「自分の強みがわからない」
株式会社ジェイックが20-30代を対象に行ったアンケート調査によると、自分の強みが理解できていると答えた人はわずか32.9%でした。
それでは、自分の強みを理解する必要はあるのでしょうか。その答えはもちろん「必要」です。
なぜなら自分の強みが理解できていないと、仕事で成果を出しづらく、仕事のモチベーションを維持しづらいからです。
「キャリアアップしてバリバリ働きたい」「もっと年収を上げたい」という方は、自分の強みをしっかりと理解しておくことが大切です。
自分の強みがわからない方は、お気軽にキャリルートの無料カウンセリングをご利用ください!プロの視点からアドバイスいたします。
目次
20-30代の7割は自分の強みがわからない!
2023年に株式会社ジェイックが20-30代の求職者を対象に行ったアンケート調査によると、自分の強みが理解できていると答えた人は32.9%でした。
つまり、3人に2人が自分の強みについて疑問を抱いていることになります。
自分の強みを知るメリットは、主に以下の2つです。
- 仕事で成果を出せるようになる
- モチベーションを維持しやすい
1つひとつ解説していきます。
仕事で成果を出せるようになる
仕事で成果を出すためには、自分の強みを正確に理解し、それを最大限に活かせる環境や職種、業務内容を見極めることが重要です。
自分の強みを把握していれば、職場の人間関係やチームでの役割を考慮しつつ、適切な行動を選択できるようになります。
その結果、効率的かつ効果的に成果を上げられるでしょう。
また、自分の強みを活かせる仕事に就けると、やりがいや達成感も感じられ、成果につながりやすいです。
そのため、自分の強みを活かす仕事を選ぶことは、成果を出すための第一歩と言えます。
モチベーションを維持しやすい
自分の強みを把握しておけば、モチベーションを維持しやすくなります。
自分の強みがわかり、自分に合った職場環境で自分に合った業務内容に就ければ、やりがいや達成感を感じられることが増えていくからです。
その結果、自然とモチベーションを高く維持でき、困難な状況に直面しても前向きに取り組むことができるでしょう。
自分の強みがわからない…そもそも強みとは?
自分の強みって何?そもそも強みって?と疑問に思っている人も多いでしょう。
「強み」とは、得意であり仕事で結果を出せる要素のことです。
似た言葉に「長所」があります。どちらにも本人が持つ優れたスキルという共通点がありますが、長所はその人自身の性質を指すという点で異なります。
社会人の強みは3種類
社会人の強みは、大きく以下の3種類に分けられます。
- ポータブルスキル
- テクニカルスキル
- セルフマネジメントスキル
それぞれ詳しく説明します。
ポータブルスキル
ポータブルスキルは、業界や分野を問わずさまざまな状況で活用できる汎用的なスキルです。
例えば、チーム内での円滑なコミュニケーションや顧客対応などの対応力、問題を分解して整理し、効果的な解決策を導く論理的思考力などが挙げられます。
未経験職種への転職にも役立つスキルです。
テクニカルスキル
テクニカルスキルは、特定の職務や分野で必要な専門的な知識や技術です。
例えば、PythonやJavaのコードを書くプログラミング力、顧客ニーズを分析し効果的に提案する営業力、簿記などの経理スキルなどが挙げられます。
これらのスキルは習得に時間を要することが多く、専門性の高さが強みです。
セルフマネジメントスキル
セルフマネジメントスキルは、自分自身の行動や感情を適切にコントロールし、効率的かつ安定的に成果を出すためのスキルです。
例えば、タスクの優先順位をつけて効率的に取り組むタイムマネジメント力や、ストレスを軽減するためのメンタルケアなどが挙げられます。
これらのスキルがあれば、長期的な成功につながります。
社会人が自分の強みを見つける方法5選
社会人が自分の強みを見つける方法を5つご紹介します。
- 過去の成功体験を振り返る
- 自分の弱みを起点に考えてみる
- 得意な役割や自然に発揮できる行動を振り返る
- 周囲の人に聞いてみる
- キャリアコーチングを利用する
それぞれ解説していきます。
過去の成功体験を振り返る
まずは、過去の成功体験を振り返ります。
これまでで一番成果を出した経験、うまくいったことを振り返ってみましょう。学生時代の経験や社会人になってからの経験など、できるだけたくさん書き出してみてください。
さらに、その時の状況や役割・行動などを整理し、その結果としてどのような成果を出せたのか振り返っていきます。
成功した理由を振り返り、共通点を探し出すことで、あなたの強みを見つけることができるでしょう。
自分の弱みを起点に考えてみる
自分の強みが思い浮かばず、つい自分の弱みにばかり目が向いてしまう人も多いでしょう。
そんな人は、弱みを起点に考えてみましょう。
弱みなら考え付くという人は、まずは弱みをすべて洗い出してみてください。強みは弱みと表裏一体なので、その弱みを言い換えると強みになり得ます。
優柔不断な人は、物事を慎重に判断できる人です。神経質な人は、細部にまで注意を払える人かもしれません。おせっかいだと言われたことがある人は、相手を気遣い、サポートできる人でしょう。自己主張が苦手であれば、周囲の意見を尊重して、調和を大切にできる人です。
弱みを肯定的に捉え直せれば、新たな強みに気づけます。
得意な役割や自然に発揮できる行動を振り返る
自分の強みを見つけるために、得意な役割や自分の能力を自然に発揮できることを振り返ってみるのもおすすめです。
自分が自然に引き受けている役割や他人によく褒められる行動には、自分自身が無意識のうちに発揮しているスキルが隠れていることが多いです。
例えば、職場でいつも調整役を任されるなら、コミュニケーション力や調整力が強みかもしれません。
周囲の人から「話を聞いてくれて安心する」と言われるなら、共感力や傾聴力が自然に発揮されている可能性があります。
このように、日常の中で無意識にこなしている役割や行動を改めて意識すると、隠れた強みに気づくきっかけになります。
周囲の人に聞いてみる
ひとりで強みを見つけようと考え続けても、自分で自分を客観視することには限界があります。
煮詰まってしまった時には、周囲の人にも協力してもらうとよいでしょう。
自分のことをよく知る上司や同僚に、自分の強みは何かを聞いてみると、自分では把握していなかった新たな強みに気付けるかもしれません。
さらに、友人や家族などにも尋ねてみると、職場とは違ったあなたの強みが見えてくるでしょう。
周囲の人からの客観的な視点は、自分では気付きにくい強みを明確にしてくれます。
キャリアコーチに相談してみる
自分ひとりで自分自身を深堀りすることは難しく、限界があります。周囲の人の意見を聞いても納得がいかない場合は、キャリアコーチに相談してみるのもおすすめです。
キャリアのプロの視点からアドバイスをもらうことで、自分ひとりでは気が付けなかった自分の価値観や、特徴に気付ける可能性が高まります。
特に、転職やキャリアアップを考えている場合、今後の方向性や目標を明確にするサポートもしてくれます。
まずは気軽に無料相談から始めてみるとよいでしょう。
専門家のアドバイスを受けることで、自分の可能性が広がり、新たな一歩を踏み出すきっかけになります。
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