「仕事に向いてないと言われた…」
スタジオテイル社が行った「今の仕事が、自分の適性に合っていると思う?」というアンケート結果によると、65%の人が今の仕事は自分に合っていないと感じています。
この数字からもわかる通り、「仕事が向いてないのかも?」と疑問に思っている人は、決して少なくありません。
仕事の向き不向きの判断軸は3つあります。
- 自分の価値観に合っているか
- 仕事にやりがいを感じているか
- 仕事で成果が出せているか
この記事では向いてる仕事の見つけ方も解説しているので、向いていないかもしれないと感じた方は参考にしてみてください。
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これまでの経験をいかし、プロの視点から仕事の向き不向きについてアドバイスが可能です!
目次
仕事に向いてないと言われた…どうすればいい?
誰かに「仕事に向いてない」と言われたとしても、鵜呑みにする必要はありません。
しかし、実際に向いてないのではと不安を感じている人が多いのも事実です。
スタジオテイル社が行った「今の仕事が、自分の適性に合っていると思う?」というアンケート結果によると、65%の人が今の仕事は自分に合っていないと感じています。
この数字からもわかる通り、「仕事が向いてないのかも?」と疑問に思っている人は、決して少なくありません。
今の仕事が向いてないと感じている人は、自分の強みを生かせる仕事を見つけられていない可能性が高いです。
まずは、本当に今の仕事は自分に向いてないのか、自分に向いてる仕事とは何なのかを考える必要があるでしょう。
仕事の向き不向きの判断軸は3つ
経験が浅いと、どうしても目の前の仕事をこなすのに必死で余裕がなくなりがちです。
余裕がない状態が続けば、事実はどうであれ、この仕事は自分に向いてないと感じても仕方ありません。仕事を始めてすぐの段階で、向き不向きを判断することは難しいので、慎重な検討が必要です。
仕事の向き不向きを判断するための軸は、3つあります。
- 自分の価値観に合っているか
- 仕事にやりがいを感じているか
- 仕事で成果が出せているか
まずは向き不向きの判断軸を理解して、今の仕事は本当に自分に向いてないのかについて、考えてみましょう。
自分の価値観に合っているか
まずは、自分の価値観に合っているかどうかを検討しましょう。
自分が人生で大切にしていることや仕事に対して求めることが、今の職場の文化や風土、業務内容と合わない場合は、向いてない仕事である可能性が高いです。
例えば、顧客への価値提供を大切にしたいのに、自社の利益を最優先にしている会社で働いているのであれば、価値観に合っていません。
人生で大切にしていることや仕事に求めることなどの自分の価値観を、言語化して考えてみると良いでしょう。
仕事にやりがいを感じているか
あなたは、今の仕事にやりがいを感じられているでしょうか。
やりがいとは、仕事自体や給料などの仕事の対価から得られた満足感のことです。
例えば、人に感謝されることがやりがいの人が、厳しい数値目標を求められる仕事をしていると、やりがいを感じづらいかもしれません。
あなたのやりがいは何かを考えるためには、目標達成、人からの感謝、昇給などモチベーションが上がる要因を整理する必要があります。あなたの求めるやりがいが、今の仕事で得られるかを考えてみるとよいでしょう。
仕事で成果が出せているか
仕事で成果が出せているかも重要な判断材料です。
仕事を始めたばかりの頃は経験や知識不足のために、すぐには成果が出せないことが多いです。
しかし、長期間続けていても全く成果が出せない場合は、業務内容や社風が自分に合っていない可能性があります。経験のある職種に転職したとしても、社内環境や社風、仕事の進め方などさまざま要因で、成果が出せないこともあります。
なぜ今の職場では成果が出せないのかを振り返り、自分の特性と合っているかどうかを考えてみるとよいでしょう。
向いていないと言われた仕事は辞めるべき?
先輩や上司から仕事に向いていないと言われたとしても、辞めるべきとは限りません。
仮に仕事を上手く進められていないのだとしても、続けるうちに上手く進められるようになる場合もあります。
また、周りの人の意見が全てではなく、最終的に向き不向きを判断するのは自分自身です。
やりたい仕事をしている、まだ経験が浅いという場合は、無理に辞める必要はありません。
ただし、本当に向いてない仕事であれば、働き続けることでストレスを抱え、心身に不調をきたす恐れがあります。
特に、ハラスメントを受けている場合や心身への影響がすでに出ている場合は、無理をせず早めに退職を検討した方がよいでしょう。
向いてる仕事の見つけ方は4STEP!
やはり今の仕事は自分に向いてないのではないかと感じているときは、自分に向いてる仕事を探してみましょう。
向いてる仕事の見つけ方は、次の4STEPです。
- 【STEP1】過去の出来事を棚卸する
- 【STEP2】やりたくないことを明確にする
- 【STEP3】夢中になれたことを整理する
- 【STEP4】理由を深堀り、共通項を明確にする
1つずつ詳しく解説しますので、ぜひ実践してみてください。
【STEP1】過去の出来事を棚卸する
まずは、これまでの仕事や経験の棚卸から始めましょう。
自分の経験やスキル、評価された実績、仕事の中で大事にしていることなどを書き出します。仕事での出来事に絞る必要はありません。学生時代に印象的だったことや夢中になったことなども一緒に整理していきます。
書き出したものの中から共通点を探していくと、自分の強みや弱み、得意なことや苦手なこと、大事にしている価値観などが明確になってくるはずです。ここで明確になったものが、あなたの仕事の向き不向きを判断する材料になります。
【STEP2】やりたくないことを明確にする
次に、やりたいことを見つけるために、やりたくないことを整理してみましょう。
STEP1で整理したあなたの特性や価値観に合わないことがあなたのやりたくないことです。やりたくないことを明確にすれば、自分の本心を言語化しやすくなります。
職場でも家庭でも、たくさんのやらなければならないことに囲まれて、余裕がない状態であることも多いです。やりたくないことを減らしていって、自分自身を振り返り、やりたいことをじっくり考える時間を増やしましょう。
【STEP3】夢中になれたことを整理する
やりたいことを見つけるために、自分の人生を振り返り、夢中になった経験を年齢別にたくさん書き出してみると良いでしょう。
夢中になった経験をグルーピングして、その共通点の変化やすべての共通点を確認してみると、やりたいことが見えてきます。
過去に夢中になれたことや、ワクワクした経験の中に、やりたいと思えることがある可能性が高いです。それを視覚化するために、ぜひ一度、ご自身のこれまでを振り返り、書き出してください。
【STEP4】理由を深堀り、共通項を明確にする
最後に、STEP2とSTEP3で考えた内容が起きている要因を考え、共通項を明確にしていきます。
STEP3でグルーピングした小グループその1の共通項は、「成果を挙げるために努力する」と「人との協力を重視する」だと考えられます。ここから、努力を惜しまない、人との協力を好むという特性が見えてきます。
STEP2で考えたやりたくないことと併せて考えることで、あなたの価値観や本当にやりたいことがより明確になってくるでしょう。
向いてる仕事がわからないときの対処法4選
向いてる仕事がわからないときは、以下の4つの対処法があります。
- 適性検査やツールを使ってヒントをもらう
- フレームを使って考えてみる
- 身近な人から客観的な意見をもらう
- プロに相談して客観的な意見をもらう
一人で考えていても答えが出せないときは、さまざまなツールを使ったり、プロからの客観的な意見を取り入れることがおすすめです。
具体的に解説していきます。
適性検査やツールを使ってヒントをもらう
一人で考えていても向いている仕事が見つからない場合は、転職サイトが提供している自己分析ツールや適性検査で有名な16personaritiesなどの使用がおすすめです。
いくつかの質問に答えると、自分の性格や特性だけでなく、向いている仕事も分析してくれます。
これらは統計的なものなので、必ずしも全員にピッタリ合った回答が得られるとは限りませんが、少なくとも自分を知るためのヒントを得る機会になるでしょう。
フレームを使う
考えが煮詰まったときの選択肢として、フレームの使用も有効です。自己分析のパターンが枠組み化されているので、書いてある通りに進めれば、効率的に自己分析を行えます。
例えば、以下のようなフレームがあります。
- Will/Can/Mustの3つの輪:自分がしたいこと、できること、必要なことを整理
- 自分史:過去の出来事を振り返り、経験を整理
- 人生曲線:モチベーションの変化をグラフで表現し、自分の感情を整理
- マインドマップ:自分に関する情報を網羅的に書き出す手法
自己分析に利用できるフレームは、この他にもたくさんあるので、自分に合うものを探してみてください。
身近な人から客観的な意見をもらう
自分のことを客観的な視点でとらえることは難しく、煮詰まってしまうこともあります。
そんな時は、自分のことをよく知る身近な人から、客観的な意見をもらってみましょう。
例えば、家族から幼少期に自分が夢中になっていた遊びを聞いたり、職場の同僚や上司から自分の長所は何かを聞いたりしてみると、自覚していない新たな一面に気付くことがあるかもしれません。
プロに相談して客観的な意見をもらう
一人で考えていても、うまく進まずに行き詰まってしまうこともあるでしょう。そんな時はプロに相談して客観的な意見をもらうことがおすすめです。
専門知識と豊富な実績を持つキャリアのプロに相談すれば、自己分析についてのアドバイスがもらえます。
客観的なプロの視点から意見をもらうことで、自分自身についてさまざまな視点からより深く考えられるようになり、自分で考えられていなかった向いてる仕事を見つけられることができるかもしれません。
向いてる仕事を見つけたいならキャリアコーチング
向いてる仕事を見つけたいならキャリアコーチングを利用して、プロに相談することがオススメです。
キャリアコーチングとは、一人ひとりに専任コーチがつき、マンツーマンでキャリアについての悩み相談やキャリアプランニングを支援してもらえるサービスのことです。
キャリアコーチングを受けると自己分析を伴走してもらうことができるので、自分自身の強みを言語化したり、本当に向いてる仕事は何かプロからアドバイスをもらうことができます。
キャリアコーチングとは
キャリアコーチングとは、キャリアコーチが、自分自身の強みや適性を言語化し、中長期的なキャリアプランの構築をサポートするサービスのことです。
キャリアコーチングでは、自分自身の強みを見出して言語化したり、本当にやりたいことを明らかにすることができます。
自己分析に悩んでいる人はもちろんのこと、以下のような人におすすめのサービスです。
- 本当にやりたい仕事がわからない人
- 現状に不満はないけれど、このままでいいのか不安がある人
- 転職を考えているが、自分の強みが分からない人
- 何から始めたらよいかわからない人
- 長期的なキャリアプランを立てたい人
- 自己分析を通じて、自分自身の可能性をより広げたい人
人は誰でも強みを持っていますが、客観的に見たら分かることでも、自分ではそれに気づきにくいものです。
キャリアコーチングを通じて自分自身を良く知ることができれば、これまでの経験やスキルを最大限に活かした上で、新たなキャリアに一歩踏み出すきっかけに繋がるでしょう。
キャリアコーチングとは何か・選び方については以下の記事で詳しく解説しています。
「キャリアコーチングとは?失敗しない選び方4選!デメリットやエージェントとの違いも解説」
キャリアコーチングのサービス内容
キャリアコーチングではプロのコーチと1対1でトレーニングを行うことで、最適なアドバイスやサポートがもらえます。
具体的なサービス内容は以下のような内容です。
相談者の悩みに合わせたサポートを受けられることが一般的です。
プロのコーチにマンツーマンで指導してもらえるので、最適なアドバイスやサポートを受けることができます。
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