新卒1年目。
仕事のモチベーションが「楽して稼ぎたい」から「誰かのために」に変化。
新卒時は、働くことへのモチベーションが高いとは言えなかった嶋村。仕事への意欲が増し、やりがいの源にも気づいた出来事と、その経験をふまえたコンサルタントとしての思いとは。
チェンジのきっかけ
「つらい」「辞めたい」。その思いを先輩に吐露したことで、変化の糸口をつかませてもらった。
腐りきった新卒時代
新卒時は「楽に、楽しくお金を稼ぎたい」という志向で就活を進め、生まれ育った北海道内の複数の企業の内定。その中で親戚から「合っていそう」と薦められたリクルートライフスタイルに入社した嶋村。
配属されたのは『ホットペッパーグルメ』の広告企画営業。「楽に稼ぎたい」という目論見は、ハードな業務の前に崩れ落ちた。
「新規開拓と開拓した顧客の深耕が与えられたミッションでしたが、新規開拓で断られるのがつらくてつらくて。その上、売上も立てられず、文字通り腐りきっていました」
辞める決意から結果を出したい思いへの変化
入社後半年間は「『辞めてやる』と一人でうつうつとしていた」という嶋村。しかし、忙しすぎて転職活動が進まないまま10月に入り、意を決して「辞めます」とメンターの先輩に申し出た。それが、嶋村の変化のきっかけとなった。
「何が嫌なのか尋ねられて『訪問先から断られるのがつらいです』と答えたところ、『じゃあ、新規開拓はいったんやめよう。1日1件だけ電話をかける先を決めて、その企業や店舗について調べて提案の電話をかけたら、あとは企画や先輩のサポートをして』と言われたんです。同時に、営業手法をはじめ、仕事への取り組み方や考え方をアドバイスしてくださったり、オフの時間の息抜き法を一緒に考えてくださったりと、公私ともにサポートしてくださって、これだけサポートしていただいておいて何も結果を出さないまま辞めるのはダメだなと思うようになってきました」