Change Make Agent

そうして2年半ほど求職者支援、企業支援の経験を積んだ矢幡。
年齢では若手だが、在籍年数は最も長いという状況が続き、社長からも学べるべきものは学び切ったと感じていたことから、「より経験豊富なキャリアコンサルタントが多くいる企業でスキルアップしたい」と転職を決意。2019年5月からキャリア・エックスに参画し、前職までの経験を生かして、求職者にとことん、粘り強く向き合っている。

「複数内定が出て迷っていらっしゃる方に対して、その方の希望が叶う企業はどれなのか、ご本人が結論を出されるまで、ときには求職者の方の希望を企業に伝えて交渉するなど、できる限りのことをして一緒に考えていきます。そうやって、一人ひとりに寄り添う時間を最大化できるのが、当社のような中小規模の転職エージェントの価値だし、おせっかいで、一人ひとりに丁寧に向き合っていきたいと考える自分の力を発揮できるところでもあると自負しています」

また、自身のキャリアについても、さらなるスキルアップを目指して課題の克服に取り組んでいる。

考えるだけでなく行動することが大事

「目下の課題は、まだ十分な知識を持てていない業界や職種について、求職者の方が満足してくださるだけの情報提供や対話ができるようになること。人材業界や営業職などは得意領域ですが、IT業界やマーケティング職、企画職などについてはこれまで以上に知識をつける必要を感じています。転職時に望んだとおり、当社には、代表の東海林を始め、知識が豊富で、成果を上げているコンサルタントがたくさんいるので、彼らに教わったり、自分で情報収集したりして、より質の高い支援ができるよう、レベルアップしていきたいと思います」

自らも3回転職してきた矢幡。
転職活動を進めるにあたっては、「考えるだけでなく行動することが大事」という。

「転職サイトに登録するのでも、転職エージェントのコンサルタントと話してみるのでもいいので、まずは一歩行動しましょう。そして、『何を実現するために転職活動をするのか』『何を叶えたくて転職活動をするのか』ということを明確にしていくことが、2歩目、3歩目につながると思います。それがなければ、情報収集しているという満足感だけで終わってしまいます。本当に状況を変えたい、変わりたいと思う人はぜひ、自分がどうありたいのか、これからどうしたいのかを考えながら行動してください」