活用を
ここまで、楽天の営業職の仕事内容や評価基準、働く魅力などについてご紹介しました。
キャリア・エックスでは、楽天を始めとするIT企業の求人を多数保有しており、選考のポイントを熟知した専任のキャリアコンサルタントが内定獲得まで伴走します。
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