目次
自分軸とは「自分が心から納得いく選択をするための判断基準」のことです。
自分軸が明確になることで、周りの意見に左右されることなく後悔のない選択ができ、毎日幸せに働けるようになります。
自分軸を知るためには、特に下記3つの方法が効果的です。
- ● 入社・退社、転職理由を考える
- ● 好き嫌いの理由を言語化する
- ● 行動してどう感じたかを振り返る
「自分軸の意味や見つけ方がわからない」「今の仕事に大きな不満はないけど何かモヤモヤする」とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
自分一人で考えるだけでなく、プロからの客観的なアドバイスも活用することで「これだ」と納得できる自分軸や選択ができます。
「間違った自分軸や意思決定で後悔したくない」方は、キャリルートの無料相談もご活用ください。
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自分軸とは?他人軸との決定的な違い
自分軸とは、自分が幸せに生きるための判断基準のことです。
たとえば、下記のような重要な質問に答えを出して後悔のないキャリア選択をするためにも、自分軸は欠かせません。
- ● 何が大切か
- ● どう生きたいか
- ● いま何をすべきか
イメージがつきやすいよう、自分軸と他人軸の違いを表でまとめましたので、自分軸を理解するための参考にしてください。
| 自分軸 | 他人軸 | |
| 人生の判断基準 | 「自分がどうしたいか」を優先 | 「他人にどう思われるか」を優先 |
| 仕事の選び方 | ・自分が納得できるかどうか ・自分の強みが活かせるか | ・周りが評価してくれるか ・自慢できそうか |
| 人間関係 | ・合わない人とは無理に関わらない ・本当に大切な人を大事にする | ・嫌われないようにする ・全員に好かれようとする |
| ストレス | 他人の評価に左右されにくいので、ストレスは少ない | 他人の期待や評価を気にしすぎて、ストレスを感じやすい |
| 目標の内容 | ・自分が大切にしていること ・自分が心からやりたいこと | 他人に認められること |
| 幸せの基準 | 自分の価値観に沿って生きること | 周りからの評価や承認を得ること |
自分軸で生きている人は、自分が大切にすべきことを常に意識しているので、他人の意見に左右されずに後悔のない判断ができます。
結果的に、不要なストレスが少なく、充実した社会人生活を送っているケースが多いです。
他人軸で生きている人は、周囲の期待や反応に振り回されて満足感や幸福感が得られにくく、ストレスも強い傾向があります。
自分軸を見つける絶大なメリット
自分軸を見つけるメリットとして、転職すべきかどうかが分かることが挙げられます。
仕事をしたり生活したりするうえで、自分が何を大切にしたいのかという価値観が分かるため、今後取るべき行動が明確になるからです。
また、幸福度が高まったり、他人に流されず自他ともに大切にできる状態で日々働けたりすることも、自分軸を見つけるメリットといえます。
実際に、自分軸が明確になったことで毎日幸せに働くことができ、幸せに働けるからこそ成功する好循環に入る方も多いです。
それぞれ詳しく解説しますので、自分軸の言語化に取り組むための参考にしてください。
転職すべきかどうかが分かる
自分にとって何が大切かが明確になるため、現職を続けるべきか転職すべきかなど、後悔のない選択ができるようになります。
モヤモヤが解消され、自信を持った意思決定と行動ができるため、仕事も転職活動もうまく進むようになるでしょう。
自分軸を言語化した結果、現職で感じている不満の正体と今の環境では何も変えられない事実が分かり、転職して周りから「見違えるようになった」と言われる人もいます。
まずは自分が仕事で何を大切にしたいのか、何に不満を感じているのか、理由を考えてみましょう。
転職すべきかどうかの判断基準については下記の記事でも解説していますので、あわせて参考にしてください。
参考:キャリルート「【転職すべきか】判断基準5選と転職すべき人の特徴、考えるポイントを年代別に解説!」
幸福度が高まる
自分軸が明確になると、自分が心から価値を感じるものを大切にでき、そうでないものから距離を取ることが容易になります。
毎日幸せを実感しながら生活できたり仕事に取り組めたりすることで、成果や周りの反応が変化し、ますます充実感を得られるようになるでしょう。
ショーン・エイカー博士を筆頭とした幸福優位性の法則でもいわれるように、成功するから幸せなのではなく幸せだから成功します。
「自分にとって幸せとは何か」を日常の中で少しずつ考えるようにすることで、自分軸を見つけるメリットを実感できるでしょう。
他人に流されなくなる
自分は何が好きなのか、どんな日々を送りたいかが明確になるため、他人に流されて後悔する場面も激減します。
「行きたくない」と感じている飲み会に参加したり、仕事は終わったけど周りが残っているから会社に残るといった習慣を断ちやすくなるでしょう。
自分軸が明確である状態は、決してわがままではなく、自他ともに尊重した生き方ができるようになるということです。
日々を晴れ晴れした気持ちで過ごすためにも、自分の気持ちや考えを言葉にすることから始めてみましょう。
他人軸で考えてしまう4つの要因
他人軸で考えてしまう要因には、主に以下の4つが挙げられます。
- ● 周囲からの評価を気にしすぎている
- ● 過去の失敗がトラウマになっている
- ● 自己肯定感が低い
- ● 自己理解ができていない
自分軸で生きたいと考えているなら、他人軸で考えてしまう要因を理解し、対策を立てましょう。
周囲からの評価を気にしすぎている
他人軸で考えてしまう要因のひとつに、周囲からの評価を気にしすぎていることが挙げられます。
幼少期に「親や先生の言うことには従うべき」「周囲の期待に応えなければならない」という環境で育った人は、他人からの評価を気にしがちです。
学校や職場での評価に過度に依存してきたことで、自分自身の価値を他人の基準で判断する癖がついてしまっているのです。
まずは、自分が本当にやりたいことを選択することから始めましょう。
過去の失敗がトラウマになっている
過去の失敗がトラウマになって他人軸になっている人も多いです。
自分で決めたことによる失敗や他人の期待を裏切ってしまった経験が、他人軸で行動する要因になり得ます。
子ども時代に、親や教師からの強い期待に応えられなかった経験が、影響している場合も他人軸を強める要因になりやすいです。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低い人も、他人軸で考えがちです。
自己肯定感が低いと、それを補うために他人に対する承認欲求が強くなるので、他人の意見や期待に依存しがちです。
その結果、他人から拒絶されることや批判されることへの恐怖心が大きくなり、他人軸で考えてしまいやすくなります。
自己理解ができていない
しっかり自己理解ができていない人には、他人軸の人が多い傾向があります。
自分自身を理解できていなければ、自分の価値観や目標がぼやけてしまいます。
また、自分の目標が定まっていない人は、他人の期待や評価に依存しやすくなるので、さらに自分軸が持ちづらい悪循環に入りやすいです。
他人軸で考える癖を変えたいなら、1人で抱え込まず周りに相談することが欠かせません。
なぜなら、自分の思考の癖に自分で気が付くのは難しいからです。
「自分軸で生きたい」という方はお気軽に無料カウンセリングをご利用ください。キャリアのプロが一対一であなたと向き合い、客観的にアドバイスいたします。
自分軸を見つける3ステップ
自分軸を見つけるための方法は、下記のとおりです。
- ● 入社・退社、転職理由を考える
- ● 好き嫌いの理由を言語化する
- ● 行動してどう感じたかを振り返る
実際に「なぜ」を繰り返すことで、自分が大切にしている考え方や判断基準が明確になります。
また、行動して終わりではなく「どんなときに何を感じたのか」「それはなぜか」を整理することで自分軸が手に取るように理解できるでしょう。
4,000名以上の相談実績から自分軸を見つけるためのエッセンスを厳選して3つ解説しますので、ぜひ実際に取り組んでみてください。
入社・退社理由を考える
まずは自分がいつ、何をして、何を感じたのかという「簡易版の自分史」を書き出します。
特に、入社・退社、転職といった大きな意思決定の「理由」を言語化し、そこに共通する感情がないかを探りましょう。
一例を記載しますので、書き出す方法を理解するためのヒントにしてください。
| 出来事 | 理由 | 見えてくる価値観 |
| R社入社 | 自分が得意と興味が重なっていた | 強みを活かして活躍したい |
| R社退職 | 社会的意義を感じられなくなった | 強みが活かせるだけではなく、意義を感じられる仕事がしたい |
| N社からの転職検討 | 結婚をふまえて収入や働き方を考え直す必要がある | 仕事ばかりではなく、家族との時間を大切にしたい |
実際に書き出すことで「今の自分にとってその考え方は重要か」「それぞれの考え方の優先順位はどうか」などを客観的に整理ができます。
キャリアの棚卸や自己分析については、下記の記事で徹底的に解説していますので、あわせてご覧ください。
参考:キャリルート「【保存版】社会人の自己分析3ステップと7つのコツをキャリア理論とあわせて徹底解説」
好き嫌いと理由を言語化する
仕事に関係するものでなくて構いませんので、自分が好きなこと・嫌いなことと、その理由を書き出してみましょう。
特に、子どもの頃の経験や感情こそが、人格や考え方の土台になっているため、幼少期の経験を深掘りすることが重要です。
一例を記載しますので、参考にしてください。
| 例 | 好き | 理由 |
| 好き | ポケモンのゲーム | レベルをあげたりバッジをもらえることで、成長を感じられるから |
| 嫌い | 学校生活 | 自分のペースで物事に取り組めないから |
| 好き | 空手の稽古 | 帯の色(段位)がどんどんレベルアップするから |
上記の例であれば、ゲームでも空手でも「目に見える形で、自分の成長が実感できる環境」が、この人にとって譲れない自分軸であると導き出せるでしょう。
好き嫌いで終わらせるのではなく「なぜ」を考えることで、自分が大切にしたい考え方(自分軸)が手に取るように分かります。
自分軸で行動して感じたことを振り返る
行動や経験をして終わりではなく、実際にどう感じたのかを言語化することが重要です。
人は振り返りを通じて学びや自分軸への理解を深め、「これだ」と納得できる自分なりの答えが見つかるからです。
ここまでの内容を言語化したら、現職の環境と照らし合わせてみてください。
たとえば、今の会社で行動を変えれば自分軸を守れる場合は現職に残るべきであり、会社の理念や評価制度そのものが自分の軸と対立しているなら転職すべきといえます。
もし「うまくできるのか」「やり方が合っているか分からない」と感じる方は、プロと一緒に整理してみましょう。
惜しみなく自分軸を見つけるためのサポートをしますので、まずは60分の無料相談をご活用ください。
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自分軸で生きるためのたった3つのコツ
自分軸を見つけるためのコツは、下記のとおりです。
- ● 一行日記をつける
- ● 「なんでもいい」を禁句にする
- ● 心身の状態を整えてから自分軸を考える
実際に自分の気持ちや考えを言葉にしたり、些細なことでも自分で決めたりする習慣を身につけることで、自分軸で生きやすくなります。
それぞれのコツについて解説しますので、自分軸で生きるためのコツを知って笑顔で毎日を過ごしたい方はぜひ参考にしてください。
一行日記をつける
自分軸を見つけるためには、自分が日々何を感じたのか、一言でもいいので記録をつける習慣を持ちましょう。
「本を読んで充実感があった」「運動できなくて気分が落ちた」など、何があってどう感じたかを記録していると、自分の感情が動くパターンが見えてきます。
「こんな時にこういうことを感じるのか」「この単語がよく出てくるな」といった傾向こそが、あなたの自分軸を形作っている要素です。
スマホのメモ帳などで構いませんので、まずは毎日一行だけでも記録してみましょう。
なんでもいいを禁句にする
自分で決めて理由を言葉にする習慣も、自分軸で生きるために有効な手段です。
だまされたと思って、食事のメニューや休日の外出先など「自分で決める」ことを意識してみてください。
例えば、メニューを見て10秒以内に注文を決めたり、友達に「どうする?」と聞かれた時に「自分はこうしたい」と伝えてみましょう。
小さな決断を繰り返し、自分なりの理由をセットで伝えることを継続すると、徐々に自分ならではの基準が分かるようになります。
なお、毎回理由を人に伝える必要はなく、自分の心やメモ帳に残しておくだけでも構いません。
心身の状態を整えてから自分軸を考える
疲れていたり焦っていたりする時は、ネガティブな感情に支配されやすく、自分の本当の考えが見えづらくなります。
自分軸やキャリアといった重要なテーマについて考える時は、必ず落ち着ける環境で取り組んでください。
まずはお風呂にゆっくり浸かったり、体を動かしてリフレッシュしたりと、自分の体と心の状態を整えることが先決です。
心身が整った状態になって初めて、過去の出来事も未来の選択も客観的に考えられるようになります。
自分軸で失敗しないための注意点
自分軸を見つけるプロセスで多くの人が陥りがちなのは、見つけたはずの自分軸が「他人との比較に縛られたもの」であることです。
周りとの比較や承認欲求をもとにした自分軸では、納得のいくキャリア選択ができず「こんなはずではなかった」と後悔してしまうこともあるでしょう。
また、自分一人で考えすぎて主観や思い込みにとらわれてしまい、自分で自分の選択肢を狭めてしまうケースも多いです。
心から納得のいく自分軸を見つけ、毎日晴れ晴れした気持ちで過ごすためにも、今から解説する注意点を押さえておきましょう。
周りとの比較や他人の願望になっていないか確認する
「年収が高い仕事がしたい」「大手企業で働きたい」といった考えが出た際、それが「他人からの評価や比較」に基づいていないかを確認してみましょう。
具体的には、自分が出した答えに対し「なぜ」を3~5回繰り返して深掘りします。
たとえば、年収が高い仕事がしたいことについて「同世代より稼いで、すごいと思われたい」なら他人軸である可能性が高いです。
もし「家族や友人と、値段を気にせず美味しいものを楽しむ時間が大切だから」であれば自分軸といえるかもしれません。
考えの背景を考えることをなくしては、自分軸を見つけることはできませんので「なぜ」を繰り返すことを忘れないでください。
自己完結させない
自分軸は、一人だけで考えていても、心から納得のいくものにはなりません。
人と話したり、客観的な意見をもらったりする中で、初めて納得感のある判断基準が見つかります。
著名なキャリア理論家のサビカスも「キャリア(価値観)は、他者に語ることで明確に構築される」と提唱しています。
自分なりに考えた上でキャリアのプロに相談することは、実際に仕事や人生で役立つ自分軸を見つけるためにも欠かせません。
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自分軸に関するよくある質問(FAQ)
社会人の方からよく寄せられる「自分軸に関するよくある質問」に3つ回答します。
言葉の定義や、わがままとの違い、そして具体的な見つけ方について、プロの視点からわかりやすく解説しました。
自分軸についての理解をさらに深め、実践に移す前の疑問や不安を解消するための参考にしてください。
自分軸とは簡単にいえば何ですか?
自分軸とは、一言でいえば「人生の判断基準」です。
下記のような場面で「自分は何を選ぶべきか」「何に喜びや幸せを感じるのか」を示すコンパスのような役割を果たします。
- ● 仕事
- ● 交友関係
- ● 趣味
- ● 学び
自分軸は、これまでの人生で培ってきた「価値観」から構成されています。
価値観についてのより詳しい解説は、下記の記事もあわせてご覧ください。
参考:キャリルート「自分の価値観がわからないときの対処法4選!価値観を言語化する簡単3STEPもプロが解説」
自分軸とわがままとの違いは何ですか?
自分軸は「価値観」を基準にしていますが、わがままは「一時的な感情」を基準にしているという決定的な違いがあります。
また、わがままは「自分が良ければ他人はどうでもいい」という他者への依存やコントロールが含まれます。
一方で自分軸は、自分の意見をしっかり持ちながらも「相手には相手の都合や軸がある」と他者への配慮を忘れません。
自分軸で生きるとは、決して自己中心的なわがままではなく、自分も周りも尊重した自律的な生き方のことです。
自分軸はどうしたら見つかりますか?
自分軸を見つけるには、これまでの経験や感情、そしてその裏にある理由(価値観)を言語化することが最も効果的です。
また、日常的に「自分で決断する」習慣をつけることも有効でしょう。
ここまでのステップを実践した上で、キャリア支援のプロに相談することで、「これだ!」と確信できる自分軸が見つかります。
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