20代女性に伝えたい、ライフイベントを超えてキャリアを考える視点

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東海林 浩樹
前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。 様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

コラム

人生100年時代

平均寿命が100歳前後まで伸び、働く期間も長くなる「人生100年時代」がすぐそこまで迫っています。このような時代に女性がキャリアを考えるにあたっては、結婚や出産といったライフイベントを区切りとするのではなく、より長いスパンで考えることが重要です。その際の視点をご紹介します。

着眼点は、福利厚生の充実度合いや会社の安定性だけではない

人生100年時代を迎えようとしている今、女性の活躍の場も広がっており、結婚や出産といったライフイベントを経た先も長く働き続けることが当たり前になってきています。

そのような時代において女性がキャリアを考える上では、「結婚するまで」「出産するまで」といったスパンでキャリアをとらえるのではなく、結婚・出産後も見据えたより長いスパンで考えてほしいと思います。

例えば、結婚・出産後を見据えて、福利厚生制度の充実度合いや企業そのものの安定性を重視して企業選びをする方も多いと思いますが、個人的には、自分を守る選択になり得ていないのではと感じています。というのは、これだけ変化の激しい時代においては、もはや「この会社に入れば安泰」なんて企業はなくなっているからです。

また、コロナ禍以降、私が受けている転職相談において「金銭面や制度面での安定を重視して企業を選んでこれまで働いてきたけれど、『これって、本当にやりたいことだろうか?』と悩み始めた」という相談が顕著に増えています。この点においても、制度面の充実や安定性ばかりを重視することの弊害を感じます。

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キャリアエックス編集部

過去2回の転職を行い、大企業・ベンチャー企業を経験。ベンチャー企業では、人材紹介事業の立ち上げを行い、WEBマーケティング兼人事として採用面接を実施。これまで執筆した転職関連記事は100本以上。
転職希望者・採用担当者それぞれの経験をもとに、「ためになる」リアルな情報を発信したいと考えています。

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