広告代理店の売上高・年収ランキング|広告代理店の年収が高い理由や年代別平均年収も紹介

 

こんにちは、「キャリア・エックス」編集部です。

広告代理店の仕事に興味はあるけれど、どんな企業があり、年収はどれぐらいなのか気になっている方もいることでしょう。 この記事では、広告代理店の売上高ランキング、および年収ランキングをご紹介。 業界全体の平均年収や年収アップのためのキャリアパスなども解説します。 転職成功事例も紹介しているので、広告代理店に興味を持っている方は是非ご覧ください。
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2026年版・広告代理店の売上ランキング

広告代理店の最新売上ランキングをご紹介します。

社名売上高決算期
1株式会社電通グループ1兆4,109万円2024年12月期
2株式会社博報堂DYホールディングス9,533億円2025年3月期
3株式会社サイバーエージェント8,740億円2025年9月期
4株式会社ADKホールディングス約3,500億円(推定)
5株式会社ジェイアール東日本企画1,149億円2025年3月期
6株式会社東急エージェンシー910億円2025年3月期
7株式会社ベクトル592億円2025年2月期
8株式会社読売IS561億円2025年3月期
9株式会社日本経済広告社572億円2025年3月期
10株式会社大広342億円2025年3月期

※株式会社ADKホールディングスは売上高を公表していないため推定値。なお、上場廃止前の直近の有価証券報告書(2017年12月期連結)の売上高は3,528億円。

2026年版・広告代理店の年収ランキング

主要広告代理店の年収を、高い順にランキングでご紹介します。なお、直近の有価証券報告書で「平均年間給与」を公表している企業をランキング化しています。

社名平均年収対象となる期
1株式会社電通グループ1,507万円2024年12月期
2株式会社CARTA HOLDINGS1,300万円2024年12月期
3株式会社博報堂DYホールディングス1,091万円2025年3月期
4株式会社サイバーエージェント913万円2025年9月期
5株式会社テー・オー・ダブリュー707万円2025年6月期
6株式会社アイモバイル700万円2025年7月期
7株式会社アイリッジ691万円2025年3月期
8株式会社ベクトル680万円2025年2月期
9株式会社博展676万円2024年12月期
10株式会社フロンティアインターナショナル661万円2025年4月期

広告代理店の年代別平均年収は?

国税庁が発表した「令和6年分民間給与実態統計調査結果」によると、広告代理店が含まれる「学術研究、専門・技術サービス業」の年齢別の平均年収は次の通りです。


年収額は企業や職種によっても異なりますが、 全業種の平均年収と比べると、各年代とも総じて高く、広告代理店の年収水準が高いことが伺えます。

年齢平均給与(広告代理店含む業種)(参考)全業種平均
20~24歳308.6万円277.1万円
25~29歳420.1万円406.9万円
30~34歳486.1万円448.7万円
35~39歳530.1万円482.1万円
40~44歳593.9万円516.1万円
45~49歳634.5万円540.0万円
50~54歳632.5万円559.4万円
55~59歳623.2万円571.6万円

20代の平均年収と昇給の実態

上記の表のように、広告代理店が含まれる「学術研究、専門・技術サービス業」の年齢別の平均年収は、全業種平均よりも高水準となっています。


まだアシスタント業務がメインである20代前半でも、平均年収300万円台と全業種平均の年収よりも30万円以上高い水準となっています。20代後半には年収が400万円台に達しており、若手でも高年収を目指しやすい業種と言えるでしょう。


中でも営業職では、基本給+成果給など、頑張った分だけ給与額で報いる体制を整えている企業が多いのが特徴です。努力や頑張り次第で、給与アップが目指しやすいでしょう。


また、広告代理店の特徴として残業が多い傾向にあるため、残業代により実態収入が高くなるケースもあるようです。

広告代理店の年収が高い理由

「広告代理店の年収は高い」と言われているうえ、華やかな業界イメージもあり、憧れを持っている人もいることと思います。


ただ、年収水準は高いことは事実ですが、業界上位数社の大手広告代理店が年収水準を引き上げているのが現実です。


例えば、業界最大手である電通の2025年4月入社の初任給は、手当を含め初任給は35万6100万円で、年収は単純計算で427万3200円になります。この時点ですでに、上記の20代前半の平均年収を大幅に上回っていますが、これに賞与や残業代が加算されることになるため、さらに年収水準は上がります。


しかし、これはあくまで業界最大手の電通の場合であり、企業規模によっては年代別の平均年収と同等であるケースも少なくありません。「広告代理店はどの企業でも年収が高い」とは捉えないほうがいいでしょう。


ただ、営業職など成果給が付与される職種の場合は、頑張り次第で給与アップが目指せる可能性があります。

広告代理店の種類と特徴とは?

広告代理店には、主に次の3つの業務形態があります。それぞれに特徴があり仕事内容も異なるため、未経験から広告代理店への転職を目指す場合は違いを確認しておくといいでしょう。

総合広告代理店

テレビや新聞などのマス広告や、WEB広告、交通広告などを幅広く取り扱う広告代理店です。


企画から制作、出稿、分析までを一貫して担当し、顧客のニーズに合わせてさまざまなメディアを組み合わせて課題解決に導きます。企業規模は総じて大きく、電通や博報堂、ADKなどが代表例です。

専門広告代理店

インターネット広告や交通広告など、特定のメディアのみを取り扱う広告代理店です。担当するメディアに特化しており、そのメディアに関する専門知識やノウハウが多いため、特定のメディアに強い人材になれます。


企業規模は専門によってまちまちですが、インターネット広告代理店は、サイバーエージェントなど規模が大きい企業も多いのが特徴です。

ハウスエージェンシー

特定の企業およびグループ企業の広告のみを扱う、広告主専属の広告代理店です。自動車メーカーや鉄道会社、メーカーなど大手企業の広告部門がハウスエージェンシーとして独立するケースが多いようです。

広告代理店で高年収を得るためのキャリアパスとは?

広告代理店で高年収を得るためには、若手時代から基礎知識とスキルを習得し、専門性を確立していくことが大切です。


それぞれの職種で専門知識を身につけ、スキルを磨くのはもちろん、同時にクライアントや各種メディア、そして社内のクリエイティブやマーケティング、エンジニアなど関連部門とのやり取りなど、広告に係るさまざまな立場の人と信頼関係を構築することも重要です。


それにより、規模の大きい案件を獲得したり、広告の効果最大化を実現できたりすれば、社内で高く評価され、昇給やインセンティブ獲得が期待できるでしょう。


それぞれの分野で経験値を高め、スキルを磨くことで、より企業規模が大きく給与水準の高い同業他社へと転職する道も考えられます。

営業職スペシャリスト職
1~3年目(メンバークラス)・広告やメディアに関する基礎知識の習得・基礎的な営業スキルの習得・顧客やメディア、社内関連部署など関係者との信頼関係構築・広告やメディアに関する基礎知識の習得・クリエイティブ、マーケティングなど各専門知識の習得・専門ツールの習得
4~7年目(リーダークラス)・顧客の広告戦略の企画立案・プロジェクトチームの取りまとめ、進行管理、メンバー育成・クライアント管理・専門分野の確立・技術の習得、独自の強み形成・社内連携の強化、プロジェクト管理
8年目以降(マネージャークラス)・部門全体の数字管理、メンバー管理・複数のクライアントの統括・プロジェクトマネジメント・クライアントコミュニケーション・高い課題解決力の習得・クリエイティブ、マーケティングに関する高い専門知識・プロジェクトマネジメント

広告代理店への年収アップ転職成功事例

キャリア・エックス経由で、未経験から広告代理店への転職に成功した事例をご紹介します。

事例1:成果が給与に反映される環境を目指し、IT企業の営業から転職

新卒で大手IT関連会社に就職し、営業として活躍していたAさん(20代後半)。仕事にやりがいは感じていたものの、働き方改革でハードワークがしにくい環境にあり、「若いうちにもっとバリバリ働ける環境に移りたい」と思うように。


成果が給与に反映されない給与体系で、頑張っても年収が上がりづらいことにも不満を感じるようになり、転職を決意しました。


キャリア・エックスのキャリアアドバイザーからさまざまな可能性を提示される中、大手総合広告代理店B社の営業職に注目。クリエイティブやマーケティングなどを束ねながら、広告展開を通じてクライアントの課題解決を行うという役割に魅力を感じ、応募に踏み切りました。


B社も、Aさんの高い営業スキルと実績などを評価し、年収アップで採用が決定。現在は、企画から広告展開までの一連の流れをすべて任され、クライアントの課題解決のために尽力しています。

事例2:マーケティングに関われる仕事を志望し、飲料会社の営業から転職

大手飲料メーカーに就職し、法人営業などを担当していたCさん(20代後半)。営業の仕事を通して、「マーケティングのような、消費者にダイレクトにアプローチできる仕事をしてみたい」との思いが強まったものの、自社で異動を目指すのは難しく、転職で希望を叶えるべくキャリア・エックスに相談しました。


視野を広げてさまざまな業界を見る中、Cさんが注目したのは広告代理店。


営業経験を活かしながらも、マーケティングにも関わることができることから、ターゲットを広告代理店に絞ってアプローチし、大手総合広告代理店D社から内定を獲得。豊富な法人営業経験が評価され、転職に伴い待遇面もアップしました。


現在は、D社のメディア事業部で営業として活躍しており、クライアントへの価値提供のために日々奔走しています。Cさんの詳しい転職成功事例はこちらをご覧ください。


広告代理店で活かせるスキル

広告代理店で活かせるスキル、転職時に求められるスキルについて紹介します。これらのスキルを備えている人は業界未経験であっても成果が出しやすく、高年収を目指せる可能性があるでしょう。

情報収集力が高い

広告代理店の仕事は、世の中の動きやトレンドに敏感である必要があります。クリエイティブ職やマーケティング職はもちろん、営業職も課題解決につながる広告戦略を立案するためには、最新のトレンドをつかんでおくことが大切です。


好奇心旺盛であり、常にアンテナを張って情報収集に注力している人は、広告代理店でも成果を出しやすいでしょう。

伝える力・聞く力がある

広告代理店においては、クライアントや各種媒体、社内の関係部署など、社内外のさまざまな関係者とかかわることになるため、「相手の話を正しく聞く」「相手が納得できるよう自身の提案を伝える」という基本的なコミュニケーション能力が非常に重要です。


特に営業職は、クライアントの要望をじっくり聞き出すことはもちろん、的確な質問を重ねて潜在的なニーズや課題も掘り起こしていくことが求められます。


相手とコミュニケーションを取りながら、信頼関係を構築し、相手の納得と同意を得ながら提案内容などに反映してきた経験のある人は、広告代理店で活躍できる素地があるでしょう。

行動力がある

広告代理店の仕事は、トレンドに合わせてメディアを選定したり、広告の打ち出しを考えたりする必要があるため、スピード感が求められます。


指示待ちではなく、顧客のニーズに応えるために自発的に行動できる力も重要です。自ら積極的に行動し、顧客満足を実現してきた人は、広告代理店でも高く評価されやすいでしょう。

データ分析力がある

広告代理店の仕事は、数字を扱う機会が多いのが特徴です。例えば、データ分析や予算管理、広告効果の測定など、日常的に数字を扱うことになります。


さまざまなデータを読み解き、分析した上で、日々の業務に活かしてきた経験のある人は、未経験でも評価されやすいでしょう。

課題解決力がある

広告代理店の主な役割は、広告を通じてクライアントの課題を解決することにあります。


クライアントとコミュニケーションを取りながら、真の課題を特定し、課題解決につながる広告戦略を企画提案し、制作することが求められます。


仕事を通じて課題の特定〜解決を実行してきた経験がある場合は、具体的なエピソードを成果を交えて説明すると、即戦力として評価される可能性があります。

広告代理店の年収に関するQ&A

広告代理店の年収に関して抱きがちな疑問、質問にQ&A方式でお答えします。

Q:より年収が高い広告代理店に転職するためには?

広告代理店では、大手になるほど給与水準が高くなる傾向にあります。そのため、年収アップ転職を目指したい場合は、より企業規模の大きい大手広告代理店を目指すといいでしょう。


大手であっても企業によって給与水準や給与体系にバラツキがあるため、応募前に各社の具体的な給与額を確認することが重要です。


また、残業代の有無や成果給、インセンティブなどの有無も確認しておくといいでしょう。

Q:年収が低い広告代理店を見極めるには?

企業の特徴や専門性の高さにもよりますが、一般的に企業規模が小さい広告代理店は、給与水準が低い傾向にあります。


また、近年は減ってはいるものの、残業が多くブラックな勤務環境である企業も、高年収を目指す場合は避けたほうがいいでしょう。すべての残業代が支給されるとは考えづらく、勤務時間に見合わない給与水準になる恐れがあります。


少しでも不安に感じた場合は、転職エージェントに相談するといいでしょう。

Q:年収目的だけで広告代理店に転職するのはやめとけと言われる理由は?

広告代理店は給与水準は高い傾向にありますが、関わる関係者が多いうえに複数の案件を同時に動かすことになるため、どうしてもハードワークになりがちです。


広告効果が目に見える分、それだけ責任も重く、プレッシャーに弱い人はストレスを感じる場面が多いでしょう。


年収目的に加え、「クライアントの課題解決に貢献したい」「クリエイティブを通して社会にいい影響を与えたい」などの思いを持っているならば、ハードワークやプレッシャーも乗り越えイキイキと働けるでしょう。

Q:広告代理店で残業代は出る?

広告代理店では、残業が多くなりがちである一方で、一定時間の残業をあらかじめ給与に含める「固定残業代制」が導入されているケースが多いようです。


また、クリエイティブ職など一部の職種では、労働時間をみなし労働時間とする「裁量労働制」を取り入れるケースもあります。


もちろん、既定の残業代を支払う企業もあるほか、同じ企業でも職種によって異なる場合もあります。応募時に残業代の有無や残業時間の目安などを確認しておくといいでしょう。

まとめ

Web広告などデジタル分野の広告ニーズ拡大を受け、広告代理店に寄せられる広告出稿ニーズも拡大しています。


そのため、営業職を中心に、業界未経験者も積極採用する広告代理店が増えているため、転職希望者にはチャンスが広がっています。


広告代理店に転職し、かつ年収アップを実現したいという人は、転職エージェントの活用を検討するといいでしょう。


キャリア・エックスでは、広告代理店の求人も数多く保有しており、具体的な働き方や残業時間、給与水準、昇給条件なども把握していることから、希望に合った求人案件のご紹介が可能です。


また、応募企業に合った応募書類の作成や面接アドバイスなどを行っているほか、求職者に代わって年収交渉も行っています。


希望に合った広告代理店に転職したいという方は、ぜひキャリア・エックスにご相談ください。

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東海林 浩樹

この記事の監修者

東海林 浩樹 コンサルタント

前職リクルート時代、採用チーム責任者として約3000人の面接を経験。 様々な人生と向き合わせて頂く中で、「その一個人の人生において、よりよい機会を提供していけるか」が全ての一歩だと確信しました。転職するしないに関わらず、「ご自身が気づいていない強み」「生きるエネルギーの源泉」を発掘することを私の使命と捉え、皆様にとって、気軽にご相談できるパートナーでありたいと考えております。

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