「キャリアの8割は偶然決まる」~チャンスを掴む人とそうでない人の違いは?

コラム

キャリアの8割は偶然決まる。これは「Planned Happenstance(計画的偶発性理論)」といい、20世紀末にスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱した理論です。

キャリアを描けない人が増えている

従来は、「目指すゴールを定めてキャリアステップを具体化し、それに向けて経験を積み重ねていく」という考え方が主流でした。

しかし、クランボルツ教授らが米国・社会人に行った調査によると、18歳時点でなりたいと思っていた職業についた人の割合は、わずか2%であることがわかりました。

変化の激しい現代、思うようにキャリアを描けないことが多くなっています。その中で大事なことは、偶然の出来事や出会いをキャリアアップにつながる機会と捉えることだと思います。

まずは挑戦して偶然の機会を増やす

計画通りでなかったとしても、まずは挑戦してみようというスタンスが次の扉を開くことがあります。「偶然の機会を積極的に増やす」よう行動することで、キャリアが広がる可能性が高まります。

私自身の話ですが、人事のキャリアが偶発的な出来事がきっかけで決まった経験があります。新卒入社した会社が合併し、初めて新卒採用を行うことになった時、突然、採用担当のメンバーに選ばれたのです。

当時の業務にやりがいを感じていた中での予期せぬ決定だったので、当初は前向きにはなれませんでした。

しかし、試行錯誤しながらも無事に採用を成功させたときには、新たなやりがいや、身に付いたスキルあることに気づき、本格的に人事のキャリアを選ぶことに繋がりました。

偶発的な出来事でしたが、振り返ると、会社が合併したことも、まったく別の職種になることも、ネガティブな出来事で終わらせずに、チャンスとして捉え直したことがキャリアアップの鍵だったと感じます。

また、偶然の出来事や出会いを増やすには、まずは「人に話す、相談する」ことがポイントだと思っています。

弊社では、転職相談はもちろんのこと、キャリア全般に関する相談を受けておりますので、キャリアを広げる可能性を掴むためのお話をさせていただくことができます。お気軽にお問い合わせください。


キャリアの相談をしてみる

麻理亜赤峰

大学では心理学を専攻し、2年次から企業の説明会やインターンに参加。就職活動を通じて、仕事を求める側と企業側の立場が対等でないことや、Web上の情報と会社の実態にギャップがあることに社会課題を感じ、それを解決するため「人と企業をつなぐ」人材紹介の仕事を選択。

企業と候補者を両方担当することに本質的な意義があると考え、求人開拓からハンティング、マッチング、入社後もフォローをする一気通貫コンサルタントとして実績を重ね、コンサルティングの専門性を高めるため産業カウンセラーおよびキャリアコンサルタントの資格を取得。
実績を評価され自社の中途採用、新卒採用、上場準備を任され、コンプライアンス普及活動に従事した。(その後東証一部に上場)

リーマンショックを機に、成長業界であるIT業界に転職。大手インターネット企業で採用、研修、配属や異動に携わる。新入社員の「リアリティー・ショック(※)」をフォローするために、配属や異動に関わる相談ができる仕組み作りや、入社3年目までを継続的にフォローする研修、目標管理制度を立ち上げ、実行。更に研修講師として、交流分析士の資格を活かしたビジネスコミュニケーション研修を新規に立ち上げ、全社員に実施。

出産後、キャリア・エックスのビジョンである「入社後活躍の支援」に共感し参画。二児の母。

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