「自分がどうしたいかわからない」
自己理解が足りていなかったり、周囲の目や期待を気にする癖があると、自分がどうしたいのか見失ってしまうことが多くあります。
自分がどうしたいのかを見つける方法は、以下の4STEPです。
・価値観や強みを言語化する
・過去の経験を振り返る
・選択肢を知る
・自分の理想を言語化する
自分の本音と向き合うコツは、一人で考えようとしないことです。
なぜなら、一人で考えていると、煮詰まってしまったり思い込みを強めてしまうリスクがあるからです。
「自分がどうしたいのかわからない」「自分らしい選択をできるようになりたい」という方は、お気軽にキャリルートをご利用ください。
キャリアのプロがマンツーマンでサポートし、あなたの価値観や強みを言語化し、あなたが本当にしたいと思っていることは何か紐いていきます。
目次
自分がどうしたいかわからない理由
自分がどうしたいかわからないのは、自分軸が定まっていない、または自分軸に従えていない状態です。
そもそも「自分軸」とは、周囲の評価や考え方に左右されず、自分の価値観や意志に基づいて判断・行動するための考え方です。
では、なぜ自分軸が明確でないのでしょうか。
自分がどうしたいかわからない、自分軸が明確でない理由は、主に以下の4つです。
- 自己理解が足りない
- 周りの目を気にしている
- 自分に自信がない
- 変化することに恐怖心がある
自分に当てはまる理由がないか、確認してみましょう。
自己理解が足りない
自己理解が足りていないと、自分の価値観や特性を理解することが難しくなります。
判断基準となる価値観や考え方が不明瞭のままでは、自分軸を持つことができません。
結果的に、自分がどうしたいのか、やりたいことは何なのかがわからないという状態に陥ってしまいやすくなります。
周りの目を気にしている
潜在的にやりたいことがあるにもかかわらず、周りの目を気にしている人も、自分がどうしたいかがわからなくなりがちです。
今まで学校や職場などで周りの評価に依存してきた人や周りの期待に応えなければならないと考えている人に多い傾向があります。
周りの目を優先する癖がついてしまうと、本当は自分がどうしたかったのかわからなくなってしまいやすいです。
自分に自信がない
自分に自信がなく、無意識的に失敗を恐れてしまう人も、自分がどうしたいのかがわからないことが多いです。
特に自分の意思で決めたことで失敗した経験や他人の期待を裏切ってしまった経験がある人は、過去の失敗がトラウマになっているのかもしれません。
その場合、自分の本音から目を背けてしまったり、自分のやりたいことを決める勇気が出なかったりするので、自分がどうしたいかがわからなくなってしまいます。
変化することに恐怖心がある
変化することに恐怖心がある人は、自分に自信がない人と同様に、自分がどうしたいのかがわからなくなってしまいます。
自分の本音に従って、本当にやりたいことをやるためには、現状からの変化が必要です。
しかし、変化することに恐怖心がある人は、自分の本音から目を背けやすいので、結局、自分がどうしたいのかがわからなくなってしまいます。
自分がどうしたいのかを見つける4STEP
それでは、自分がどうしたいのかわからなくなった時にはどうすればよいのでしょうか。
ここからは、自分がどうしたいのかを見つける方法を4STEPでご紹介します。
- 価値観や強みを言語化する
- 過去の経験を振り返る
- 選択肢を知る
- 自分の理想を言語化する
1つひとつ詳しく解説していきます。
価値観や強みを言語化する
自分がどうしたいのかを見つけるために、まずは自分の価値観や強みを深堀りし、言語化することで、現在の自分を整理していきます。
以下の質問に答えて、自分の価値観や強みを言語化してみましょう。
- あなたの長所や強みは何ですか?
- あなたの短所や弱み、改善点は何ですか?
- あなたが一番得意なことは何ですか?
- あなたが一番苦手なことは何ですか?
- あなたが尊敬する人は誰ですか?
- あなたの自慢のスキルや能力は何ですか?
- あなたが挫折や失敗から立ち直る方法は何ですか?
- あなたが自分のエネルギーを満たす方法は何ですか?
- あなたに1人で過ごす時間があれば、何をしますか?
- あなたが日常で充実感を感じることは何ですか?
- あなたが人生において最優先することは何ですか?
- あなたのストレス対処法は何ですか?
- あなたが他人に尊敬してもらいたいことは何ですか?
- あなたが他人と衝突した時の解決方法は何ですか?
- あなたが他人から批判されたら、どんな反応をすると思いますか?
- 他人から見たあなたはどんな人ですか?
- あなたの性格を一言で表してください。
現在の自分を深く知り、価値観や強みを言語化できると、自分らしい軸が見えてくるでしょう。
過去の経験を振り返る
現在の自分について整理ができたら、過去の経験を振り返って、モチベーションの源泉やモチベーションに影響する要因を明確にしていきます。
以下の質問に答えて、過去の経験を振り返ってみましょう。
- 一番嬉しかった出来事は何ですか?
- 一番つらかった出来事は何ですか?
- 一番恥ずかしいと感じた出来事は何ですか?
- 一番印象に残っている思い出は何ですか?
- 人生で一番後悔した出来事は何ですか?
- 自分を一番傷つけた言葉や出来事は何ですか?
- 人生で一番大きな挑戦は何ですか?
- 人生のターニングポイントとなった出来事は何ですか?
- 自分を誇りに思った経験は何ですか?
- 自分の限界を感じた経験は何ですか?
- 挫折した経験はありますか、それは何ですか?
- 他人に感謝の気持ちを感じた経験はありますか、それは何ですか?
- 他人に認められた経験はありますか、それは何ですか?
- 子どもの頃、夢中になっていたことは何ですか?
- 子どもの頃に一番影響を受けたのは誰ですか?
- 子どもの頃の習い事は何ですか?
- 子どもの頃、得意だったことは何ですか?
- 子どもの頃、苦手だったことは何ですか?
- 子どもの頃の将来の夢は何ですか?
- クラスの中では、どんな存在でしたか?
過去の経験を振り返ると、自分の心が動くきっかけや自分の思考の癖を理解できるでしょう。
選択肢を知る
現在の自分の特徴や、過去の経験を深ぼれたら、次はどのような選択肢があるのか知りましょう。
自分がまだ知らない可能性を探るためには、新しい経験や学びを積極的に取り入れて、社会にあふれている選択肢を知ることが重要です。
これにより、視野を広げ、自分の選択肢を増やすことができます。
たとえば、これまで関わったことのない分野に挑戦したり、異なる職種や業界について調べたりすることで、自分のスキルや興味を新たな角度から見直す機会が生まれます。
選択肢が増えることによって、これまで気付いていなかった自分の可能性に気づけるので、さまざまな未来の選択肢を検討できるようになります。
自分の理想を言語化する
これまで現在と過去の自分を整理し、未来への選択肢をインプットしてきました。
最後に自分の理想を言語化して、自分がどうしたいのかを考えていきます。
以下の質問に答えて、自分の将来の理想像を言語化し、5年後や10年後の具体的な目標を立ててみましょう。
- あなたの夢は何ですか?
- 将来的に挑戦してみたいことは何ですか?
- 理想のライフスタイルとは?
- 理想の家族・友人・同僚との人間関係とは?
- あなたにとって成功とは何ですか?
- 達成したいキャリアの目標は何ですか?
- 将来のために、必要なスキルや経験は何ですか?
- 将来のために、最適な職業は何ですか?
- 将来のために、5年後・10年後に達成したい具体的な目標は何ですか?
- 将来の自分が後悔しないために、今最もすべきことは何ですか?
- 今の自分が将来の自分へ伝えたいことは何ですか?
- 将来の自分が今の自分へアドバイスするとしたら?
理想を具体的に想像すると、自分がどうしたいのか見えてくるはずです。
4STEPを考えてみて「1人で深掘りをするのが難しい」「考えてみたけど、合っているのか不安」という方は、お気軽にキャリルートの無料カウンセリングでご相談ください。
プロの視点からアドバイスいたします。
自分がどうしたいかわからないときの考えるコツ6選
自分がどうしたいのか見つける4STEPを実践しても、自分がどうしたいかわからないと悩んでいる人もいるでしょう。
そんなときには、考えるコツがあります。
- 頭の中にあるモヤモヤを書き出してみる
- やりたくないことを明確にする
- 他の人から客観的な意見をもらう
- 目標にできる人を見つける
- 本や映画を通じていろいろな価値観に触れてみる
- プロに相談して客観的な意見をもらう
それぞれ詳しく解説していきます。
頭の中にあるモヤモヤを書き出してみる
自分がどうしたいのかわからないときは、紙とペンを用意し、頭の中にあるモヤモヤを書き出してみましょう。
頭の中にあるモヤモヤを書き出すときには、素直に思った通り書き出すことが重要です。
モヤモヤを紙に書き出すことで、頭の中にあるぼんやりとした考えや感情が明確になり、自分の思考を客観的に見ることができてきます。
やりたくないことを明確にする
次に、具体的にやりたくないことを思い浮かべ、それぞれの理由を考えてみましょう。
やりたくないことを明確にすることで、自分の価値観や本心が理解できるので、自分がどうしたいのかが見つけやすくなります。
たとえば、長時間のオフィス勤務が嫌だと感じるのは、家族との時間を大切にしたいという価値観があるからかもしれません。
このように、自分が避けたい状況や行動に対する理由を深掘りすると、自分が本当に大事にしていることが見えてきます。
やりたくないことを知ることで、本当は自分がどうしたいのかが明確になり、より自分に合った選択ができるようになります。
他の人から客観的な意見をもらう
自分のことを客観的な視点でとらえることは難しく、一人で考えていても煮詰まってしまうこともあります。
そんな時は、自分のことをよく知る他の人から、客観的な意見をもらうことで、自分を見つめ直すきっかけにしましょう。
例えば、家族から幼少期に自分が夢中になっていた遊びや、職場の同僚や上司から自分の長所は何かを聞いてみると、自覚していない新たな一面に気付くことがあるかもしれません。
目標にできる人を見つける
目標にできる人や憧れを感じる人を見つけてみましょう。
家族や先輩、ドラマや映画の登場人物など、誰でも構いません。歴史上の人物や偉人と呼ばれる人でも良いでしょう。
そして、「その人のどこに憧れを感じるのか」「なぜ感じるのか」を紐解いてみましょう。
潜在的に自分が、自分がどうしたいのか見えてくる場合があります。
本や映画を通じていろいろな価値観に触れてみる
本や映画を通じて、他の人の経験を知ったり、いろいろな価値観に触れたりすると良いでしょう。
世の中にはたくさんの本や映画があり、さまざまな人生経験が描かれています。
自分の直接的な経験値が上がっていなくても、自分の価値観を見つめ直し、新たなインスピレーションを得ることで、自分がどうしたいのか見えてくる可能性があります。
キャリアコーチに相談する
自分で自分自身を深堀りすることは難しく、限界があります。
自分がどうしたいのかわからず悩んだ時は、キャリアコーチに相談しましょう。
キャリアコーチングサービスとは、一人ひとりのスキルや経験、強みを活かし、納得のいくキャリアを歩んでいけるようにサポートするサービスです。
キャリアコーチに相談してプロの視点からアドバイスをもらうと、自分では気付けなかった自分の価値観や強みに出会えるので、自分がどうしたいのか明確にできるでしょう。
「自分がどうしたいのかわからない」とお悩みの方は、お気軽にキャリルートをご利用ください。
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自分のしたいことが本当に自分の本音なのか確認する方法
自分のしたいことが、自分の本音なのか不安に思う人も多いでしょう。
そこで、自分のしたいことが自分の本音なのかを確認する方法を4つご紹介します。
- 感情に耳を傾ける
- 周りの目を排除して考える
- 実際にやってみて違和感がないか確認する
- 自分の行動と一致しているか確認する
もし自分の本音でないならば、それは自分が本当にやりたいことではなく、周囲の期待や変化への恐怖から作り出された、やるべきことなのかもしれません。
感情に耳を傾ける
自分のしたいことが本当に自分の本音なのかを確認するためには、感情に耳を傾けることが大切です。
自分の感情に耳を傾けたときに、ワクワクや興奮を感じるのであれば、自分の本音に近い証拠かもしれません。
一方で、無理をしていると感じたり、プレッシャーや不安を感じる場合は、自分の本音とは異なる可能性があります。
周囲の期待やプレッシャーに応えようとすると、自分の本来の気持ちを見失うことがあるので、注意が必要です。
自分の感情を観察して、自分の行動や選択がポジティブに感じられるかどうかを確認することで、自分が本当にしたいことを見極めてみると良いでしょう。
周りの目を排除して考える
周りの目や期待を排除して考えることも、自分の本音を見つけるためには重要です。
自分のしたいと思ったことが、「本当に自分自身の意思なのか」「周囲の意見に引っ張られていないか」を考えてみるようにしましょう。
周囲の反応は気にせず、自分の本心と向き合ってみることが大切です。
実際にやってみて違和感がないか確認する
自分のしたいことが見つかったら、それが本当に自分の本音なのかを確認するために、まず小さい一歩から始めてみることが効果的です。
そこで、簡単にできることを試してみて、実際に行動しているときの、自分の心の状態を注意深く観察してみましょう。
心がワクワクして、エネルギーが湧いてくるのであれば、本音である可能性が高いです。
一方で、もし心から楽しめない、エネルギーを消耗すると感じる場合は、自分の本音ではないのかもしれません。実際にやってみて心の状態を確認することで、自分の本音が見極められます。
自分の行動と一致しているか確認する
自分の本音というものは、現実の行動や選択にも表れがちです。
そのため、自分のしたいことが自分の本音なのかを確認するためには、自分の気持ちと行動が一致しているかを確認する必要があります。
まず、自分が「やりたい」と思っていることに対して、実際に行動に移せているかどうかを振り返ってみましょう。
もし、行動に移せていないのなら、本当に心からやりたいことではなく、やりたいと思い込んでいるだけなのかもしれません。
また、その行動に満足感があるかどうかも重要です。行動することで、満足感や達成感が感じられるのなら、自分の本音に近いでしょう。逆に、ストレスや不安を感じるのであれば、本音とズレている可能性があります。
自分の本音を知りたいならキャリルート!
1人で考え込んで自分の本心と向き合うことはとても難しいものです。
だからこそ、プロに相談して客観的な意見を聞いてみることが大切になります。
キャリルートは一人ひとりのスキルや経験、志向などを活かし、納得のいくキャリアを歩んでいけるようサポートするキャリアコーチングサービスです。
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プロが一対一で対話し、あなたの軸を言語化
キャリルートでは、キャリアのプロであるコーチが一対一で向き合い、あなたの強みや価値観を一緒に言語化していきます。
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キャリルートのコーチはリクルート社員4000人以上にコーチングを行った実績があるベテランコーチです。
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キャリルートを運営しているキャリア・エックスは、20代・30代のキャリアチェンジ、ベンチャー企業や成長企業への転職支援を得意とする転職エージェントです。
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