自分の価値観がわからないときの対処法4選!価値観を言語化する簡単3STEPもプロが解説

自分の価値観がわからない

私たちの行動や選択の基準になるのは、いつも“価値観”です。
けれど、自分の価値観を理解するのは意外と難しく、「大切なものが何かわからない」「選択の基準が曖昧」と感じる人も少なくありません。

価値観がはっきりしていないと、次のようなことが起こりがちです。
✔ 現状に違和感を覚えながら、なんとなく日々を過ごしてしまう
✔ 選択肢を絞れずに、迷いが長引く
✔ 自分に合う道が見えず、焦りや不安だけが募る

抜け出すには、これまでの経験や感情を振り返りながら、自分にとって何が大切かを言語化することが大切です。ただし一人で考えすぎると、思い込みに縛られてしまうこともあります。

「価値観がわからない」「自己分析が進まない」という方は、キャリルートの無料カウンセリングをご利用ください。プロの視点を取り入れることで、自分の価値観を整理し、納得できる選択基準を見つけることができます。

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自分の価値観とは?

価値観とは自分が大切にしていることであり、何かを決定したり判断したりするときの指標となる物事の見方や考え方のことを指します。

例えば、正直さ、努力、家庭、友情などが、具体例として挙げられます。

自分の価値観を理解する必要はある?

自分の価値観を理解することは、非常に重要です。

自分の価値観を理解しないままだと、自分が本当に求めているものに気付かずに、周囲の意見に振り回され、他人の目を気にしがちです。

また、自分に合った仕事を見つけられなくなるため、成果を出しづらくなってしまいます。

自分の価値観がわからないリスク

自分の価値観がわからないリスクは3つあります。

  • 自分にとってベストな決断か判断できない
  • 自分に合っている仕事がわからない
  • モチベーションが持続しない
  • 人間関係でストレスを抱えやすい

それぞれ解説していきます。

自分にとってベストな決断か判断できない

自分の価値観がわからないと、物事を決断する上で迷いが生じやすいです。

周囲の目を気にしたり、周りの意見に振り回されたりしやすくなってしまうため、その決断が本当に自分にとってのベストな選択だったかわからない状態になってしまいます。

そのため、自信を持った決断や納得感のある選択ができるようになるためにも自分の価値観を理解することは必要なのです。

キャリアの方向性が定まらない

価値観が曖昧だと「どんな仕事を選ぶべきか」が分からず、転職や昇進など大事な判断の場面で迷いやすくなります。

その結果、目の前の選択に流され、長期的に満足できないキャリアを歩むリスクが高まります。

モチベーションが持続しない

自分の価値観に合った目標でないと、どれだけ頑張っても「やらされ感」が強まり、努力が長続きしません。

やりがいを感じられずに燃え尽きてしまう人も少なくありません。

人間関係でストレスを抱えやすい

価値観が整理されていないと、他人の意見や期待に流されがちになります。

結果として「本当は嫌なのに断れない」「周囲に合わせすぎて疲れる」といった人間関係のストレスを抱える原因になります。

自分の価値観がわからないときの対処法4選

自分の価値観がわからないときの対処法は以下の通りです。

  • 過去の選択や経験を振り返る
  • 小さな日常の選択に注目する
  • 一人で考えすぎない
  • キャリアコーチングを利用する

それぞれ解説していきます。

過去の選択や経験を振り返る

「これまでの人生で一番充実していた瞬間はいつか」「逆に強い不満を覚えたのはどんな時か」と振り返ると、自分の価値観のヒントが見えてきます。

例えば「成果を評価された時にやりがいを感じた」なら承認欲求や成長が価値観の軸にあると言えます。過去を振り返る作業は、無意識に持っていた価値観を意識化する大切なステップです。

小さな日常の選択に注目する

日常で「自然と優先していること」にも価値観は表れます。

休日に必ず人と会う人は「つながり」を大切にしており、静かな時間を選ぶ人は「心の安定」を重視しているかもしれません。

何気ない選択を分析することで、普段は気づかない価値観が浮かび上がります。

一人で考えすぎない

自分の価値観を考えるときは、一人で考えすぎてはいけません。

一人で考えすぎてしまうと客観的な視点を持ちにくく、思い込みが強まることもあるからです。

第三者の視点から意見をもらうことで、自分の価値観が見えてきやすくなります。

あなたのことを良く知る家族や同僚など周囲の人に相談し、異なる視点からの意見も取り入れることで、自分ひとりでは気付けなかった新たな価値観に気付けるかもしれません。

キャリアコーチングを利用する

自分ひとりで価値観を深堀りすることは、難しいです。

価値観について悩んだ時は、キャリアコーチングを利用して、自分自身の特徴をプロの視点からアドバイスしてもらうと良いでしょう。

専門的な視点からのサポートを受けることで、自己理解が深まり、より明確な価値観を見つける手助けになります。

自分の価値観を理解するための3STEP

自分の価値観を理解するためには、次の3STEPを踏むとよいでしょう。

  • 【STEP1】これまでの経験を棚卸しする。
  • 【STEP2】理由を深掘りする。
  • 【STEP3】どのような価値観に基づいているか言語化する

詳しく解説していきます。

【STEP1】これまでの経験を振り返る

まずは、これまでの経験を振り返ることから始めましょう。

以下の観点で考えてみると、自分の価値観を明確にしやすいです。

  • これまでで一番努力した経験は?
  • これまでで一番努力できなかった経験は?
  • これまでで一番嬉しかった・幸せと感じた経験は?
  • これまでで一番許せなかった・悲しかった経験は?

具体的には以下のようなイメージです。

項目経験
これまでで一番努力した経験入社2年目に、大型プロジェクトのサブリーダーを任され、未経験の業務やタスク管理に追われながらも、長時間の残業や休日対応を乗り越えてプロジェクトを成功に導いた。
これまでで一番努力できなかった経験営業職で新規顧客開拓のノルマに追われていたとき、断られることが続き、モチベーションが低下して努力を継続できなかった。
これまでで一番嬉しかった・幸せと感じた経験チームで大きなプロジェクトを成功させ、リーダーとして表彰されたこと。
これまでで一番許せなかった・悲しかった経験チームのメンバーが自分の提案を批判し、協力を得られずにプロジェクトが失敗したこと。

【STEP2】理由を深掘りする

STEP1で棚卸しをした経験に対して、なぜそう感じたのかを深掘りしてみましょう。

1つの経験に複数の理由が存在しても構いません。それぞれの理由を深く掘り下げることで、より具体的な価値観が見えてきます。

先ほどの例にのっとって考えてみましょう。

項目経験理由
これまでで一番努力した経験入社2年目に、大型プロジェクトのサブリーダーを任され、未経験の業務やタスク管理に追われながらも、長時間の残業や休日対応を乗り越えてプロジェクトを成功に導いた。プレッシャーの中で新しい知識やスキルを習得し、課題を一つひとつ解決していくことで自分の成長を実感できたから。また、責任感から最後までやり遂げようと努力を続けたため。
これまでで一番努力できなかった経験営業職で新規顧客開拓のノルマに追われていたとき、断られることが続き、モチベーションが低下して努力を継続できなかった。成果が出ない焦りと、自分には営業の適性がないのではという不安から、行動を起こす気力が失われた。
これまでで一番嬉しかった・幸せと感じた経験チームで大きなプロジェクトを成功させ、リーダーとして表彰されたこと。自分の提案やサポートがチーム全体の成果につながり、仲間と達成感を共有できたから。
これまでで一番許せなかった・悲しかった経験チームのメンバーが自分の提案を批判し、協力を得られずにプロジェクトが失敗したこと。自分なりに真剣に取り組んだ提案を否定されたことで、自分の努力や存在価値を否定されたように感じたから。

【STEP3】どのような価値観に基づいているか言語化する

最後に、STEP2で考えた理由から、自分の価値観を言語化してみましょう。

具体的な経験や感情に基づいて考えることで、自分がどのような価値観を持っているのかを明確にしやすくなります。

項目経験理由価値観
これまでで一番努力した経験入社2年目に、大型プロジェクトのサブリーダーを任され、未経験の業務やタスク管理に追われながらも、長時間の残業や休日対応を乗り越えてプロジェクトを成功に導いた。プレッシャーの中で新しい知識やスキルを習得し、課題を一つひとつ解決していくことで自分の成長を実感できたから。また、責任感から最後までやり遂げようと努力を続けたため。・責任を果たしたい
・成果を出して認められたい
・自分を成長させたい
これまでで一番努力できなかった経験営業職で新規顧客開拓のノルマに追われていたとき、断られることが続き、モチベーションが低下して努力を継続できなかった。成果が出ない焦りと、自分には営業の適性がないのではという不安から、行動を起こす気力が失われた。・成果を重視する
・自分ができることを発揮したい
これまでで一番嬉しかった・幸せと感じた経験チームで大きなプロジェクトを成功させ、リーダーとして表彰されたこと。自分の提案やサポートがチーム全体の成果につながり、仲間と達成感を共有できたから。・チームワークを大切にしたい
・成果を周囲と喜び合いたい
これまでで一番許せなかった・悲しかった経験チームのメンバーが自分の提案を批判し、協力を得られずにプロジェクトが失敗したこと。自分なりに真剣に取り組んだ提案を否定されたことで、自分の努力や存在価値を否定されたように感じたから。・正当に評価されたい
・他者と信頼関係を築きたい

このように、過去の経験を広く振り返ると、自分が重視している価値観の傾向が理解しやすくなります。

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東海林 浩樹

前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。
様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。