チェンジ後の努力・工夫と、そこから得たこと・学び

働く上で大事にしたい「軸」を整理し、満足度の高い転職を実現

自分自身の軸の言語化

複数の転職エージェントを利用して情報収集を行う中で、板野が信頼を寄せたのが、以前から仕事でつながりのあったキャリア・エックスの大隈だった。
興味を持っていた「人材系企業」「営業職」を中心に、大隈から紹介を受けた企業はすべて受け、4社に内定。入社企業を決めるにあたっては、あらためて働く上で大事にしたい「軸」を大隈と一緒に整理した。

◆板野の”軸” 3点
『自分の市場価値を上げるとともに、スピード感を持って成長したい』
『プロダクトや企業のブランド力に左右されない、個人としての営業力を磨きたい』
『顧客に寄り添った結果”ありがとう”と言われることにやりがいを感じる』

「3点を軸として言語化することができました。
3点目はさらに深掘りして整理したところ、泥臭く伴走して深い信頼関係を築いた顧客や、より近い関係にある人の課題を解決して『ありがとう。板野さんが担当でよかった』と言ってもらうことが何よりうれしいし、やりがいに感じることに気づいたんです」

その結果、板野が行なった選択は、人材系企業でキャリアコンサルタントとして働くこと。「個人に対する仕事で、かつ、その人の人生を左右するようなインパクトのある仕事の方が『ありがとう』の量も、重みも増してやりがいを感じられる」と考えたのが理由だった。

その選択にキャリア・エックスがこたえ、入社を打診された板野。内定はすべて辞退し、同社でキャリアコンサルタントとしてのキャリアをスタートさせた。

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